まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2024.06.11
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カテゴリ: ドラマレビュー!
フジ「アンメット~ある脳外科医の日記」。

第9話の終盤の長回しシーンは、
熱愛中とも噂される主演2人の、
まるでドキュメンタリーのようでしたが…

最後のセリフで、
いっきに突き落とされました。
えええ~っっ?!

やっと想いを交じわらせて、
たったいま泣きながら抱きしめたのに!





今季も、前季と同じく、
やたらと記憶喪失のドラマが多く、

前季の「ONEDAY」とか、
今季の「くる恋」「9ボーダー」とかは、
おおむねファンタジーと割り切って楽しめるけど、

前季の「たとあな」や今季の「アンメット」は、
どうしてもリアリティの真偽が気になるのよね。

とくに「アンメット」の場合は、
医師が原作を書いた医療ドラマだし、
リアリティにこだわってるとの触れ込みだし、


NHKのドラマなら、
特設サイトに解説が掲載されることもあるけど、
民放のドラマはそこまでやらないし、
リアルとファンタジーの境目は判然としません。





深夜まで詳しい日記をつけて、
その膨大な日記を早朝から読み込んで、
脳外科医としての仕事をそつなくこなすって、

さすがにそんなことは、
現実的にはありえないだろうし、
前日の記憶を失なっていく人が、
練習や訓練を重ねる意味があるのかって疑問もある。

でも、その一方、
「記憶を失っても強い感情は忘れない」
「記憶を失っても自転車の乗り方は忘れない」
みたいな話が出てきたりするので、
それなりに根拠はあるのかな?とも思ってしまう。


てんかん薬の増減によって、
記憶障害が出たり、認知障害が出たりって話も、
なんらかの実例にもとづいたエピソードだろうし、

今回のように、
直前の記憶すら失なってしまう場面も、
実際の症例があってこそなのかもしれません。



命や健康だけじゃなくて、
記憶や感情など人間の本質を揺るがす疾患を扱うのが、
この医療ドラマの特徴ですが、

記憶喪失のリアリティについてはともかく、
篠崎絵里子の脚本は上手く出来ててドラマとしては面白い。

また、
同じフジの「Re:リベンジ」もそうですが、
大病院経営にまつわる権力の暗部についても描かれてますね。



これまで主役級では見たことのなかった若葉竜也が、
とても個性的なキャラを発揮してるのも魅力的。

朝ドラ「おちょやん」のときは、
ほとんど印象にも残らなかったけど、
今作では彼の個性がとてもよく活きてる。


ちくっとします!

若葉竜也の出演を熱望したのは、
NHKとWOWOWや映画で共演を重ねた杉咲花だった、
…という話なので、

2人の交際報道もまったく驚きじゃなかったし、
なんなら、すこし予測してましたw



杉咲花はもともと演技が上手ですが、
今回は過去作にも増して演技がイキイキしてる。
きっと撮影が楽しくて仕方ないのでしょうね。

視聴者の側も、
2人のコンビをもっと見たい気持ちは強まってる。
原作は連載中とのことなので、続編も期待できる?




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最終更新日  2024.06.25 14:40:13


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