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「師匠、起きて下さい、師匠!」「ん・・・あれ・・・みんなはー?」「とっくに帰っちゃいましたよ。あともう私達2人だけです。」「え・・・?そなの。ん・・・飲んだな・・・結構飲んだ・・・今何時?」「もう11時です。かなり飲みましたねぇ。大丈夫ですか?師匠。」「んー!イベントの打ち上げはどうも飲みすぎちまう・・・さて、帰ろうか。」「あ、ちょっと師匠、帰らないで下さいよ!まだ終わってません!」「ん?何が?だって誰もいないじゃん。ここ閉店何時?っていうかオレ師匠じゃないし!君も早く帰りたまへ。」「今日、朝言ったじゃないですか!来週のイベントの事でネタ教えてくれるって。」「ふーぅ。あーホントだ。みんな帰りやがった・・・。ん・・・あっさりした物食いたいな・・・ん?なんで俺が君にネタを教えにゃならんの?」「だって朝アドバイスしてくれるって・・・。」「あのさあ。何を悩んでるんか知らんけど俺のネタを君がやって何か意味あんの?あーん?」「だって・・・教えてくれるって・・・そう思ったから・・・。」「あーもう、そんな顔すんな!あー帰りてぇ。帰って風呂入ってそのまま寝てぇ。」「帰ります・・・?」「お茶漬け。」「え?」「お茶漬け食べたい。梅茶漬け。」「あー、すいませーん!梅茶漬け一つ・・・。」「わかったからそんな顔すんな!」「教えてくれます?」「てかさ、何を悩んでるんだっけ?」「来週末のイベントで3ステージのショーを任されてるんです。でも今まで1ステージしかやった事なくて3ステージ分のネタが無いから困ってるんです。」「ふーん。別にいいんじゃないの?同じこと3回やれば。あ、何か注文する?」「私はいいです。だって、お客さんによっちゃ、3回も同じ事を見せられるんですよ?オチとかギャグとか・・・。」「だから?」「いいですよ師匠は色んなネタ持ってるから困らないんだ。」「師匠はやめろ。弟子にした覚えは無い。巨乳しか弟子にしないことにしてるんで。」「すんませんね貧乳で。何か良いネタ教えてくれるのかなってずっと待ってたのに。」「アドバイスするとは言ったがネタ教えるとは言ってない。まあ落ち着け。」「あ、お茶漬けこっちです。はいどうぞ。」「梅以外のお茶漬けは認めん!かー!美味い!」「・・・。」「あのさ、同じ内容を3回見るのってそんなにつまんないか?」「つまんなくないですか?さっき見たネタをもう一回見るなんてつまんないじゃないですか。」「お前、一番好きな映画何?」「え?なんでそんな事聞くんですか?えーとハウルとかですかね・・・結構見ましたよ。」「何回見た?」「そりゃもう10回以上は軽く見てます。台詞だって覚えてるし、シーンごとに頭に再現できます!」「なんで何回も見るの?内容知ってるのに。展開も、ラストも知ってるのになんで10回も見るの?」「だって面白いから・・・」「だろ?面白いものは何回見ても面白い。だって面白いってわかってるんだもの。次の展開にワクワク出来る。感動できるってわかってるんだもの。」「じゃあ・・・」「そう。お前の持ってる最大限の面白いショーを何回でも見せてやれ!何回でも楽しませてやれ!面白いってわかってるショーは何回見ても面白い。つまらないショーは2度と見たくない。もっと自分に自信を持て!自分を信じろ!客を信じろ!他人を易々と頼るな。俺からはそれだけだ。」「あ・・・あの・・・。」「なんだよ。」「ありがとうございます!」「基本だ!肝に銘じとけい!トイレ行ってくる。」「はい!ありがとうございました!!」「ふー!飲んだー!食ったー!あれ?あいつ帰りやがった!なんだよまったく・・・あ、お勘定お願いします。結局俺のおごりかよ・・・。」(創作日記20061128)
November 28, 2006
