サインボード屋さん

サインボード屋さん

2004年12月06日
XML
 このあいだ、ほんとーに久しぶりにお好み焼き屋さんに行った時、以前ここで失恋してヤケ酒を飲んだ友人のことを思い出しました。私は生涯でベロベロの酔っ払いの介抱は三回しかしたことはないのですが、そのうちの一回です。

 彼女はその時、高校の頃からずっと付き合っていた四年越しの恋人から電話がかからなくなったそうです。留守電に入れておいても、返事がないのだと。
 それで、私はなんとなく事情を察しました。つまり、彼は友人に飽きたのです。大学に入って一人暮らしを始め、目新しいおしゃれな子に脈がありそうで、それで、悪いけど素朴なタイプの私の友人とは別れることにしたのでしょう。

 それにしても、私は、もう少し友人のケアをしてから新しい子の方に行けよなあって思いました。電話に出ない、留守電も無視っていうのは、四年も付き合ってきた彼女に対してあまりなやり方じゃないでしょうか。新しい子とうまく行かなかった場合、友人のところに帰り、ごめーん、忙しかったんだあ、といえば済む、やり方です。ま、堂々と二股かけるよりいいかもしれないけど・・。

 そんなことを考えている間にも友達は泣きじゃくっています。お店の人も迷惑そうに見ています。それで、私は「どうしたらいい?」と聞いてくる友達に、慰める意味もあって、「うーん、失恋だと考えるのは早いんじゃない?早急に考えないで、また電話してみれば?」と言ったのです。でも、当然ながら結果はペケ。私は、つぶれた友人をひきずって店を出、タクシーに押し込んで家まで連れ帰る羽目になりました。

 ここで、現在ですw
 この話を同居人にしたところ、私が全面的に悪い、と言われてしまったのです。相談に乗るの下手なんじゃないのって。
 それで、ムッとして聞いてみると、同居人だったら、この場合、「もう、別れましょう」という留守電メッセージを友人に吹き込ませる、と言うのです。なぜなら、どうせ振られるなら、振った形にした方が未練が残らずに済むし、この言葉で自然消滅を仕掛けてる男を振り向かせる効果もある、と言うのです。
 私は、おおっとのけぞりました。た、確かに・・その方がいいです。姑息、と言われればそれまでだけど、でも、効果は抜群です。あれだけ彼氏の事が好きだった友人をそう説得するのは困難だったろうけど、そこが私の腕の見せ所、なんとしてもそうさせるべきだったのかもかもしれない、と。



 しかし、彼女はあれから他の男の人と何人もつきあっており、お好み焼き屋さんで泣いた頃からはるかに目も肥えていて、そんな、打算みたいな理由でしか結婚できない男が物足りないみたいです。現在、離婚はしてないけど、アツアツとは程遠く、子供のために離婚しないけど、家事はテキトーにさぼり、しっかり養ってもらうわよ、などと言ってます。(つーか、こうなるまでに、色々と紆余曲折があったのですが・・)

 私があの時、同居人の言ったようにしていれば、未練はなくなり、今彼女は別の人と結婚して幸せなんでしょうか。結局、人生とは当人が決めることとは言え、なんとなく気がとがめたりして。

 でも、あの場ではなんだか私もオロオロしてしまって、手段なんつーものを思いつけなかったんだよー。もともと、どっちから振ったの振られたのなんて、問題にしない人なんですもん。はっきり言うと、結婚まで行かなかった恋愛は、形はどうあれ、双方が振られたんだと思ってるし。

 今更ながら、恋愛相談って難しいです。相談している当人が、私に言って欲しい言葉が見えてしまうと、それを口にしてしまう。良くない傾向かもしれないけど、私ってそういうとこあるよなー・・。それって、相談に乗ってるんじゃなくて、ただ慰めてるだけだよな、ほんと・・。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年12月06日 19時43分32秒
[一応、エッセイ・・?] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Lotta

Lotta

コメント新着

Lotta @ Re:料理(07/17) ti2669さん かきこみありがとうございま…
ti2669 @ 料理 はできたほうがいいと思うんですが,いざ…
Lotta @ Re:発射しちゃいましたね!(07/05) ピカチュウ好きですさん 書き込みありが…
ピカチュウ好きです @ 発射しちゃいましたね! 2発程度なら当たり前、なんで6発? 予…
Lotta @ Re:肉親なだけに(06/25) ti2669さん > 扱いが難しいですね・・…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: