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中国、良きに悪しきに、学ぶべきところはたくさんあります。=以下引用=「早のみ込みをし給うな。学文にも小人の弄文と、君子の文業とがある。小儒はおのれあって邦(くに)なく、春秋の賦を至上とし、世の翰墨(かんぼく)を費やして、世の子女を安きに惑溺(わくでき)させ、世の思潮をいたずらに濁すを能とし、辞々句々万言あるも、胸中一物の正理もない。大儒の業は、まず志を一国の本(もと)におき、人倫の道を肉づけ、文化の健全に華をそえ、味なき政治に楽譜を奏で、苦しき生活に潤いを齎(もたら)し、暗黒の底に希望をもたらす。無用有用はおのずからこれを導く政治の善悪にあって、腐文盛んなるは悪政の反映であり、文事健調なる---その国の政道明らかなることを示すものである。---最前から各々の声音を通して、この国の学問を察するに、その低調、愍然(びんぜん)たるものを覚ゆる。この観察はご不平であるや、いかに」=以上引用=(吉川英治:三国志 全十巻の六 赤壁の巻、[舌 戦]の五、呉における諸葛孔明の弁現代の日本の政を司る人らを前に、この『舌(ぜつ)』を求むの思いです。「いかに?如何に?!」と。***当たり前に出回っている中国産の食品を口する機会の多い庶民としては、最近の中国からの輸入品に関する異様なまでの「危険物」に、開いた口がふさがらなかったりもするわけで、その件から。ひとつのニュースをネット上で読み、>>関連ニュース などを次々と拾い読みし、危険物の多さとその内容に信じ難い思いをぬぐえずにいます。練り歯磨きから化学物質ジエチレングリコール、これに関しては中国側もアメリカに対して猛反論をしているようで、また逆に、中国がアメリカから輸入したピスタチオが腐っていて箱からシロアリが、さらにイカから基準を超えるカドミウム検出、はたまたレーズンから基準を超える大腸菌やカビが、等々、中国もアメリカの危険物をあげつらって非難するなど、両国の暴きあいも盛んです。以前から中国産の食品の安全性についてはとかく取りざたされていましたが、最近の中国産危険物ニュースの多出とアメリカVS中国 の凄まじいつばぜり合いの発端は、やはり、カナダ・アメリカの大手有名メーカーのペットフードの原材料である小麦グルテンではないかと思います。中国から輸入の、ペットフード原材料の小麦グルテンですが、これに違法に添加されたメラミンが原因で犬・猫が腎臓障害をおこし、ために大量死した(数百匹単位)という事件です。(この問題の原材料は日本では輸入されていません。)少し前の事件ですが万が一ご存じない方のために、この原材料を使ったペットフードのリコール情報を、英語ページですがご案内。http://www.fda.gov/oc/opacom/hottopics/petfood.html我が家の猫たちは、幸い、国産のとあるメーカーのものが大好きなのでこのリコール対象フードは利用していないし、ホクトは私たちと同じ材料による手作りごはんだし、とりあえずは安心・・・と思っていたら、あにはからんや! で(笑)その私たち(人間)が口にするものでの中国産への依存率はおびただしい数字になっているという現実があります。なにせ中国産のものはお財布に優しいという、抗いがたい魅力もあります。でも、鉛の危険のある鍋釜や機関車トーマスは困るし、基準値の数倍という残留殺虫剤のピーマンも嫌!強い発ガン性のある着色料であるスーダンレッドに類する工業用着色料で色づけられた牛肉やフライドチキンや唐辛子オイルや口紅は、はっきりと健康被害が出ること必然だそうですが、口にするなと袋に書いてある着色料「大全紅」を、平気で食品に使っていたメーカーが、かの国にあるというのはこれまた信じられない話。が、これが「まだマシ」な話だというから唖然です。