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三か月ぶりにランチコースを、舞浜のホテルレストランにていただいてきました。ホテルミラコスタ、ベッラヴィスタラウンジです。車で舞浜に到着してからイクスピアリで一時間半ほど過ごし、ホテルミラコスタの車路ゲートを入ったのは13:30頃でした。今日は文化の日を絡めての秋の三連休最終日、ホテル駐車場の混雑を覚悟していましたが、チェックアウトの時間を過ぎているからか ただタイミングが良かっただけなのか、建物下のエリアに幸運にもすぐに空きを見つけることができて車をとめ、私達はホテルのロビーへと向かいました。「舞浜の11月初旬」といえば 例年ならば10月末にハロウィーンイベントが終了したあとクリスマスイベントが始まるまでの束の間の休息期間 特別なエンターテイメントは何も行われていない時期にあたります。オレンジ色や紫色の装飾から解放され一瞬だけ素顔に戻ったパークやホテルには毎日少しずつ赤と緑と金銀のデコレーションが増えて、クリスマスイベント開始の気配があちこち垣間見られる過渡期のはずなのですが、今年はハロウィーンイベントが11月の7日まで実施されているのでちょっと勝手が違います。足を踏み入れたホテル館内はまだハロウィーン期間中とあって仮装した大人ゲストの姿もちらほらと目につきましたよ。さて、時間通りに訪れたベッラヴィスタラウンジ店頭。きょうは何やらこのあと上階で工事が予定されているので「騒音や振動など影響があるかもしれない」とのおことわりを了承したうえで、案内していただけたのはこちらの席。(実は一週間ほど前にこの「工事」の件は予め電話でお知らせをいただいていたので、今日は着席前に再度確認してくださった という感じでした。)正午を過ぎてやや陽射しが眩しくはありましたけれど、いつも通りの美しい眺め。工事の影響を考えて今日この時間は受け入れるゲスト数を少なくしているらしく、店内は穏やかで快適でした。お食事は、こちらのお店でもまだ「ハロウィーンメニュー継続中」だったので 私の方はハロウィーンのランチコースを。それに、ランチ限定のワイン二杯セット「ミラコスタデュエット」をお願いしました。(デュエットは、一杯目はフランチャコルタ、二杯目は赤と白から選択になります。)夫はメインの豚肉を目当てにベッラヴィスタラウンジ・ランチコースを、それに炭酸水(サンペレグリノ)をボトルでお願いしていました。コースはともに11月7日までの内容なので、切り替わり前に来ることができてよかったです。(クリスマス期にもなんとか来られそうなので。) メモ:ミラコスタデュエット2900円では 私のハロウィーンのスペシャルコースの方から簡単に記録を。前菜は鰆のコンフィと海老入りサラダの盛り合わせ。上が鰆のコンフィと里芋のピュレを合わせたもので、黒い粒は竹炭で色を付けたパルメザンチーズだそうです。クリーミーなのに塩味があり、見た目よりもしっかりした味でした。右下側のカラフルなのが海老とクスクスのサラダ。使われているお野菜はセミドライトマトやレタスや赤大根や 秋らしく銀杏など。上のグリーンはケールのフライです。酸味が効いていて「ああ ベッラヴィスタラウンジの前菜って昔っからこんなイメージよね~…」と なんだか懐かしい気持ちになりました。同じお皿に全く違う味わいのお料理が少しずつ二品、フランチャコルタにもよく合って、 やっぱりこういうのはレストランじゃないと食べられないわよね~ と思ってしまう、楽しく美味しい前菜でした。二品目は今期はリゾット。豚肉とナスのリゾットです。上にのっているのが豚バラ肉、その上のグリーンはハーブ(フェンネルとかイタリアンパセリかな?)。手前のオレンジ色のはパプリカとトマトのソース、グリーンのハーブオイルを少しだけ垂らしてあります。最初はそのままで そのあとソースと合わせてお楽しみください、とキャストさんがすすめてくださいましたので、その通りにいただきました。リゾットは私、大好きです。メインはお魚の方を選んで、イトヨリ鯛のインパデッラに。これ、すごく良かったですよ~「蕪のスープ仕立て」って書いてあったのでどんな感じなのかな?と思っていましたが、皮目パリッパリに焼いたイトヨリ鯛の下にすりおろした蕪と帆立出汁を合わせたソースがたっぷり添えてありました。イトヨリダイの上には柚子胡椒ドレッシングで和えたお野菜(葱や水菜、エディブルフラワーの菊など)がのせてあり、傍らには芽キャベツのソテーも添えてあり、イタリア風のみぞれ煮のようでした。あまりに美味しかったのでお家でも真似して作ってみたいなーと思いましたけれど…難しそうです。デザートはかぼちゃのテリーヌとほうじ茶ジェラート。風船を描いた砂糖菓子やフルーツがのっているのがカボチャのテリーヌで、「かぼちゃそのもの」といった味でした。土台はチョコスポンジにパッションフルーツムースとのこと。左上と右下のこんもり白いのはマスカルポーネチーズ、左下のがほうじ茶ジェラート。ハロウィーンのプレートも。きょうはもう11月の4日ですけれど、ハロウィーンに間に合って良かったです。イベント期間が今年は少しだけ後ろに移動したおかげですね。夫の注文したベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも記録しておきますね。前菜「チキンと茸のマリネとメカジキのプッタネスカソース」パスタ「トロフィエ 浅利とブロッコリー」トロフィエはねじった形のショートパスタ。メイン「米澤豚一番育ちのオスティア風 栗とサツマイモ 水菜のインサラータ」豚肉は魚醤に漬けてローストしてあるそうで、量も多く大変美味しかったとのこと。デザート「ヨーグルトブランマンジェ ブドウジェラート」葡萄はなんでしょう?グリーンのと薄赤いの。 メモ:ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース (2024年9月1日~11月7日のメニュー) ・チキンと茸のマリネ メカジキのプッタネスカソース ・トロフィエ 浅利とブロッコリー ・イトヨリ鯛のインパデッラ 蕪のスープ仕立て 柚子のアクセント または 米澤豚一番育ちのオスティア風 栗とサツマイモ 水菜のインサラータ ・ヨーグルトブランマンジェ ブドウジェラート ・コーヒー または 紅茶 (5200)お店を出たのは16:00になる少し前。心配してくださっていた工事の影響も殆どなく、静かな二時間でした。それからはミッキランジェロ・ギフトに立ち寄り、ハロウィーングリーティングを覗き見して、16:30頃にはホテル駐車場を発ちました。久しぶりにホテルミラコスタのお店でいただいたランチコース。やっぱり私は「コース」でお食事するのが好きだなー と、大満足で帰路についた秋の午後でした。《ホテル内から眺めたハロウィーングリーティング》※「11月だけど今年はまだハロウィーンやってるんだって!ラッキーだったね!」 …と、私と同年代の女性グループの皆さんが楽しそうに鑑賞していらっしゃったのが印象的でした。** ベッラヴィスタラウンジ の “ディズニーハロウィーン”ランチコース **・鰆のコンフィ 軽く燻製した里芋のピュレ 海老とクスクスのインサラータ・豚バラ肉とナスのリゾット ・イトヨリ鯛のインパデッラ 蕪のスープ仕立て 柚子のアクセント または 牛フィレ肉のビステッカ 茸のトリフォラーティ パッパ・アル・ズッキーノ・南瓜のテリーヌ ほうじ茶ジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2024年9月1日~11月7日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 4, 2024
