晩秋から冬にかけて、線形の葉の間から伸びた細い花茎に、黄色い目の入る藤紫色の3枚の大きい花弁(外花被片)に、3枚の小さな花弁(内花被)が軽やかに立ち上がった花が次々と咲きます。
12月15日の誕生花は、鉢で楽しむアヤメ属の近縁種のユニークな花、モレア(モラエア)。
花の名(属名)は、イギリスの植物学者Robert Mooreにちなんで名づけられました。
モレア ポリスタキア(Moraea polystachya)は球根アイリスの仲間で、種小名polystachyaはギリシャ語でpolys(多)とtachya(穂)で、穂を何本も出すことに由来します。
花言葉「感受性」は、繊細な葉と茎を持ち、3枚の外花被の基部に黄色い蜜標(昆虫が訪れる目印になる部分)が入る花の美しさからつけられたのでしょうか。
モレア ポリスタキアは植えつけが遅れても春にちゃんと咲いてくれ、鉢に植えっぱなしで翌年からは花の少なくなった晩秋に咲きました。
モレアは甘い香りのあるライトブルーの花のフガックス、ラベンダーの花弁に紺色の目が入るビローサ、オレンジ色のコンプトニー、青いブロッチのアリスタータなどがあります。
アヤメ科モレア属、秋植えの半耐寒性小球根、原産地:南アフリカ
モレア(モラエア)の花言葉:感受性。
モレア(モラエア)の誕生花:12月15日
流通時期:球根を秋に見かけます。
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