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ここしばらくは、まじめに更新を続けていたこのブログですが、このあと1週間ほどお休みいたします。と言うのも、「最近、仕事ばかりでまったく家庭を顧みない」と言う、周囲からの白眼視に耐えかねて、世間並みに「夏休み」をとり家族サービスと言う訳です。 まったく、どうして世間では「休みの日は男は家庭サービス」って言う風潮なんでしょうねぇ(苦笑)。冗談抜きで、普段の仕事で心身ともにボロボロだと思うんですよ、別に男性に限らず女性も含めた外で働く人全般は。でも、ここで「ふざけんじゃねぇ!俺は疲れてるんだぁ~!!」とか言ってると後が怖いので、チキンな私としては将来の事も考え、ここは世間一般の常識に従う事にいたしました。 そんな訳で、明日からしばらく家を空けますのでこのブログもその間更新できずと言う事になります。それにしても、いつも文句言ってますが「なんで楽天ブログは更新記事の事前投稿及び自動更新できないんでしょうか?」。三木谷さん、もうブログ関連のビジネスやる気ないんでしょうか??
2013/07/31
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スペードテール 品種として確立している訳ではないのですが、尾ビレの後縁中央部分が突出し、尾ビレ全体がスペード型になっている個体をプラカットで見かける事があります。今の所、この点に着目して改良されている訳ではありません。 まったくの個人的な空想的意見によれば(笑)、このスペードテールの個体は妙に細身のボディを有する事が多いのと、初期のスペードテールの多くはブラック&メタルグリーン・マルチだった事などから、「スペードテールはプラカット(スプレンデンス)と他の近縁種との交配が起源」と予想しております。ちなみに、その近縁種とは尾鰭の形状から言って「ベタ・マハチャイ Betta mahachai」じゃないかと睨んでおります。バンコク近郊では結構日常的にこの2種のベタの異種間交雑が行われており、市場に商品として出回っていた時期もありましたから、遺伝学的に言ってもそれほど遠くない関係なんでしょう。
2013/07/30
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ダブルテール DT 尾ビレが上下2葉に別れたタイプで、ショーベタでは尾ビレ全体が「四葉のクローバーの二葉分(笑)」やハート型の様に見えます。また、一般的にダブルテールの個体は「1.ボディが短め」、「2.背ビレの幅が広い」と言う特徴を併せ持っています。 構造学的には、「幅が広い背鰭」に見える部分は実は尻ビレ起源の物とされています。つまりは、体の上下に尻ビレがあると言う事になります。ちなみに、我が国のメダカの改良品種である光メダカも同じ原理とされており、光メダカの背中部分が光るのは、本来腹部にある金属光沢部分が背中に来ている為の様です。また、光メダカでもベタ同様背ビレ(本来は尻ビレ)の幅が広くなっています。 尻ビレが背鰭の部分にも存在すると言う、非常に複雑怪奇な体内の骨格異常の為か、このダブルテールには脊椎骨異常(元々そうなんですが)の個体が多く見られます。中には、ボディがグニャグニャに捻じ曲がった個体や誰が見ても奇形と感じるほどのショートボディの個体も存在します。その為、ダブルテールの繁殖を手掛ける際には、かなり大量のハネを覚悟しなくてはなりません。 特にダブルテール同士の交配では、次世代に上記のような観賞に適さない個体が数多く出現する為、ノーマル×ダブルテールと言う組み合わせが一般的に推奨されています。ダブルテールという形質はノーマルに対して劣性である為、もしノーマルテール(ホモタイプ)×ダブルタール(劣性ホモタイプ)と言う交配を行うと、次世代はすべてノーマルテール(ヘテロタイプ)となります。この外見はノーマルタイプの次世代同士の交配では、理論上はノーマル:ダブルテール=3:1の割合で出現する事になります。 よく、両親共にノーマルテールで交配した所、子供世代にダブルテールが出現したと言うのは、たまたま繁殖に用いた両親が共にダブルの因子を持つノーマルテールだった為と言う事です。
2013/07/29