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(…その1から続く)ファンタジースプリングスホテルのエントランスを出た私達は、ホテルの目の前にあるベイサイドステーションへ行き一日フリー乗車券を購入して やってきたリゾートライナーに乗り込みました。グランパラディ・ラウンジの予約時刻までは二時間ほどあったので、どこかの駅で乗り降りしていてもリゾート内を二周くらいはできるんじゃないか と思っていましたけれど、ディズニーシーステーションで降りてホームのデッキからディズニーシープラザを眺めたり… ホテルミラコスタのロビーに立ち寄ってハロウィーンのスーベニアメダルを作ったり… ミッキランジェロ・ギフトで ずーっと「購入しなきゃ!」と思っていた物を購入したり…リゾートゲートウェイステーションで降りて「ボンヴォヤージュ」までお買い物しに行ったり… などしていたらみるみるうちに時間が経って、リゾート内を一周して車窓からベイサイドステーションが見えてきた時には時刻は14:30になっていました。(車窓から)いや、もう一周くらいならできるんじゃないの? とも思いましたが、そうするとギリギリのタイミングでお店に飛び込むことになりそうだったので おとなしく下車し、ホテルエントランスに向かうことにしました。車寄せの脇でドアサービスキャストさんに宿泊者確認をしていただいてホテル館内に入ると、まもなくチェックイン開始時間になるというのに意外にゲストが少なく静かな様子。――そういえば昨日も15:00ちょっと過ぎた頃のレセプション前はそんなに混んでいなかったなあ。朝から夜までパークを存分に楽しむために皆さんオンラインチェックインやプリチェックインを利用していらっしゃるのかしらねえ。 そして、ファンタジーシャトーラウンジやローズコートなどで少し時間を過ごした後、予約時間が近づいてきたので階段を下りてグランパラディ・ラウンジ店頭へ。「ご案内担当」として私達の前に現れたのは、なんと昨日と同じキャストさんでした。(!)さらに。案内してくださった席も、昨日と全く同じ窓辺のテーブル。ミッキーさんの横顔チラリ のあの席です。なんか、デジャヴ?せっかくなので夫と私、昨日とは座る位置を交換して着席させていただきました。(昨日と同じ、美しいメニュー)キャストさんの方も昨日の会話を覚えてくださっていて、「本日はデザートセットをご注文ですね。何か追加でお持ちしましょうか?」とのことでしたが、今日はこの時間(15:00頃)で既にシーズナルケーキセットのモンブランやケーキセットの洋梨のタルトが完売もしくは間もなく完売といった状況でした。(このお店のデザート類は人気あるのですねえ。)なので素直に追加無しで、予約した「デザートセット」のみを持ってきていただくことにしました。お茶の方は、試飲でいただいた「ライト&レイト・セイロン」も飲みやすくて良かったのですが、やっぱり昨日の「ダージリン・スプリングタイム」に。(私は紅茶は詳しくないのでよくわかりませんが、淡い色なのにしっかり香って渋みもちゃんとあるお茶で印象的だったんですよね~)コーヒー好きの夫も 今日は紅茶にする と言って、悩んだ末に私と同じのを注文していました。で、デザートがやってくるまでしばしお店の中を眺めて 待つ。(昨日と同じ。)昨日したのと同じように天井を仰いでミッキーが隠れている場所を確認していると、まずは紅茶がやってきて 続いてアフタヌーンティーのようなスタンドにのった前菜のお皿がやってきました。うわー見たことのない変わった形のスタンドだけど、なんかこの曲線が素敵です。ちょっとお店の窓に形が似てませんか~?目の前のこの窓。ほら、ここの上のところのデザインが窓と同じじゃない?こんな形のスタンドがこの世の中に存在するのねえ~そんなふうに感心しながら写真を撮っていたら、 …実はホテルがオープンするにあたりラウンジの窓の形に合わせて新たに作った特注品だと聞いています とキャストさんが教えてくださいましたよ。二人分の前菜のお皿をテーブルの上に並べて。内容は…お皿の左の下がスモークサーモンのリエットをシューに詰め 上からすりおろしたチーズをたっぷりかけたもので、このお皿の中でこれだけが唯一塩味のあるいわゆる前菜。左上のグラスに入っているのが洋梨のヴェリーヌ(グラス入りテリーヌの意)。右上がシュプリームロールで、メープルシロップを自分で注入して食べます。右下はミッキーも大好きなレモンタルト(ミッキーの好物だと記憶していますが違うかな?)。こちらの前菜のお皿を食べ終わったらメインデザートのパフェがやってくるのかな?と思っていたら、わりとすぐにそちらも登場。シャインマスカットとナガノパープルをふんだんに使った葡萄のパフェです。セットなので小さめサイズかと思いきや、フルサイズの食べごたえありそうなのがやってきました。中の層になっている部分はシードルやミントのパンナコッタやソルベを使っていて、ごく薄い板状のチョコレートや薄焼きのクッキーできちんと仕切られているので、時間が経っても層があまり崩れません。でもキャストさんは、 あえて縦にスプーンを入れてその層を崩しながら上から下までを一緒にお召し上がりくださるのがおすすめです とおっしゃっていました。(デザートセットが堂々完成。)パフェの上の部分には飴細工や繊細に細工したチョコ。ファンタジースプリングスホテルらしく蝶々もとまっています。食べてしまうのがもったいなーい。でも溶けちゃうから食べないとね~ と、前菜のお皿をいただくのは途中でストップ、私達は先にこのパフェの方をいただくことにしました。見た目は大きなパフェですが、食べ始めてみるとフルーツの割合が高い上に通常はクリームや焼き菓子を使うようなところが全てソルベやパンナコッタに置き換わっているので意外に軽く、ふたりとも黙ーって数分で食べ終えてしまいました。使われている素材をひとつひとつ食べてみても美味しい、合わせて食べても美味しい、全てが美味しいこの季節限定のパフェでしたよ。そのあと前菜の方にまた戻って。夫も私も偶然、最後にお皿に残ったのがこちらの洋梨のヴェリーヌだったのですが、なんかこのグラスデザートとお皿の色合いや雰囲気がとっても合っていたので思わず撮影。これだけでも素敵なデザートの一品になりますよねーこちらのお店、内装も造りも出てくるお料理もデザートも、何をどこからどう切りとっても絵になってしまいます。宿泊の予約が取れた皆さんの間で このお店の人気が非常に高い理由が解ったような気がしました。滞在中に二回も予約が取れて 二回とも予定通りに来ることができて、私はとびきり運が良かったんだなあとあらためて思いました。今はまだ、宿泊者にのみ門戸が開かれているホテルの真ん中にあるラウンジ。入店が困難というよりも前に まずこのホテルの宿泊予約自体が未だ簡単には取れないのですからね。私は、申し訳ないのですが当初このラウンジのことは公式情報以外よく識らず、予約が取れてしまってから「どうしよう!行くことになっちゃった!」と慌てて 数日間情報を集めてまわったクチですが、SNSなどを巡っていて気付いたのは、グランパラディ・ラウンジに行くことそのものがファンタジースプリングスホテル宿泊の第一の目的になっているような方が 若い方々(私よりも若い方々)の中には意外に多いこと。簡単には行けない場所になんとかして行きたい。なかなか予約することができないメニューを予約して素敵な空間で時間を過ごしたい。外側にいた時は全く気にもしなかったけれど、内側を覗いてみて初めて知る「グランパラディ・ラウンジ」に憧れる皆さんの深い愛。というかそれはもう愛を通り越して どんな趣味の世界にも必ずある執着のようでもありました。思えばこの数年は東京ディズニーリゾートも世間と違わず前例のない大波を被り続けて ゲスト対応の方法ががらっと変化し、以前とは違って「ふらっと気軽に入る」ことができなくなった施設や場所が増えました。ボンヴォヤージュだってパーク内のショップだって期間によってはある種の入場予約が必要なのが当たり前になりましたし、本来ならば誰だって出入りできるはずのディズニーホテルも 二年半前にオープンしたトイストーリーホテルと今年オープンのこのファンタジースプリングスホテルは原則として「宿泊以外のゲストは敷地内に入れない」という対応をいまだにとっています。パーク内の新エリア「ファンタジースプリングス」だって、今はまだ一定の入場制限をし続けています。入ることができない と言われれば言われるほど、きっと人はその場所にひきつけられて心奪われ 余計に入りたくなり 執着したくなるものなのでしょう。そして、入れないならしょうがない と ものわかりの良いゲストになろうと努めている私だって、気づいてみれば 手間をかけて時間をかけて手配して こうして半年も経たない間に二度もファンタジースプリングスのホテルとパークを訪れているのですからね~私だって、35年以上もの長いあいだ緩やかに東京ディズニーリゾートにとらわれ続けている どこにでもいるゲストのひとりなのかもしれません。きのう初めてお邪魔した時と同じように今日もまたちょっぴり長居をして、グランパラディ・ラウンジを出たのは16:10頃でした。お店を出てホテルエントランスのある3階にあがってみると、秋の太陽は昨日よりも一時間分だけ多く傾いて あたりを夕方の色に染め始めていました。ベルデスクに行って 預けた荷物を正面玄関まで回しておいてくださるようお願いして、私達はふたり揃って長い廊下を歩き エレベーターに乗って屋外駐車場につながるホテルの1階へと向かいました。このホテルは1階エレベーターホールに「ランドリールーム(宿泊者限定で有料で洗濯機や乾燥機を使用できるコーナー)」があるときいていたので 後学のためにそのお部屋を少しだけ見学したあと駐車場へ出てとめた車に向かって歩き出すと、目の前のカーブしている軌道の上をファンタジースプリングス・ライナーがスピードを落として滑っていきました。今回は、あの特別なリゾートライナーに乗るチャンス 無かったなあ…駐車場を出て坂を上ってホテル正面玄関に車を着けると、私達の少ない荷物は既に車寄せの隅に届いていました。積み込んでいただいて、お伽話の中の従者のようなカラフルな夢色の制服に身を包んだドアサービスキャストさん達に ありがとうございました と いっぱい手を振って。