県民文化ホールといや、県内で1、2を争う規模のホール。実は今回が2回目のステージつっても前回は思いっきし前座でした。しかもステージではなくてステージに通じる通路部分。よくやったなぁ・・・あんな場所で。さて、11月23日、「早ね早おき朝ごはん」という結構大き目のイベント。実は一昨日受けたインフルエンザ予防接種がいけなかったのか熱と咳と倦怠感・・・え?風邪ひいてしまいました?この日も鼻ズルズル・・・関節イタイ、寒気ブルブル!うー気分悪い。荷物を楽屋に置いてステージで司会の方と音響さんと主催者に挨拶&打ち合わせ。舞台監督が居ないとかで少し揉めてる様子。適当に流れを聞いて出演時間まで控え室で待機。風船でネタ作った後はソファーにゴロン!「うー気分悪い~!」楽屋のモニターに映るステージ映像を眺める。さてと・・・30分前に舞台袖へ。ふと辺りを見回す。今までどれくらいの人がこの舞台袖で出番を待ったんだろうか・・・。緊張して堅くなってる人、仲間と内容を何回も打ち合わせる人、県民文化ホールだぜ?ここ。そんな大きな舞台の袖で鼻水垂らして震えてる自分。ステージに立った時、何するかなんて考えるのもおっくうになってくる。ステージ立ってから考えよ。出番まーだーかーなー今ステージ上で行われている出し物を横から眺めながら・・・「もうすぐ出番??次?次、俺?マジで?」と一人芝居。つまんないからやめる。そして司会の方のきれいな声。いいよなぁこんなキレイな声持ってる人。こんな声で大道芸やられた日にゃとても勝てっこない。後で調べてみるとこの美人司会の方は第4回「詩のボクシング」高知大会優勝者の方でした。うへぇ!自分なんかとても人前で話すなんて無理ぃ!(←言ってる事変)「ではMr.マーさんどうぞ!(美声)」ヘッきし!最後に大きなくしゃみを一発かまし、ステージに躍り出る。うわ!スポットライト眩し!後ろのほう見えへんやん!一通り知り合い居ないか見回すもスポット眩しくて見つけられず。お!さっきまでのダルさがどこへやら!なんか楽しくなってきた。「こんにちはー!!」子供たちの笑顔はいつにも増して最高です。
November 27, 2006
東大阪の友井保育所から出演依頼。ついに来ました!大阪からの出演依頼!今までは兵庫県加古川が最遠。大阪かぁ・・・でも大阪大学、京都大学、はたまた吉本とパフォーマーがたくさん居る関西でナゼに高知から大道芸人を???この答えは結局出ず仕舞い。従姉妹に子供が生まれたと言う事で岸和田周りでの旅です。高知→徳島→(フェリー)→和歌山→岸和田(一泊)岸和田→東大阪という道のり。結構遠いなぁ。車の運転も相当なもの!!でも大丈夫!今回は新兵器があるのです。先日、ホームセンターで衝動買いしたDVDプレイヤー。カーナビと直結!音声はFMトランスミッターで車内スピーカーへ。高速の長距離運転をDVD見ながら・・・周囲からは危ないからやめろと。今回は庵野秀明特集って事で「トップをねらえ!1・2・3」と「オネアミスの翼」を用意。これが信じられないくらい運転が楽!!!あれ、もう着いちゃったもっとDVD見たかったのにてな感じ。そんなこんなで夕方には親戚のお家に到着。みんなで鍋を囲んで楽しい夜でした。そしてイベント当日。カーナビをフル稼働で・・・のつもりがカーナビの野郎、高速を降りる出口を間違えやがった!おかげで大阪の町をぐるぐる~!今回お世話になった友井保育所。父兄主催のイベントで文化センターを借りてのバルーンショー。保育園児は結構ノリが良くて楽しい内容となりました。午前の1回目は多くの子供達に囲まれてのショー。バルーン教室を含め90分の内容でしたが前半のショーで少し飽きてきたコもいたりして早めにバルーン教室に切り替える。午後の2回目のショーは人数が少なかった分、ほぼ全員ショーに集中してくれて少し長めの内容でもまとまったショーとなりました。バルーン教室は握力の関係で小学4年生以上を目処にやってるけど今回は内容を簡単にし、また父兄のお手伝いもあったので問題なく進行できました。スタッフの方の手際よい働きのおかげでこの日のイベントも無事終了。生憎の雨空でしたが僕自身も楽しめたイベントとなりました。友井保育所父兄のみなさん、大変お世話になりました~!!そして写真、ありがとうございました!あ、折角親戚んちに行ったのに従姉妹のコの顔を見るの忘れてた!!