賞味期限を2年以上すぎた悪臭ふんぷんのチマキを、シールを張り替えて販売していたというのは、これまた(悪臭と米の形のなさから)それと分かるから「まだマシ」なのだという話などは、殆ど怪談です。もっとおぞましい話として、下水溝に溜まった油を原料として食用ラード・・・この工場は摘発までの10ヶ月で100トンあまりの"食用"油を生産って...え゛~っ!?このラードは強烈なことに食中毒どころか遺伝子レベルで悪影響を及ぼす可能性もあって、立ち入り検査→生産停止命令。当然でしょう。それなのに、ああそれなのにこの工場、操業時間を夜間に切り替えて生産停止を装って夜間操業していたというのですから、その悪どさは漫画級(笑)かくもかように報じられている中国(アメリカも?)の危険物質ですが、幸いにも日本の輸入品については、「まだマシ」な質・量なのだとか。(どの辺りを境に「まだマシ」なのかは、ここまで読んだ読者のご判断ということにしてください)日本の現地法人、特に大手メーカーなどは、原材料の時点で厳密に精査しているとも聞きます。自社製品として日本国内で販売したものからそのような「危険物」が検出されたら、メーカーとして命取りになりますから、それもむべなるかなです。ただ・・・十分な検査体制を持っていない小さな輸入業者は巷にあふれているわけですし、その中に見て見ぬ振りの悪徳業者がいないとも限りません。毒と分かって作って毒と分かって売る、そういう人もいれば、毒と分かっててもわずかな利得や怠慢のために輸入する自国(日本)の業者や、迂闊にも?それを見逃す自国(日本)の公的検査機関もあるかも知れない---まさに『内にも外にも渦巻くは邪の理ばかり』という末世の気配ですが、こんな時だからこそ、不逞の輩の取り締まりには厳なるを求めます。昔の日本がそうであったようにアジア各国、「安かろう悪かろう」のイメージを払拭しようと涙ぐましいまでの企業努力をしている業者・メーカーが大半だ聞きますし、それが本当だとも思います。一部では「中国のテロの手口としての毒菜(ドクツァイ)」などという過激な言い方もされていますが、自国(中国)民の中にも大きな健康被害がでているのですから、このテロ理論はいただけません。とまれ、かくして日本ではいつしか「国産=安全」という神話ができあがっていますが、ところがドッコイの話が次々と出て、ひとつひとつに驚くこともできなくなっています。それでも驚き呆れる、今回の、『100%じゃなかった100%牛肉』の事件(北海道苫小牧ミート社の嘘つき牛肉)。庶民の味方の生協も、地産地消を謳う自治体も、大手メーカーも皆が『騙されて』いて、そうと知らずに有難く100%と信じて口に入れていた消費者は、ただの阿呆?100%といえば100%、混じり物なしのはずなのに「当時は食について社会が厳しくなかったから、(混ぜ物でも)違法という認識はなかった」と言い訳する70歳に近いオトナが社長の会社、せっかくの内部告発がまともに調査もされず、でもそれは「噂」として業界には流れていて・・・と、経緯を連ねるのも馬鹿馬鹿しいようなことが次々と明るみにでています。農林水産省北海道農政事務所と道幹部の間では「情報提供に見解のズレがある」のだとか。見解のズレ? どちらかが嘘をついているのでしょう?!内部告発を2度まで受けた農政事務所の最初の人間から、その資料を道の担当へ渡したと言う人間まで、その伝言ゲームに関わっている公務員の全氏名、公表すべきと思いませんか?最近、個人的な理由で三国志の再読をしていますが、熟読の4度目ともなると、再度の感動の涙の中にも珠玉の一節をまた新たに見出したりします。いわゆる普及版ですが、最終巻にあたる部分、あの有名な「孔明のほかに孔明なく」に続き、孔明が「三年は内政の拡充に力を注ぐ」と決心したことに関する記述があります。=以下引用=三年の間、彼は百姓を恤「(あわれ)み宥「(いた)わった。百姓は天地か父母のように視た。彼はまた、教学と文化の振興に努めた。児童も道を知り礼をわきまえた。教学の根本を彼は師弟の結びにありとなし、師たる者を重んじ、その徳を涵養「(かんよう)させた。