全国の名物研究所

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2005.12.09
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 麺類が好きなので全国どこへ行っても麺類を食べまくっていますが、私の主観では東日本はそばが、西日本はうどんがやはり美味しく感じます。

 よく関西人が、関東の真っ黒いつゆに浸かったうどんは食べられないって聞きますが、関東人である私にしても、あの醤油風味のつゆはあまり好きではなく、関西風の出汁のうどんの方がはるかに美味しいと思います。

 ところが、蕎麦は逆で、関東の藪そば系の辛汁とも言われる、濃厚なかつおだしとかえし(醤油と砂糖をあわせてねかしたもの)をあわせたつけ汁に蕎麦をちょっと浸けて、ずずっとすするんじゃないと蕎麦を食べた気がしません。
 ところがどうも西日本(長野でも木曾の方とかはその傾向がある)では、そばつゆにかつおだけでなく昆布やしいたけのだしを使うことが多く、これだと蕎麦の風味に負けてしまい、なんかアンバランスというか、パンチにかける蕎麦になってしまいます。

 富山や石川、そして福井は蕎麦の産地として売り出し中で、引き立ての手打ち蕎麦を食べさせてくれる店がたくさんありますが、私が食べたほとんどの店はそんな物足りないつゆを使っています(福井は辛味大根のおろし蕎麦が一般的なので救われます)。でも、それがこっちの人の味覚にはあっているんでしょうね。だから、それに文句を言うのは私のような関東人ばかりです。

 実は、そんな手打ち蕎麦店の多くには隠しメニューとしてうどんがあり、注文すれば出してくれます。自慢お手打ち蕎麦にくらべてちょっとすまなそうに持ってくるそんなうどんは、手打ちではないけれどしっかりコシのある麺で、つゆとの相性もばっちり。これをいただくと、北陸はうどんの文化圏であると私は実感しちゃいます。

 ちなみに駅の立ち食いそばも、東日本はうどんよりもそば、西日本はうどんを好んで食べます(っていうか西日本はそばがあまりない)。
 前にテレビ番組でサービスエリアのうどんにいれる薬味のネギはどこで白ネギから九条ネギにかわるかというのを追跡していましたが、その境はなんと関ヶ原だったというのがありましたっけ。察するところ、だしつゆの変わり目のそのらアタリなのでしょうか?(名古屋の立ち食いうどんは鰹節がたっぷりとトッピングされたきしめんだけど、私の記憶ではつゆは関東風だったハズ)

 そういえば、結構有名な話ですが日清食品のどん兵衛などのカップ麺の一部には東日本版と西日本版があり、パッケージは一緒ですが、側面に東は(E)、西は(W)と記されています。食べくらべてみると確かに違います。北陸周辺では新潟県と岐阜県が東日本版、富山県、石川県が西日本版とちょうど境なので、比較的たやすく両方の味が手に入りますが、それが難しい方は、東西の味くらべをしているところがありますのでお試しください。


日清どん兵衛きつねうどんカップ(12個入り)関東風味 日清どん兵衛きつねうどんカップ(12個入り)関東風味
日清どん兵衛きつねうどんカップ(12個入り)関西風味 日清どん兵衛きつねうどんカップ(12個入り)関西風味





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最終更新日  2005.12.09 23:44:23
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