November 23, 2006
11月12日。ヤシィで日中イベントをこなしたあと、安芸市伊尾木の芸能大会に出演してきました。以前、「寅さん演芸大会」に出演した際、お世話になった安芸ちんどんの方からのお誘いです。伊尾木公民館は地方の小さな集会所といったような場所でここで夜6時半から地元の方達の演芸を披露するという物。社交ダンスやカラオケ、太鼓などなど・・・。会場に着くと・・・おぉ!懐かしい顔が!高校時代の同級生、新谷さん!向こうもすぐわかったようで、すっかりお母さんになった彼女はちっとも昔と変わらない様子。余談ですが、みなさんは初めてカラオケという文化に触れたのはいつでしょうか?僕は結構遅くて高校卒業間近に初めてクラスメイトとカラオケに行きました。その時は何を歌っていいのかわからず困ってたのですが同級生の新谷さんのカラオケを聞いたとき、その上手さと溢れんばかりの情熱に「カラオケは人生を映す鏡なり!」と思い知らされたのです。好きな歌を歌うのもいい。でもその日その時の気持ちを歌にし、自分の感情をそのまま声に、歌にする事が大事・・・。それまさにカラオケの真髄ナリ!!と。余談でした。さて、出演まで2時間近くありネタの準備。あ、演技時間すら聞いてないや!確認すると20分間頂けました。他の出演者の方々が10分程度の演技時間なのに対し20分も頂け恐縮です。しかも審査員席のような会場横の席に座らされ、執拗に「本日の特別ゲストMr.マーさんに起こしいただき・・・」と紹介される。さて、ここで一つの葛藤に行き当たる。地方の素人演芸大会。自分は当然部外者。そしてプロの大道芸人。素人とプロのギャップ、そして身内と部外者という状況が本来このイベントの持つ色や雰囲気を壊してしまわないか・・・一見どうでもいいようにも思えるが、この伊尾木という土地で主催者達が守ってきた「伊尾木演芸大会」が、ちょっとしたきっかけで全く別の物になってしまう危険性を十分はらんでいる・・・。結果的には子供達は大盛り上がり。主催者の方も喜んでくれて楽しいイベントとなりました。そんなこんなでこの日は自分のプロとしての存在や意味なんかを考えさせられた夜なのでした。
November 23, 2006
香南ふれあい祭り。市町村合併により香南市が誕生しての始めてのお祭りです。海岸に面した広場に50近い店舗が並ぶ結構規模の大きな祭りでした。今回は午前中に2ステージ。この日、天気は良いのにもの凄い強風。こりゃ大道芸人ピンチー!台風並みの強風でした。午後は本日のメインイベント、スーパーバンドのライブ。さて、ホントこの強風にはジャグリングの演技がツラく、雨の方が100倍マシだよと心底思いました。1回目のショーは午前中と言う事もありマズマズのお客さんの数。ジャグリングメインでの演技は強風のため十分とは言えなかった。ガッカリ。さて、2回めのショーをほぼバルーンで進める。風にバルーンを飛ばされながらも必死にバルーンパフォーマンス。無事終了となりました。ステージから離れようとすると観客席から一人の年配のご婦人が近づいて来た。「清藤君!まぁ・・・こんなに立派になって・・・」そう声を掛けてくれたのは小学校時代の恩師でした。「先生のこと覚えてる?凄いねぇ・・・こんなのどこで覚えたの?先生、感動して涙出てきましたよ。」忘れるはずが無い。小学校に上がって初めての担任の先生。よく叱られたから叱られたイメージが大きいけど優しい先生だった。随分お歳を召されたようでしたが昔のままでした。先生は昔のエピソードを懐かしく話してくれて僕の手を取ってくれた。あの頃と変わらない大きな先生の手。ちっとも忘れてなんかいなかった。先生の手を。そしていつの間にか先生の背を追い越してた。昔はあんなに見上げた先生の顔も、いまは上から見下ろす自分。なんだか少し申し訳なく思った。「今も夜須町にいるの?」はい、今もいます。ピンマイクを取りに来たイベントステージの音響さんに「ねぇ、このコ、私の教え子なの。」とニコニコしながら自慢そうに話す先生。先生はずっと手を離さなかった。その間も「こんなに立派になって・・・」と繰り返す先生。ちっとも立派なんかじゃないですよ。そう言ってあの頃よりカサカサになった先生の手をずっと握っていた。久しぶりに会えた先生に、胸を張って自分の姿を見せられる事がこの上ない幸せに思えた。
November 13, 2006
