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2008年07月22日
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カテゴリ: 映画
朝日新聞の読者サービスの映画会で「母べえ」を観た。
「支那事変」から「大東亜戦争」に至る、日本が破滅に向かう時代を見事に描き出した傑作である。近年の山田洋次作品の中でも群を抜いていると思う。国際映画祭では賞を逃したそうだが、あの当時の日本の世相が、外国の人には理解できないのかもしれない。
登場する人達は、我々が子供の頃、身近にいた人達ばかりである。そして、一家に起きたことも決して特異なことではなかった。ごく普通の人達の生活を描いている。それだけに、この映画が訴えていることが胸を打つ。
小林多喜二の「党生活者」を読んだばかりで思想弾圧の世相がダブる。
「支那事変」を戦争と言わずに「事変」としたところに当時の為政者の意図が隠されていることも初めて知った。
為政者の言いなりになっていると、また再びあのような破滅の道にはまるぞ、とこの映画が警告していると感じたのは、独り善がりの見方だろうか?





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最終更新日  2008年07月22日 09時53分56秒
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