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ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
世の中にある人と、栖とまたかくのごとし。
たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、いやしき、人の住ひは、世々…
住みかはすなはち、浄名居士の跡を汚せりといへども、保つところは、
わづかに周利槃特が行ひにだに及ばず。
もしこれ、貧賤の報いのみづから悩ますか、はたまた妄心の至りて狂せるか。
その時、心さらに答ふることなし。
ただ、傍らに舌根をやとひて、不請の阿弥陀仏、両三遍申してやみぬ。
NONE OF THE ABOVE. 2018.05.19
羈鳥恋旧林。 2018.05.15