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オーバーハーフムーン OHM 最近ではハーフムーン以上の、つまりは180度以上の尾開きを持ったオーバーハーフムーン(OHMと略)と呼ばれる系統も作出されるようになりました。ただ、既にハーフムーンの時点で、尾ビレと尻・背ビレは重複し隙間がない状態になっているので、せっかく尾ビレが180度以上に開いたとしても、観賞面ではそれ程優れたポイントとはなりえないと思います。個人的にはハーフムーンでもう十分って感じです。尾ビレも肥大化しすぎて、フレアリングの際に完全にヒレを開く事が出来ず、結果的にヒレの変形や癒着を生じてしまっている個体もよく見かけます。 今日の画像の個体でも、「開きすぎた尾ビレ」が背ビレに食い込んでしまっているのがお判りいただけると思います。前から度々言っている事ですが、我が国のショーベタに対する審美意識は、ハーフムーンが我が国に導入されて以来、間違えた方向に進んでしまった様な気がします。それ以前は、尾ビレだけでなく、背・尻ビレそして全体的なフォルムを重視したものだったのが、それ以降「尾開きがすばらしい個体=逸品」的な考え方が大勢を占めるようになりました。その結果、背ビレの貧弱な個体や全体的なシルエットの歪な個体が激増してしまったのは間違いありません。 今日のオーバーハーフは正直な所、実質的な観賞価値よりも希少価値とネームバリューって言う感じでしょうか。
2013/07/27
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ハーフムーン いまやショーベタの主流となった感のあるのがこのハーフムーン(HMと略)で、尾ビレが半月の様に180度開くのがその名の由来です。スーパーデルタの限りなく180度に尾ビレが開く個体との区別がやや困難ですが、1.尾ビレの上下最端の軟条がまっすぐである事。2.尾ビレの軟条が4レイ(4つに分岐)。3.尾ビレの角が鋭角である事などの点から区別できます。もっとも、ハーフムーンの個体と言えども、きちんと日常管理されていない個体は尾開きが不十分になりスーパーデルタ以下の尾開きと言う事も往々にしてあります。 現状では、「尾ビレの開きが180度前後の個体」はすべてハーフムーンと言う名称で流通している様です。個人的には、スーパーデルタの尾ビレの形質でも尾開きが十分ならばハーフムーンでもいいんじゃないかと感じていますが、そんな事を言うとショーベタ界の諸先輩方からお叱りを受けてしまうので、「尾ビレの形質に関係なく、逸品堂で扱うショーベタはすべてスーパーデルタです」と言う事で通しております。まぁ、そう言っとけばあんまり文句も来ないだろうと言う打算でして(笑) ハーフムーンの系統は本来は尻ビレや背ビレも他の系統に較べて幅があるため、各ヒレが隙間無くボデイを取り囲む為、全体が見事なシルエットになる事も長所の一つです。ただ、余りにも各ヒレが肥大化しすぎたため、互いに他のヒレの健全な慎重を阻害する事もあるため、過ぎたるは及ばざるが・・・と言う感も無きにしも非ずです。 また、最近のハーフムーンの系統はなぜか背ビレが妙に貧弱になってきた気がしてなりません。あまりに「180度の尾ビレ」にばかり固執しすぎて、背ビレや他の部位の形状には眼をつぶってきた弊害なんでしょう。尾ビレばかり立派で背ビレが貧弱なハーフムーンよりも、すべての部位がハイクオリティのスーパーデルタの方は、少なくとも鑑賞面では遥かに上だと思います。 ハーフムーンの作出もしくは系統維持を狙うには、当然の事ながらハーフムーンのペアを用意する事が大前提となります。オスの方は外見からかなり容易に種親の選択が可能なのですが、メスの方はなかなか決め手となる外見上のポイントが少ない為、自家系統ならばともかく「これぞハーフムーンのメスっ!」とわかる個体を他から入手するのは結構大変です。どちらかと言えば、ロングフィンタイプよりもプラカットのメスの方が尾開きがはっきりと判る傾向があるため、メスには「プラカットかも?」と言う尾開きの良い個体をチョイスするのも一つの方法でしょう。一応、理論上はロングフィン×ショートフィン(共にホモタイプとして)の子供はセミロングフィンになる筈ですから、その子供世代以降で片親(オスの場合が多いか)にハーフムーンを用いていれば、数世代後にはかなりちゃんとした?ハーフムーンの系統になると思われます。・・・と、これはバンコクのベタブリーダー達が良く用いる交配テクニックでした。
2013/07/26