17:00になるほんの少し前、私達の車はファンタジースプリングスホテルを離れました。「東京ディズニーシーの新エリアで 前回来た時にやり残したこと できなかったことをしたい」という 昨日の朝ここへ来た時私が抱いていた願いは、二度目のファンタジースプリングスホテル宿泊と「ファンタジースプリングス・マジック」という特別なパスポートのおかげでほぼ叶いました。満足できました。これで(前回と今回の二回の訪問を合わせて)私は自分の中で一通り新エリアと新ホテル(のうちのファンタジーシャトー)のことを整理できたと思うので、しばらくの間は胸の中がざわざわせずに済みそうです。坂を下りて出たリゾート内の道路からは きょうはこの地らしい街路樹の真ん中に夕日に映えるプロメテウス火山の姿がちょこんと見えました。こんな美しい景色が眺められる夕方のうちに 舞浜をあとにするのも悪くないな。(前回来た時は閉園までパークで過ごしてから帰宅したのであたりは真っ暗でしたし渋滞にも巻き込まれましたものねえ。)何年か前までは私達もよくやった、夜明け前に駐車場入口に到着して閉園までいて渋滞に巻き込まれながら帰る「日帰りパーク」。東京ディズニーリゾート開業から40年以上もの時が流れてパークの様相は変化し、私達も歳をとり、今ではもうそんな遊び方は考えられないし できなくなりました。このぶんでは この地とも完全にお別れしなければならない時もそんなに遠くないかもしれないけれど。それまでは 新しいことやまだまだ未体験なことも億劫がらずに取り入れつつ、自分たちに一番ぴったりな舞浜との付き合い方を模索しつつ。過ごしていきたいと思っています。(おわり)後日注:「ファンタジースプリングス・マジック」パスポートは2025年3月末をもって販売を終了するとのことです** グランパラディ・ラウンジ の デザートセット **・アペタイザー シューに詰めたスモークサーモンリエット コンテラペ レモンタルト 洋梨ヴェリーヌ シュプリームロール・メインデザート シャインマスカットパフェ シードルとミントのパンナ・コッタ ブロンドチョコレートクランブル・お好きな紅茶 または コーヒー 1種類 ・・・・・・・2024年9月16日~11月7日(5000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 14, 2024
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(…前夜から続く)目が覚めたのは、窓の外が明るくなり始める頃でした。いえ 正確に言うと。自然に目を覚ましたものの窓の方がまだ暗いようだったのでそのまま目を閉じて布団を被って眠る努力をする ということを何度か繰り返した末、シフォンのカーテンの向こうが確実に明るくなったのを察知したので目を開けて起き上がってみることにしたのです。時刻は5:30頃。ベッドから出て窓辺に行ってカーテンを開けると、日の出の刻が近いのか薄赤く明るくなってきた空を背景にして、プロメテウス火山やネバーランドの山々のシルエットが見えました。手前のローズコートの青い灯りはまだ点いたまま、窓をそっと開けてみても音は何も聞こえて来ず。無音の中に広がる小さな庭園や黒い森や 遠くの山のシルエットを眺めていると、東京から少しだけ離れた森林地帯の自然に囲まれたリゾートホテルの一室に宿泊しているような錯覚に陥りそうです。今日の朝食は遅めの時間にお願いしてあるのでもうあと一時間ほど本格的に眠ってしまっても何の問題も無かったのですが、これから朝陽が昇ってくるファンタジースプリングスの様子を見逃すのは惜しいような気がして、私はシフォンのカーテンを開け放したままベッドに戻り 念のためアラームもセットして目を閉じました。再びしっかりと目を覚ましたのは6:00になる寸前でした。窓辺へ行ってみようと身体を起こすと、窓の外から音楽がきこえ始めました。ファンタジースプリングスのパークBGMです。6:00ちょうどに流れ始めるのですね~音楽が始まる瞬間を聞き逃さなくて良かったー と思いつつ外の景色を眺めると、朝陽はもう顔を出した後のようで グランドシャトーやスプリングスサイドの建物がオレンジ色に染まっているのがわかりました。真下のローズコートの青い灯りは消えていないように見えましたが、周囲が明るくなってきているので目立たなくなった感じもしました。もうちょっとだけ眠ってもいいかな と私は一度ベッドに戻りましたけれど、太陽が高度を上げるに従ってどんどん明るくなっていく窓の外が気になってしょうがなくて、結局起き出すことにしました。6:30頃の景色。朝陽が向かって右手の建物の窓ガラスに反射して左手の建物を照らし、その光がさらに反射して右手のスプリングサイドの建物に当たっています。このころにはもうローズコートを散歩するゲストの姿もちらほら見え、耳をすますと廊下を行く小さなお子さんの可愛らしい声もきこえるようになってきて、ホテルもパークも目覚めつつあることを感じさせました。夫がベッドから起き上がったのはそれから一時間以上も経ってから。私が寝る前に適当にセットしたモーニングコールが鳴り出した8:00前ごろでした。(こちらのホテルはオラフが起こしてくれたそうです。夫談。)その後いつものようにバスルームへ向かい、しっかりお目覚め。身支度をし終わったと思うと、 朝食前にちょっとローズコートへ行って外側から宿泊している部屋の位置を確認してくる といって カメラを手に部屋を出ていきました。5分ほどして夫がローズコートに現れたので、私は窓辺に立って夫に手を振ったり こちらを撮影している夫をスマートフォンで撮影したり…まあそんな、パーク一体型ホテル宿泊時の「お約束」を 部屋の外と中でしばらく展開しました。(このとき夫が撮影した ローズコートにいる愉快な仲間たち?)すぐに部屋に戻ってくるのだろう… と思っていたのに夫はなかなか戻って来ず。朝食の時間も迫ってきたし 私だって朝のホテル内探検したいし と思った私は、そのままレストランへ行けるよう仕度をして8:30頃 ひとりで勝手に部屋を出ました。そしてエレベーターで三階のファンタジーシャトーラウンジへ。レセプションそばの角にあるこの明るい空間にはソファがたくさん置いてあって、滞在中ゲストが自由に寛げるスペースとなっているようです。ディズニーホテルのロビーではお馴染みの「ディズニー映画を流し続けている大きなモニター」もこの場所に設置されています。前回来た時も今回も この前を通りかかるといつもだいたいソファもチェアも埋まっていたのですけれど、さすがに朝8:30では殆どが空席で 人の姿もまばらでした。(ちょうどパークのオープン前後の時刻と重なっていますからね~)大きな窓からは外のテラス越しにファンタジースプリングスが見えています。(このテラスが ローズコート出入口の右手側に伸びているテラスです。)ちなみに 外に出てテラスから眺めるファンタジースプリングス アレンデール城はこんな↓感じ。ゲストよりもキャストさんの数の方が多い朝のファンタジーシャトーラウンジでひとり あっち行ったりこっち行ったりしていたら、夫が私を見つけてやって来たので無事合流。(行き違いましたが大人なのでなんとかなりました。携帯電話って便利ですね!)そのままふたりでグランパラディ・ラウンジ脇の大階段を一階まで下りて ファンタジースプリングス・レストランへ向かいました。ファンタジーシャトー内のブッフェレストラン、ファンタジースプリングス・レストランは、現在はまだ宿泊者の他 バケーションパッケージのプランで選択したゲストのみが利用可能となっています。私達は前回の宿泊では昼食で利用しましたけれど、朝食での利用は初めてなのでとっても楽しみです。レストラン前のこの広ーい場所は朝はとっても明るいんですね~左側の大きな窓からはパーク内の様子が少しだけ見えます。パーク内でいうと この場所はちょうど魔法使いの弟子ミッキー噴水の裏側にあたります。また、昨日の午後グランパラディ・ラウンジで座っていた席の位置の真下でもあります。(私が気になっている「パークとホテルを行き来できそうな扉」が設置されているはずの場所ですが、内側は壁の後ろに隠れるようにして地味なドアがふたつあり、壁の前には大きなソファーが置かれています。)三階から一階に直接つながる大階段、下から見たところ。(写真の右端の通路の先に「三階 ⇔ 一階」専用のエレベーターも設置されています。)階段の下のレストラン前から天井を見上げたところ。どこを眺めてもこのホテル、やっぱりきれい。お店の扉前にいらしたキャストさんに名前を告げると、数分後 ほぼ予約時刻ぴったりに店内まで案内していただけました。私達の本日の朝食のテーブルは、前回案内していただいたのと同じ「ラプンツェルの部屋」、物語の印象的な場面を描いた絵画のすぐ近くでした。さっそくカウンターに並ぶお料理を見に行くと…サラダ用の生野菜各種に豊富なトッピング(ツナ、オリーブ、ポテトサラダ、キャロットラペ、ショートパスタ、コーン、海藻など)、スモークサーモンやコールドミート(各種ハムやスライスソーセージ)など。