September 26, 2003
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テーマ: 鬱病(2271)
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のテーマは『鬱病』をチョイスさせて頂きました。

近年、不況や社会状況の変化の激しい中で生活している現代人にとって決して他人事の病気ではありません。アメリカでは鬱病の事を『気分障害』といわれているそうですが、一生のうち鬱病を経験される人数は男女差がありますが、かなりの数になります。性格?神経質?真面目?確かにそういった方の方が陥りやすいというのはあるとおもいますが、「気の持ちよう」というのはちょっと違う気がします。また、周囲の人の無理解が鬱病の人を余計に苦しめてるように思います。

鬱病は目に見えません。体調不良を伴う「仮面鬱病」であっても内科では何の異常もみあたらないと言われてしまうケースもあります。そして、全身性エルテマトーデスなど別の疾患から鬱病を併発するケースもあります。人により、鬱の度合いや傾向、動機などはさまざまだと思います。目に見えないが故に「だらけてる」「なまけてる」「おかしい」「社会不適応」「気の持ち様」「甘えてる」「規則が守れない」「朝起きれない」「会社に行けない」etc…と周囲の人から言われてしまう事もあります。それがますます苦しめる事になるとは言った方はあまり深刻に受け止めません。

日常生活において無気力な人はだらけてるようにみえるだろうし、自分がイライラしてる時などはどうしても自分より弱い人間や物にあたりたくなるのでしょう。そして「だって言い返してこないんだもん」「だってあたりやすいんだもん」「事実でしょう?本当の事を言っただけ」と自分を正当化します。

言われた側はどうでしょう。普通に考えて傷つかない訳はありません。自分だってなにも好んでなった訳じゃないでしょう。自分だって「どうして自分は…」と考えたり、普段通りの生活が出来ない自分に対して悩んでいるのにも関わらず、またそれを治す為に努力してさえいるのに…。あたりやすい?そんな理由であたられた方にもなってみてください。言った方はいいでしょう、すっきりするかもしれません。でもそれは言葉の暴力です。自分がイライラしたからってそれを相手にぶつけるなんて最低な行為じゃないでしょうか?本当に相手を思いやれる、心の広い人は見守りはせどそんな事は言いません。理解できないのはその人の心に余裕がないから…そんな風に思えてしかたありません。

私の鬱の方に対する概念は「心の風邪」です。体だって不調になります。風邪をひいたら病院へ行きますね。それと同じです。メンタルな部分も傷つきます。これはいろんな所で目にするフレーズかもしれません。でも私もそう思います。目に見えない分、また世の中に差別ないと言い切れない分、行きづらい病院かもしれませんが…。でも克服しようと努力してる人は勇気がある人だと私は思います。それが長い年月だとしても、それは個人差です。クリニックに行く、1人で悩まない、それが大きな第一歩ではないでしょうか。

何故、突然私がそんな事を書くのか?疑問に思われる人もいると思います。それは私の周囲で自殺未遂を起した方が立て続けにお二人います。そして鬱が酷くて会社に行けない方もいます。鬱病は「リセット願望」(こんなはずじゃなかった等)を引き起こすことがあります。時として「リセット=自殺」となりえます。私もゲームをやっていて失敗したりするとつい「リセット」ボタンを押してやりなおすことがあります。ゲームはリセットできます。でも命はリセットできません。失ってしまったら戻りません。

一人の方は同じ年の女性です。私の友人の友達の友達…。わかりやすく私の友人の友達をAさんとし、さらに友達をBさんとしましょう。Bさんは苦しい胸のうちをAさんに話していました。Aさんは深刻に受け止めず、それでも話は聞いていました。ある時Bさんは「死にたい」とAさんにいったそうです。Aさんは自分が疲れている時にBさんのマイナス思考な話を聞きつづけていた為につい「そんなに死にたいなら死んじゃえば良いじゃない。どうやって死ぬつもり?」と相手に言ってしまったそうです。Bさんは「部屋(2階)から飛び降りる」と話したそうです。するとAさんは「2階から飛び降りたって死なないよ。」と。その後Bさんは3階から飛び降りて自殺未遂を起してしまいました。幸い一命は取り留めましたが、結果20代の女性の顔に一生消えない大きな傷を心の傷とともに残してしまいました。今も入院中です。Aさんは自分の失言を悔いてるそうですが、いくら悔いた所で起こってしまった事は元に戻らないし、言ってしまった言葉はいってない事にはならない、消えてくれないのです。(正直、2・3階から飛び降りても人は死ねない事の方が多いのですが)

どうして死にたいと話した時に、とめなかったのか、自分じゃ相談されても力になれないと思った時に専門家の意見を聞くことを薦めなかったのか、あまつさえ、自殺を助長するような発言をしてしまったのか…と私は思いますが、それはAさんの心の闇だったのかもしれません。



ニュースでも民間の校長先生が自殺とか、鬱病が起因となって起こる自殺を最近よくめと耳にします。いづれにせよ悲しい出来事です。

されど死ぬのは逃げるのと一緒?負けを認める?死んだら楽になる?残された人はどうなるの?と考える自分がいます。

例えば睡眠薬を大量に飲んで自殺を図りました。家族や知人に発見され、救急車で病院に運ばれたとします。薬を飲んだ場合「胃洗浄」を行うそうです。これは死ぬより苦しいと聞きます。また幾つかの薬を飲んだ場合、それが何の薬なのか調べなければなりません。命を取り留めても後遺症が残ってしまう事があります。言語障害やマヒなど。そして失ってしまった地位や信用、信頼。そして自分自身の心の傷。それらは戻るのでしょうか…。

私は命を大切にして欲しいと思います。死んでしまえば解決しますか?人間、死ぬ勇気があったら何でもできる気がします。考えて行き着く先が「死」でない事を祈ります。生きたくても生きられない命、他人に奪われてしまった命、そんな命があることを忘れないで欲しいと思います。





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最終更新日  September 27, 2003 02:23:41 PM
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