
七時半、ゴミ出しに行くので、袋をぶら下げて歩いていたら、お客さんと出会いました。
「お早うございます。」「お宅へ行くところよ。」「じゃちょっとゴミを置いてきますね。」
そんなやりとりの後、走って家に帰り、お直しを受け取るだけでいいのかと 思ったら、
直すところがいろいろあるというので、大急ぎでカーテンを開け、仕事の部屋に。
まだ値札をつけたままのもので、明日の旅行に着ていきたいとか。
ほどくのを手伝うよ、というので、大丈夫、夕方までにやっておくから、と
安心してもらい、その人はそのまま勤め先へ行きました。
困ったときの神頼みだよ、と神様にされてしまい、助けてあげたい気持ちは
もちろんありますが、私にも今日の仕事があるわけだから、電話で都合を
聞くくらいのほうが、礼儀にかなっているのにな、と思いました。
とは言ってもこちらもお客様は神様、殆んどの要求は呑むことにしています。
いつ人が来て仕事が中断するかもしれないので、夕方に間にあわなくては心配と、
すぐにとりかかり、朝食も食べず、お茶も飲まず、お昼までに仕上げました。 これで安心。
私は何でも夢中になるのですが、やることはやらないと落ち着かないのです。
断る、ということもした方がいいよ、とは、いつも娘に言われています。
やれやれと洗濯物を干している足元に、ヒメツルソバが一面に 咲いています。
地面を這って増えていきますが、とても可愛い花で、 今日は、朝からの奇襲に
疲れたので、しゃがんでゆっくり眺めながら、でも私はこれからも、いやなことも
断れず、そんな自分を楽しみながら暮らしていくんでしょうね、と思いました。
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