ガリラヤ湖ほとりにて・・

ガリラヤ湖ほとりにて・・

February 1, 2019
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​【使徒パウロ】は、【12使徒】の一人とさへ考えられるほど『キリスト教』では重要な人物です。

『キリスト教』が【ローマ帝国】内に宣教され、またたく間に、猛烈な勢いで広がったのは、【使徒パウロ】の懸命な宣教によるところが大きいのです。

 何故なら【使徒パウロ】は『ギリシャ語』が堪能なユダヤ人で、しかも元々現在の【トルコ方面】出身で、【ギリシャ人】や【ローマの都市】にとても通じていた人物だったためでしょう。

​​ ​【使徒パウロ】​​​ ~現在の【トルコ】方面の 『タルスス』出身 の裕福で学が高い【ユダヤ人】。
『ギリシャ語』と『ヘブライ語』が堪能だった。
裕福な商人の息子で、学問が高く、 職業は「テント職人」
生まれながらに【ローマ市民権】を持つ。
生涯独身で宣教に従事。
 元の名前を 『サウロ』 と言い、 熱心な『ユダヤ教徒』で『ベニアミン族』 の生まれだった。
 彼は最初「キリスト教徒」の迫害者だった。

改心した後の 30年の生涯を【長大な宣教旅行】に費やし 、激しい迫害時代にとらえられ、【ローマ】で投獄。反逆罪の濡れ衣を着せれら”殉教”した。

上の図のように、【使徒パウロ】は、ろくな交通手段もない時代に、【陸&海】を何千キロも旅をしました。
そして、【キリスト教】を宣教しました。

新約聖書 ​​​ 【使徒行伝】 ​​​ は、パウロの弟子、
医者の『ルカ』が著したものと言われています。
【ルカ】は【ルカによる福音書】の著者でもあります。
​【使徒行伝】​ は、
「どのようにして「キリスト教」が発展していったか」と 「使徒達の働き」が書かれている、とても大切な書物なのです。

(^^;)実は 【使徒行伝】が解らないと・・
ちょっと「困ったちゃん」が沢山居ます。
それは「キリスト教」がどのように伝わったのか?知らない人で、「キリスト教」の発生について疑いを持つようになるのです。

​【使徒行伝】は実は難解です。​
​​​特に 「西洋の歴史&地理」に無知 、『聖書的な歴史』が皆無な ​​​ ​​​ 【日本人】 ​​​
にとってです。

一部の「日本人クリスチャン」は【使徒行伝】が全く理解できません。
 なぜなら、「大量の外国の地名」が登場する為で、現在の【トルコ地方】が舞台である、この【使徒行伝】が全く理解ができないのです。

 その為・・(^^;)中には懐疑的な思想に騙され・・
【キリスト教】は誰かが創作したに違いない!
(爆笑)・・【ブルトマン】らの説!
にかぶれてしまう人が、結構後を絶ちません。
 大変残念な事です。

そんな ​太古の古い邪道説(19世紀末)​ に騙されないように・・
しっかり【キリスト教】の成り立ちを
【使徒行伝】で学びましょう。(^^)


​創作​ (爆笑)ではなく・・
【キリスト教】は、【使徒行伝】にどのように伝搬したのか、ちゃんと記されているのです。
【トルコ地方】を知る事は、【使徒パウロ】の宣教をしる上で重要であり、ここは【聖書】&【教会】の原点的な場所であると言えるでしょう。

【地名】【場所】をきちんと把握しながら、
【使徒行伝】にどのように記されているのか?
【使徒パウロ】と弟子達がどのように、【キリスト教】を伝え、どのように【ローマ帝国の大都市】に広がって行ったのかを、しっかりと学びましょう。

​○【使徒行伝1章】​
『イエス・キリストの昇天』
 冒頭の1章は【イエス・キリスト様】の昇天が描かれており、最後に【キリスト】から、使徒達や弟子達が「聖霊の降臨」と、「世界宣教」への召命されるところが描かれています。


(使徒行伝1章4節)
『彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。
エルサレムを離れないで、わたしから聞いた約束を待ちなさい。』

(使徒行伝1章8~11節)
『しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは、力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てまで、わたしの証人となります。

こう言ってから、イエスは彼らが見ている間に上げられ、雲に包まれて、見えなくなった。

イエスが昇っていかれるとき、弟子たちは天を見つめていた。
すると、見よ、白い衣を着た人がふたり、彼らのそばに立っていた。
そして、こう言った。
「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天にあげられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになるのです。』



