まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2018.09.25
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カテゴリ: パワハラ
レスリング、アメフト、ボクシング、体操、大相撲…

これらの問題に共通しているのは、
「協会」や「連盟」といった組織が介在していること。
そして、こういった組織の実態が極めて不透明であること。

たとえば、
大坂なおみとサーシャ・バイン氏の関係は、
個人どうしの契約関係なので、きわめて明快です。
能力のある者どうしが契約を交わして、戦いに勝てば賞金を得るでしょう。

しかし、「協会」や「連盟」を牛耳っている人たちは、

部外者にはまったく不透明です。

たとえば、
塚原夫妻は、なぜ夫婦で体操界を牛耳っているのですか?
ちゃんこ屋のおやじは、なぜ大学スポーツ界を牛耳っているのですか?
ヤクザの友人は、なぜアマチュアボクシング界を牛耳っているのですか?
森喜朗や竹田恆和は、なぜオリンピック組織委員会の頂点に座っているのですか?

部外者にはさっぱり分かりません。

一般の人間にはあずかり知らぬところで、
いつのまにか、彼らはそういうポストについている。

かりに、こうした仕事がボランティアだというなら、
善意で尽力している人たちだと見なしてよいのかもしれません。


つまり、スポーツ協会とは利権の絡む場所です。

おそらくは、
権力と密接に絡んだ複雑な関係のなかで、そうした人事が決められている。

そうした力学によって構成された組織では、
都合のいい人物だけが重用され、楯突く人間は排除される。

つまり、組織の原理が、スポーツの才能や実績とは無関係な論理で出来ている。

スポーツ界が、こうした組織によって支配されている限り、
いま議論されているような問題は避けられない構造的なものであり、
多かれ少なかれ、どのスポーツ組織にも、
有形無形のパワハラだの利権問題だのが存在するのだろうと思います。

ほんとうに健全なスポーツ界のありかたを目指すのならば、
「公益財団法人」の名のもとに利権団体と化したこれらの組織を、
いちどすべて解体し、
根底から、
透明な人事と透明な予算管理の仕組みを作りなおしていくほかないと思います。





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最終更新日  2019.06.14 17:42:41
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