ウンとかスンとか mamatamの日記

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ふろう閑人 @ Re:男の子が生まれました。(08/03) お孫さん誕生ーおめでとうございます。 生…
2012.03.03
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カテゴリ: あの頃
今では、毎日自転車通勤をし、

一番長い距離は、7駅先、電車で15分のところまで
自転車で行ったことのあるわたしですが、
実は大人になるまで自転車に乗れませんでした。

ごちゃごちゃと人や家やお店の集まっている下町では
子どもの脚で歩ける範囲内に友達の家でも、図書館でも
お菓子屋さんや文房具屋さんでも、行きたいところは
大体全部ありました。

自転車に乗りたいと思うこともなく大人になってしまいました。

子どもが生まれても、だから移動は徒歩、時々電車、バス。
子どもを連れていても、荷物があったりすると、せがまれても
抱っこできないことも多く、おかげで息子はとてもよく歩く
子どもになりました。

母が自転車に乗らないので、
息子も自転車に乗りたいと言い出さないまま小学生になり、
その息子が、ある日突然
お母さん、ほく、マウンテンバイクがほしいと言い出しました。

さて、困りました。
自転車は別に悪くありません。でも自転車に乗れないわたしは

家にいなかった夫は、土日も毎週居るわけではないので、
きちんと教えてやることができないと言うのです。
多分友達の自転車でも借りて乗っているうちに、乗れる
ようにはなるのでしょうが、それでいいとも思えません。
それに、マウンテンバイクというのは、その頃流行りだし、

買い与えていいものかどうか、判断がつかないといいます。

どんなきっかけだったか忘れてしまいましたが、そんなことを
同じマンションの同じ学年の子のお母さんに話すと、彼女が
「自転車乗り方教室」っていうのがあると教えてくれたのです。

毎週日曜日、無料で、乗り方と基本的なルールを教えてくれる
というのです。乗れない子も2-3時間で乗れるようになって
しまうそうでした。それに、自転車会社が運営しているので、
自転車もいろいろなタイプの物が揃っていて、マウンテン
バイクも普通の子ども無料で試乗できると聞いて、次の日曜日
たまたま出張の合間で家にいた夫と3人で出かけました。

場所は、なんと皇居。そう、あの皇居です。
目指すは二重橋。「東京だよおっかさん」です。
って、古すぎますね。

自転車産業振興会 という財団法人が主催で、自転車は本当に
選り取り見取り。財団に所属する自転車会社が寄付するらしく
ほとんどみんなピカピカの新品でした。
申込所に行って、手続きをし、自転車を選んでもらって息子の
グループの練習が始まりました。

すると申込所のテントの中にいた品の良い奥様が、
「お母様も自転車、お乗りになりませんか?」と勧めて
くださいました。
「いえ、結構です。わたしは乗れないので」とつられて丁寧に
お答えすると、
「あら、大人用の講習会もございますのよ。よろしかったら
ぜひ受講なさいません?すぐお乗りになれるようになりますよ」
とおっとりしたおススメを受けて、わたし、なんだかその気に
なっちゃいました。

まず、自転車を選びますが、サドルにまたがって両足が
ぺったりと地面に付くサイズのものを選びます。
すると、指導員のおじさんがおもむろに、わたしがまたがった
自転車のペダルを2個とも外してしまいました。
そして、自転車にまたがったまま、両足で蹴って前に進んで
くださいと言われました。
最初はすぐ足をついてしまうのですが、だんだん足を離せる
距離が長くなって、バランスが取れるようになると、外した
ペダル取り付けてくれて、いよいよこぐ練習です。
脚で蹴ってバランスを取るのはできても、ペダルをこぐと、
すぐバランスを崩して、足をついてしまいます。
それでも、両足が地面にしっかりとつくサイズを選んだので、
恐怖感がなく、少しずつですが、両足をペダルの上に乗せて
こげるようになりました。

直進ができるようになると、今度はカーブです。
自転車専用の広場でゆったりと曲がる練習をしていると
だんだんしっかりと回れるようになります。

指導員さんが、はい、もうこれで終了で良いですよ、と言って
くださったのは、確かに練習を始めて2時間後のことでした。

今から皇居のサイクリングコースを一緒に走りますので、
参加してくださいと言われ、数人の指導員さんを交え、
たくさんの修了者の方たちと一緒に皇居を周るサイクリング
コースへと走り出しました。
今は街中でも良く見かけるようになったけれど、その頃はまだ
珍しかったロードレーサーにぴったりしたサイクリングウエア
独特の形のヘルメット、サングラスという出で立ちのクロウト
さんに間を、危なっかしい新米の自転車乗りが、とろとろと
走って行きました。
指導員さんの上手な先導やガードのおかげか、全く怖さを
感じることもなく、本当に気持ちの良い、生まれて初めての
サイクリングでした。
何分ぐらいかかったのか全く覚えていませんが、わたしが
練習している間に講習を終えた息子と、自分も自転車を
借りて一緒に走っていた夫と合流しました。
息子と夫はお目当ての自転車も決めたと言っていました。
それから、遅いお昼をいただいて、3人で意気揚々と帰途に
就いたのでした。

翌月曜日、早朝に出張のために羽田に向かう夫を送り出し、
息子も学校に出かけると、午前10時の開店を待ちかねて
どこへ?って、もちろんサイクルショップへ。
いいえ、息子のマウンテンバイクではありません。
息子のは、次の日曜日にお父さんに買ってもらう約束ですから。
わたし用の自転車を買いに出かけたのです。
初心者は激安の自転車は避けたほうがいいという店員さんの
説明に納得して、でもあまり高くもない、赤い自転車を
お買い上げ。高さを調節していただき、別売り部品を取り
付けていただいて。。。でも、これ誰が家まで運ぶの?
考えたら、そこからわたしが乗って帰るしかありません。
街中の細い道は、歩行者もいれば、ほかの自転車もいて、
よろければ車道にはみ出しそうだし、歩いて7分ほどの
距離を15分くらいかけて、半分は自転車を降りて引き
ながら、家まで持って帰りました。

以来、もう何台目になるでしょうか。今や自転車は
わたしの生活に欠かせない道具になりました。
なんだか、不思議な気がします。





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最終更新日  2017.01.09 19:11:26
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