また内治の根本は吏にありとなし、吏風を醇化し吏心を高めさせた。吏にしてひとたび涜職「(とくしょく)の辱を冒す者あれば、市に曝して、民の刑罰よりもこれを数等厳罰に処した。「口舌をもっていたずらに民を叱るな。むしろ良風を興して風に倣わせよ。風を興すもの師と吏にあり。吏と師にして善風を示さんか、克己の範を垂れその下に懶惰(らんだ)の民と悪風を見ることなけん」孔明はつねにそう言っていた。=以上引用=(吉川英治:三国志 全十巻の十 五丈原の巻、[具眼の士]の一、蜀における内政の拡充について***うーん、この思想の延長が、1億円近い賄賂を受け取った高官の死刑判決なのか...死刑はともかく、孔明にご同意のむきは、ランキング投票をこちらから クリックで、よろしくお願いします。こちら→私のパソコン教室「ネットDe☆PC」(ねっとでPC)も、どうぞ宜しく!
2007/06/24
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私はラーメンが大好きです。でも、カレーも大好きです。この二品、「好きな人は毎日でも飽きない」代表選手なのだそうです。食堂側が早く提供できる一品料理と言う意味でも、どちらも代表的なもの。それに、薀蓄を言い出せばキリがないほど奥深い食べ物という意味でも似ています。北海道の町で、ラーメン屋さんが一丁ごとにあるような場所では、ラーメン&カレーという取り合わせの専門食堂も、ごく当たり前にあります。と、北海道では私のような人間はごくフツーであるということをアピールしてから、書き始めます(笑)もうすっかり全国区になったと思われる北海道のスープカレー(スープカ)についてです。私がはじめてスープカレーを食べたのは十数年前。なぜかアイルランド民謡つながりでスープカレーの店を訪れて、その美味しさを知りました。でもその頃はブームにはなっていなかったため、スープカレーのお店も私はそこしか知らなくて、おまけに遠くてなかなか行けませんでした。が、今や、札幌や札幌近郊はスープカレーの「有名店」が目白押しで、より取り見取り、好みの店を探して楽しむことができます。それなのに、ああ、それなのにです!関西に住む私が札幌で何度も口にしているスープカレーを、年老いた母は一度も口にしたことがないと言います。そこで、この4月に帰札した際、弟と二人で母親孝行と称して小樽へドライブし、私が前から行きたかった小樽のスープカレー専門店「クレイジースパイス」で---母に、スープカ初体験をしてもらいました北海道余市(よいち)に住むブログ友が、幾度も幾度も、そこのお店がいかに美味しいかを語っていて、何度も何度も色々なタイプのスープカレーを写真で知らしめてくれていた、小樽のお店で、です。なんのことはない、そこは私がここ数ヶ月(1年くらい?)どうしても一度行ってみたいお店だったわけで、もし母が気に入らなかったら、運転手役の弟に「母をダシにした」と言われても返す言葉はなく、母が気に入ってくれるかどうかドキドキでした。いやいや、もう、最高でしたヨ~!小樽のクレイジースパイス!!まず、メニューが豊富。豊富なメニュー、全部がスープカ(笑)(あっ、飲み物や迷うほど豊富なトッピング類もちゃんとあります。)選べる辛さが、0~40までのこまかなレベル分け。でもって、深く美味しい~!母ですか?もちろん、たいへんな気に入りようで、私も胸をなでおろしてまずはめでたしめでたし、ちゃんちゃん!ただですねぇ、こうして一度そこのお店の味を知ってしまえば余計に、「クレイジースパイス」を紹介してくれたブログ友の日記に「新作」や「今月のランチ」情報が乗る度に、心穏やかではいられず、再び食べたくなって、でも小樽は遠く・・・それで、悩んでいるより(←悩んだのか!-笑-)、なんとなく雰囲気を掴んだものを作ってしまえ!と、はい、作っちゃいました。