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AAで始まってAAで終わったような不満jは残るものの・・・今年も1年間、お付き合いいただきありがとうございました。毎年、この「区切り」があるのは、有り難いです。なんとなく先延ばしにしていたことも、「年内には」と、自分を追い立てることができるし、だからこそ、なんとか回ってくれているということが、私の場合殆どだし。でも、今年はどうにもいけません。「先延ばし」が多すぎました。何も終わりません(泣あまりにも先が見えないと、逃げの行動に出るのが常で・・・。本当の「洗濯」を後回しにして、ついつい「命の洗濯」に流れます。読み切れていなかった漫画雑誌や、訪問先ブログで紹介されていたヨーツベのお笑い画像や、おすすめの曲etc. etc. etc.......・・・だいたいね、私の場合、料理:日常の主婦仕事半分、趣味半分片付け:達成感を味わうため半分、趣味半分パソコン:生計を立てる仕事半分、趣味半分漫画:息抜き半分、趣味半分音楽:生活の潤いとしてのBGM半分、趣味半分読書:うーん・・文化取り込み?勉強?半分、趣味半分旅行:実利半分、趣味半分まだまだ出てきそうなので、これくらいにしますが、なんだかんだと理由をつけながら、ほとんど生きていることが趣味みたいなところがあるので、ひとつことに偏ると精神がそのアンバランスに耐えられなくなるようです。バランスを保つためには、あれもこれも均等に目配りしなくちゃっ!なのに、読めていなかったんですよね、定期購読の漫画雑誌が。(ヲイッ!結局ソレかい!?)それらを一通り読み終わって、なんとか、今年もチャンチャン。。。で、命の洗濯はしたものの、まだまだ、お仕事いっぱいの12月31日のこの時間ですそれで、と、何が「それで」なのかはさておき、(最近こればっか・・・)来年に向けての指針になるような作品(漫画)のレビューで、今年最後の今日の日記を終えようかなぁと。実は、数冊まとめ読みした中に琴線に触れる話があり、涙が止まらなくなって困りました。今では毎回楽しみにしているハナシではあるのですが、連載がはじまった頃には、その題材はお地味だし、主人公の、今どきにしてはちょっとわざとらしいかなぁと、三枚目的主人公のキャラ設定にもやや無理を感じ、作家さんの「うまさ」だけが魅力の漫画になると思っていました。「ヘルプマン」作者:くさか里樹(Riki.Kusaka)-小学館講談社「イブニング」連載中-高齢者問題や介護福祉に関する漫画・・・・・で、って、うわぁ~!言葉にすると、ホント、お地味な題材ですよね!で、今回の話はこの最新刊、[介護福祉学生編]で、本誌の方では、今回私が読んだ部分jが佳境ですね。うん、実際、このような話が「漫画」として商業誌に載るのだから、漫画もエライものです。この「ヘルプマン」は、もう、単行本が九巻まで出ていることからわかるように、連載からはそれなりの月日が経っています。前述のように、私も最初は期待していなかったのに知らず知らず取り込まれていたのですが、それでも、ここまで深く感動させてもらえるとは思ってもいませんでした。でも、これ・・・特に今回の話は、50歳前の方には、何がそれほど感動的なのか、わかりにくいかな?という、妙な特権意識を伴う「感動」だったので、本の趣味嗜好が比較的近い青春真っ盛りの息子やその友に尋ねたところ、やはり微妙に「感動」の芯がずれていました。若い方が感じるのは、対岸の火事・・・ちょっと違うか!(爆!)まぁ、「人生色々、その人ごとにそれぞれ『華』だった頃はあるよなぁ。それをうまく描いているなぁ。」という類のものだろうかと。それが、50歳を過ぎて、「老境」とまではいかぬまでも、なんとなく自分にもいずれそういう「時」が来るだろうということが実感としてわかるようになった人が今回の「ヘルプマン」を読む(あえて「読む」とさせていただきます)と、私と同じように、たぶん、激しく心を揺さぶられると思います。作者の『くさか里樹』さん、いくつくらいの方なのか、たいへん気になります。