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2011.12.20
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カテゴリ: 読んだ本
突然ですが、ここのところちょっと仕事が減っています。

それで時間に余裕があるので
読書をしたり 映画を観たり 仕事の勉強をしたり ブログを書いたり。のんびりしたり。

ずっと前に「面白かったよ。怖いよ。」と夫が貸してくれたこの本。



興味深くはあるけれど、
忙しい時に時間を割いてまで読んでみようと思わない内容。
暇つぶしにはいいかと読んでみた。

以下「今日、ホームレスになった/増田明利著」より引用

(裏帯より)
「なあ、あんた…、自分は関係ないって顔してるけど、
半年前まで、俺もあんたと同じだったんだよ」

(プロローグより)
どこにでもいるような人たちが倒産やリストラ、
あるいは商売の失敗が原因で
経済的基盤を失い、社会的信用も失って
短期間のうちにホームレスへと転落してしまったという現実を突きつけられると、
彼らのたどった人生行路は決して他人事ではないと痛感した。


-----

当たり前だが、どの住所不定者も


ホームレスといわれる路上生活者の中に
高校の時隣の席に居た、有名私大に進学したAくんであったり、
証券会社に入社して随分羽振りが良いらしいよ、と同窓会で噂になっていたBくんがいるかもしれない。

この本に登場するどのホームレスも生来の怠け者でそうなったのではなく
大きなミスもせずに真面目に何十年も働き会社に貢献してきたのに、
人件費削減のために一定年齢以上の一斉リストラで職を失ったり、
興した事業がバブル崩壊とともに傾き、資金を借り入れたところから
住まいの差し押さえ、離婚、厳しい取り立てからの夜逃げと
一気にすべてを失う、というパターンばかりだ。

もっと不真面目に適当に生きていても
住まいがあって食べるのにも困っていない人だって沢山いるだろうに

読んでいるこちらもどんどん気持が沈みます。

が。

だからと言って「私もこうなるかも」とまでは思わない。

ホームレスになったのには
やっぱりそれなりの理由があるのでは?と


ホームレスに至ってしまった過程の中で
いくつかのターニングポイントがあるのですが
私ならこうしない、と思う事が多い。

例えば「二倍以上稼ぐ妻の態度が大きくなって、悲しくなって蒸発」とか
相次ぐ失職でかっこ悪くて帰れずにいたら帰りの電車賃がなくなったとか
子供もいるのに自分の体裁や感情を最優先していなくなってしまうなんて
ちょっと私には考えられません。
私が女だからというのもありますが、夫でもそんなことは絶対にしないと思います。

他にも
・見栄を張って良い部屋を借りる為にキャッシング とか
・借金して投資した株で大もうけ→バブルで紙くず&巨額の借金だけ残る とか
・借金があるのに外車を買ったり海外旅行 とか
・リストラ後も生活レベルが落とせず借金して買い物 とか

他人事に思えないようでいて
よくよく考えるとやっぱり私には別世界の話です。

最悪の事態を想定しないで借金をすることはいけません。
これは「真面目に働いているかどうか」とは無関係です。

借金を払えず逃げると
一瞬にして住所が無くなります。身分も証明できなくなります。
当然仕事にも就けないし、部屋も借りられません。
借金は、借金自体よりもその後が怖い。

経験してなくても恐らく多くの人はそう思って暮らしている。

確かに不運に不運が重なって路上生活を余儀なくされている人もいるだろうが
登場人物の中にはどこかしら「ツケが回った感」が拭いきれない人も多い。

でも一つだけ気の毒すぎるのは
健康な35歳以上の男性に、日本社会のなんと冷たいことか。
専門職でないと転職先が無い。かと言って社会保障の手が差し伸べられることもない。
家族からは金の切れ目が縁の切れ目とばかりに見捨てられる。

そういう時こそ「家族の協力」だと思うのですが。

言うは易し、なんでしょうけど。


そんな理想を思いつつ、実際の仕事の方は
継続中の案件のみで、新規の依頼が数ヶ月途絶えていて
不安の中の年越しになりそうでした。

ところがここに来ていくつか新しいお話をいただき
年明け早々、三件程新しい仕事がスタートしそうな予感です。
期待に胸を膨らませて良いお正月を迎えられそう。





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最終更新日  2011.12.20 14:21:29
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