まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2018.12.13
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人知れず黙り方を覚えた
いつか変わらない日々を穿つような 鐘が鳴るはず
この世に一つの鐘の音よ



いや~、最後までシビアでしたね。
ある意味では破滅的なラストだったともいえます。

リアルに敗北する人たちが多いこの時代に、
あえて安易な夢や勝利を描くのではなく、
むしろ敗北をこそ時代のデフォルトにするという結末でした。

すべの登場人物が美しくて優しかったことが、
このドラマが目指した最大のハッピーエンドだったのかもしれません。


佐久間たちを引き留める過程で一時的に立場が弱まったからでしょうが。(^^;



ナインテイルドキャッツも、教会の鐘の音も、
すべての伏線は出来すぎなくらいに綺麗に回収されたけど、

それぞれのささやかな「new world」が始まるかたちで幕が閉じました。

脚本の完成度という点でも、
映像の美しさや演出の水準という点でも、
近年になく優れたドラマでした。

今後、くりかえし参照される名作になるだろうと思います。


苦いようで甘いようなこの泡に
くぐらせる想いが弾ける
今夜はこのまま 泡の中で眠れたらなぁ







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最終更新日  2020.09.26 19:34:21


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