弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2021.02.11
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カテゴリ: 2月の誕生花
早春に、雄株は赤い葯から黄色い花粉を出す細長い円柱形の雄花を咲かせ、雌株は長く白い毛の生えた苞が黒い淡緑色の雌花を咲かせます。

2月11日の誕生花は、春先の水辺で尾状の花を咲かせるヤナギ(柳)の仲間、イヌコリヤナギ(犬行李柳)。

花(木)の名は、イヌ(役に立たないの意)とコリヤナギ(行李柳)で、枝が曲がっていて行李(こうり)を作ることができないことから名づけられました。

コリヤナギはコウリヤナギの詰まったもので、枝の皮を剥いで干したものを麻糸で編んで作る箱状の行李に使われるヤナギ(柳)からつけられています。



花言葉「しなやかな心」はコリヤナギと同じ花言葉です。

コリヤナギの花言葉は、衣類や身の回り品の収納などに用いられた柳行李を編むことができる枝のしなやかさからきているのでしょう。


イヌコリヤナギの雌株は赤みを帯びた枝の向かい合う(対生)長楕円形の葉のわきに、花弁のない花が花穂に密につけ、晩春に雌花の実は白い綿毛になって風に飛んでいきます。

ハクロニシキ(白露錦)はイヌコリヤナギの斑入りの園芸品種で、新芽がピンクから白、白斑と葉色が変化していきます。

ヤナギ科ヤナギ属、半耐寒性落葉低木、原産地:日本、朝鮮



イヌコリヤナギ(犬行李柳)の誕生花:2月11日

流通時期:ポット苗を秋~早春に見かけます。
トオヤマグリーン ​​​さんにあります。



ハクロニシキ
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Last updated  2021.02.11 10:30:05
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