ちなみに、若者と私、共通していた感想を漢字1文字にすると「哀」です。で、私・・・その「哀」を超えて迫ってきたこの感情はいったい何なのか・・・。ネタバレになるので、あまり書けませんが---自分の若かりし頃、何も怖いものなどなかった頃、自分が世界の中心にでもいるかのように錯覚できていた「あの頃」のことが、自分だけではなく、友のことも、その多くの友と一緒に過ごしたひとつひとつのシーンが、走馬灯のように蘇って来たのです。。それは、懐かしさではなく、その頃の素晴らしさへの気付きのない自分に対して、その、一見何でもない他愛無いシーンの一つ一つに、「なんて素晴らしい時を過ごしていることか!」と、エールを送りたくなるような、それでいて、もう二度と戻らぬ日々へ、惜春の思いよりももっと強い、いたたまれないほどに湧き上がる「返せ戻せ」のジタバタしたやるせなさ・・・そんな両方の気持ちがないまぜになって、涙が次から次へ。今一歩を踏み出さなければきっと後悔する・・・そんな「今」を、皆様も、どうぞ見落とさないように、良いお年を!ランキング投票はこちら クリック 来年もよろしくお願いします。まぁね・・・マギー司郎さんではないけれど、生きているだけでだいたいOKなんですけれどね(^^)v
2007/12/31
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TOPでもご案内の「保護動物」の所有権争いの裁判における判決文全文が、関係者からコメント欄へ案内されています。こちらクリックで、ご覧ください。私が一番注目した点の趣旨をまとめてみます。所有権云々以前に、原告「アーク・エンジェルズ」には「法人格なき社団」としての適格性がないということを多角的に検証し、「仮に」民事訴訟法29条に認められる「法人格なき社団」だとしても、その団体としての信頼性を利用して多額の寄付金を集めるなどは、「法人格なき社団」に法が認めた当事者能力を逸脱した行為と述べ、林俊彦氏は、法人でない社団を濫用しているとする、名誉ある被告:川北奈緒子さんの主張を裁判所が全面的に認めたということです。それどころか、[名誉ある被告]側が、わざわざ「仮に法人格なき社団だとしても」としていることに関しても、裁判官の判断は(アーク・エンジェルズは)一個の社会的単位としての団体的組織体とは認められないというもので、(アーク・エンジェルズは)社団としての設立要件も備えていないと、仮にも「法人格なき社団」であるとはいえないと断じてくれています。本来「保護犬の所有権」に関する争いであるはずのこの裁判。今回裁判の結果は、保護犬の所有権に関しては法自体が整っていないということを暗に明らかにしたという意味で、新しい問題提起と言えるし、動物の保護にあたる「動物愛護団体」は、明確な法の管理下にないということも示してくれました。そう考えれば、このような理不尽な訴えに人生の一時期を翻弄され、いらぬ個人的事情までも公に、あるいはインターネット上の悪意ある中傷に晒され、また実質的に生活権を侵されて大きな金銭的損害を受けた[名誉ある被告]は、整備されていない法の被害者ともいえます。彼女の受けた多大な被害のもとに、多くの人が「動物の愛護団体」へ新たな目を向けることができたという事実を、肝に銘じたいと思っています。今回の裁判で「原告としての適格性なし」とされたアーク・エンジェルズの「代表」を自ら名乗る人物は、犬の福祉のために寄せられた全国からの善意の寄付金を惜しげなく使ってであろう「上訴」の表明をしていますが、はてさて、これの代理人を引き受ける弁護士はいるのかいないのか。仮にいたとして、それを裁判所がどう扱うか、今度は「高みの見物」といきましょうか。その件がはっきりするのは、1月中旬以降です。皆様も、ぜひぜひ、ご注目下さい。そのあと・・・「私のひろしまドッグぱーく」は、きっと新たな転機を迎えるという、そんな気がします。ランキング投票はこちら クリック よろしくお願いします。
2007/12/30
