弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2016.01.31
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カテゴリ: 1月の誕生花

晩夏から秋に、よく枝分かれした細い茎のふんわりと茂った明るい緑の葉のわきに、淡い緑の小さな花が穂状に咲き、秋に葉が赤く紅葉し、枝にビッシリと小さなタネがつきます。

1月31日の誕生花は、こんもり丸くまとまる草ボウキ(箒)、コキア。

花の名は、19世紀のドイツの植物学者Joseph Kochにちなんで名づけられました。

別名のホウキギ(箒木)は、枝を乾燥させて束ねて箒(ほうき)を作ったことから、ホウキグサ(箒草)も、江戸時代に箒として利用したことからつけられています。

秋になるタネは食用や薬用になり、秋田の郷土料理「とんぶり」に使われていて、プチプチした食感と色合いから畑のキャビアと呼ばれているそうです。

コキアコキア

花言葉「恵まれた生活」は、観賞用から食用、薬用、箒と無駄なく利用できることからつけられたのでしょう。

花言葉「私はあなたに打ち明けます」は、女性が恥じらって頬を赤く染めたように明るい緑の葉が真っ赤になることから連想してつけられたのでしょうか。

コキアコキア

小さな鉢植えのコキアは真冬に箒のような茎を残して枯れ、隣の鉢にこぼれ落ちたタネが芽を出して遠慮がちに茎葉を伸ばし、花をショッキングピンクに色づいて咲かせて紅葉しました。

ご近所の畑の片隅の同じ場所で、毎春こぼれたタネが一斉に芽を出し、こんもりとしたコキアがいくつも並んだ姿が見られます。

アカザ科バッシア属、非耐寒性一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:ホウキギ(箒木)、ホウキグサ(箒草)

コキアの花言葉:恵まれた生活、私はあなたに打ち明けます。

コキアの誕生花:1月31日

流通時期:鉢植えを晩夏に見かけます。

ハーデンベルギア






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Last updated  2016.01.31 10:31:55
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