「チームにヤル気がないな」と思ったら、目標への道のり、夢に向かうストーリーを語りましょう。
ガソリンスタンドの大手チェーンのプロジェクトは、1枚のポスター制作から始まりました。販促の部署にいた知人が「他社と差別化できるようなポスターをつくりたいのだけれど、協力してくれない?」と依頼してきたのです。
スタッフには、ただ「ポスターをつくるよ」ではなく、「全国に何千ヵ所もあって、6万人もスタッフがいるガソリンスタンドに元気の出るメッセージを届けられるなんてすごいと思わない?新しいジャンルの仕事が広がるかもしれないからがんばろうね」と協力を求めたのです。私の意気込みを見て、会社の将来の布石になるならと喜んで協力してくれました。予算もないうえに納期もタイトでしたが、みんなで徹夜で取り組んだことを覚えています。
そして、ポスターは完成しました。ポスターは全国に送られ、高い評価をいただきました。そして、ポスターの評判がよかったことで、店舗改装のプランニングや教育プログラムのプロジェクトへもつながっていきました。このことが実績となり、次々と大きな仕事も舞い込むようになったのです。
ポスターの仕事を始める時、スタッフに作業だけを頼んだら動いてくれなかったもしれません。しかし、私が目指すゴールに向かうストーリーに触れた事で納得してくれたのです。
スタッフには「仕事をしなさい」と言うだけではなく、その仕事がみんなにとってどういう意味があるのか、そして、その仕事の先にはどういう未来があるのか、というストーリーを語ってあげるようにしましょう。
POINT ただ命令するのではなく、その仕事をしたらどうなるのかというストーリーを語ろう。