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ありがとうございました!今日は12月27日、長かった「保護犬」の所有権を争った裁判の判決の日でした。郵送での判決文受取りと聞いていたのですが、結果は代理人を通してご本人にすぐに伝えられたようです。判決。原告側の主張をいずれも却下する当然の結果と思いますが、それでも、この言葉を実際に目にするまでは安心はできず、ここ数日ボンヤリとしていたのですが、今日、ハッキリとこのような結果が出て、感慨無量です。他の「まだまだこれから」のことはともかくとして、Kさん、本当にお疲れ様でした!!そして、心から、おめでとう~!!!最後で申し訳ありませんが、ここを通して応援くださっていた多くの方々、本当にありがとうございましたランキング投票はこちら クリックバンバン よろしくお願いします。
2007/12/27
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久し振りで、マンゴーチャツネ(<以前の記事へ) と、りんごジャムをどっさり作りました。 ※チャツネは、もちろんハインツのモルトビネガーで。 アレ以来、近所の大○p-コックで定番にしてくれています。感謝!どちらも、鍋への「仕込み」さえ終われば、仕上げの時以外はごく弱い火でクツクツと煮るだけなので、自宅でパソコンに向かう仕事の私向きなのですが、その「鍋仕込み」の時間がなかなか作れずに、もう半年くらい、「常備」が切れたままでした。やっと仕事の段取りができてその仕込みの時間が取れ、リンゴもおいしい季節になったしで、この時期を逃すとまた先延ばしになってしまうので、エイヤッでどっさり。作ってから気が付きました・・・手頃な小さな空きびんがないことに。ずっとジャムを手作りにしていて、たまに買う時には大きな瓶のものを買ってしまい、時々出る小さな瓶は人に差し上げる時に使うので(差し上げるときには小さな瓶!-笑-)小さな瓶は特別に好きな形のものがいくつかあるだけなのです。で、本末転倒ですが、ダ○ソーで、容器をいくつか購入してきました。普通のジャム用小瓶が100円なのはわかるのですが、とても可愛い白い陶器の保存容器があって、これも100円なのには驚きました。 恐るべし、ダ○ソー!瓶詰にしてもこのような密閉容器を使うにしても、まず容器を煮沸消毒して、中身を詰めてからも蒸し器で10分ほど蒸気殺菌して、アツアツのうちに蓋を閉めます。こうすると1年は平気とのことです。(私はたいてい数カ月以内に消費してしまうので、1年の実績はありませんが・・・)冷めている途中で、たくさんの小瓶の蓋が、ポコッ、ペコン、と音を立てて、中が真空に近い状態になったことを告げてくれます。蓋を空ける時には、蓋の真ん中が凹んでいるのが安心のしるしです。私が人に差し上げる時には気を使いすぎて蓋を「オニ閉める」ので、開けるのが大変なようです(爆さてさて、そしてゆうべ、帰宅がちょっと遅めだったにも関わらず-----ここのところスープカレー三昧なブログ友にすっかりあてられていたので、作ったばかりのチャツネを隠し味に使ったスープカレーがどうしても食べたくなり、夜8時30分を過ぎてから、圧力鍋を味方に、はい、作りました。スープカレーを作るのも久しぶりです。 今日の揚げ野菜は「紫」2種。ムラサキイモとナスビですが、ナスの色が綺麗に出なくて、おまけに緑がないので色がちょっと・・・ですね。「マッシュルームだけの料理がないものか?」と言うほど、異様にマッシュルームが好きな息子のために、これもどっさりです。こちらの写真の方が、白がきちんと出ていますが、ニンジンがやけに赤みが強くなっています。食べ物写真は、本当に難しいですねぇ。と、久し振りのものをいくつか立て続けに作ったせいではないと思うのですが・・・久し振りで、調理中に火傷をしてしまいました。グスン。10円玉より小さな大きさだし、圧力鍋の蓋抑えの金具部分にペトッっと触っただけなので深い火傷ではないし、痛さはどうということはないのですが、でも火傷って、とても腹の立つものですよね。。。こんな火傷までして作ったスープカレーが、隠し味のチャツネのよく効いた、とても美味しい仕上がりだったから、食べ終わった時にはもう私の機嫌もすっかり良くなっていたのですが、巷に「ジングルベル」響くこの時期、どうせするなら、もう少し違う「ヤケド」をしたいものです!ご賛同の方(何にご賛同するのかはおいといて)ランキング投票はこちら クリック よろしくお願いします。
