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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
お正月は雪の中、奥さんの実家に出かけてパソコンもなく、のんびりした田舎のお正月を堪能してきました。
大雪注意報の出る中、年末にチェーン着装訓練に大汗をかいた成果もあり、いざとなればチェーンがあるという安心感にも支えられ、安全運転で帰ってくることが出来ました。
高速より、国道9号でのんびり行こうという方針で臨みましたが、大山の麓の地域では、やはりかなり雪が積もっていました。しかし面白いもので、平地の町よりも、更に奥地の山に囲まれた奥さんの実家付近では、雪が殆ど積もっていませんでした。流石に一日の夜は雪が降り、20センチほど積もりましたが、午後からは雪が溶けだして、チェーンを利用しなくても、大丈夫でした。やはり備えあれば憂いなしということだと思います。
日本の株式市場はアメリカの影響を受け、大発会は想像通り強烈な下げに見舞われています。私のように根っこの部分は株式市場に置いたままにしようという投資家の皆さんは、今日一日という期間で区切ってみれば、資産残高が大きくマイナスに動くという状態で、おとそ気分も抜けてしまったかもしれません。
資産がマイナスになり減るのは、当然気分の良いものではありませんが、資産運用は一日で終わって片がついてしまうものではなく、自分の生きている限り、一生続いていくものだと思っているので、一日の資産額のアップダウンにばかり、気をとられて、気分を悪くしていたのでは、体が持ちません。
株式投資のような相場商品で運用する場合、常に投資元本より現在価値がプラスでなければならない、というような制約条件をクリアすることは不可能です。投資をスタートした時点から手数料がかかりますから、資産はマイナススタートということになります。
年末からお正月にかけて考えていたのは、自分の投資ビジョンのうちファースト・プライオリティ(第一優先順位)はなんであるのか、自分の現在の経済状況(収入、資産額、健康、家族の状況など)を見直して、再検討するとともに、それをきちんと頭の中に叩き込んでおこう、ということでした。
資産運用では、運用の結果、資産が増加することを期待して実行するわけです。理想で言えば「出来るだけ早く、出来るだけ大きく、損をせずに(安全に=常に投資額が増える状態で)、楽(=努力をしないで=自分の時間を節約して)資産を増やす」事ができれば、最高ですが、そんなことは不可能に近いと思っています^^;
「資産の増加額」、「資産の増加スピード」、「安全性」、「自分の時間の節約」というすべてのビジョンを一斉に満たすことは、とても難しいことです。それぞれのビジョンは相克することも多いです。
信用取引などレバレッジを利用すれば、旨くいったときは大きく早く資産を増やすことが可能ですが、失敗すれば、大きく資産を減らしてしまい、安全性からは遠くなります。
それぞれのビジョンには優先順位の優劣が存在します。どのビジョンに重きを置くか、ビジョン間の優先順位を明確にして、ファーストプライオリティを守るように投資を実行していくことが、大切だと考えています。
私にとってのファーストプライオリティーは現在持っている金融資産をインフレで目減りさせない(価値を守り)ことです。第2順位のプライオリティーには投資元金の増減よりも、毎年着実に投資果実の一部を実現し、自分の生活を豊かにすることです。第3順位は中長期的に見て、資産がしっかりと増加しているということです。第4順位が資産増加のスピードでしょうか^^;
このような私の投資ビジョンをクリアするためには、配当優待利回りが高い銘柄は非常に有効だと再確認しました。もちろん投資した企業が成長する意思を持ち、成長のための努力を惜しまず、その成長を可能にするための財務や資産基盤、技術、ノウハウを充分に持っていることが大切です。始めてフリーページを作成して、現在持っている優待株を載せました。最低優待単位株で2007年12月大納会の終値を基準価格として、放置(楽して)おいて、自分が60歳になったときに、どれほど資産が増えているかを、楽しみにしたいと思います。
この部分が定期預金や郵便貯金、公社債投信などいわゆる元本保証の運用商品からシフトした部分です。投資専業ですから、このほかにも早く、大きくというビジョンを優先した投資部分がもちろんあります。しかし、そのような投資資金部分も、安全性と妥協してかなりの制約を与えています。
年の初めは、自分の運用対象の中ではゴールドの値上がりが目を引く状況ですが、今年は日本株にも大きなチャンスがやってくることを期待して、制約条件にチャレンジしていきたいと思います^^;