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『ピエロのように悲しげな微笑みで』夕暮れの公園点けかけたタバコをまた箱に戻して立ち去っていく男性。その横顔がピエロのような悲しい笑みを浮かべていたのを遠目で見ていた。待ち人来らず・・・わたしの勝手な妄想。彼は、これ以上待つことが、自分を惨めにするだけと悟った・・・暴走する わたしの妄想。彼に風がそっとささやいた。あなたは素敵でした と。慰めでも 諦めでもないさわやかな風が吹いた。
2013.08.30
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『蝉』自分の人生を思う時、風化していく記憶の中で漠然としていてまるで夢の中のようだと思う。蝉が鳴いている。今年の夏は、前半は雨だった。立秋も過ぎたころようやく鳴けるシチュエーションになったのでしょう。こことぞばかりに 蝉が鳴く。7年間も地中で夢見た世界。やっと出られた地上では雨、雨、雨の毎日。なんとした不運・・・蝉に『来年こそは!』とか『次こそは!』は無いのだから。それでも、与えられた世界で、力いっぱい鳴いている。鳴き切ろうとしている蝉に 少し感動。漠然とした人生・・・でも、「この場所で頑張ろう」 なんて珍しく 慎ましく 思ったりして。
2013.08.24
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『お盆』 お墓参り蝉の声 香の漂う境内を静かに流れる経の声 この四角い門の向こうには顔も知らないご先祖様やわたしの祖父母もいらっしゃる 声が届くか 届かぬかお話しながら 花 添える お墓参り蝉の声 夏の空を震わせて誰が突いたか鐘の音わたしは静かに心音(こころね)を重ねる 生き急ぐような蝉の声どこか自分の人生に似ている とそっと両の手を合わせ 省みる
2013.08.18
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2013.08.12
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『青空に夢を そよ風に微笑みを』青空に夢をそよ風に微笑みを希望を胸に今日を歩こう。もう二度と戻れない今という道を歩こう。猫のように仕方のないことは くよくよしないで。猫のように丸くなって 寝てしまおう。忘れられない悲しみもみんな夢の中。溢れ出す涙もみんな夢の中。夢の中で通り過ぎていきますように・・・。 ミッキー&ミーコ
2013.08.04
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『静寂な夜に』ただ暗い海に浮かぶ島のシルエットを漠然と眺めていた。春の海は静かで静寂が時を消していた。夜空に浮かぶ月だけが白く輝いていてわたしの存在もこのまま あの光に吸収されてしまうのではないかと 不思議な気持ちになった。自分が宇宙の一部であることを確かに感じられた。そして宇宙の中では人間は塵にすぎないもかもしれない。だけど人間の悩みや幸せのような小さな 小さな 小さな小さなものの集まりが無限を生んでいるのかもしれない。わたしたちの些細な営みが宇宙を支えているのかもしれない。わたしにとっては無限と呼べる程の細胞でわたしたちの身体が出来ているようにわたしも また宇宙をつくっている一粒の細胞なのかもしれない。頑張れ 細胞。月が語りかけてきた。
2013.08.01
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