初夏から夏に、扇のように広がった剣状の葉の間から長く伸びて分枝した花茎の先に、濃いオレンジ色の斑点のあるオレンジ色の6弁花が数輪咲きます。
8月2日の誕生花は、京都の祇園祭に飾られる厄除けの一日花、ヒオウギ(桧扇、檜扇)。
花の名は、宮中で官位のある人が用いた檜扇(ヒノキの薄板を重ねて作られた扇)を開いたように、何枚も重なり合って並ぶ扇状の葉を持つことから名づけられました。
万葉集などで用いられた夜や黒、夢などにかかる枕詞うばたま(烏羽玉)、ぬばたま(烏玉)はカラス(烏)の羽のように黒く、宝石のように輝くヒオウギの種子のことです。
花言葉「個性美」は、扇形に開く葉と斑点模様が可憐なオレンジ色の大きい花の美しさからつけられています。
花言葉「誠意」は、祇園祭の時季に民家の軒先に魔よけとして飾られるようになったという、この花のどこからきているのでしょう。
街路樹の下でたまたま見かけたオレンジ地に斑点の入るヒオウギの花がなつかしく、鉢にヒオウギ レオパードリリーミックスのタネをまくと翌夏に斑点模様のないオレンジ色の花が咲きました。
秋に袋状のさやが熟して割れると黒くつやのある丸いタネが出てきて、さやにしっかりくっついてしばらく落ちずにいました。
アヤメ科ヒオウギ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、東南アジア別名:カラスオウギ(烏扇)
ヒオウギ(桧扇、檜扇)の花言葉:誠意、個性美。
ヒオウギ(桧扇、檜扇)の誕生花:7月16日、8月2日、8月15日、8月25日
流通時期:鉢植えを初夏に見かけます。
トオヤマグリーン
さんにあります。
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