弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2015.12.01
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カテゴリ: 12月の誕生花

冬から春に、濃い緑のハート型の葉の間から伸びた細い茎先に、青紫や淡いピンクなどの芳香のある可憐な花がすっと首をあげて次々と咲きます。

12月1日の誕生花は、ほんのりと甘い香りのエディブルフラワー、ニオイスミレ(匂い菫)。

花の名は、スミレ属の中でも特に香りのよい花であることから名づけられました。

ヨーロッパでは古くから香水をとるために栽培していて、バイオレットリーフ(ニオイスミレから抽出された精油)を使った香水はフランス王妃マリー・アントワネットのお気に入りだったそうです。

ニオイスミレニオイスミレ

花言葉「奥ゆかしい」は、しっとりとした上品な紫の花につけられたのでしょう。

花言葉「秘密の愛」は、花弁を搾ったしずくを眠っている人のまぶたにそっと垂らすと、目が覚めたとき、最初に目にした人に恋をするというロマンチックな言い伝えからきているのでしょう。

ニオイスミレはシェイクスピアの「夏の夜の夢」の中で、恋の媚薬として使われています。

ニオイスミレニオイスミレ

淡いピンクの鉢植えのスミレはタネがコケだけになった隣の鉢で芽を出し、冬の終わりから花を咲かせ、青紫の花は鉢いっぱいに増えて、今が盛りです。

薄紫の八重咲きのニオイスミレは細い茎のところどころに根を出してよく増え、寒さにも負けないでプランターの外へ茎を伸ばしています。

花や葉を使ったハーブティは炎、咳・痰などをやわらげ、催眠作用もあるそうです。

スミレ科スミレ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア別名:スイートバイオレット

ニオイスミレ(匂い菫)の花言葉:奥ゆかしい、高尚、無邪気な愛、秘密の恋、秘密の愛、控えた美しさ。

ニオイスミレ(匂い菫)の誕生花:1月27日、2月15日、4月3日、4月17日、12月1日

流通時期:ポット苗を早春に見かけます。
園芸ネット プラス 花みどりマーケット 楽天市場店 千草園芸 ガーデニングshop岐阜緑園 花と雑貨のABC さんにあります。

スミレ






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Last updated  2015.12.01 10:34:39
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