まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2006.10.06
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カテゴリ: 政治
あわよくば、
すべての極東裁判の内容を拒否してしまおうという、
そういう貧しい発想を、
よりによって「政府見解」にしようとしてるところに、
安倍晋三という人物の、右翼的な幼稚さが出てる。

安倍の繰り広げた理屈は、つまり、こうです。

日本は、
国際社会にむかって、
極東裁判の内容に対する異義を申し立てる立場にはない。
けれども、
国際社会から、
「極東裁判の断罪の内容に同意したのか?」と聞かれたら、
日本政府は「うん」とはいわない。


すごいなー。

バカだなー。

安倍。



「敵国」復帰。





安倍晋三は、
大江健三郎の言った「あいまいな日本」に対抗すべく、
あくまで川端が未練がましく語ったような、「美しい日本」の幻影に固執してる。


やっぱり「あいまいな日本」だな。


ほかならぬ、
安倍自身がいちばん「あいまい」なんだから。

過去のあやまちを潔く受け入れないかぎり、
日本は、いつまでたっても、
- 美しい国 - になんかなれませんよ。

やっぱり、



けっきょく、
大江健三郎の予言は、こういうカタチで当たるんだよ。








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最終更新日  2006.10.06 22:37:25


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