弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2015.08.10
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カテゴリ: 8月の誕生花

夏から秋に、しなやかな細い枝の葉のわきから伸びた花柄に、お皿の形をした淡いピンクの萼(ガク)の中心に筒状のつぼみがついて青紫色の花が咲き、散ったあとも残る萼が枝を彩ります。

8月10日の誕生花は、ユニークで小粋な花、チャイニーズハット。

花の名は、英名のChinese hat plantからで、皿形に広がった萼の中心の円筒形の花冠が中国で近代まで使われていた帽子に似ていることから名づけられました。

別名(属名)のホルムショルディア(Holmskioldia)は、18世紀のデンマークの植物学者 Johan Theodor Holmskioldの名にちなみます。

秋から冬にオレンジや黄色の花を咲かせるHolmskioldia sanguineaと夏にピンクの花を咲かせるHolmskioldia tettensis(英名Tahitian hat plant)があります。

チャイニーズハットチャイニーズハット

花言葉「かわいらしい」は、中国の昔のかわいい帽子のような花(萼)の形からつけられています。

花言葉「着飾る」は、淡いピンクの帽子に大きい青紫色の蝶の飾りを縫いつけたようなおしゃれな花が枝を彩る様子からでしょう。

チャイニーズハットチャイニーズハット

鉢植えのチャイニーズハットは2本の小さな苗木が3年かけて3倍の樹高になって、次々と花を秋まで咲かせるようになり、日当たりのよい軒下で冬越ししていました。

寒暖の差が激しい春に上の方の枝から枯れていき、高温多湿の梅雨を越せませんでした。

クマツヅラ科ホルムショルディア属、半耐寒性常緑低木、原産地:インド、ヒマラヤ(サンギネア)、アフリカ(テッテンシス)別名:ホルムショルディア

チャイニーズハットの花言葉:かわいらしい、着飾る。

チャイニーズハットの誕生花:8月10日

流通時期:ポット苗や鉢花を初夏(テッテンシス)や秋~冬(サンギネア)に見かけます。
アリスガーデン 日本花卉ガーデンセンター 千草園芸 さんにあります。

ホヤ






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Last updated  2015.08.10 10:30:16
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