マックの文弊録

マックの文弊録

2005.07.04
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◇月曜日:旧暦五月二十八日 己丑(つちのと うし) アメリカ独立記念日

アメリカの独立記念日の今日、わが東京地方は梅雨模様で薄ら涼しい一日であった。

アメリカの独立記念日というのは、1776年のこの日に全米各地から13の(主に現在のニューイングランド地方)の植民地州の代表が集まった「大陸会議」の席上、独立宣言書に署名されたのを祝う日なのだ。今を去る229年前のことである。
因みに当然のことながら、大陸会議に出席したのは全て大陸から移民してきた「白人」だけで、黒人も原住民も呼ばれてはいない。

しかし、独立宣言をしたからといって、独立をしたわけではない。実際アメリカとイギリスは1774年以来各地で戦火を交えており、この所謂独立戦争は独立宣言の後も7年間にわたって戦われるのである。

アメリカが国際社会において正式に独立国として認められたのは、1783年にパリ講和条約に調印した時の事である。再び、今を去る222年前のことである。

そうして、初代大統領であるジョージ/ワシントンが就任したのが1789年であるから、独立宣言の後13年間は実際には現地は混沌たる状況だったといえる。
再々、今を去る216年前のことだ。

ケッ。大した事はないじゃないか。自慢じゃないが、我が国では神君東照大権現が江戸を開府された「ついこの間」からだって400年は経っていらぁ。


それ以前は「インディアン」(というとPolitically Correctではないらしい。しかし、PCなどという概念は歴史の浅いアメリカが吹聴して世間に広めた、迷惑千万なものだから。)と呼ばれる、我らがモンゴロイドの一族が、自然と一体になって”やおよろずの神”をあがめ、のどかに暮らす桃源郷だったのだ。

それが今は世界に「民主主義と自由経済(と、本音ではキリスト教)」を広めるべく、心の内には石油とカネへの慾を秘めて、世界中何処にでもチャチを入れて回る国になりあがったのだから、エライもんだよ、ナァ。

元々、大陸からの移民組がイギリスからの独立を勝ち取ろうと決起したのは、宗主国が理不尽なご都合主義と、べらぼうな植民地課税を押し付けてきたからに他ならない。そうやって「自由と民主主義」を戦って獲得した国が、200年ちょっとしたら他の国に何をなさっているかを見ると片腹痛い。

病気かもしれない牛の肉を買え、リンゴの木を根絶やしにしかねない病原菌を持ったリンゴを輸入しろ、アメリカで売る車の値段を上げないと又貿易問題にするぞ、などなど。お隣の中国にたいして繊維製品の関税率を法外に上げるなどというのも含めて、目に余るじゃないか。

未だ余り騒いでいないけれど、イラン問題ではいずれ日本はアメリカに強硬に苛められるのは目に見えている。そうすると我が国の生命線である石油を捨てて、アメリカに媚びへつらうか?

かの国に限って云えば、理念は立派だけど、最近おやりになることはどうもけったくそ悪い。最もはた迷惑な言行不一致だな。

それはともかく、7月4日はアメリカ国内の各家庭で花火を上げて遊べる唯一の日なのだ。アメリカではこの日以外は、家の庭で花火をする事は禁じられている!
だから、我が国の夏の風物詩ともなっている、庭先で浴衣を着て親子で花火遊びをするなんて風情は、アチラにはない。

時差があるから、実際にはこれからがアメリカの国を上げてのお祭の時間である。無論国民の祝日だから、既に夏休みに入っている学校は当然のこととして、会社も公共施設もすべてお休みである。この日は津々浦々で花火を上げ、深夜まで祝い騒ぐのだという。
そうなるとテロも心配だな。

アメリカ独立記念日は、映画の題名にもなったIndependence Dayというのが正式だが、殆どこの言葉が使われることはなく、The 4th of Julyというのが普通である。これは、フランスの革命記念日を「7月14日」(Quatorse juilletだったかな?)というのと同様である。





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最終更新日  2005.07.04 22:28:38
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