鬼ムスメの目にも涙 ―介護初心者の徒然日記―

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2022.08.11
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テーマ: 親の介護(17)
カテゴリ: 介護
父が窒息事故を起こして低酸素脳症からの意識不明になり、いまに至るが、事故が起きた直後に、長らく担当だったケアマネさんが、急に辞められた。

苦しい胸のうちを話したかったけれど、話せない。
けれど最後に、これだけは…と伝えたことがある。再就職されるとのことだったので、悪い例として、今後活かしていただければと。

私のような後悔を、
私のような誤ちを、少しでもなくせるように。

老老介護は、危険。それは介護する側だけでなく、される側にとっても。
周囲が思っている以上に、高齢者の父と母は、無力で弱者であったのだと思う。
特に、どんどん物事ができるようになる赤ちゃんと逆に、高齢者は、どんどん「できなくなる」。
しっかりしていた時代を知っているだけに、周囲は「できている」「理解している」と思ってしまいがち。


後悔しても、気がついても、あの日は戻ってこないけれど。


ケアマネさんへの手紙
*******

今回のことは、起こるべきして起きてしまった事故です。
老老介護はとっくに限界で、母が倒れるより私は父の危険を感じていました。
「お母さんは投げやりで適当やるから、お父さん、自分で気をつけるしかないよ」と父に言っていたのですが、それも無理な話だったのだと思います。
そして母は母で、もう体力気力的にできないがゆえの投げやりと放置だったのだとは思います。
そこを補うために私がいたのに、もっと手を貸せる場面はあったのに、私は怠っていたのだと思います。

今年のうちには父を説得して施設を考えてもらおうとうっすら思っていましたが、4月以降自分の仕事が落ち着いたら…と悠長にしていたら、事態は待ってくれませんでした。
気づいていながら対処が遅れた自分のせいです。
父は犠牲者で、父には本当に申し訳ないことをしました。
本当に、奇跡を起こして回復してくれることを信じるしかありません。

すみません、苦しい胸の内を、◯◯さんには伝えてしまいました。悪い実例としていただければと思います。
ご返信はお気遣いなく…。いつもありがとうございます。





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最終更新日  2022.08.11 18:18:34


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