ウンとかスンとか mamatamの日記

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2017.12.17
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カテゴリ: 文楽
昨日、文楽鑑賞教室を見てきました。

今回で49回目を数えるという文楽鑑賞教室、この日のプログラムは、「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら) 渡し場の段」上演のあと、太夫、三味線、人形遣いという三業の解説「文楽の魅力」、そして「傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく) 新口村(にのくちむら)の段」という構成でした。
日高川入相花王は、道成寺に伝わる安珍清姫伝説をもとにした作品で、渡し場の段は、道成寺に逃げ込んだ安珍を追ってきた清姫が、渡し船に乗せてもらえないばかりか船頭にすげなくあしらわれたことで怒り心頭。。。というお話です。
怒涛渦巻く夜の川に、怒りと嫉妬のあまり無謀にも振り袖姿のまま飛び込んだ娘が、蛇体となって泳ぎ渡るというすさまじい場面を、床に5人の太夫さんが並び、三味線も5本という大迫力の舞台で堪能しました。
短くてしかも有名な場面なのでわたしでも粗筋を知っていたこともあって、字幕をあまり見なくても義太夫が耳に入ってきて、人形の動きに集中できてとてもよかったです。
この場面は、少し前に朝ドラのクレジットに桐竹勘十郎さんの名前が出てびっくりしたというお話の時ご紹介した、「ガブ」( ここ です)が登場する作品の中でも最大級に有名で、綺麗なお姉さんから鬼への変わり目を目撃するのを楽しみにして行ったのですけど、この日は文楽鑑賞教室ということで、一般客用のチケットは数が限られていたようで、最後列に近いお席だったため(オペラグラスも持っていくのを忘れてしまい)変身の場面をしっかり見ることができなかったのはちょっと残念でした。
でも、前の方にいらした学生さんたちは、きっとしっかり驚いてくださったことでしょう。

この後の解説「文楽の楽しみ」は、三業の若手の技芸員さんたちが、実演を交えながらわかりやすく説明してくださいました。
わたしには、特に寛太郎さんの三味線の解説が興味深かったです。
そして最後が、人形浄瑠璃「傾城恋飛脚 新口村の段」。
近松門左衛門の名作「冥途の飛脚」を、その没後に改作したものだそうです。
真っ白な雪景色の中、豊松清十郎さんの梅川がとても清楚で健気で、綺麗でした。
忠兵衛の父孫右衛門は吉田玉男さんでした。
息子の犯した罪の重さに慄き、息子に代わって牢に入れられた養父のために早く捕まってほしいと言いながら、自分が縄をかけることはとてもできないし、そんな姿を見るのもつらいと涙する姿に、客席のわたしも思わず涙ぐんでしまいました。
床には、小住大夫さんから、呂勢大夫さん、そして千歳大夫さんと、わたしの好きな大夫さんばかりが登場してくれて最高でしたし、三味線も清公さん、燕三さん、富助さんという豪華版で、
短い時間でしたが、大変に楽しめました。

今回の本公演「ひらがな盛衰記」は拝見しませんでしたが、いつか見るときの予習のためにパンフレットを買い求め、ついでにこんなものも。

こんなもの その1


こちらは「曾根崎心中」の、超有名な一節ですね。

そして、その2

携帯ストラップ、お名前は「ツメやんプラス 金毛九尾妖狐ちゃん」です。
これについては、いっぱいお話したいのですけど、これからまた、いつものお墓参り兼お食事に出かけることになっていて、今年最後のしか野さんデイなのです。
というわけで、詳しいことはまた後日。


長々お付き合いありがとうございました。





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最終更新日  2017.12.17 14:25:29
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