晩夏から晩秋に、裏が紫色をした光沢のある濃緑色の葉をつけた濃い紫色の花茎に、ラベンダー色の花弁に紫の斑の入った唇形花が穂状にたくさん咲きます。
2月28日の誕生花は、葉裏が紫色の秋色の豪華な花穂、プレクトランサス。
花の名は、ギリシャ語のplectron(距)とanthos(花)で、花の筒部に距(きょ)があることから名づけられました。
プレクトランサス モナ・ラベンダーは南アフリカ原産種から作られた茎が上に伸びる立ち性タイプの園芸品種で、花茎の色と花色のコントラストが魅力的です。
プレクトランサスは茎がやや立ち上がる半立ち性タイプやつる状の茎が長く伸びて這う這い性タイプもあります。
花言葉「許しあう恋」は、花茎と花茎の間に筒状の小さな花がぎっしりと譲り合うように咲く様子からきているのでしょうか。
花言葉「沈静」は、心が静まり落ち着くラベンダー色の優しい花色からつけられたのでしょう。
花色は紫、ピンク、白などもあります。
鉢植えのモナ・ラベンダーは大きくなると戸外のビニール温室で冬越ししても、夏までには、さわるとベルベットを撫でているような濃緑色の葉を取り戻し、晩秋までよく咲きました。
プレクトランサスは昼の長さが短くなると花芽をつける短日植物で、モナ・ラベンダーは秋に咲きますが、秋冬以外も温度等の環境があうと周年咲くそうです。
シソ科プレクトランサス属(ヤマハッカ属)、非耐寒性多年草、原産地:南アフリカ
プレクトランサスの花言葉:沈静、友情、許しあう恋。
プレクトランサスの誕生花:2月28日
流通時期:鉢植えを春~秋に見かけます。
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