温かいお料理はソーセージやベーコン、スクランブルエッグやココットエッグ、コーンスープ、煮込み料理やパスタやチキンライス、温野菜、お子様用にはポテトやチキンなど。ヨーグルトやフルーツ、パンナコッタ、サイズ小さめのパン各種、デニッシュ各種。和食もあって、ご飯、お味噌汁の他、焼きおにぎり(出汁をかけてお茶漬けにもできます)も。豆腐ハンバーグ、筑前煮、出汁巻き卵、焼き鮭、きんぴらごぼうや野菜の和え物など。佃煮やお漬物各種に 千葉県らしく「鯵のなめろう」もありました。(鯵のなめろうは私は大変美味しくいただきました。生もの苦手じゃない方にはおすすめです。)ドリンクは全て朝食ブッフェ料金に含まれていて、セルフサービスのコーヒーマシーンやコールドドリンクマシーンが数か所に設置されている他、ジュースや牛乳もありました。こちら↓私が最初にカウンターから取って来たお料理。チキンライスにスクランブルエッグでミニオムライスを作ってみました。ラプンツェルのお話の舞台「コロナ王国」の紋章のデニッシュパンも。こちらは何巡目かに夫が取ってきた和食。ご飯は 小盛、普通盛、大盛の中から選択してボタンを押すと「ロボット」がお茶碗に盛り付けてくれます。この写真のご飯は普通の量だとのこと。想像していたよりも遥かに品数が多くて美味しい物も多く、楽しい朝食ブッフェでした。何度も席とブッフェカウンターを往復しているうちに入店から一時間以上があっという間に過ぎ、お店を出た時には時刻は10:10頃になっていました。それからは部屋に戻って、窓の外の景色を眺めつつ部屋を片付けました。お天気が良いので ディズニーシーのパークが本当に良く見えます。写真だとよく見えないと思いますけれど、プロメテウス火山の左手前にはレイジングスピリッツのコースが見えていて ゲストを乗せたトロッコが走り抜けていく様子まで見えるんですよ~ すごーい。室内の鏡にも 窓から見える景色がしっかり映り込んでいました。恒例の室内での記念撮影を済ませ、テレビ画面から荷物を預ける手配とエクスプレスチェックアウトの手続きをして、部屋を出たのは12:00数分前でした。二度目のファンタジースプリングスホテル宿泊、今回も滞在中ずーっと窓からプロメテウス火山の姿を見ることができて嬉しく とても幸せでしたよ。さて今日この後は、帰宅する前にグランパラディ・ラウンジにお邪魔できることになっています。(今度は「デザート」の予約枠です。)が、それまでまだかなり時間があるので、部屋を出た私達はホテル内をのんびり散策。こちらのホテルにはプールやグッズショップなどの施設が無くて宿泊ゲストは皆さん日中はパークに遊びに行ってしまうので、この時間帯の館内はどこへ行っても静かで 記念写真撮り放題です。前回も感心したエレベーターホールの照明の装飾。広くて明るい、ファンタジーシャトー・ラウンジと客室棟をつなぐ廊下。レセプション前のまるで天国みたいな(行ったことないけど) 美しい天井。ホテルエントランス入ってすぐの天井の照明には、大きなトンボが二匹向かい合ってとまっています。館内各所の造作ひとつひとつが なんと表現したら適切なのか私にもわからないのですが、舞浜にある他の4つのディズニーホテルにはない独特な雰囲気です。非日常感にあふれている とでもいったらいいのかなあ…とにかくどこを眺めても、 この世には 現実にはあり得ない、眠ってみる夢や想像(妄想?)の中にしか存在し得ないような世界 を再現したような感じなんですよねえ。「ファンタジースプリングスホテル宿泊が人生初のディズニーホテル利用」だという若い方なんかは、もしかしたら「これこそがディズニーホテルなんだ」と この非現実的な世界に夢中になってしまわれるかもしれません。それほどまでに強烈な個性を持つホテルだなあ と、昼間の人の少ない館内を自由に巡ってみて あらためて思いましたよ。小さな庭園ローズコートにも行ってみました。この時間(12:30過ぎくらい)はどなたもいらっしゃらず 静か。前回6月に来た時は猛暑でバラの花も少し元気のない感じでしたが、今回は秋咲きのバラが真っ盛りでした。物語に出てくるような赤いバラ、きれいです。ここは春5月頃か秋10月頃のバラの季節に来るのが一番いいかなあ。まあ 予約するのが困難な状況がまだまだ続きそうなので 開花の時期を狙ってくるのもなかなか大変そうですが…こんな調子で一時間ほど館内を散策した後、私達はホテルを出てベイサイドステーションへと向かうことにしました。リゾートラインに乗ってリゾートをぐるっと一回りして 数時間後またここに戻ってこようと思います。では 出発!(その2 に つづく・・・)(大階段の手すりに隠れているのは ミッキー?)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 14, 2024
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(…その4から続く)ファンタジースプリングス・エントランスからパークに再入園したのは16:40になる少し前でした。そもそも今回ふたたびファンタジースプリングス(ホテル&パーク)を訪れようと思い立ったそのきっかけは「前回の訪問で体験できなかったことをしたい」ということだったので、これから閉園時間までの残り4時間ちょっとは 前回じゅうぶんにできなかったことをするために費やしたいと思います。というわけで、まずは前回は行くことができなかった迷子たち(ロストキッズ)のレストラン「ルックアウト・クックアウト」へ行ってビールでも飲もう と早速モバイルオーダーを入れることにしました。(モバイルオーダー必須なので。)でも ちょっと待って!その前にピーターパンのネバーランドアドベンチャーに行っておいた方がいいんじゃない?ネバーランドアドベンチャーには今日はまだ一回しか乗ってないし、食後に乗っても大丈夫 ということは午前中の体験でわかったけど、さすがに飲酒はね……と 大人なので乗車前の飲酒は自粛することにし、受け取り時間をアトラクション体験後の17:10過ぎに設定してルックアウト・クックアウトのモバイルオーダーを完了してから ピーターパンのネバーランドアドベンチャー入口へと向かいました。プライオリティアクセス・エントランスを入ったのは16:43くらいでしたが、スタンバイパス所有の方々との合流ポイントを過ぎてからは今回もやはりそれなりに時間がかかり 前室を経て冒険に出発したのは16:55くらいでした。少々強引なピーターパンに引っ張られ、ウェンディに嫉妬してご機嫌ななめなティンカーベルもなんとか気を取り直してみんなに魔法の粉をかけてくれて。さあ ネバーランドへ行くぞー!…と思ったその時、どういうわけだか私達の乗った小さな船は唐突に停止してしまいました。そして、暗闇だったアトラクション内には煌々と照明が点灯。・・・・・どういうこと?数分後キャストさんのアナウンスが入り、アトラクションがシステムトラブルのため運休になったのでこのまま退出になる ということと、今回の体験中止の代替措置として「マルチエクスペリエンス・パス」が付与される ということが告げられました。なんと。私達、ファンタジースプリングス内のアトラクションで乗車中に「システムトラブルで停止」の憂き目に遭ったのはこれが初めてです。(どのアトラクションも頻繁にシステム調整になってよく停まる という噂だけは聞いていましたけれど。)「前回体験できなかったことをしたい」という願望が、こんなおかしな形でまずひとつ実現してしまうことになりました。私達が閉じ込められていた船から解放されるまでにはそれから20分ほどがかかり(ルックアウト・クックアウトのモバイルオーダー受け取り時間は待機している間に変更しました)、一人ずつ船から降ろしていただいた後はキャストさんの誘導でアトラクションの退出口まで歩いて向かいました。最後にひとりひとりスマートフォンのパスポートに「マルチエクスペリエンス・パス(本日中なら他の殆どのアトラクションでも待たずに乗れるパス)」の記録を付けていただいて 私達はアトラクション建物から出ました。(17:18頃。)一般的にはあまり嬉しくないことかもしれませんけれど、全てが初めてのことだったので まあ「おもしろい体験をした」と思うことにしましたよ~その後、モバイルオーダー受け取り時刻を変更してあった「ルックアウト・クックアウト」へ。こちらのお店は、ピーターパンのネバーランドアドベンチャーのすぐそばにあります。前回来た時は立ち寄る時間が無くて建物前で写真を撮っただけなので、お店の中に足を踏み入れるのはこれが初めてです。入ってみると内部はユカタンベースキャンプのような半屋外の造りになっていて、レストランというよりはちょっとした休憩所といった佇まい。ロストキッズたちが海岸や森で拾い集めてきた材料で建てた隠れ家だそうですから、あちこち少しずつ曲がっていてなんか建付けが危なっかしい感じがするのもまあ仕方がないでしょう。壁の棚も棚板がちょっとちぐはぐ、傾いています。(これで棚といえるのかどうか は不明です。)(壁にはネバーランドの地図が。)