2007/12/23
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このところ、「自分の」ブログをすっかり放り出して、何をやっているかといいますと・・・ブログを始める前のように、「受信者」に徹しての情報集めです。現在制作を手がけている三つのサイト、それぞれターゲットや発信内容が当然ながら違うため、それぞれに適した表現方法を模索しながらベクターでの「便利なフリーウェア」収集などを、久し振りにしてみました。たった半年ほどの「お久しぶりベクターさん」でしたが、なんだか浦島太郎になったよう・・・「お久しぶり」ついでに、以前のPCのブックマーク(お気に入り)を見直しがてら各サイトを訪問したところ、3か月ぶりくらいで訪れた特に企業などのサイトは、その殆どがリニューアルしていました。どちら様も新しい表現技術をどんどん取り入れていらして、一見して「カッコいい~!」と叫んでしまいそうな素晴らしいサイト揃いです。でもね、中へ入っていくと・・・どうも、うまく情報整理がされていなくてサイト内迷子になってしまったり、あちらこちらでリンク切れを起こしていたりで、これでは「デザイン重視」ではなく「デザイン偏重」ではないのかと、疑問に思いました。ホームページの主体がそのサイトの持ち主ではなくHP作成者(である制作会社)になってしまっているところが、たいへん多いように感じたのです。それでも、「情報の受け手」がその情報を受けたい形で受けられるなら、まだ、そのHPはその目的の大半をクリアしているといえます。が、受け手の側が、何やら「消化不良」を抱えてしまうとしたら、これはインターネットという道具の価値を著しく損なっていることになります。発信者 ==> 表現者(HP作成者) ==> ==> 情報の受け手と、このラインが分断されているサイトがこんなに多いのはなぜなのでしょう?まず、発信者は受け手に対して「押し付け」てはならないと思うのですが、ネット上は競争が激しいためか、それとも過剰なまでのいわゆるSEO対策の故か、受け手が「見たい・知りたい情報」にたどり着くのが以前より大変になっています。一つや二つのキーワードではいつも同じ情報(大手あるいは多数意見としてのそれ)にしか巡り合えないし、そこへたどり着くためにさえ、たくさんの「余計な情報」を通過しなければならない(押し付けの過剰情報摂取を強いられる)ため、他の、埋もれた多くのサイトへ向かう前におなかいっぱいになってしまいます。せっかくインタネはTVと違って受け手が能動的に情報に接することができる媒体のはずなのに、うまく機能させられなくなっていると、受け手として感じました。そして、一番問題なのが、HPなどの制作技術者。これはねぇ・・・芸術家ではないのですから!と言いたいです。どんなに「ほほぉーっ!」と感心されようとも、発信者が伝えたいことが迂回なしに受信者に伝わっていないことには、技術屋としてお金を頂いてはいけないのではないかと。「作品」を認めてもらいたいならコンテストにでも出したらいいわけで、それはご自分の「技術レベル」を確認する意味でも有効だと思います。が、発信者が伝えたいことを受け手が求めている形で伝わるように「技術的に」整理して、それを発信者に提示して理解を求め、そして表現する---という中間的な咀嚼とでもいうようなものを施すのが、いつでもソフト屋の真の役割だと思うわけです。パソコン自体が、それがおざなりにされたまま普及してしまったと言えないこともないので、このあたりは「全ての」メーカーさんに大いに反省していただきたいことでもあります。いえ、決して「新しいこと」を覚えたくないから言っているのではありません(笑)突然インタネとは話が違いますが・・・・マイクロソフトさん!