折も折、友、遠方より---「辛味」ばかりの土産を持って訪れ、また、別の北海道の友からは季節の特産野菜である「アスパラ」が送り届けられ。そのあたりをアレコレ合体したmaman.m特製のスープカの製作過程を以下に。1.小口から半月切りした玉ねぎを、生姜・ニンニクのみじん切りとともにバターでゆっくりと、焦がし気味のあめ色に炒めたところへ、下味付き鶏肉(手羽元)を投入 (鶏肉の下味は、手羽元をチューリップ風に半分ほど骨から離して塩・ガラムマサラ・粗挽き胡椒・カレー粉でかなり強めに、内も外もしっかり下味をすり込んでおきました)2.鶏肉表面にこげ色がついたところでワインを振りかける3.大切りして面取りした人参と水を入れて強火、煮立ったら中火にして、丁寧にアクを取る4.(この時は圧力鍋なので)アク取り後に塩味のおおよそを整えて、香辛料(パセリの茎・ローリエ・タイム・セージ・ローズマリー・クミン・クローブ・マスタードシード等)を入れた袋も入れて、蓋をする。(中ほどに白くあるのが香辛料を入れた綿の小袋。お茶パック利用でOK)5.しゅるしゅるタイム=弱火に近い火力で約15分6."しゅるしゅる" 言い続けるように火力調節。(この鍋は24cm径のセブ) 15分で一旦火を止めて5分ほど放置してから圧を抜く。 この時間を利用して、季節野菜の素揚げをしておきます。(この時は、サツマイモ・ピーマン・アスパラを使いました。サラダ用の野菜も簡単なものをこの時間で用意。)7.圧をぬいてから蓋を開け、再度火をつけて香辛料の袋を取り除き、辛味の味をカレー粉と唐辛子(またはチリペッパー)で調え、子房に分けたシメジを入れる8.今日の辛味の主役は、インドカレーの「アシュカ」のカレー粉と糸唐辛子(コレ自体はあまり辛くない)、仕上げ時に友の土産の「うま辛王」9.仕上げます。しゅるしゅるタイムの間に素揚げしてあったサツマイモを、まず投入。10.次にピーマンを入れて、あればレモン半個の絞り汁を入れて火を止める。11.盛り付けしてから、素揚げしてあったアスパラと、生のパセリをトッピング。12.緑黄色野菜タップリカレーなので、サラダは簡単に千切りキャベツときゅうりのみで。飲み物はチャイやラッシーなどがいいのでしょうが、カルピスウォーターで(笑)むっちゃ満足な味に仕上がりました!!勝因は、圧力鍋(セブ)と「うま辛王」でしょうか。それともポルトガルの塩?うーん、全部ですね。セブのおかげで、安い手羽元をたいへん短時間で身離れ良く柔らかく煮ることができて、骨からのダシもキッチリと活かせましたし、「うま辛王」は辛味の仕上げとして、辛くしかもまろやかに仕上げる魔法の調味料かも。それと、塩!(ダレですか?『そると、塩』などと親父ギャグを飛ばしたのは?ww)ところで、フロール・デ・サル、500gのお徳用サイズが出ていたので、貼っておきます。私が使用した塩は、もちろん、このポルトガルの塩の花(フロール・デ・サル)ですね(^^)v美味しそうと思いましたら、ランキング投票をこちら クリックで、よろしくお願いします。食べたいなぁ。それに、レシピもパワーポイントで作りたいなぁと思いましたら、こちら→私のパソコン教室「ネットDe☆PC」(ねっとでPC)も、どうぞ宜しく!どちらも自信を持ってオススメできます。
2007/06/12
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兵庫県の尼崎で保護された、迷子犬 飼い主に遺棄された(ビーグル)「ラルド」について、残念なというか、無念なというか、悔しいことが判明しました。警察から保護主さんのところへ預かりの形で引渡しがされ、種々問題行動が明らかになったにも関わらず、殆ど時を空けずしてお知り合いが里親の申し出をなさって、病院へ。ここまでなら、単純にめでたしめでたしとなるところでした。ところが、病院でラルドにいくつかの病気がみつかり、中でもフィラリアについては獣医さんが匙を投げるレベルの重度なものだったとのこと。