メニューの方は お食事というよりは子供たちの好きな「おやつ」が中心のようでしたので、私達は「ロストキッズスナックボックス」を二種類(バターカレーチキンとレモンティーチキン)を注文しました。それに、生ビールとピクシーダストソーダを。スナックボックスの中身はチキンとポップオーバー以外は純粋な「スナック菓子」の詰め合わせでした。(えびせんとかバナナチップスとか。スポンサーがスナック菓子のメーカーさんなのですね~)大人にとってはビールの良いおつまみです。ピクシーダストソーダの方は、混ぜて楽しく飲んでも美味しかったそう(夫談)。(上にのってる星の味が気になったので、 何でできてるの? と夫に聞いたら「何言ってるの?ピクシーダストに決まってるじゃん!」とのことでした。以上。)野性の子供部屋のようなルックアウト・クックアウトを出ると、時刻はまもなく18:00。暗くなってきたし、ラプンツェルのランタンフェスティバルへでも行こうか。きっと雰囲気いいんじゃない?そう思ってラプンツェルの森へ行くと、「ただいまプライオリティアクセス・エントランスは乗り場まで35分以上の待ち時間をいただいております」とのこと。なるほど、さきほど私達も巻き込まれたシステムダウンの際に発券付与された「マルチエクスペリエンス・パス」を所持したゲストの皆さんが 一時的に集中しているのですね~こんな調子じゃファンタジースプリングス内はしばらくの間どこへ行っても同じような混雑だろうな と考えた私達は、「マルチエクスペリエンス・パス」を使うためにいったんここを離れて外の世界に行くことにしました。洞窟を通り抜けエントリーウェイを歩いてファンタジースプリングスの外へ出て。…で、何に乗る?スマートフォンのアプリを開いて付与された赤いパスの注意書きをよく読むと「ソアリン」だって「トイストーリーマニア」だって使える と書いてありましたけれど、お昼ごろそちら方面まで行って帰ってきた私達にはもう一回プロメテウス火山の向こう側まで往復する元気はありません。―― だったら、そうだ! フライングカーペットに行こうよ!すぐそこだもの!!アラビアンコーストの最もファンタジースプリングス寄りの場所にある「ジャスミンのフライングカーペット」は、私の大好きな 体験所要時間1分ちょっとの小さなアトラクションです。しかも、さきほど前を通りかかった時の待ち時間は「35分(!)」でした。どんな混雑日でも待ち時間はだいたい20~30分以内に収まることが殆どだというのに…―― これはもう、フライングカーペットに行くしかないでしょ!何十分待ちになっていたって、マルチエクスペリエンスがあればすぐ乗れるんだから!そこからすぐにたどり着いたフライングカーペットの乗り場、この時間 待ち時間はなんと「40分」と表示されていました。入口にいらしたキャストさんにマルチエクスペリエンス・パスを使いたい旨を告げると、「ええぇーーーっ! ウチなんかで使っちゃっていいんですかぁー???!!!」今日のパークはものすごーく混雑しているんですよーでもこのパスがあるなら もっと他の…ソアリンとかー トイストーリーとかー すぐ隣のレイジングスピリッツとかー なんだってすぐ乗れるんですよー本当にフライングカーペットで使っちゃって後悔しませんかーー?…と まあ、キャストさんはびっくりしてのけぞりながらもいろいろおっしゃってくださったのですが。私達の決心が固いことがわかると、脇にある秘密の入口から乗り場担当のキャストさんのもとへと案内してくださいました。そしていきなりすぐ次の回の先頭に誘導してくださり、私達はふたりで貸切となったちょっと特殊な形の魔法のじゅうたんに乗って あっという間に夜空へと飛び上がりました。人気アトラクションの待ち時間が軒並み100分を越えているディズニーシーの夜。「待ち時間ゼロ」で体験したジャスミンのフライングカーペットからは きらきら輝くパークの照明に浮かび上がるプロメテウス火山もよく見えて、たいへんに心地よかったです。楽しかったー…ありがとうございました。人生初の「マルチエクスペリエンス・パス(デジタル版)」を利用し終えた後はファンタジースプリングス内へ戻ってアトラクション巡りを再開することにし、ラプンツェルのランタンフェスティバルへ。(18:25。ここからはエリア内を反時計回りで回ることにしました。)この時間にはプライオリティアクセス・エントランスの混雑はほぼ解消していて、乗り場までは10分もかかりませんでした。ボートハウスに至るまでのランタンの灯りがアトラクションの中のランタンフェスティバルの景色まで繋がっているように感じられ、とても素敵でしたよ。続けて アナとエルサのフローズンジャーニーへ。(18:45。)19:00ちょっと前にアトラクションから出ると、アレンデール王国の夜景がとても美しかったのでしばらくお散歩。ロイヤルバンケットの建物も 夜になって照明が点くといっそうアレンデール城らしくなるような気がします。城前の広場から見えるアレンデールの城下町。アレンデールのお城と町をつなぐ二つの橋のうち、アトラクション建物に近い方の橋を渡って町へ。夜になって灯りが点った街並みは、昼間よりも生活感が出て本当に人々が暮らしているかのようです。町の方から水路を挟んで城門の中のアレンデール城を眺めてみました。もうひとつの橋の袂からはお城を真正面に見ることができます。(こちらの橋の袂からの景色が皆さんお好きなようですが、この場所 実はお手洗い棟の真ん前なので、早朝以外は常に混雑していて 写真を撮るのはなかなか大変です。)今日はまだ何も買い物をしていないことに気付いたので、このあたりでファンタジースプリングス・ギフトへ立ち寄り。6月に来た時は午後になると入店制限をしていて行列が絶えなかったこのお店も、きょうこの時間は待ち時間なく入店できました。(19:15頃。)レジも混んでいませんでしたよ。買い物後はフェアリーティンカーベルのビジーバギーへ。(19:25。待ち時間殆どなし。)暗くなってからこのアトラクションに来たのは初めて。夜は印象が違いますね。待ち列や乗り場のお花は全て照明だったのですね~暗くなってから来てみてよかったです。19:40くらい。ピーターパンのネバーランドアドベンチャー前に行ってみると、運営を再開していたのでプライオリティアクセス・エントランスへ。マルチエクスペリエンス利用の方などもいらっしゃって少し混みあっていましたけれど、10分かからずに乗り場まで行くことができ、今度は無事に最後まで冒険を完遂することができました。これで「夜のファンタジースプリングス 反時計回りに一周」の旅は終了。時刻は20:00過ぎになっていました。引き続き二周目 行けるところまで行ってみるか と思って歩き出しましたけれど、ラプンツェルのランタンフェスティバルへ行くと「一時運営中止」中とのこと。(巻き込まれたゲストには本日以降も使用できるマルチエクスペリエンスが発券されていたようでした。)なので、もうこのへんでアトラクションは終了でいいかなー と、お夜食テイクアウトのためにモバイルオーダーを入れてスナグリーダックリングへ。(20:20。)こちらのお店も6月に来た時の混雑ぶりと比べたら店内の様子がずいぶん落ち着いていたので、のんびりとあちこちの写真を撮って回りました。20:35頃からは、花火の鑑賞場所を探してアレンデールの町へ。どこにいればよく見えるのか 果たして今夜は花火があがってくれるのか あまり自信がありませんでしたが、とりあえず水路の前に場所を確保して待つこと十数分。(今日は花火の開催時刻が遅いのです。)無事、目の前のアレンデール城越しに 花火はあがってくれました。(20:50。「ナイトハイ・ハロウィーン」開催。)久しぶりにパーク内で眺めたハロウィーンの花火。短かったけれど、素直に「きれいだなあ」と思いました。音楽も楽しかったです。21:00。時を知らせるアレンデールの鐘の音がゴーンゴーンと響き渡る中、閉園アナウンスに背中を押されるようにしてホテル前の魔法使いの弟子ミッキーの噴水のあたりまで戻りました。そして21:03。最後に記念撮影をして ファンタジースプリングス・エントランスを通って退園しました。 ああ。長い一日でした。ふたたびの東京ディズニーシーの新エリア、ファンタジースプリングス。じゅうぶん楽しませていただきました。ホテル館内に戻ってからは、ローズコートへの扉を出てパークを眺められるテラスへ。時刻は21:10くらい。パーク内はさきほどまで私達がいた時と同じように見えましたけれど、路面を歩く一般ゲストはもうほんのわずか。サーチライトを手に森の中を点検して回るキャストさんの制服姿ばかりが目につきました。エレベーターで客室階に上がったのは21:20頃でした。前回来た時はパークが閉園した直後の時間帯は3階のエレベーターホールが大変混みあっていて、1階の駐車場へ下りるだけでも相当な時間がかかりそうでしたが、今日はエレベーターホールにはキャストさんが複数待機していて 上の階へ向かうゲストと下の階に向かうゲストを二列に分けて案内してくださっていたので、ゲスト同士無駄に譲り合うことも待つこともなくスムーズに乗り込むことができて大変良かったです。