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デルタテール~スーパーデルタ ハーフムーンが作出される前段階としてトラッド(ベールテール)から改良されたタイプで、尾ビレが三角形に開きます。これがかなり180度に近いレベルにまで開く個体をスーパーデルタと呼びますが、このデルタテールとスーパーデルタの間に明確な線引きがある訳ではありません。いつも言っている事ですが、改良ベタは所詮同一種にすぎませんから、トラッド=デルタテール=スーパーデルタ=ハーフムーンはそれぞれが独立した品種なのではなく、連続したものでありそれぞれの間の明確な境界線はありません。従って、「尾ビレの開きが何度以上からがスーパーデルタ」と言う決まりはありません。ハーフムーン以上になると、実際には尾ビレの上下端の軟条の形状などに相違が認められるのですが、それでも「ハーフムーンの尾ビレの資質を持ちながら、実際の尾開きは140度程度」なんて個体もざらですから、このような個体をそのポテンシャルだけでハーフムーンと呼ぶのは如何な物かと思いますし、やはデルタテールと区分すべきでしょう。 ハーフムーン全盛となった現在では、デルタテールの個体を見かけることはかえって稀になりつつあります。もっともポピュラーなのがスーパーデルタと言う事になるでしょうか。ハーフムーン同士のペアリングでも、すべての次世代がハーフムーンになる訳ではなく、かなりの率でスーパーデルタやデルタテールになってしまいますから、どうしてもデルタテールが入手したければショーベタを自家繁殖する事でそれは可能になります。
2013/07/24
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クラウンテール 尾ビレの軟条が伸長し、尾ビレ全体が王冠(Crown)の様に見える系統をクラウンテールと呼びます。一応、コンテストの基準としては最低でも「尾ビレの軟条の1/3以上は、糸状に伸長していなければならない」、つまり全体の1/3以上は尾ビレの切れ込みが必要とされています。実際に、ショーベタなどの非クラウン系の品種との交配では、切れ込みの浅い個体が生まれてきます。 通常、我々がよく目にするクラウンテールはデルタテールベースのもので、尾ビレは余り大きく開きません。しかし、中には扇形~ほぼ180度近くまで尾ビレが開く系統も存在し、これらはショークラウンと呼ばれ、バンコクの市場でも区別されています。この、ショークラウンはクラウンテールにショーベタの血を導入し、いったん尾ビレの切れ込みが浅くなった物を計画的に累代繁殖させ再びクラウンテールに戻した物なので、その辺のクラウンテールをいくら繁殖させても、そう簡単にはこの様な素晴らしい尾開きは獲得できる物ではありません。 また、クラウンテールの尾ビレの軟条は通常2レイ(2つに分岐)なのですが、ショークラウンの中にはショーベタ同様3レイ(3つに分岐)の個体も存在します。中には、ハーフムーン同様4レイ(4つに分岐)する個体もありますが、これは現時点では非常に希少でハーフムーンのショーベタなどよりも余程入手が困難です。 それと、このクラウンテールという形質はロングフィンと連動している訳ではないようで、ショートフィンであるプラカットにもクラウンテールの個体が存在します。ただ、ショートフィンと言う性質上、軟条は著しく伸長せずに尾ビレの外縁がギザギザになっているかの様な外見です。 最近になって、このクラウンテールには新しい尾ビレの形状を持った系統が作り出される様になりました。尾ビレの伸長した軟条の先が外側に反り返り、上下の軟条の先端部分と交叉するようになるタイプで、キング・クラウンと呼ばれています。まだ、市場に出回る事も少なく入手は困難で、販売価格もハーフムーンのショーベタを遥かに上回る高額で取引されています。
2013/07/23