里親さんのところには先住犬がいるのですが、フィラリアについての知識が充分ではなく、要隔離の重大伝染病と同様に思って、一旦は保健所へとご自分の手でつれてゆかれることを考え、ソレを知った保護主さんは、ご自身が引き上げて安楽死の道をとまで思い詰めたとのこと。今日になってまた新たな展開があり、命をつなぐ方法が模索されているとのことで、少しホッとしています。が、今日の展開を迎えるまでの昨日の反応(コメント)を読んで、私の中に様々な想いが渦巻きました。ネットの影響力、便利さ、そしてその裏にある怖さ-----動物の保護活動に留まることの無い様々な "問題点" が、そこに凝縮していると感じました。私の思いは、すでに昨日のコメント欄に「HN:ハラハラさん」が書いてくださっていましたが・・・みなさんは、どんなことをお感じになる(なった)でしょうか?どうぞ専用ブログのトップより、ご覧ください。情報ソースのブログはこちらクリック専用ブログトップ= http://blogs.yahoo.co.jp/happy_beagle2007今の私、言うだけなら誰でもできるという自分への戒めも含めて受け止めて、HN:ハラハラさんの、本日の祈りコメントをそのままいただきます。ラルド君に現実に関わった方々に、 そしてラルドに、幸あれ!!ランキング投票はこちら クリック よろしくお願いします。こちら→私のパソコン教室「ネットDe☆PC」(ねっとでPC)も、どうぞ宜しく!自信を持ってオススメできます。
2007/06/11
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兵庫県の尼崎で保護された迷子犬(ビーグル)ですが、「ラルド」と名づけられたようです。今日、警察から保護主さんのところへ預かりの形で引渡しがされるとのこと。もし里親さんが決まっても、半年間待たなければ正式譲渡にはなりませんが、里親募集を始めたと、保護主さんのブログにあります。人懐こくてすぐにでも打ち解けられそうな(ただし、散歩慣れはしていなそうで引っ張りがきついとのこと)愛らしいコです。どうぞ専用ブログのトップより、ご覧ください。情報ソースのブログはこちらクリック専用ブログトップ= http://blogs.yahoo.co.jp/happy_beagle2007****************************************さて、今日は、<続きは次回記事で> としてあった、パソコン教室のちょっとした「成果」を自慢させてください。(以下、掲載画像はソースの著作権が私にないこと、また、場所特定を避けるために一部モザイク加工させていただいています)生徒さんが送ってくださいました!A3サイズ裏表印刷を中折りし、A4版の4ページ仕立てにしたものです。これを作った生徒さん、普段のパソコン操作については、決まったソフトを会計士さんの指導の下に何年か使い、ご自分でワードの基礎的なことは学び、メールもそこそこは利用している・・・けれど、いざ、写真をメールに添付したり、保護動物たちのチラシを作るために画像を加工したりしようとすると、どうも今ひとつ、ままならない!とおっしゃる方。インターネットで保護活動の一部が広まったことによって、やっかいな弊害も出始めているという事情もあり、やはり「アナログ」な部分を大切にしたいとおっしゃいます。ただし多くの人の協力を得て維持できている活動なので、なんとか協力者の皆さんに喜んでいただける紙媒体の「会報」を自分の手で、それもできるだけ早く作成して協力者に配布したいと相談を受けました。構想は、郵送料金との兼ね合いでA3サイズの裏表印刷、活動状況のお知らせを主とした内容のものを四半期に1度、数百部発行。A3サイズとなれば、お手持ちの家庭用のプリンターでは無理。かといって、年に数度の利用のためにA3プリンターの購入はオススメできません。また、フルカラーをお望みなので、同人誌印刷をしてくれる安いところでも、部数から考えると印刷屋さんに出すのでは随分割高。