ホテルのグランドオープンから三か月以上が経過し、運営の仕方も日に日に改善されていっているのだなあ と思いました。部屋に戻り着いてほっとして、窓辺に立って眺めた景色。閉園時刻から30分ほどが経った、ローズコートサイド パークビューの景色です。照明も音楽も、まだパーク開園中と変わらぬまま。ネバーランドのスリルム山もプロメテウス火山の火口にも炎が見え、その向こうのSSコロンビア号の煙突を照らし出す灯りも、まだ点いたままでした。明日は入園する予定はないけれどレストランに朝食の予約を入れてあるし、そんなに壮大に寝坊するわけにもいかないなあ と思い始めた22:30頃。閉園後もずーっと流れ続けていたパーク内音楽がぱたっと止まりました。遠くのパーク内を目を凝らしてみると、SSコロンビア号の煙突の照明もいつの間にか消えています。SSコロンビア号も寝ちゃったかー私もそろそろ寝るかなあ…それから翌日のことなどいろいろ仕度をして バスルームへ行って戻ってくると、夫はとうに眠ってしまっていました。窓の外に目を遣ると、まだ点灯している目につく照明はパークのスリルム山と ローズコートの青い光だけになりました。ホテルの建物を照らし出している照明やローズコートの木々を照らしている照明も、気のせいか少し暗くなったようにも感じられます。時刻は23:20。ホテルミラコスタに宿泊している時は、夜の間にパーク内で起こる何かの気配を感じたくてカーテンも窓も開けたまま眠ることが多い私ですが、初めて夜を過ごすこのお部屋から見えるパークは遠く森の中。これから夜明けまでの間に森の中で起こることは この地に棲むという精霊たちだけが立ち会える内緒のできごとなのかもしれません。だから今夜は シフォンのカーテンだけ ふんわりひいて休もうと思います。まだまだ未体験のことが待っている 新しい明日がやってくるまで。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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(…その3から続く)エレベーターを降りてホテルの車寄せ脇を通り、チェックイン開始前とあってまだ静かで落ち着いた様子のエントランスから階段を下りて、ファンタジースプリングスホテルを象徴するような美しいラウンジ「グランパラディ・ラウンジ」の店頭に出向いたのは お約束の時間ほぼぴったりでした。こちらのお店に入店するための予約が取れたのはほんの数日前、いよいよ今週末に出かける という段になってのことです。来年1月のお正月明け頃からは予約が無くとも入店できるようになるそうですが 確実に入店するためには今はまだ予約購入サイトからのプライオリティーシーティング取得が必要で その取得さえもなかなか難しいらしい ときいていたので、当初は今回の滞在中にこちらのお店にお邪魔することなど全く考えになかったのですが。ある夜、宿泊予約事項(レストラン予約時刻など)のおさらいをつらつらとしていたらうまい具合にチェックイン前に伺える時間帯とチェックアウト後に伺える時間帯に空きを見つけたので、慌ててバタバタと予約を入れて今日こうしてここにやってきたというわけです。利用が宿泊者に限られていてその上プライオリティーシーティング対応のお店となれば 公式情報以外の巷の情報も少なく、このお店が「ティーラウンジらしい」ということ以外よく知らないままに来たのでやや緊張気味で名前を告げると、すぐに目の前に現れたキャストさんは親しみやすさと礼儀正しさを兼ね備えたディズニーホテルらしさをもって席まで案内してくださったので なんだか安心しましたよ。明るくて天井の高い 不思議な空間をふわふわと歩いて、着いたのはこんな場所。特徴的な形の窓からパーク内の森を望むことができ、水を操る魔法使いの弟子ミッキーの姿も見ることのできる窓辺のテーブルでした。そしてキャストさんが差し出したメニューは、この見目麗しさ。なんだこれー! こんな綺麗なメニュー 舞浜では見たことない…そう思って手に取って開けてみると、表紙の内側もまたまたきれい。お花が咲いています。6月下旬に初めてこのホテルに足を踏み入れた時、館内に植物のモチーフがあふれかえっているのを見て ――このホテルって、ある日突然 花や樹木みたいに地面から生えてできたんじゃないのー?このホテル自体がもしや 植物そのもの なんじゃないのー???… なーんて 私はひとりでおとぎ話のような妄想を繰り広げて舞い上がっていたのですが、その独自の「ファンタジースプリングスホテル『実は植物』説」が 私の中でますます確固たるものになりそうです。メニューの美しさに感心しているとキャストさんが小さなカップに試飲用の紅茶を入れて持ってきてくださったので(アップルクランブルティーという季節のおすすめ紅茶でした)、それをいただきながら私達は注文する品を決めようと話し合いを始めました。ところで ひとつよくわからない点があるのですけれど。宿泊予約特典を付ける際にこちらのお店の予約枠は表記が違うものが二種類あって、私達は今日は店名のみの枠、明日のチェックアウト後は店名のあとに(デザート)とついている枠の予約が取れているのですけれど…きょうは私達、いったい何を注文したらいいのでしょうか?すると キャストさんがおっしゃるには「デザート と但し書きがある方は『デザートセット』だけは必ずご注文いただくというご予約(ほかの物も追加注文可能)、何も但し書きが無い方はそのデザートセット以外なら何でもご注文いただけるご予約です(ただし時間によって品切れもあり)」とのことでした。なので、今日のところは 私はデザートセット以外から「シーズナルケーキセット(現在はモンブラン)」をお茶はダージリンスプリングタイムにして、夫はお食事メニューから「ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ」にコーヒーを追加してお願いすることに決め、あとは注文した品がテーブルに届くまで美しい店内を仰ぎ見ながらしばらく時間を過ごすこととなりました。(目の前にある柱にも植物があしらわれていました)(天井にはミッキーも潜んでいるそうです)やがて まずやってきたのは夫の注文した「ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ」。トーストしてある大きめのスライスバゲットの上に彩りの良い具材がたっぷりとのせてあります。具材はツナのコンフィとセミドライトマトの他、じゃがいもやブロッコリー、ラディッシュ、ハーブやエディブルフラワーや小さな葉物野菜。お野菜がまるで草木が生えているように盛り付けられ サラダや紫キャベツのピクルスもこんもりと山盛りにして添えてあるので、お皿全体がまるで森の中の花咲き乱れる小山のようです。目の前の窓から見える景色のようだなあ って、ちょっと思いました。土台となるバゲットにはあらかじめ切れ目が入れてあって三分割できるようになっていたので、私も一切れいただきましたけれど、大変美味しかったです。いつか機会があればまたこれを目当てに昼食に伺っても良いなあ と思うほどでした。※こちらのお店のナプキンは美しい藤色でした。少し遅れてやってきたシーズナルケーキセットの「モンブラン」。たった今 栗のペーストを絞り出して形造ったとのことで、非常にデリケートなデザートでした。土台は底部分以外は少量のクリームのみで 栗の割合がとても高いモンブラン、幸福度の高いモンブランです。「もう当分モンブランは食べなくてもいい(これ以上に素晴らしいものにはなかなか出会えないだろうから)」と心底思いました。(夫にもひと口分けてあげたら大変気に入ったようで、もうひとつこれを追加で頼もうかと悩んだ末 思いとどまっていましたよ。)メモ:本日のグランパラディ・ラウンジ・ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ サラダ・スープ付き 2800円(ドリンク別)・シーズナルケーキセット 紅茶またはコーヒー付き 3000円 (現在はモンブラン 近々内容変更予定)チェックイン前にちょっとお茶飲むくらいのつもりで訪れたのに(「ラウンジ」だものね) そのあまりの快適さに長居をしてしまい、席を立ったのは15:00。グランパラディ・ラウンジから階段を上ってファンタジーシャトー・ラウンジへ出ると、レセプション前には既にチェックインの順番を待つゲストの列ができていました。この時間、私達の前に並んでいらしたのは5~6組ほど。10分足らずで順番がやってきて手続きもスムーズに終わり(初めて宿泊した時のチェックインの際にとても「びっくり!」したキャストさんの例の決め言葉のご挨拶は今回はありませんでした)、エレベーターに乗って6階に上がり 15:20過ぎにはローズコートサイドに位置する客室に入ることができました。さて。本日私達が予約していたのは「ローズコートサイド スーペリア・アルコーブルーム(パークビュー)」というお部屋です。