晩春から晩秋まで、濃い緑の葉の上にまっすぐ伸びていく花茎に何段にもなって、上唇の花弁が小さく下唇の花弁が大きい唇形花が次々と咲き続けます。
8月31日の誕生花は、愛らしい段咲きのベニバナサルビア(紅花サルビア)、サルビア・コクシネア(Salvia coccinea)。
花の名(学名)は、属名がラテン語のsalveo(健康)、salvare(治療)で、薬用になるものが多いことから、種小名がラテン語の coccineus(緋紅色、深紅色)で、紅色の花からつけられました。
花言葉「燃える想い」は、燃えるように鮮やかな緋紅色を現わし、花の強烈な赤さからつけられています。
サルビア・コクシネアの園芸品種に赤花のレディーインレッドや、白花のスノーニンフ、花の上唇の花弁が白く、下唇の花弁が珊瑚色のコーラルニンフなどがあります。
数年前まではこぼれダネで三色咲き、今でもコーラルニンフだけががんばって咲きますが、最近はピンク色がかってきました。
晩春に真っ先に咲いた花のこぼれダネがすぐ芽を出して咲くようで、以前は霜が降りる頃まであちこちで咲いていました。
シソ科サルビア属、半耐寒性多年草(春まきの一年草扱い)、原産地:熱帯アメリカ
別名:ベニバナサルビア(紅花サルビア)、トロピカルセージ、テキサスセージ
サルビア・コクシネアの花言葉:すべてよし、燃える想い。
サルビア・コクシネアの誕生花:8月17日、8月31日、9月20日
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