そこで私がオススメしたのは、町のいわゆるプリントショップです。最近どこにでもある、殆どの市販ソフトのデータファイルをそのままプリントアウトできる高精度の業務用プリンターを備えているお店ですね。ご自分で作るためにパソコン教室で「習う」と言っても、一斉教材でご本人に必要の無いサンプルファイルを作りながら覚えるのでは、Wordひとつとっても、その機能を自在に駆使できるようになるまでには相当の時間がかかるため、このような需要の方に既存の一斉授業のパソコン教室方法はそぐわないのです。仕事・家事・保護活動とお忙しいので、教室に通うのも無理そう・・・でも、マンツーマンで、下地になるサンプルを最初に講師が提示することができる「ネットDE☆PC」方式なら、最短時間で、パソコンを覚えながら、目的のものを作り上げるということが可能です。レイアウトのご相談を受けながら、まず私がやったことは、次号につながるよう、差し替えが可能な機能をフル活用したサンプルをお作りすることでした。もちろん、内容はありませんから、サンプルというよりもテンプレート(雛形)ですね。その雛形に使われている機能を覚えながら、Word と フォトショップの使い方を習得するというレッスン方式を取り、お急ぎだとおっしゃるご要望にお応えしてレッスン回数を増やして、1ヶ月。お見事です!これが、A3サイズで作り上げた、A4版会報の1ページ目と4ページ目。折ると、左が表紙ページで、右側が最終ページになります。で、これが、折りたたんだ内側の2ページ目と3ページ目。これを作った生徒さんご自身が、普段の世話・散歩・掃除等を通して動物たちと触れ合っている方なので、里親募集のコメントなどは用意無しでもたいへん適切で血の通った言葉が、その都度ポンポン飛び出します。もともとが印刷屋あがりのソフト屋である私が技術をお伝えしながら、読者の視点でご意見を申し上げることもできました。結果、内容としてもたいへん優れた会報になって、会員の皆さんに大変喜んでいただけた由。レッスンで使用する画像やデータを講師とやり取りすることで、添付ファイルのスムーズな受送信や保存、マイドキュメントのフォルダーの整理なども、自然に身につけて下さいましたし、入力をスムースにするショートカットキーもたくさんお伝えすることが出来ました。何百キロと離れた関西と北海道でありながら、同時に同じ画面を見ながら、ヘッドセットでお話をしながらのご指導なので、過ちやトラブルにもその場で対応して、生徒さんは『ワードとフォトショップを、覚える』というのではなく、まさに【パソコンを覚える】ことが出来ています。なによりも・・・出来上がったものを見て、印刷物を送っていただいて、喜びを生徒さんと等しく共有できて、教えた私が最高に感激しています。このパソコン教室、思い切り宣伝させてください。こちら→私のパソコン教室「ネットDe☆PC」(ねっとでPC)専用ブログです自信を持ってオススメできます。どうぞ宜しく!ランキング投票はこちら クリック よろしくお願いします。
2007/06/07
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尼崎で保護された迷子犬(ビーグル)、保護された方は最悪の事態(このまま飼い主が現れない≒遺棄された)を想定せざるを得ないようです。新着情報は専用ブログのトップより、ご覧ください。情報ソースのブログはこちらクリック専用ブログトップ= http://blogs.yahoo.co.jp/happy_beagle2007****************************************昨年6月に決まった遺失物改正法が、施行まであと7ヶ月を切りました。◆でも、そのことを少なくとも視野には入れていたはずの環境省の動物再飼養支援 収容動物データ検索サイト に登録している地方自治体は都道府県・市を併せて、全国でたったの19箇所!!