「ローズコートサイド」を利用するのも初めてだけれど、アルコーブのあるお部屋というのも実は私達はこれが初めてなので いったいどんなお部屋なのだろうかと大変楽しみにしていました。(東京ディズニーランドホテルにはこのアルコーブ付きのお部屋がたくさんあるそうですが、今まで宿泊する機会がありませんでした。)部屋の中に足を踏み入れると、客室の内装は前回宿泊したホテルエントランスサイドの客室と大きな違いはないようでしたが。部屋の奥まで進んでみると、前回泊まったスーペリアルームではソファーが置かれていたあたりの壁がくぼんでいて ベッドのようになっていました。ほほう。こちらが「アルコーブ」ですか。ベッドとしてもソファーとしても使えそう。壁には まるでラプンツェルが描いたのか と思われるような弾むように楽しい絵も描かれています。そんなに高さが無いので小さなお子さんがお休みになるベッドとしても安全に使えそうです。私達のような大人二人連れにとっては荷物を置くのにも良さそう、ここで荷物を広げれば部屋の中が散らからずに済むので便利ですね。そして、前回の宿泊の際には気付かなかった内装のキャラクター要素も今回は忘れずにチェック。壁に浮かび上がっている「バンビ」の一場面。ベッドのヘッドボードの植物の中に隠れているという…カメレオンの「パスカル」も無事発見しました。バンビもパスカルも 私達の後でこちらのホテルに宿泊した別々の知人から教えてもらってその存在を知り、「次に行ったら絶対この目で見てこよう」と思っていたので 見られて良かったです。(こちらは前回から気づいていたクローゼットのラプンツェル)部屋の様子を確認した後は、シフォンのカーテンを開けて窓から外を眺めました。おお。プロメテウス火山が見える。真下には、部屋の名前通り「ローズコート」が見えています。一応「パークビュー」というカテゴリーを予約したものの、「ローズコートサイドの部屋ってちょっと奥まっててパークからずいぶん距離があるんでしょ?パークなんて見えるの?」…と やや懐疑的だったのですが、確かに距離はあるものの、ディズニーシーのパークの特徴的な建物などはちゃんと見えました。(疑ってごめんなさい。)左から、レイジングスピリッツ、プロメテウス火山(その陰に隠れるようにタワーオブテラーもちらっと見えています)、SSコロンビア号の煙突、ネバーランドのスリルム山、インディージョーンズの神殿、ニモ&フレンズ・シーライダー…などなど。手前のローズコートの存在感が強烈なのでついついそちらに目が行ってしまいがちだけど、確かにパークビューではありますね!それからもうひとつ パーク側のお部屋ならでは の 素敵なことが。こちらのお部屋、窓を開けるとファンタジースプリングスのパーク音楽がきこえてくるのです。前回ホテルエントランスサイドのお部屋に泊まった時も運よくプロメテウス火山やスリルム山を窓から見ることができて私は飛び上がるほど喜んだのですが、パークのBGMをきくことまではできませんでしたからね~パークの景色を眺めながらファンタジースプリングスの音楽をきくことができるなんて、このホテルの中でもパーク側のお部屋だけのささやかな特権だなあ って思いましたよ。室内の様子と窓からの景色をしっかり記録した後は、30度近い高気温の中で過ごして少々疲れた身体を休め シャワーを浴びて体制を立て直しました。そうして、夕方から夜にかけてのファンタジースプリングスを楽しんで軽い夕食を調達するために、私達は部屋を出て 再び「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。16:30過ぎのことでした。(その5 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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(…その2から続く)このタイミングでメディテレーニアンハーバー方面へ向かったその目的は、ひとつは ささやかながらもハロウィーンイベントが展開されているというアメリカンウォーターフロントの様子を眺めて(ファンタジースプリングスでは今年はハロウィーン開催していませんからね)、シーズン限定のスーベニアメダルなどを作成すること。もうひとつは、一日二回ハーバー水上で行われているハロウィーン・グリーティングをどんな場所からでもいいから観ることでした。(このあとハロウィーン期間中にパーク内を訪れる予定がないのでこの機会を逃すわけにはいかなかったのです。)皆さん重々ご承知のこととは思いますが、ファンタジースプリングスとメディテレーニアンハーバーはものすごーく離れていて普通に歩いても10分くらいはかかるので、前回6月の暑い時期に来た時は「この高気温の中、アップダウンのあるパーク内を暑さに弱い私が歩いていくのは無理」と判断してパーク外を走る有料交通機関「ディズニーリゾートライン」を使って反対側のエントランス・ノース回りで行きましたけれど、今回はもう10月なんですからね。過ごしやすい快適な気候の(はずの)10月なんですから、私だってパーク内を10分~15分歩くことくらいきっと平気よね!そう考えて、私達はラプンツェルの森からほど近い岩のトンネルの中にあるチェックポイントを通り抜けて「外の世界」を目指して長いエントリーウェイを歩き出したのでした。すると間もなく、右手になにやらたいへん長い行列ができているのが視界に入ってきました。なになに?なにごと?? と思ってよーく見ると、これは「レイジングスピリッツ」の乗車待ち列とのことで、この時間の最後尾からの待ち時間はなんと「170分(!!!)」とのことでした。(11:40頃。)…さすが三連休の中日。朝からずっと平和なファンタジースプリングスにいたから全然気づかなかったけど、今日のディズニーシーはずいぶん混雑しているのねえ…確かに、エントリーウェイからロストリバーデルタに出てみると フードワゴンにもレストランにも信じられないくらいの長い列ができていて、道端に座り込むゲストの姿も多数。人に接触せずに歩くためにはちょっと注意を払わないといけないくらいで、何年も前には頻繁に行われていた「入場制限」中のパークに匹敵するようなゲストの多さで面喰ってしまいました。しかも10月も半ばだというのに …なんか蒸し暑い。(後で知ったことですが、この日の最高気温は30度に達したそうです。)そんなこんなで、途中でスーベニアメダル作成のためにショップに立ち寄ったりしつつ 私達がハーバー水上を見渡せるポンテヴェッキオの上に出たのは11:50頃。ファンタジースプリングスを出発した時は ハーバーグリーティングを近くで観るためにリドアイルへでも行こうかな 思っていたのですが…何しろ予想していたよりも陽射しが強いし気温も高いし。もうポンテヴェッキオ上の日陰の場所から様子だけ眺められればいいよ… と、私達は橋の上の建物の小窓からグリーティングを鑑賞することに決めて、場所を確保しました。それからは、ふたりで交代で出かけてハロウィーンのデコレーションなどを見に行きました。私が出かけた際には スーベニアメダルを作成するついでにディズニーシープラザまで足を伸ばして ミラコスタ通り入り口を見上げてみました。ホテルミラコスタの建物に馴染むような落ち着いた装飾ですね。ピアッツアトポリーノの街灯には同じ雰囲気のハロウィーンのバナーも登場していました。ポンテヴェッキオに戻る途中ではコロンブススクウェアを左へと曲がり、アメリカンウォーターフロント方面へも行ってみました。期間限定の「ハロウィーンフェア・イン・ニューヨーク」メイン会場となっているウォーターフロントパークにはフォトロケーションも登場していて賑わっていましたよ。このあたりは夜になるとライトアップされて昼間とはまた違った雰囲気を楽しめるそうですが、残念ながら私達は見ることができなさそうです。ウォーターフロントパークの街灯のバナーは私の好きなオールドタイプのキャラクターイラストだったので、いっぱい写真を撮ってからポンテヴェッキオの上に戻りました。グリーティングが始まる20分ほど前からは、ふたりそろって鑑賞場所で立ち上がって景色を眺めながら待つことにしました。眼下のリドアイルの方を見ると この時間になっても段差のある部分にも平面部分にもまだまだ余裕があるようだったので 今日この時間はまだ人気アトラクションの方にゲストが集中しているのかなあ と思いました。13:05くらいには チャペルミラコスタで挙式を終えた新郎新婦をのせたヴェネツィアンゴンドラが水路からハーバーへと漕ぎ出てきました。リドアイルからポンテヴェッキオにかけての一帯はにわかにお祝いムードに包まれて ゲストの皆さんも拍手をしたり声をかけたりしていて微笑ましい様子で 見ていて楽しかったですよ~そして、婚礼ゴンドラがヴェネツィアの細い水路へと消えていった13:15。メディテレーニアンハーバー水上では「ディズニー・ハロウィーン・グリーティング」が始まりました。大きな船の表側には表情がクルクル変わるカボチャのオバケ(ジャックオーランタン)や「Trick or Treat」の文字、裏側には蜘蛛の巣もついていました。