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ベールテール(トラッド) 尾ビレがベール状に伸長するタイプで、我が国では古典的品種と言う意味でトラッド(Traditional)と呼ばれています。一般的に熱帯魚ショップで見かける改良ベタはほとんどがこのタイプで、値段も安価です。このタイプの個体は、どんなにフレアリングをさせても尾ビレが扇状もしくはそれ以上に開く事はありませんが、その点を除けば十分観賞価値の高い改良品種だと思います。 タイやシンガポール、インドネシアなどの改良ベタの産地でも生産が楽(日常のフレアリングの必要がない)な事から、物凄い数が量産されています。市場価格が安い事から、あまり色彩ごとの系統維持はなされていないようですが、その事が逆にこのカテゴリーに物凄く豊富なカラーバリエーションをもたらしました。バンコクでこのタイプを仕入れる事は基本的にありませんが、時折本当に驚愕するような物凄いカラーリングの個体を見かけたりします。 色彩的には非常に魅了的な系統ですが、このベールテールと言う形質は遺伝的にかなり優性な様で、ハーフムーンと交配すると次世代以降は片親がどんなに素晴らしいハーフムーンであっても確実にベールテール化しますので、両者の交配はショーベタブリーダーとしては避けた方が無難です。 ところで、この原稿を書く段になって初めて気が付いたのですが、トラディショナルの画像1枚も所有していませんでした(苦笑)。バンコクで物凄いカラーリングのトラッドとか見かけると結構購入してきているのに、なんて事でしょう!仕方がないので、今日の画像はバンコクのとあるショーベタ専門店の販売用水槽で済ませてしまっております。
2013/07/22
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プラカット 各ヒレが伸長しないショートテールタイプをプラカットと呼びます。元はタイ語の「プラー(魚)+カッ(噛み付く)」から着た呼び名で、プラガットと呼ばれる事もあります。タイ語を無理やりカタカナ表記している訳ですから、どちらの呼び名でも間違いとは言えないでしょう。ちなみに、タイ人の発音を聞いている限りでは、最後の「ット」と言う部分は発音しない様ですから、どうしてもタイ風を気取りたければ「プラーカッ」とお呼びになるのがよろしいかと(笑)。 野生種のスプレンデンスと同じ様な体型なので、精悍なイメージが強い品種です。反面、ショーベタなどロングフィンタイプに較べると優雅さと言う点では少々劣るのはいたし方ありません。ただ、ショーベタに較べるとヒレが破けにくく維持管理が楽な点や、ショーベタほど品種の純系と言う物に拘らない自由な交配が出来る分、非常に豊富なカラーバリエーションを誇ります。 元々は原種同様の扇形~長楕円形の小さめの尾ビレを持っていますが、現在ではハーフムーンとの交配で、ショートフィンながらも大きめで180度前後尾ビレが開く、ハーフムーン・プラカットが主流です。タイでは我が国と違いロングフィンタイプよりも、このプラカットタイプの方が人気が高く、クオリティの高いハーフムーン・プラカットはショーベタよりも高額で取引されています。特にメスの逸品個体はオスよりも高額で出回ればまだましな方で、基本的にブリーダーは「種親候補レベルのメス」は門外不出です。 また、最近ではダブルテール・プラカットやクラウンテール・プラカット(ショートフィン・クラウン)など、プラカットのヒレの形状もバリエーションが増えてきています。それと、ロングフィンのスペードテールとの関連性は判りませんが、プラカットにも確実にスペードテールの個体が存在します。
2013/07/21
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改良ベタのヒレの形状による区分 それでは、まず改良ベタのヒレの形状で分類した品種解説をはじめたいと思います。前で説明したように、「改良ベタはすべて同一種」なだけに、それぞれの品種の間に明確な境界線がある訳ではありません。例えば、今日の画像の個体はハーフムーンのオペックホワイトにショークラウンのメスを交配したF1です。以前、なかなか良質のホワイトのショークラウンが入手できなかったので、ならば自家生産!とばかりにチャレンジした時のものです。あっ、ちなみにこの試みはF2迄で敢え無く挫折いたしました(笑) この画像をご覧いただけるとお判りのように、ハーフムーンとしてはヒレ先がギザギザだし、ショークラウンとしてはヒレの切れ込みが不十分と言う中途半端な個体になっています。中学の生物の時間で「メンデルの優性の法則」って奴を習ったと思いますが、それによると「1組の対立する形質を持った両親から生まれた子供は、両親どちらかの形質のみが現れる」となっています。この時に、次世代に出現する形質を「優性」、外見上は出現しない形質の方を「劣性」と呼ぶ奴です。でも、実際には「優性の法則」に従わないケースなんてざらです。