2011年11月03日
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カテゴリ: 読んだ本のこと
アンドリュー・ブリトンという作者名は初めてきくし、「爆砕」、「殲滅」という言葉もおおげさなので[注1]、書店で見て購入する際に、そうとうなキワモノかも知れないと、自分にいいきかせておいた。いずれもソフトバンク文庫。

上記の「反期待」は誤算であって、二冊とも、たいへん楽しんで読んだ。

ストーリーは緻密だし、登場人物の設定にも無理が感じられない。スーパーヒーローが出てきて活躍すると、まさに作り物になってしまうが、この二冊の主人公とその敵には、リアリティが感じられる。

僕は、Eric van Lustbaderによる、ボーンもの五作について、“The Bourne Objective”を読み了えたときに、 最初の“Legacy”から、“Betrayal”、“Sanction”、“Deception”、“Objective”の順に、良、最悪、良、不良、不良、と書いた が、ブリトンの二つの作品は、この尺度で言えば、「良」よりもさらに上、である。

[注1]原題は、『合衆国爆砕テロ』が“The American”、『合衆国殲滅計画』は“The Assassin”。これらの直訳だったら、買わなかったかも知れない。それに後者だと、ラドラムの“The Bourne Identity”の訳本の題と重なってしまう。





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最終更新日  2011年11月03日 12時09分32秒
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