このように、【イエス・キリスト】の昇天と『聖霊降臨の預言』とが描かれています。

 場所は ​​​​ 【エルサレム】 ​​​​
【キリストの昇天】の場所は、
​【オリーブ山】​ であると言われています。

【オリーブ山】の頂上に立つ【昇天教会】です。
「昇天の塔」が高くそびえ、目立っています。

(オリーブ山の頂上に「高い昇天の塔」が見える場所が、「キリストの昇天された場所」と言われています。下には「ゲッセマネの園」があります。
また、聖書にあるように
、【イエス・キリスト】は最後の終わりの日に、全く同じ姿で、この【オリーブ山】に立たれると預言されています。)


【使徒行伝】冒頭に出てくる【テオピロ】という名前は、著者の【ルカ】がお仕えする、【ローマの高官】です。
医師という職業の【ルカ】は、当時”奴隷”の身分であり、【ローマの高官】に仕えていました。
(ローマ時代、良く征服民は誰でも”奴隷”にされていました。)

(^^)この最初の章では、【イエス・キリスト様】が昇天され、そして弟子達は、【エルサレム】の『最後の晩餐』があった『2階座敷』に戻り、『イスカリオテのユダ』が亡き後、【12使徒】が人数が欠けたため、【くじ引き】で『12番目』の使徒【マッテヤ】を選びます。








(^^)是非、【聖書】『使徒行伝』をお読み下さいませ。

口語訳新約聖書【電子書籍】[ 日本聖書協会 ]


​○【使徒行伝2章】​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 【ペンテコステ】(聖霊降臨)
が描かれている!

2章は【ペンテコステ】(聖霊降臨)の出来事が描かれています。


(場所)  【エルサレム】
『最後の晩餐』をした、【二階座敷】
​​​​

​​(エルサレムの”上の町”にあります。別の書で、これは『弟子マルコ』(【マルコ福音書の著者】の家の2階だと言われています。)

(^^)  【ペンテコステ】
【教会】が誕生した日
と言われています。​​

【聖霊様】(神様の霊)が、降臨され、いよいよ【教会】が地上に誕生した訳です。


​​【イエス・キリスト様】の昇天後も、12使徒達と弟子達は定期的に集まり、いつも”信仰”と
”祈り”に励んでいました。

そしてユダヤ教の祭日【五旬節】(ペンテコステの日)にも、皆は『エルサレム』のあの「二階座敷」に集まり、皆で熱心に祈っていました。

 その時、突然”風が吹くような激しい音”が起こり、彼らの上に突然、約束の『聖霊』(神の霊)が注がれ、彼らは皆、【異言】(外国語)で話だしたのです。

このように【聖霊様】(三位一体の神の一つの型)が、地上に下され、【教会】が地上に誕生しました。

この2章は、その【ペンテコステ】の出来事が書かれています。


(”炎”のような舌が現れ、弟子達の上にとどまる)


(使徒行伝2章1~21節)

『五旬節の日になって、みながひとつの所に集まっていた。
すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
また、炎のような別れた舌が現れ、ひとりひとりの上にとどまった。
すると皆が聖霊に満たされ、御霊が話させて下さる通りに、他国の言葉で話だした。
さて、エルサレムには、敬虔なユダヤ人たちが、天下のあらゆる国から来て住んでいたが、
この物音が起こると、大ぜいの人々が集まってきた。彼らは、それぞれ自分の国の言葉で弟子たちが話すのを聞いて、驚き呆れてしまった。
彼らは驚き、怪しんで言った。
「どうでしょう。今話しているこの人たちは、みなガリラヤの人ではありませんか。
それなのに、私たちめいめいの国語を話すのを聞くとは、いったいどうしたことでしょう。
私たちは、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人、またメソポタミヤ、ユダヤ、カバドキヤ、ポントとアジヤ、フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者たち、また滞在中のローマ人たちで、ユダヤ人もいれば、改宗者もいる。
またクレテ人とアラビヤ人なのに、あの人たちが、私たちのいろいろな国の言葉で神の大きなみわざを語るのを聞こうとは。」

人々はみな、驚き惑って、互いに言った。
「いったい、これはどうしたことか。」
しかし、ほかに、「彼らは甘い葡萄酒に酔っているのだ。」と言ってあざける者たちもいた。

そこでペテロは十一人と共に立って、声をはりあげ、人々にはっきりと言った。
「ユダヤの人々、ならびにエルサレムに住むすべての人々。
あなたがたに知って頂きたいことがあります。
どうか、私の言葉に耳を貸して下さい。

