わたしのブログ

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2009.05.03
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カテゴリ: 広報
注) 安西 ・・慶応義塾2008年度塾長
堀内 ・・富士吉田市長
工藤 ・・コーディネーター:慶応義塾常任理事

堀内  具体的には、子供の医療費の無料化などによる育てやすさの支援はもちろん、国際文化都市・富士吉田のビジョンを基盤として富士山を守る富士山教育まで目指したいですね。
工藤  富士吉田市の掲げる国産文化都市という目標に向けて、たとえば小学校に英語教育を積極的に取り入れているそうですね。
堀内  はい。富士山には毎年、大勢の外国人の方がお見えになっています。この現実をふまえて、外国のお客様に話しかけられる子供たちを育て、彼らがガイドもできるようになれば、観光とエコ学と一石二鳥の学習ができると思いまして。
安西
工藤  国際化の一環として、富士吉田市と姉妹都市との活動を紹介していただけますか?
堀内  アメリカのコロラドスプリングスとは50年近い姉妹都市の歴史があり、毎年こちらから中学生約30人が訪問してホームステイし、向こうの文化を学んで来ています。もうひとつが、フランスのシャモニで、お互いに山を持った都市ということで有効関係を結び、30周年記念に私が訪問してきました。現地を訪れて実感したのは、シャモニの皆さんの山を守る熱意のすばらしさ。町並みはユニバーサルデザインで統一され、何十年前と風景が全く変わっていないというくらい景観保全がなされているのです。そこまで山を大事にする姿勢にたいへん感銘を受けました。
安西  私もオーストラリアやスイスに旅をしたことがありまして、民宿などに泊って本当に温かなおもてなしを受けた経験があります。富士吉田でも外国の方にそうであってほしいと思います。きっとそうなさっていると思いますけれどもね。コロラドスプリングスもシャモニもそれぞれ良さがあると思いますが、富士吉田には富士吉田のよさがあります。それは、都会に近くて、日本古来の伝統文化が守られていて、育っているところだということ。さらに欲張りですが、自然を大事にしている。その魅力を示すことこそ、富士吉田が国際文化都市としてふさわしいのでは?
堀内  なかなか簡単にはいかないかもしれませんが、ぜひアドバイスをいただきながら、実現に向けて努力していきたいですね。





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Last updated  2009.05.03 09:11:35 コメント(1) | コメントを書く
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