まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2020.02.27
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カテゴリ: ドラマレビュー!
いくら有名週刊誌の記者だとはいえ、

さすがにコンプライアンス違反じゃないかってことと、

「私の行きつけのラーメン屋のスープが市販品でした!」
みたいな心底どうでもいい記事に比べたら、
「ホワイトデーはラスクが定番だよね。」って記事のほうが、
まだしもマシだと思えてくることなどが重なってしまい、

まずは冒頭15分の前提部分に引っかかってしまう…。

さらに最後の15分、


親族の不利益になるような真実を遺書に書き残すくらいなら、
最初から自殺なんかせずに真相を暴露すりゃよかったじゃん、
という思いも、
なかなか簡単には拭いきれない。

帳簿データの隠し場所を、
なぜ主人公が「犬の首輪」だと確信したかも、けっこう謎です。

妙なディテールに細かいわりに、脚本の粗が多すぎるのでは?
大石静は、アシスタントにでも手伝わせてるのでしょうか?



さて、
編集長 (佐々木蔵之介)
尾高 (柄本佑) との「略奪婚」を勧めました。

すでに有名人になってしまった主人公は、
「殺人犯の娘として」について手記を書くだけでなく、
「不倫報道記者自身が略奪婚をする理由」についても、


「バッシングする側」が「バッシングされる側」になる展開は、
このドラマの最大の肝になる見せ場だろうと思うし、
だからこそ世間からのバッシングを覚悟で手記を書くべきなのですが、
当の編集長自身は、主人公に手記を書かせることに及び腰のようです。

「だったら略奪婚なんか勧めてんじゃねーよ!」とツッコミを入れたくもなる。

編集長の本来の信念にしたがえば、
「殺人犯の娘として」についての手記はもちろんのこと、
「不倫記者自身の略奪婚」についての手記も書かせなきゃなりません。
人間の様々な側面を伝え、人間とは何かを考える材料を提供する。
それがゴシップ誌にあるべきジャーナリスト精神なのだから。

いや、
あの編集長ですから、
最後には怒鳴りつけてでも手記を書かせるとは思いますけど、

その前に、まずは殺人犯との血縁を確認するほうが先ですね。





それはそうと、
重岡大毅のクズっぷり演技に100点満点!

でも、主人公はあのクズ男と付き合ってたんだよね。
求婚されたときはウハウハしてたでしょ?
たんなる面食いなのでは?
他人の旦那を略奪するほど男を見る目があるのかなあ…。





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最終更新日  2020.09.19 20:19:05


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