LAUNDRY ROOM

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2006/01/17
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カテゴリ: MUSIC
日メールボックスに、 ためらいがちな書き始めの一通のメールが入っていた。
見知らぬ方からだったのに、読み進めるうちに、

まるで、ずっと連絡が途絶えていた旧友からの便り

のように思えてしまった。

そこには、かつて私が、 何年も会っていない昔の友の突然の訃報 に触れた時に味わったのと全く同じ、 "衝撃の心境" が綴られていたからだ。

差し支えないほどにご本人の事情を明かすと---

いアルバムを整理 していたときにふと目に付いた 1枚のコンサートチケット から、

『そういえば、今はどこでどんなふうに演奏活動をなさっているのか?』

このブログの数ヶ月前、7月29日 の私の記事 [ JAZZベーシスト 伝法諭 さんのこと ] に辿り着いたとのこと。

亡くなっていることも、CD が出ていることも知らなかったので、 CD が入手できるのであれば教えて欲しい と、依頼の旨のメール。

もちろん、すぐにお返事させていただいて、先方からももう一度、返信のメールをいただいて・・・
書きながら、読みながら、 伝法諭という一人のベーシストが、確かに存在して、 たくさんの人間の心の中に 今もなお生き続けている ことに、少なからぬ感動を覚えた。

以前、自分 がご遺族の方に電話を差し上げた時 には、自分の「女性」を意識して、失礼ながら、 あらぬ誤解や気持ちの波立ちを覚えていただかぬよう 、たいへん言葉を選んだため、充分なお悔やみも申し上げられなかったが、今回連絡を受けた方も女性だったため、改めて その時の私の心配が杞憂だった

本当に、わざわざ断るまでもなく、 伝法 諭 という人は、
相手が男でも女でも、老人でも子どもでも、
いつも相手を包み込むような接し方をする人だったのだ。

う数日前の話 になってしまったが、お問い合わせいただいた方と、 札幌のススキノでかつて優しい音を奏でていた一人のベーシスト のことをメールで語り合い、ご遺族の方に、問い合わせがあったことをお伝えし、「 伝」のVol.2 の発売予定 伝法 諭のベースの音に包まれながらの静かな夜 を過ごした日でもあった。

その方もおっしゃっていたが、本当に現代のテクノロジーに深く感謝。
またひとつ、 「ブログ、やっていて良かった!」 と思えた出来事だった。
ちなみに、

「伝(DEN)」Vol.2

は、この春、 3月以降にアルバム化の作業に着手し、夏か秋までにはリリースアップしたい とのこと。
その際には、ご連絡くださるとのことなので、

楽しみにしていようっと!

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最終更新日  2006/01/17 02:20:30 PM
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