ワード2007もですが、とにかくエクセル2007とアクセス2007、なんということをしてくれたのでしょう!ご指導する身にもなっていただきたい---というより、今までのユーザーさんを、なぜもこうも簡単に切り捨てて行くのでしょうか。ヒトとコンピュータがある意味近づき、また別の面ではドンドンかけ離れてゆくこれからのIT技術者に求められるものこそが、コミュニケーション能力なんだよなぁと、昨今の若い方のソレに欠ける部分をとても心配したりしてしまいます。そして、受け手も、あちらこちらで言われる「メディアリテラシー(情報を見極める力)を本気で身につけなくては、雑多な情報に振り回されてホントのところが見えなくなるし、私のような中間的立場の人間は、自分の軸がキッチリしていないことにはIT難民を救いあげることもかなわなくなってしまうと、柄にもなく上から目線で自分の仕事を見渡したりしながら、コトコトと、保存の煮物を作ったりしています。 クリック よろしくお願いします。
2007/12/17
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私は、住所欄でお分かりのように、×××住民です。が、現在の場所の住民となってからはまだ10年で、生まれも育ちも北海道。身内のほとんどが道在住で、私自身は×××に住んでいながらも、常に、北海道の経済や施策を含む情勢に目や耳が向いてしまう、気持としては「生粋の道産子」の、××歳の、自営業の者です。このたびの、環境省告示「全国動物愛護管理推進計画」において、『他の都道府県住民の意見は受け付けない』という自治体もいくつかある中、幸いにも北海道は、参考意見として受け入れてくださるとのことですので、「北海道のパブリック・コメント募集」へ、以下のように意見を寄せます。私は、動物の愛護活動について、北海道を離れてからは、×××や△△△で保護活動をしている小さな団体と若干のつながりを持ちながらも、地域猫や管理センターにおける、いわゆる「保護動物」を数匹引き取って暮らしているというだけの「ペット愛好家」を自任する一般市民でしかありません。とはいっても、最近は、長年北海道□□□近郊で、地道な動物愛護活動に当たってくださっている民間団体の「外部スタッフ」的な役割を自分に課し、仕事上での「漁夫の利」として、WEB上の情報収集に努め、若干の情報発信などもしています。今回の「全国動物愛護(管理)推進計画」も、そのような日常の中でインターネットを通じて知ることができ、一人でも多くの動物愛好家に意見を出して欲しいと思い、愛護団体の方々と「共同研究」のような形で意見を出し合ったり情報の共有に努めたりしてきました。一つ一つの提言・提案としては、別途提出の、団体としての「まとめ」に譲りたいのですが、今回の共同研究の中で個人的に感じたことを少しだけ、北海道のこの「計画推進委員」の方々にぜひ読んでいただきたいことに絞って、以下に記します。(これは北海道に限らずなのですが)このパブリックコメント募集を知っていた人はたいへん少なく、私がお知らせした殆どの方が、「全国動物愛護推進計画」そのものを知らず、また意見募集についても知りませんでした。本来、このことは「環境省」に対して意見を申し上げたほうがいいのかもしれません。が、環境省がその「推進計画」そのものを、トップダウン方式ではなく、各地方自治体へ落とし込んだうえでのボトムアップを図ったことについては、自治体ごとに抱えるであろう「動物との関わりの特殊性」に配慮したものであり、また、「動物の愛護や福祉」を主眼として変わりつつある「(略称)動物愛護管理法」と、主に管理に重点を置いた厚生省管轄の「狂犬病予防法」との交差部分の扱いに苦慮した結果なのかと想像もし、各自治体の「環境セクション」がこの計画実施に当たっていることを、むしろ救いと考えたいと、思うに至りました。自治体ごとに、他府県からの意見の扱いは違いますが、さすが、私が誇るべき「北海道」、 「他府県からの意見については参考にする」とあって、拒まれていないことに、深く敬意を表します。