まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2006.05.27
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テーマ: 風のハルカ(31)
カテゴリ: 宮崎あおいちゃん
純情きらり。


いちど聴いただけで暗譜して、
さらにアレンジまで施してしまう、すっかりアマデウスな桜子。

達彦との連弾も、モーツァルトの『キラキラ星変奏曲』。

この時代の日本で、クラシック音楽といえば、
すなわちベートーベンやバッハを意味しました。
時節がら、モーツァルトは「軽薄」ということで看過されてた。

桜子が公式なピアノの練習をするときも、
もっぱらベートーベンやバッハであって、モーツァルトじゃない。


モーツァルトは、ジャズにも近い「自由」の象徴なのかもしれません。

実際、アマデウスの即興性は“ジャズ的”ともいえる。

わたし自身は、
モーツァルトより、ベートーベンとバッハのほうの趣味なんですけど。



冬吾のあの絵には、何か意味があるんでしょうか。

3人の男が、木の周りに立ってる。
いったい何の絵だか、ぜんぜんわからなかったけど。

迷いの中にあった達彦が、
あの絵に向かっていた冬吾の姿を目撃したあと、
一心不乱にピアノを弾き出して、自分の意志を問うていましたが。







風のハルカSP。見ました。 

村川絵梨ちゃん、ドラマの時より綺麗になってました・・。

桝岡明ちゃんもずいぶん大きくなって、
それに、歯並びもきれいになってたのでビックリ!

番組全体の内容もとてもよく出来てた。



なんだか、これだけ見たら、
ドラマ本編もすごくいい作品だったように思えてしまった・・。

でも、
あくまでこれは余計な部分をそぎ落とした再編集版なので。
ドラマ本編のほうには、もっと余計な部分も粗もありましたから。

まあ、朝ドラは長いから、それもある程度しょうがないけど。

・・たとえば、
木綿子が青木課長との結婚をためらってたのは、
たんに青木の赴任先と自分の職場の距離が遠かったからであって、
べつにハルカや陽介ら前の家族への遠慮があったせいじゃないと思う。
そのへんが、編集ではすっ飛ばされて、
水野一家の家族の物語のなかにキレイにまとめられすぎてます。

ついに完成したという『家族の欠片』の映画フィルムだって、
ドラマ本編を見てきた人間からすれば、
「ほんとにそれ上映する気あんの?」とツッコミをいれたくなる。



とはいえ、
今回のSP版で、物語の骨格をあらためて見直せたし、
良かったです。

わたしも、
もうすこし啓太郎の存在に共鳴できていれば、
このドラマの本筋を踏み間違えなくて済んだんだろうな・・、
と思いました。





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最終更新日  2021.07.13 16:37:26


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