まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2026.06.22
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W杯のチュニジア戦。

1点目の「かかとでチョン」も、
2点目の「股抜きサイドネット」も、
4点目の「ヘディングふわり」も、
だいぶ漫画みたいではあったのだけど、

いちばん注目すべきなのは、
3点目の 「抜け出しゴール」 じゃないかと思います。





今回の日本の攻撃陣形は、
チュニジアの守備にかなりハメられてて、
戦術どおりの得点は難しかった。

しかし、
3点目の抜け出しは、
事前の戦術と違う発想から生まれたわけよね。

それは、
たんなる偶然だったのか?
それとも選手間の発想の共有から生まれたのか?

かりに発想の共有から生まれたとすれば、
そこにこそ日本の飛躍のヒントがあると思います。



抜け出しもそうだけど、
とくにカウンターの場合は、
たんに「裏が空く」という大雑把な話じゃなく、

どの瞬間に、
どこでボールを奪うかによって、


それを、
事前にボードでシミュレーションできる場合と、
実際にピッチに立って初めて気づく場合があると思う。

そういうピッチでの気づきを選手間で共有できれば、
チャンスは格段に増えるはずなのです。



ちなみに、
4点目や5点目を狙う場面では、

解説してる本田に見えてるスペースが、
ピッチ上の選手には見えてない、
…みたいなことが何度かありました。

それはもちろん、
俯瞰で見てる本田と、
グラウンドにいる選手の視野の違いもあるけど、

じつは重要なのは、
実際に「見えてるかどうか」じゃなく、
脳内で「予測できるかどうか」なのかもしれない。



これは、まさしく将棋と同じで、
数手先の自他の駒の動きを予測するように、

自他のフォーメーションの変化を、
ピッチ上で動的にイメージすることで、
スペースの出来かたって予測できるのでは?

とくにカウンターの場合、
後ろから奪うこともあるわけだし、
前を向いてから視野に入れるのでなく、
背後などの視界外のスペースを「察知」する能力が、
とても重要になるんだろうと思う。

その気づきと発想を、
ピッチ上の選手間で共有できれば、
ファンタジックなカウンターの機会はもっと増える。



いわゆるファンタジーってのは…

たんに足が速いとか、
フェイントやボールコントロールが巧いとか、
キックが正確で強くて速いとか、

そういう身体能力の問題じゃなくて、
ピッチ上の「発想の共有」から生まれるのでは?

だとすれば、

じつは日本にも、
ブラジル並みのファンタジーが可能なんじゃないか?
…って気がしなくはないのです。



前回書いた「スペースを作る」という点でいうと、
https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202606150000/

本田がハーフタイムのときに言ってたのは、
「マイナスのパスでスペースを活かすしかない」
…ということだったようだけど、
それもあまり上手くは出来てませんでした。

マイナスのパスを活かすためも、
やはり視界外のスペースの察知能力が必要なわけで、
それは「見えてるかどうか」じゃなく、
予測力やイメージ力の問題だと思います。

見てから考えるのでは遅い。
見る前にイメージ出来なきゃいけない。
そして見ると同時にパスを出さなければいけない。



今回のワールドカップは、

日本のサッカー文化が、
個々のフィジカルを高める段階から、
脳を鍛える段階に入ったことを強く感じさせます。



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最終更新日  2026.06.24 18:26:27


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