最初はあぶなっかしくても、実際の仕事を任せていかないとスタッフは成長しません。
まずは、失敗してもリスクの少ない、小さな案件からまるまるまかせてみましょう。簡単な仕事でも、一人で全部やってみるのは、いい経験になり、自信につながります。
たとえば、忘年会の幹事をまかせる。簡単そうですが、考えてみれば、予定を聞く、希望をリサーチする、会場を予約する、予算を管理する、お知らせを書く、出欠を確認するなど、仕事と同じ要素が盛り込まれています。参加者が喜ぶ料理や企画を考えたり、予算の範囲できっちり清算したりするのも、工夫が必要でしょう。
社内行事の幹事や自社サイトの立ち上げ、年賀状の制作、定例ミーティングの議事録作成など、失敗しても被害が少ない小さな仕事からまかせてみて、成功させることができれば、もっとレベルの高い課題を与える。これがスタッフを成長させるいい方法です。
対外的なプロジェクトなら、ほじめにひととおり一緒にやったうえで、今回は企画書を作成させる、次回はプレゼンを1人でやらせるなど、段階を踏んでまかせていきましょう。
いったん、まかせたら余計な口は出さずに、期限まではじっと待つ。これもポイントです。不安になる場合もありますが、思い切ってまかせないと伸びません。一人でやり遂げた経験が達成感と自信につながります。見守ってスタッフの成功体験を増やすのが、リーダーの役割です。
ただし、残念ながら、期待したレベルに達していない場合もあります。最初のうちは、ほとんどがそうかもしれません。失敗してもフォローができるように時間的な余裕を持ってまかせるようにしてください。期限ギリギリでは、結局、「私がやるからどきなさい!」という対応になってしまい、挫折感を与えてしまいます。
まかせ上手にならないと、仕事は増える一方で、チーム全体のレベルもあがっていきません。自分でやってしまいたい気持ちをグッとこらえて、スタッフにまかせるようにしましょう。
POINT 中途半端に仕事を振っていませんか?やり遂げるまでの余裕と覚悟を持ちましょう。