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2023年07月29日
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カテゴリ: 日記
妹から「今日は29日、あれから何年?我が家の暮らし方が突然変わった日です。毎年、あの日の家族の姿を思い出します。・・・」とLineが来た。
そう、78年前空襲警報下、市民の避難誘導に当たっていた警察官の父が直撃弾を受けて亡くなったのだ。2歳の弟、小一の妹、女学校2年の姉、そして小5の私、4人の子供を抱え40歳そこそこの母の苦闘が始まった日でもある。父の給与しかなかった母が途方に暮れただろうことは、長じて家庭を持って知ることとなる。何をどう工面したのか、きょうだい4人は何不自由なく育ち、それなりに社会人に巣立った。私が就職し、これから恩返しという時に母はあの世に旅立った。母の人生は何だったのだろう。子育てに奔走した人生だったのか?それでも、晩年どさ周りの田舎芝居に熱を上げていたと聞くと救われた気がする。
父親の記憶がない弟のことを慮って父との思い出話を避けてきたせいか、家族の中の父の面影が薄い。幼い弟は、母親の苦労を間近かで見て育ったせいか、父親は無責任の男だと云ったそうだが、その弟も先立ってしまった。
姉は認知症で施設に居り、家族の思い出を語り合えるのは84歳の妹だけになった。





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