早春に、冬枯れの地から幾重にも苞(ほう)に包まれたツボミをのぞかせ、苞を少しずつ開きながら伸びた花茎に、たくさんの黄白色の頭花が固まって咲き、遅れて腎円形の葉が出てきます。
2月16日の誕生花は、春の使者フキ(蕗)の花のつぼみ、フキノトウ(蕗の薹)。
花の名は、冬に黄色い花が咲く意味の冬黄(ふゆき)を略したフキの、薹(花をつける茎、花茎)であることから名づけられました。
フキノトウは雌雄異株で、雌株のフキノトウは花が終わると茎が高く伸びて、白い綿毛のある種子が風で飛ばされて散ります。
花言葉「愛嬌」は、小さな花のつぼみが集まっている花のかわいらしい姿からつけられています。
花言葉「待望」は、春の足音を待ちかねて雪解けを待たずにつぼみを出すことからつけられたのでしょうか。
フキノトウは山菜を楽しむ人間だけではなく、冬眠から目覚めておなかをすかせた熊も待ち望んでいます。
花言葉「真実は一つ」は、苞を開きぎっしりつまった小花を集めて咲かせすっと立ち上がったユーモラスな花の姿のどこからきたのでしょう。
以前は春になると、庭の片すみに植えたフキから、小さなフキノトウが芽を出していましたが、今はフキの葉も小さく、いつしか消えてフキノトウも見られなくなりました。
キク科フキ属、耐寒性多年草、原産地:日本
フキノトウ(蕗の薹)の花言葉:待望、愛嬌、真実は一つ、仲間。
フキノトウ(蕗の薹)の誕生花:1月17日、2月16日
流通時期:ポット苗を冬に見かけます。
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