たいへんな分量の「素案」で、すべてに目を通すのは、素人には難しかったのですが、それでもできるだけ調べながら拝読し、他府県へパブコメを寄せる際にも、ずいぶん参考にさせていただきました。ただ、北海道のパブコメ募集で残念だったのは、もっとも大切なことが多く書かれている「第3章」についての意見を募集していないという点です。なぜ、どうして、第3章については「すでに決まったこと」として、見かけ上だけの「素案」になったのか?知りたくて、探したのですが、この計画素案が書きあげられるまでの「議事録」が、インターネット上では見つけることができませんでした。そのことから、1.この計画素案策定の主体が明確ではなく、2.どのような方々が、3.どれほどの期間をかけて、4.何を元に、5.発行責任の長を誰として、文書にして出したのかなどが、一見してわかりません。この素案を書き上げた主体者を、私(達)は仮に「北海道動物愛護推進計画協議委員」と呼んでいますが、平成19年10月日付、3章別冊【北海道動物愛護管理業務実施計画(素案)】には、[北海道環境生活部環境局自然環境課]とあり、「はじめに」の部分には「道全体」という言葉があって、今後の計画推進及び施設運営等々について、政令都市「札幌市」の取り組みへの連携がどのようになされるのかも含めて、【不明な点が多すぎる】と感じています。このような形・期間でのパブコメ募集は、厳しい言い方ですが、「行政のパフォーマンス」と解釈されても仕方がないのではないか?と不満が沸き起こるのを禁じ得なく、他の動物愛好家の方々と意見や提言をまとめながらも、時折、激しい徒労感に襲われました。国の「環境省」が全国自治体に対してこのようなとりまとめを、10年計画として告示発令(?)したという認識が、私(達)にはありますが、道が募集したことに応ずるこの「パブコメ」が、1.何をどこまで(どのように)、2.どこに汲み上げていただけるものなのか、3.計画推進は、「条例」どまりなのか、「法改正」への足掛かりにまで発展するものなのか、・・・それとも何も変わらないのか???意見をまとめながらも、そのような点が、もっとも気になるところだったことを、ここにお伝えします。それでも、経済動物としての家畜からの恩恵が大きく、また野生動物との共存に関しても、雄大な自然環境が大切な資源であるなど、「動物との関わり」が他府県に比べて格段と強い北海道です。私自身も、気質としての「フロンティア精神」に溢れる、※開かれた大地=北海道※で生まれ育ったことを、大変な幸運と感じ、そのことに強い誇りも持っています。かつて全国ニュースにまでなった×××の「不要犬ポスト」のような、あの種の恥ずべき発想が、二度と道民や道の行政機関(関係者)から出ないように、心から祈ります。また、これからの(10年にわたる)この計画の協議と今後の施策策定にあたり、一般からも「北海道動物愛護推進計画協議委員(仮称)」をさらに募集して、1.十分な期間を設けて2.広く意見を吸い上げ、3.「北海道」ばかりではなく他府県の施策や国の政策にまで、良い意味で「影響を及ぼし」4.確かな結果が出るよう、元道民として、強く期待しています。動物愛護後進国と一般に言われる日本において、【北海道こそが日本を動物愛護先進国へと推し進める牽引力を持つ】 とされるよう、道行政の方々の取り組みは、今後もおおいに注視いたしておりますので、来年度以降も引き続き、計画推進に向けて、特に「広く道民から協議委員を募る件」に関してご尽力くださいますよう、深くお願い申し上げます。*******************12月9日(日曜)いっぱいが、メール・FAXでの受付け締め切りの北海道でした。もうね、むっちゃ濃ゆ~い、この2週間でしたよ、ホント。。。ブログアップもしていないのに、毎日ポチってくださっている読者の方に、深く感謝です。皆様のところへも、もう数日したら、以前のように「煩く」訪問しますので、見捨てないでくださいませ♪ランキング投票はこちら クリック よろしくお願いします。
2007/12/09
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