◆遺失物法の改正にあたって研究会が出来、入念な話し合いが行われて(?)素案が出されたその際、拾得物として警察に届けられた犬猫等の動物に関しては【動物愛護法に基づいて、”動物飼養の関する専門家のいる保護施設”である「動物愛護センター等」へ引き渡す】旨が決まりました。さて、命ある動物が拾得物=モノだというなら、遺失物としてネットでの検索可能な状態で3ヶ月、預かっていただけるのでしょうね!?(とはならないらしいのが、この国の ハァ~ な法解釈!)◆一方、全国に様々な形態で置かれている「動物愛護センター」という名の施設は、設置・運営が地方自治体にゆだねられていて、三セクとして自治体から丸投げされて運営しているところもあり、また旧来からの「動物管理所」という名の、基本として「処分施設」と呼ばれる形態の施設しか置かれていない自治体もあったりします。なんだか力なく笑っちゃうしかない...というか、沸々と怒りがこみ上げます。いつまでこんなことを繰り返すのか。DVに日々怯えて暮らす母子(時には夫も?)を、警察は民事介入せずと守らず、児童福祉法に「虐待が疑われる家庭への児童相談所の立ち入り調査権」が明記されているのに相談所は実行せず、動物愛護法でハッキリと禁じられていて罰則が設けられている動物虐待に関しても、【社会的には広く認められる虐待ではあるが法的には虐待ではない(「みだりに」という言葉の法解釈から!?)】とのトンチンカンな答弁がまかり通り、年金暮らしの独居老人が心臓障害などで重篤な症状があっても「日々一人で身の回りのことが出来ている」のであれば、暮らせない額の年金からも介護保険料を引かれても尚、要支援レベルでは施設入所もままならず。この低レベルな法制の下で、「国を守るため」と、平和憲法に手をつけて軍事費の一層の捻出をもくろむのが、今の日本という国の政府であり、それを相変わらず支持・維持し続けているのがこの国の「多数派」の国民です。というのは、"少数派"であろう私の意見。外山恒一(とやまこういち)さんのようにスクラップ&スクラップとまでは言わないまでも(笑)、「政府転覆の恐ろし~い~陰謀を、共にすすめて」行きたくなります(爆笑!)と、本音半分の冗談はさておき【犬を知ると、社会がわかる】を、ますます実感することが身の回りで次々と起こります。心臓に重篤な障害が見つかった独居老人の話は、何を隠そう、私の母親のことです。****************************************先の見えない心無い行為は止むことを知らず、でも、その行為者がヒトなら、そこに小さな灯を点すのもヒト。その小さな灯を絶やさず大きな灯りにして拡げるのも、人。「こういうお涙頂戴はどうもねぇ・・・・・」と、斜に構えず、まずはご覧ください。「奇跡の母子犬」のフラッシュ動画です。なお、このフラッシュのおおもとは、楽天ブログ、管理人:xxゆみxxさんの「動物たちの未来のために」でした。「管理所」→「愛護センター」と、名が変わっても中身はそう変わらないという実態もありはしますが、少しでも予算獲得が可能なよう、この「ひまわり」の実話を、物言えぬ彼らに代わって、パソコンを扱う「知恵ある人間」として、ぜひ広めてください。****************************************<続きは次回記事で>と予告した、パソコン教室の生徒さんの作品のご紹介、今度こそ次回の記事で。この生徒さんもまた、「動物愛護センター」やその他から、ひとつずつ、小さな命を引継ぎ、紡ぐ、ボランティア活動をなさっている方です。ランキング投票はこちら クリック よろしくお願いします。こちら→私のパソコン教室「ネットDe☆PC」(ねっとでPC)専用ブログです自信を持ってオススメできます。どうぞ宜しく!
2007/06/01
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