ウンとかスンとか mamatamの日記

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2023.03.16
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カテゴリ: お出かけ
やや遅れながらなんとか駅の観光協会に戻り、担当の方とこの日のガイドをしてくださる方にお会い出来ました。

津和野は小さな町ですが、山間の町なのでそこそこ傾斜があり、電動でないと厳しいかもしれませんが、新しくてきれいな自転車でした。
ガイドのさとしクンは島根出身で広島在住、この日は朝広島を出て車で来てくれたのだそうです。
ツアー参加者はわたし一人(!)。ちょっと、それ、赤字じゃないの?と心配になりました。
最初に少し試し乗りをして、コースや津和野の町について説明を受け、のんびりと二人で出発です。
駅前からしばらく商家の続く商人地を走り、武家地に入っていきます。昔はこの間に門が建っていて、許可された人以外は入れなかったそうです。
街並みはとても古くて建物も年代を感じさせますが、よく手入れされ、綺麗に保持されていました。
街がとても大事にされている感じを受けます。それを伝えると、さとしクンわが意を得たりとばかりにとっても嬉しそうに、津和野の人たちは津和野が大好きで、とても大事にしていると教えてくれました。

最初にわたしたちが走ってきた武家地のメインストリート=殿町通り=沿いの景色はまさにその典型です。さとしクンが百景図のコピーを見せながら説明してくれましたが、森鴎外も学んだ藩校の養老館や、昨日の源氏巻の家老多胡さんの家など、まさに百景図のままでした。
面白いのは、現代の津和野では街の代名詞のようにもなっている堀が、実はその百景図には描かれていないことでした。それは堀が、度重なる水害の対策として明治以降に掘られたから、なんですって。
自転車ツアーだったため、走りながら写真が撮れず、この辺りの写真がありません。
数少ない写真をアップしますと、
津和野のマンホール蓋、その1。津和野のゆるキャラ(名前失念)の蓋です。
その2。家老屋敷の塀と門でしょうか?そして
そのマンホールを撮っているわたしをさとしクンが撮ってくれました。

こちらがそのさとしクンとわたしです。森鴎外の生家を訪ねた後、川沿いを走っていたら、知り合いの方にバッタリ会って、その方がシャッターを押してくれました。若々しくはあるけれど落ち着いた感じのさとしクン、 息子より少し上 ?30代後半くらい?と思ったら6歳年上ですって。1980年生まれ?それでもやっぱり若いわね。
右側に見えるのが今回お借りした電動自転車です。
後ろに見えるのは津和野のシンボル青野山かもしれません。青野山、ぽっこりまあるい可愛い山です。鴎外の頃は「いもやま」と呼ばれていたそうです。「芋山」かと思ったら「妹山」なんだそうですが。まぁるいのはこれが溶岩ドームだからなようです。


鴎外は、作家としてでも、最高位に上り詰めた軍医としてでもなく、1人の人として津和野に戻ってくることを望んだそうで、墓碑にはただ森林太郎墓とだけ刻まれていました。
晩年、津和野に戻ることを強く望んでいたそうですが、鉄道(山口線)は林太郎が亡くなった翌年に開通し、彼の帰郷の望みは存命中には叶わなかったとのことでした。
このお寺には、また、代々の藩主や主だった家臣も葬られているそうです。奥に見えるのは御本堂の屋根、手前の門は藩主がお詣りするときだけ使われたものだそうです。本堂の屋根は葺き替えられたばかりとのこと。屋根を葺く茅をあつめるだけでも何年もかかったそうですが、
この日はご住職がご不在とのことで、書き置きでしたが御朱印を拝受することができました。


サイクルツアーはここで終わりで、駅に戻りました。
この後は津和野発14時56分の路線バスに乗って萩に移動します。
実は、わたしはこの日お昼ご飯を食べ損ねていました。どこかでお昼を食べたいと思いつつ、駅の目の前にある安野光雅美術館にもぜひ寄ってみたくて、1時間強ほどある時間をどう使おうか、ぼんやり悩みながら、吸い込まれるように美術館に入ってしまいました。


入場券です。安野さんが津和野町の出身というご縁でここにこんな美術館ができたそうです。
緻密でいながら温かみのある安野光雅さんの作品がたくさん展示されていて、
内装も安野さんの作品にぴったり。
窓から見える別棟です。ここにも石州瓦が使われていました。記念に

クリアホルダーを買ってきました。
のんびり見た後、カフェテリアでお茶と軽食でもと思いましたが、売店しかないとのことで、結局お昼は食べ損ね、駅前のなんとも形容のしにくいお店で、ペットボトル入りのまめ茶とお煎餅を買い、駅前のベンチに座ってバスを待ちながら食べました。
まめ茶は、帰ってきて調べからカワラケツメイという薬草のお茶なんだそうです。とってもおいしくて、体にも良さそうだし、お取り寄せしてみようかと思っています。おせんべいも美味しくて、バリバリ食べていたら、バスが来ました。
東萩駅行き、終点まで1時間40分くらいかかります。
乗り込んだ乗客はわたし1人。車内は静まり返っていました。最高に良いお天気で、ポカポカしたバスの中で、寝不足のわたしはいつの間にか爆睡していました。
途中何度か目が開きましたが、すぐにまた眠りの世界に戻ってしまい、はっきり目覚めたとき、バスはもう萩市内を走っていました。
楽しかった津和野でしたが、半日の滞在はやはり短すぎました。
名物のうずめ飯も食べられなかったし、もう一度来ないといけないような気がしています。

付記
昨日の日記で、仮名手本忠臣蔵の浅野内匠頭をモデルにした 登場人物 を塩谷判官と書きましたが、変換ミスで塩冶判官が正しいです。読み方はえんやはんがんです。失礼いたしました。





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最終更新日  2023.03.17 11:45:32
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