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2010.04.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
四月八日は、ピッカピッカに新調したランドセル姿の入学式があり、西日本や関東ではほぼ桜満開の日でもある。更にお釈迦さんの誕生日でもあり、甘茶(あまちゃ)をお釈迦さんの像に振りかけて、飲むという花祭りが一部の地域で残っている。「春眠暁を覚えず」の温かい気候になり、気持ちよくウトウトさせる(瞑想)シンボルのような行事だ。日本人が春を感じる3点セットが、観桜、入学式(入社式)、加えて春眠(甘茶)でもある。日本が学年や予算などの年度を、西洋並みのカレンダー通り1月1日~12月末に変更するには、気持ちの上でまだまだ吹っ切れないものがあります。
 そんな春を感じるべく、日本海の天橋立近辺に行って参りました。先ず、吉田の枝垂れ桜です。舞鶴湾北側にある1609年開山の曹洞宗金剛山瑠璃寺に、京都左京区吉田山にある吉田神社の枝垂れ桜を移植したと言うことです。そのためこの村落が吉田と命名されたようです。樹齢約300年の見事な枝垂れ桜です。階段上のお寺境内には白桃の花がピンク色に咲いており、配色の妙に感激しました。寺には甘茶とお釈迦さんの像があり、子供時代を懐かしみながら、甘茶を掛け、飲みました。甘茶はガクアジサイの変種で、生薬としても使われる。この甘さはフィロズルチン、イソフィロズルチンでサッカリンの約200倍相当な甘味料だ。丁度近くの幼稚園か保育所の子達が遠足がてら訪れており、甘茶を吾輩の子供時代の様な美味しいという感覚では飲んでいなかったようだ。境内はメジロのさえずり(囀り)と子供の声が融合し春の陽気を感じさせた。お体の不自由な方々、お年寄りの方達も沢山訪れていた。枝垂れ桜は「江戸彼岸(エドヒガン)」の園芸種で、ソメイヨシノの人並み70歳~80歳寿命と比較して、「長寿」の品種なので、お年寄りが枝垂れ桜を楽しんでいるのは絵になった。お寺の方や舞鶴吉田しだれ桜保存会の方も、お年寄りやお子達などが楽しみにしている観桜を400年でも500年でも継承しようと、桜守をされておられる姿が印象的でした。
  次に天橋立の智恩寺文殊堂を訪れ、「三人寄れば文殊の智恵」の文殊菩薩などを拝観した。天橋立は日本三景の一つだが、この日本三景の選定は、徳川家康が重用した林羅山の息子で儒学者の林春斉が「日本国事跡考」に表したものと言われている。吾輩なりの説だが、山紫水明の緑豊かな森の栄養分が海に流れ、その河口で牡蠣が養殖可能となる。栄養豊富な澄んだ河口域で、皇室に縁を感じさせる「宮」なる名前を地名として拝命しているのは、宮島(広島湾=三景の一つ)、宮古湾・宮城県(松島=三景の一つ)、宮津(宮津藩・宮津湾、天橋立=三景の一つ)。 他に宮崎県とか宮古島などあるが、偶然とは言え河口域の「宮」含む地名は、三景に絞られる。上流の森林が疲弊しておらず、絶えず伐採、間伐、植栽が行われ、牡蠣が養殖可能なように栄養豊富な河口の海にしている。
 雪舟が応仁の乱などの血なまぐさい争いを避け、この天橋立に滞在(1501年)し、松林の続く立派な砂州を天にも届くの意気で、国宝「天橋立図」を完成させたのは、この景観の成せる技というものだろう。「立ち上がれ日本」を結党した与謝野馨衆院議員が、参議院選挙に鞍替え出馬するのではないかと噂になっている。与謝野さんの祖父 鉄幹(寛・ひろし)、祖母 晶子夫妻が度々天橋立を訪れ名歌を残している。 直ぐ近くに与謝野町という地名がある。未調査だが与謝野家とはなにか因縁があるのではないかと思っている。  
 天橋立を見ながら露天温泉とまではいかないが、最高クラスの観光ホテル「文殊荘」グループに属す「対橋楼」が、天橋立へ行く廻旋橋の右手前にある。15時までの限定だが日帰り温泉にも開放してくれている。露天からは天橋立の松林が垣根隙間越えに見える。丁度昼時に入湯すれば、食事処でもあり湯上りに海鮮と山菜主体の和食を堪能できる。宿泊しなくても天橋立に立ち寄った雰囲気は充分味わえる。 
6月から休日の高速ETC1,000円は全日低料金定額に変更となる予定だが、中国自動車道・吉川IC~小浜西IC間が社会実験区間として無料になる予定だ。天橋立への車アクセスは随分安くまた早くなるだろう。決して‘’大江山 生野の道は遠ければ まだ踏みもみず天橋立‘’という百人一首にも‘’おさらば‘’ということだ





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Last updated  2010.04.13 15:39:02
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