初冬から春に、濃い緑の葉のわきに、一重や八重、千重の白やピンク、紅色などの花が咲き、咲き終わると、多くはツバキのように花ごと落ち、サザンカのようにはらはらと散るものもあります。
1月2日の誕生花は、サザンカが咲き終わる頃から咲く花、ハルサザンカ(春山茶花)。
花の名は、春咲きのサザンカで、1918年に植物学者の牧野富太郎博士によって名づけられ、サザンカは中国語でツバキ科の木を指す山茶(サンサ)の花、山茶花が転化したといわれています。
サザンカ(山茶花)の野生種は5~7弁の白い一重咲きの花で、園芸品種は花の時期や花形などの特徴から、サザンカ群、冬に咲くカンツバキ群、冬から春に咲くハルサザンカ群に分類されています。
ハルサザンカはサザンカとツバキ(主としてヤブツバキとその園芸品種)の自然交配で生まれた種間雑種と考えられ、ヤブツバキに近い特徴を持っているそうです。
花言葉「慎ましやかな人」は、厳しい冬にけなげに咲いてほのかに香る控えめな花からつけられたのでしょうか。
花言葉「ひたむきさ」は、寒風に散りながら次々と咲く様子からでしょう。
花言葉「困難に勝つ」は、冬枯れの花の少ないときに、強く冷たい風や降り積もる雪に耐えて咲くことからきているのでしょう。
ガーデニングを始めた頃に植えた南の垣根のハルサザンカの宝塚は、最初は日当たりのよい南のお隣に向いて咲くので、2階のベランダから見る方が窓よりも花がたくさん見られます。
真冬に庭に向いて花が咲くと、掃き出し窓からメジロの姿がよく見えますが、小さな鳥はデジカメを向けるとすぐ飛び立ちます。
宝塚は白に近い淡いピンクの多くの花弁をはらはらと散らせて、地面に散った花弁は雪のようです。
ハルサザンカの品種は古金襴(こきんらん)、銀竜、笑顔、鎌倉絞などがあります。
ツバキ科ツバキ属、耐寒性常緑高木、原産地:日本
ハルサザンカ(春山茶花)の花言葉:慎ましやかな人、ひたむきさ、困難に勝つ。
ハルサザンカ(春山茶花)の誕生花:1月2日、1月12日
流通時期:苗木や鉢植えを秋~冬に見かけます。
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