晩春から秋にかけて、まっすぐ伸びた細い茎先に、中心の星状の筒状花のまわりを赤や白、ピンク、黄色などの花びら(舌状花)が幾重にも重なった花が咲き続けます。
8月6日の誕生花は、ボリュームのあるエレガンスな花、ヒャクニチソウ(百日草)。
花の名は、花期が長く100日以上も咲き続けることから名づけられました。
昔ながらのヒャクニチソウはジニア・エレガンスの仲間で、幕末にヨーロッパから持ち込まれて、子供の頃は学校の花壇や庭で、真夏にも咲き続ける色とりどりの花をよく見かけました。
花言葉「別れた友への思い」は、夏でも花持ちがよく花期が長いので、お盆に仏前に捧げる花として使われていたことからつけられています。
英名のYouth and old age(若者と老人)は一つの花が2週間以上咲いていて、新しい花と古い花が一緒に見られることからつけられています。
花言葉「遠く離れた友を思う」は、先に咲いた花が新しく咲いた花に囲まれている姿に、遠くの友人を思う気持ちを重ねたものでしょう。
草丈の低いポンポン咲きなどのヒャクニチソウは鉢植えで、昔ながらの切り花向きの高性の八重咲きはご近所の畑で植えられている花をなつかしくウォッチングしています。
キク科ジニア属(ヒャクニチソウ属)、非耐寒性春まき一年草、原産地:メキシコ別名:ジニア、チョウキュウソウ(長久草)
ヒャクニチソウ(百日草)の花言葉:別れた友への思い、遠く離れた友を思う、不在の友を思う、旧き良き時代、いつまでも変わらぬ心、高貴な心、幸福、注意を忘れずに。
ヒャクニチソウ(百日草)の誕生花:5月4日、7月17日、7月26日、8月6日。
流通時期:ポット苗を春に見かけます。
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