佐川小学校を訪れるのは今回が2回目。前回はなんと6年も前。(2000年12月17日日記)んー。懐かしい。今回は6年生の学年行事って事で最後の小学校生活に「心に残る思い出を」という依頼でした。基本はバルーン教室。じゃあみんなで何かでっかい物を作るとしよう。佐川町は化石でも有名な町で恐竜をイメージした物産もあるしバルーンで恐竜の化石を作る事に即決!児童は80人。トリケラトプスとステゴザウルスを製作!!とまあこの計画、かなり無茶でした。50本のバルーンでトリケラトプスを完成させるとなると自分一人で3時間かかる。これを40人ずつで制限時間1時間。しかも素人・・・。当日までの事前準備に追われる。一体ごとに3チームに分かれ、背骨、足、頭部を製作する。設計図を描くも、トリケラの頭部はかなり複雑で付っきりで指導しないと難しい。毎日毎日バルーン恐竜製作のイメージテストを繰り返す。当日は前半ジャグリングショーと簡単なバルーン教室。が・・・まったくの上の空。頭の中はずっとイメージテスト。そして10分遅れで製作スタート!設計図を渡し各パーツごとに作業に取り掛かる。開始5分。見る見るうちに出来上がる設計図とは全く違うパーツ群。「む、無理かもしれない」Mr.マーさん大パニック。最大のネックは各バルーンの空気圧が低いこと。初めてバルーンに触るコ達が恐る恐る空気を入れてるもんだから当然なのだけどね・・・。とにかく出来ませんでしたじゃシャレにならない。あああツイスター(風船職人)がもう2人ぐらい居てくれたら・・・泣き言なんか言ってる場合じゃない!根気よく手伝いながら最大の難関トリケラの頭部もなんとか完成。背骨もなんとか組みあがり、合体!素人ながら多少のいびつさは目をつぶり完成!!!わーい!やりきったー!!!なんとか2体のトリケラトプスとステゴザウルスが出来上がりました。そしてみんなで記念撮影。お疲れ様でしたー!お腹すいた・・・。午後は今回お世話になった父兄のsanoさんと須崎まで足を伸ばし元祖鍋焼きラーメンを食べに行きました。ずっと前にひろめ市場で食べた鍋焼きラーメンとは全くの別物!!美味しかったーーー!!やっぱ元祖だけの事はあるね!!ごちそうさまでしたー!!!!
November 12, 2006
高知短大学園祭。学生が実行委員を務めるイベントは気をつけるようにしている。タダでさえイベントを仕切るには慣れてないと大変。ましてや初めてイベントを仕切る面々が顔を揃えたイベントでは数々のトラブルが起こる。これまでも、演技スタート時間がはっきりしない、演技回数が急に増えるこっちの要求が伝わらないなどなど・・・まぁ、それなりに予測してるしある程度の事ならしようが無いっか・・・と流すわけだが・・・この日会場に到着し、ある一室が控え室として用意された。パソコンの並ぶ教室。普段は学生が自由にネットを使う場所らしい。一通り荷物を運び入れ、体育館で音響と進行の打ち合わせ。司会の学生は緊張している様子。「んー。大道芸だからねー演技時間も自由に変更できるし、リハーサル無しでいいよ。じゃあよろしくー」そんな感じで控え室で準備に取り掛かる・・・が!なぜか控え室に数人の学生。パソコンを起動させ、何かを印刷しようとしている。ちょっとちょっとちょっと!!!???ここ、僕の控え室じゃ・・・???控え室とはそもそもこの日イベントで演技するに当たり1日滞在するプライベートルーム。いわばホテルの一室を借りたようなモノ。そこに部外者が入るなど言語道断!早速学生スタッフを呼び出し、「控え室は学生が出入りするの?」と確認。慌てた学生スタッフがパソコンいじってる数人の学生を外に出るように促す。「あ、はい、すぐ終わるんでー」じゃなくて!即刻出て行けー!スタッフ立ち去る。「すぐ終わる」と明言した学生はそのまま20分居座る。しかも人数増えて5人に。あーネタ作れないし、着替えれない。段々腹立ってきた。スタッフじゃラチあかねぇー!主催者リーダーどーこーだー!「悪いけど、今控え室に居る学生、すぐ出して!!!(怒)」「えええええ?そんなはずは!」ダッシュで控え室に向かう。相変わらずパソコンをいじっている学生達。数人の実行委員スタッフに囲まれやっと出て行ってくれた。”なんだよー作業してんのにー”って感じで悪びれた素振りも無くそして挨拶も無く。「スミマセン!スミマセン!スミマセン!」主催者リーダー平謝り。おかげで主催者との間に気まずい空気満載でイベントはスタートしたのでした。この日はマジシャンのトリット君と峰龍君が同じステージに立つって事で待ってると静岡大道芸フェスティバルに行ってたらしく空港から直接来たとの事でした。午後から彼らのステージを観る。峰龍君、仕草が上手いなぁ・・・ああいった黙ってても仕草や表情でお客さんと会話をするって中々出来るもんじゃないです。しかも高校生だし。でも峰龍君のマジックは無し。ガッカリ。全米ジュニアチャンピオンの技を見たかった・・・。その後は広場で風船作って遊んでました。夕方になり大学祭も終了。さて、帰るとするか。
November 5, 2006
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