2006年09月10日
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カテゴリ: 読書
もと、リブロ池袋店店長で、現在ジュンク堂書店池袋店副店長の田口久美子さんの2冊目の本がでました。

前の『書店風雲録』は、私にも少し懐かしい80年代~90年代のセゾングループとリブロの関係なども描かれていて、とってもとっても興味深く読んだのですが、今度の作品はそのリブロとジュンクの違いをていねいに追いつつ、書店人の悩みや現状や興味や面白さや変さを様々な角度で紹介してくれている本屋好きにはたまらない1冊です。

特に私自身が 大学時代に神戸で三宮ジュンクにお世話になり、あの本屋の品揃えのおかげで知らず知らずのうちに変な(或いは妙な)本を見つける技術を身につけたように思ってますし(何時間でもいられる本屋でした。)リブロは時代の人として憧れの書籍売場でしたし、今現在この本の中にでてくる新宿のジュンクが(地理的な関係もあって)お気に入り本屋の上位に常に位置しているだけに今回もまた実に面白く読みました。
・・・池袋はジュンクまで行くのが その目的以外に無いのと、行くと出られなくなるので(これまた何時間でもいてしまうからなのですが、だいたい池袋に行くときは他の用事があるため、そんなに無制限に長居できないことが多いのです。その点新宿は後は帰るだけ!みたいな自由さと、店が小さい分諦めが付くのです)・・・

それにしても、本屋の品揃えにこんなにコンセプトが有り(当たり前?)それに基づいた品揃えの結果が確かに違うということがリアルに感じられました。
自分でも必要に応じて本屋を使い分けていることもあり、それは無意識だったけれど、本屋さん側の理屈にも合っているんだとみょにこれまた納得しました。

憧れててなれなかった職業のひとつである書店員。
そんな甘いもんじゃないよ!とわかっていても、田口さんの語り口に引き込まれ、私ならどんな品揃えの書棚を作りたいんだろうかと密かに考える楽しみもできました。
ますます本屋へ行くのが楽しくなりそうな1冊です。


便利なアマゾンも利用しますが、やはりやめられない道楽なのかもしれません。

書店繁盛記
田口 久美子著 『書店繁盛記』ポプラ社

書店風雲録  田口久美子著 『書店風雲録』 本の雑誌社
前作です。





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最終更新日  2006年09月10日 21時44分58秒
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