最近では、メンデルが「優性の法則」を発見出来たのは、研究材料にエンドウ豆を選ぶと言う幸運があったからとされています。 良く知られた所では、「オシロイバナの赤花と白花で交配すると、次世代はピンク色の花になる」と言う奴があります。このようなケースを不完全優性とか中間雑種と呼びます。同じように、ノーマルフィン(ヒレがギザギザしていないタイプ)とクラウンテールもこの不完全優性なのだと思われ、両者の交配ではどっちつかずの子供が生まれてくると言う訳です。メンデルだって、実験材料にオシロイバナ選んでたら、「優性の法則」導き出すのは並大抵の事じゃなかった・・・と言うか、科学的調査方法のなかった次代だった訳ですから、発見不可能だった気がします。 今日の個体に、ノーマルフィンの片親を交配すれば、孫世代ではギザギザがより小さくなりますし、クラウンの片親を用いればより切れ込みが深くなると言う訳です。例えば、3世代位片親にノーマルフィンを用いて累代繁殖させると、生まれてくる子供は「見た目はほぼノーマルフィンだが、ヒレの縁が僅かにギザ付いている個体」になります。このレベルになると、その個体をノーマルにすべきかクラウンに区分すべきかもう判断のしようがありません。 また、前述の様に、品種改良の過程で品種間交配は頻繁に行われていますから、目の前の品種が本当のところどんな品種なのかは、残念ながら調べようがないのです。まぁ、あんまり生真面目に考えずに「見た目がすべて」と言う事で、済ましてしまいましょう(笑)。どうしても気になるならば、その個体を研究施設に持ち込み、無理をお願いして&物凄い莫大な費用を払ってDNA鑑定してもらうしかないでしょうねぇ。もちろん、その個体は死んでしまいますけど。仕方がありませんから見た目がハーフムーンならば、過去にプラカットの血が導入されていようが、クラウンがかかっていようが、マイペンライッ! それでは、次回から「ヒレの形状による品種」解説各論に入って行きたいと思います。
2013/07/19
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改良ベタの定義 さて、先週えらそうに前振りしておきました様に、今週から頑張ってこのブログ再開させていきたいと思います。テーマは「改良ベタ」について・・・もう少し判りやすく言えば、「改良ベタって何?」から「どんな品種がいるの?」「飼育管理の方法は?」「繁殖させてみたい}の様な、ベタに関する様々な情報を頑張って網羅してみたいと言う訳です。とは言っても、かなり独断と偏見が入り混じっておりますので、駄文にお怒りの際は平にご容赦を(笑)。 まずは「改良ベタとは何ぞや?」と言う所から解説していきましょう。改良ベタと呼ばれる物は、ハーフムーンもプラカットもクラウンテールだってダンボだって、みんな一緒の種類です。元になった原種はベタ・スプレンデンス(Betta splendens Regan,1909)と言うワイルドベタで、タイやマレー半島辺りに広く分布するバブルネストビルダー(泡巣タイプ)のベタです。 この原種スプレンデンスが、むやみやたらにテリトリー意識が強く同種のオスに対して非常に攻撃的な面に着目して、賭け事つまり「闘魚」として楽しんだのが、ベタ飼育の始まりだったと言われています。もちろん、最初の内は「とにかく強けりゃよしっ!家族の生活かかってるんだから、見た目なんてどうでもマイペンライ!」って言う感じだったでしょう。現に現在の「闘魚」用のベタも、こげ茶ベースの物凄くバッチイ個体です。しかも、唇なんて相手に噛み付きやすいように「タラコ唇」だし。 でも、この「少しでも強い個体を作りだしたい」と言う切実な男達の(実際には結構オバチャンも熱くなって参加してる)願いは、強い系統同士の累代繁殖につながり、それが副産物的にそれぞれの系統が特有の外見を持つようになっていったのが、ベタ改良の始まりだったと思われます。 ある時期からは、ベタの持つ多色性に着目し、観賞魚としてカラーリングの妙を楽しむ人々も出てきたでしょう。実際、タイ王朝でも貴族や王様の趣味としてベタの飼育がなされていたと言う記録が残っています。 そんな観賞価値の高いベタがアメリカに観賞魚として輸出されるようになった、1900年代前半にアメリカでヒレの長いベタが突然変異として出現したと言われています、たぶん(真偽の程はよく知りませんが、巷ではそういう事になってます)。 