弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2015.02.06
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カテゴリ: 2月の誕生花

晩秋から春にかけて、よく分枝した枝先やちっちゃな葉のわきに、白やピンク、桃紅色などのつぼ形や細長い筒状の花が枝や葉を埋めつくして咲きます。

2月6日の誕生花は、つぼ形の可憐なタイプの花や筒状のユニークなタイプの花、エリカ。

花の名(属名)は、ギリシャ語のereike(砕く、裂ける)で、胆石を砕く薬効を持つと信じられていたことから名づけられました。

エリカには、色鮮やかで様々な形の原種が中心の南アフリカ系と、交配種や園芸品種が多く寒さに強いヨーロッパ系があります。

エリカエリカ

花言葉「孤独」は、イギリスのヒースと呼ばれる荒野に咲く花の寂しさからつけられています。

花言葉「心地よい言葉」は、シェイクスピアの悲劇マクベスやリア王からきているのでしょう。

マクベスはエリカの生い茂った荒野で、王になるという魔女の予言に秘かに胸を膨らせ、リア王は2人の姉娘の言葉巧みな甘言に喜びました。

マクベスもリア王も、「心地よい言葉」の後に待っていたものは「孤独」でした。

エリカエリカ

南アフリカ系エリカは明るいピンクや白、朱赤色の鮮やかな花色の筒形の花があふれるように咲き、「孤独」の影はなさそうです。

鉢植えのスズランエリカは倍以上の大きさになって、春にこぼれるようにびっしりと白いつぼ形の花を咲かせています。

エリカは一斉に花を咲かせるもの、枝が伸びながら枝の下から上に咲き進むもの、枝ごとにずれて咲くものがあります。

ツツジ科エリカ属、常緑低木、原産地:南アフリカ、地中海沿岸

エリカの花言葉:心地よい言葉、孤独、博愛。

エリカの誕生花:1月6日、1月13日、1月25日、2月6日、3月1日、8月5日 、9月17日

流通時期:鉢花を周年見かけます。
Green Box (グリーンボックス) はなや IchiJin‘いちじん’ 緑の風yamashoku 癒し空間 One’s Garden&Plants 千草園芸 さんにあります。

ハートツリー






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Last updated  2015.02.06 10:30:11
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