今は朝の九時ですから、あなたがたが思っているように、この人達は酔っているのではありません。

​これは ​預言者ヨエル​ によって語られた事です。​

『神は言われる。

終わりの日に、私の霊をすべての人に注ぐ。
すると、あなたがたの息子や娘は預言をし、
青年は幻を見、
老人は夢を見る。
その日、わたしのしもべにも、はしためにも、
わたしの霊を注ぐ。
すると、彼らは預言をする。
また、わたしは、上は天に不思議なわざを示し、
下は地にしるしを示す。
それは、血と日と立ち上る煙である。
主の大いなる輝かしい日が来る前に、
太陽はやみとなり、月は血に変わる。
しかし、主の名を呼ぶ者は、みな救われる。』

​​​​​​​​多くの外国語圏に住む【ユダヤ人】たちは、見て、驚き、呆れました。
 ユダヤに住む弟子達が、皆自分の国の言葉でしゃべりだしたのです。
それは「ギリシャ語や、カバドキヤ方面の言葉や、アジヤの言葉、アフリカ方面クレテ人の言葉など、多種多様な言葉であった事が描かれています。

そして、この出来事【聖霊降臨】は、旧約聖書の預言者【ヨエル】の書の預言通りだと、使徒ペテロは語りました。
「終わりの日に、神様が【霊】をすべての人に注ぎ、彼らは預言し、幻をみたりする。」
・・と言う事が預言されていました。

 非常に劇的でダイナミックな【教会】の誕生が描かれているが、【使徒行伝2章】です。

そして、【使徒ペテロ】(12使徒のリーダー)は、大胆に【神様の救いの福音】を語り出したのです。

(使徒行伝2章36節)
『ですから、イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。』

(2章38節)
『悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。』

・・この大胆な【使徒ペテロ】の最初の”説教”に、それを聞いた人々の3000人が、『イエス・キリスト』を信じ受け入れました。

ここで、地上で初めて『キリスト御自身』によらない、【聖霊様】(神の霊、キリストの霊)による【宣教】が行われたのは特筆すべきでしょう。

また、最初の【教会】の様子について・・

(2章43~47節)
『そして、一同の心に恐れが生じ、使徒たちによって多くの不思議なわざと証しの奇跡が行われた。
信者となった者たちは、皆いっしょにいて、いっさいの物を共有していた。
そして資産や持ち物を売っては、それぞれの必要に応じて、みなに分配していた。
​そして毎日、心をひとつにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心を持って食事を共にし、神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えて下さった。』

・・と最初にできた 【原始キリスト教会】 が、
”共産的な生活”​ を送っていた事が書かれています。


彼らは自分の財産を所有せず、
皆で共有していたのです。

そこには、かって無かった「平和」で「平等」で愛に溢れた生活がありました。
 彼らには「金持ち」と「貧しい者」というような差別は無かったのです。
 神様の前に皆が平等であり、皆の財産を共有していました。

・・この麗しい生活に、多くの人々が仲間に加わっていったのです。

ここで注目すべきは・・
そのような『原始共産主義的な生活形態』はどこから来たのか?・・という疑問ですが・・
この「回答」らしきものは・・
【バプテスマのヨハネ】が所属していた【クムラン教団】の生活形態と良く似ている事です。

「死海」のほとりの【クムラン教団】では、皆が財産を捨て、共有し、共同生活をして居たと言われます。最初の【修道院の形態】と言われています。
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20世紀になって「死海文書」が発見された、「死海のほとりのクムラン遺跡」!
 ここでは、【修道院】のような生活が行われていたと言われます。

 また、12使徒の中の『アンデレ(ペテロの兄弟)』などが、【バプテスマのヨハネ】の弟子であった事などが『ヨハネ福音書』に書かれているので、【12使徒】達と何らかの関係性を感じるものですね。

(^^)この2章では、場所は【エルサレム】
で、【12使徒達】は常に弟子達と集まり、「祈り」をしてた事、そして【ペンテコステ】の出来事、【原始キリスト教会】の誕生と様子が描かれています。

この後も【使徒行伝】は7章まで(全部で27章)は、【エルサレム】の【12使徒】の宣教と活躍、迫害などが描かれています。
(まだパウロは登場しません)

 それを次々と追っていきます。
この1~2章も【エルサレム】が舞台である事を、覚えておいて下さいませ。














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最終更新日  February 8, 2019 02:13:21 PM


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