そこから、ベタのカラーリング&形状の両面からの改良が続けられ、現在のように多種多様なバリエーションを有する観賞魚にのし上がったと言う訳です。 そんな多分に想像の領域が多いベタ改良の歴史を読んできたならば、もうお判りのように「改良ベタはすべて同一種」です。例えるならば、チワワとセントバーナードとダックスとチャウチャウは生物学的には、同じ種類「犬」と言うのと同じ事です。従って、見た目とか系統の純度を考えないのであれば、これらの品種間の交配は遺伝的な障害(遺伝的隔離)は存在しないと言う事です。 よく、「ハーフムーンにプラカットのメスを交配するなんて馬鹿げている。うちのベタは一度もプラカットの血なんて導入された事の無い純系」とか言う話を聞きますが、それはその飼育者が知る範囲でのお話であって、改良ベタのウン千年?の歴史を遡れば、結局の所同じ原種ベタにたどり着く訳ですから、「プラカットの影響の無いハーフムーン」なんて話は、生物学的には噴飯物です。もっとも、形質の異なる品種同士を交配すれば、中途半端な子供が生まれてくる事が大部分ですから、ある程度のレベルに達したベタブリーダーにとっては、安易な品種間交配は特別な目的が無い限りは忌むべきなのは間違いありません。犬のブリーダーだって、チワワ×セントバーナードなんて、絶対試したくないはずですからねぇ。子供とっても売れないし・・・って言うか、体格的にこの2品種の交配は可能なんでしょうか?? そうそう、蛇足ではありますが「交配」と「交雑」をここでは以下の様に区別しております。「交配」=生物学的には同一種の、品種間の繁殖「交雑」=生物学的に別種間での繁殖 と言う訳で「改良ベタの繁殖」は、それがプラカット×ハーフムーンだろうが、ダンボ×クラウンテールだろうが、すべて同一種間での繁殖と言う事なので「交配」と言う事になります。
2013/07/18
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ご無沙汰しております。完全に死火山状態のこのブログですが、いい訳めいた事を述べさせていただけるならば、以前手術した後も視力の状態が芳しくなく、仕事でPCを長時間使ったりすると、その後偏頭痛と眼のかすみが激しくとてもブログを更新する為にPCに向かう気力が起きない状況でした。しかし、先頃そんな状況を心配した医者の友人が母校の大学病院を紹介してくれたので再度手術を受け、術後の状況が非常に良好なので、やっとブログ更新の為にPCの前に座る気力も湧いてきたと言う訳です。もっとも、視力自体はかつて「視力検査で2.5とか3.0の文字が実は見えてしまっていた」、マサイ族並の(笑)視力はとても戻ってきませんが、まぁ年齢相応の視力は回復できた様です。 以前から、おさかな逸品堂のHPで「ベタの飼育や繁殖に関するコンテンツを早く完成させろ」と、多数の叱咤激励を受けておりましたので、そこの所にいよいよ着手しようかと(笑)。せっかくですから、こちらのブログで公開した後、ある程度記事がたまったらその都度、おさかな逸品堂のHPの方でアップしていくと言う方針で行こうと計画しております。 すでに、かなりの項目に関して原稿は仕上がっているのですが、何しろ11日から海外出張に出てしまうので、その前に中途半端にスタートしてもすぐに空白の期間が出来ちゃいますから、スタートは帰国後の来週からと言う事にいたします。いつも言っている事ですが、「何で楽天ブログでは事前に原稿アップしておけば、指定した日時にその原稿が自動的にアップする機能」付けてくれないのでしょうか?今や情報発信のメインがブログじゃなくなっちゃったから、力を入れたくないって事なのかと邪推しちゃいます。でも、FacebookやTwitterじゃ発信できる情報量に限りがありますし、まだまだブログの存在価値は十分あると思うんですけどねぇ。 まぁ、ともかく来週からスタート予定の「執筆者の思い込みが激しい(笑)改良ベタの飼育と繁殖の実際」を乞うご期待!・・・そうそう、それからこの場をお借りしてなんですが、現在、おさかな逸品堂では「海外出張前在庫一層セール」として全品50%オフにて販売しております。すでに、あまり在庫もありませんし、7月11日までにお受け取り完了の場合のみと異常に短いセール期間ではございますが、もしお気に入りの個体でもあるようでしたら、是非この機会をお見逃し無く!
2013/07/09
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