2004年09月10日
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 この一品が小説にたびたび登場するのは、ほぼ、冬の場面、それも、長谷川平蔵や、同心が、盗人宿を見張るときなど、商人の家の二階で見張りをしているときに、岡持ちに酒と煮しめを入れて、わざわざ運んでくるシーンがあります。

 煮しめはそれぞれの素材を別々に煮るので、今の人には面倒かもしれません。

 でも持ち味がそうしないとでないんですよね。

 煮汁が残らないように煮ますけど、持ち運びにも便利なら、酒の肴にももってこい。

 そういうさりげない気配りを小説で呼んでいて気づくとき、なんともいえない作者の心憎い演出に膝をたたいてしまいます。





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最終更新日  2004年09月18日 08時06分48秒
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