わたしのブログ

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2014.01.26
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テーマ: 法律(494)
カテゴリ: 法律

私の勤務先は、残業が多いし、給料も安く、他のところに勤めている友人に話を聞いても労働条件が悪いようです。私の同僚達も労働条件について不満を抱えています。働く上で、勤務先にいろいろ改善をはかってもらいたいのですが、一人ではどうしていいのか分かりません。どうすればいいのでしょうか。

A69-1. 組位の意義

一人の労働者が、勤務先に対して、残業を減らしたい、給料を上げて欲しいなど、労働条件、賃金などの問題の改善を求めることは、大変勇気がいることです。また、仮に、一人の労働者が使用者と話し合いをしたとしても、なかなか解決することができないのが通常です。そこで、労働者の要求を実現するために、労働者が一致団結して使用者と交渉することが必要となります。

使用者に対抗して、労働条件を向上させるために結成された団体を労働組合といいます。労働者が労働組合を作る権利は、憲法で保証されている権利です(憲法28条)。

まず、あなたの職場に労働組合があれば、そこに加入して他の労働者とともに、あるいは労働組合の代表者を通じて、使用者に対し労働条件の改善を求めることができます。

あなたが労働組合に加入したとしても、使用者はあなたに対して嫌がらせをしたり、賃金のカット、昇格の延期、解雇などの不利益な取扱いをすることはできません(労働法7条1号)。






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Last updated  2014.01.26 22:29:05コメント(0) | コメントを書く
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