(昨年までと同じかな?)乗船しているキャラクターは ミッキー&ミニー、ドナルド&デイジー、チップ&デールにダッフィーとシェリーメイ。船は一度ハーバーの中央あたりで停止してから、ザンビーニブラザーズ・リストランテ前、ピアッツアトポリーノ正面、リドアイル前の三か所で止まってそれぞれの場所で違ったパターンのハロウィーンダンスをゲストと一緒に繰り広げます。その後はハーバー水域を軽く回って、けっこうあっさりと水道橋の向こうへと帰っていきました。船が水道橋の下に登場してから再び戻っていって見えなくなるまで15分弱だったでしょうか。ささやかでも楽しいグリーティングタイムでした。終了後はすぐにポンテヴェッキオ上を離れてファンタジースプリングス方面に引き返しました。せっかくここまで来たのに もう少しメディテレーニアンハーバーやアメリカンウォーターフロントのハロウィーンを楽しまないの? と思われるでしょうが、ホテルのチェックイン開始前の時間帯に「グランパラディ・ラウンジ」の予約が幸運にも取れていたものですから、それに遅れるわけにはいかなかったのです。来た道をてくてく歩いて戻り、途中アラビアンコーストで少し休憩しがてらアトラクションの待ち時間を覗き見ると…この時間(13:45くらい)、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジは「20分」以上、ジャスミンのフライングカーペットは「35分」の待ち時間が発生していました。やっぱり今日、混んでるわあ…それから私達は、エントリーウェイの先のチェックポイントで宿泊証明書とパスポートを提示してファンタジースプリングスの中へ。平和だった午前中よりもやや人が増えてきたと思われるエリア内を通り抜けてファンタジースプリングス・エントランスへ行ってゲートのキャストさんに一時退園の処置をしていただきました。キャストさんによれば ゲートでの一時退園手続きはつい最近その方法が変わり、目印として手の甲に押してくださっていた「スタンプ」は廃止になって パスポートを読み込んで記録をつける方法に切り替わったのだそう。「いやあ、パークもどんどん進化していくんですねえ」と、人生におけるベテランらしきキャストさんがしみじみとおっしゃっていたのが印象的でしたよ。ゲートを出てからは、歩き疲れていて長い階段をのぼる元気がなかったので つきあたり奥にあるエレベーターでホテルエントランス脇まで上がることにしました。エレベーターが二基設置されているゴージャスな造りのこの場所は空調も効いていて涼しく快適で、小さいですけれど一応お手洗いも完備されています。ここまで20分以上も 暑くて混雑していて賑やかなパーク内を人ごみをかき分けながら歩き続けてきたので、この不思議な静けさにはなんだかとてもホッとして 心癒されるものがありました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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(…その1から続く)左手にそびえるアレンデール城の建物を眺めながら王国の門を出て、エリア内のメイン通路の交差点のようになっている場所あたりからネバーランドに続くと思われる小径を入っていくと、森の中に鍾乳洞のような洞窟が現れました。奥には大きな穴がふたつ、その間には細長い隙間のような穴がもうひとつ。中へ進んで縄で作られた柵の中を覗き込むと、宝箱が無造作に置かれています。あれれ~ ここは「ドクロ岩」の中じゃないのー?知らないうちに私はドクロ岩の中に入ってしまったようです。ドクロの「目」の部分に当たる大きな穴に近づいて覗いてみると、正面にはスリルム山が見えました。…そういえば 夫はどこに行っちゃったのかなあ。海賊船の入り江で集合ね! って言い残して、ここへ来る途中でお手洗いに向かったみたいなんだけど…そう思って窓のようになっている穴から身をのり出すようにして入り江を見渡していると、左側に停泊(座礁か?)している赤い海賊船「ジョリーロジャー号」の舳先でキョロキョロしている夫の姿を発見。慌ててドクロ岩から出て、私は海賊船へと向かいました。 すぐにたどりついた海賊船の甲板は、この時間(9:30くらい)は小さなお子さんたちの格好の遊び場になっていて大変賑やかでした。これ↓はフック船長のデスクなんでしょうかねーもぐり込んだロストキッズたちが描いたのでしょうか?こんな落書きも。甲板からは 私がさっきまでいたドクロ岩もよく眺められます。(そのむこうにはホテルの建物まで見えちゃってますけどね~)ジョリーロジャー号は思っていたよりコンパクトな造りだったので、この場所であれこれ自由に遊ぶことは本物のキッズたちにお譲りした方が賢明だな と感じた私達は、記念撮影を済ませた後は早々に引き揚げて フローズンキングダムへと戻ることにしました。そして、モバイルオーダーを入れてあった「アレンデール・ロイヤルバンケット」へ。前回来た時はバケーションパッケージのドリンク券を利用してごく短時間休憩しただけでしたが、今日はゆっくりできそうです。レストランに入ると 正面には「アレンデール」の風景画。アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」の最初の場面で見られる景色によく似ているような気がします。カウンターでお料理を受け取った後は、前回来た時は混雑していて席を確保できなかった「エルサの戴冠式が執り行われた大広間」を再現したダイニングエリアへ。今日は時間がやや早かったせいか、あるいはファンタジースプリングスのオープンから時が経って人気も落ち着いてきたせいか、すんなりとテーブルを確保することができました。(椅子の背にもアレンデール王国の紋章が)このダイニングエリアの一番奥には戴冠式でエルサが座った玉座があるのですが、ここがフォトスポットとしては大変に人気があるようで 途切れることなく撮影の順番待ちの列ができていました。時節柄「アナ」や「エルサ」に扮したお嬢さん方も大勢いらっしゃいましたよ。まだ10:00になる前でお店自体はとても空いていたのに、この玉座のあたりだけ終始人だかりがしていたのが印象的でした。肝心のお食事の方は、このお店は食べ物メニューが「アレンデールロイヤルセット」(三種類)とドリンクのみしかないので、そのセットメニューを。こちら↑は私の「シーフード」のセット。バスケットの中、手前左がポテトグラタン、手前右がスモークサーモンのサラダ、奥の左がメインとなるパイ包み焼き、奥の右がデザート。これに大きなパンと選べるソフトドリンクが付いています。「シーフード」のセットはメインのパイ包み焼きの中身がオマール海老や赤魚のホワイトシチューで ペンネや野菜も入っていました。夫の「ビーフ」のセットの方はパイ包み焼きの中身がビーフのブラウンシチューに変わるだけで、あとは全く同じ内容だったようです。こちら↓はデザートの「オラフのマシュマロココアムース」。上にのっているオラフが描かれているのはマシュマロではなく、求肥の中にフルーツのクリームが入ったプチ大福のような食感のお菓子でした。大人向けのセットは、味はまあ人によって好みがいろいろあるので何とも言えませんけれど、量がちょっと 私にとっては多かったです。個人的には、もう少し内容をシンプルにしてそのぶん価格を下げていただいた方が嬉しいかな~ と思っちゃいました。私達は10:30頃までロイヤルバンケットにいて、その後は城門を出て橋を渡りアレンデールの町へ。今日はお天気が良いので、空の青と木々の緑にアレンデール王国のバナーがよく映えますね~アレンデールの街並みは絵になるからでしょうか ここにもやはり多くの仮装したゲストがいらっしゃり、あちこちで思い思いの設定やポーズで撮影大会が繰り広げられていたようでした。アナやエルサなど映画の登場キャラクターになりきってこの場所にやってくるためには 現在はまだ数多くの険しい障壁を越えねばならないので(エリア入場制限をしているので誰でもここに来られるわけではないですからね~)、それを全て越えてファンタジースプリングスの中で晴れて写真撮影ができるというのは仮装大好きなゲストの皆さんにとってはこの上ない喜びなのだと思います。精巧に作られた衣装に身を包み 入念にヘアスタイルやメイクを整えて、表情にも細心の注意を払って…そんな一生懸命な撮影の様子を眺めていたら、 みんな 今日ここに来られて本当に良かったねえ… という保護者のような気持ちになってしまいましたよ~ところで ふと気づけば。「パーク開園から既に二時間以上が過ぎたというのにアトラクションひとつしか行ってないよ!!(ファンタジースプリングス・マジック買ったのにーー!!)」。(10:35頃。)ということで、ここからしばらくはこのエリア内のアトラクションを巡ることにしました。で さっそく、「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」へ。(10:38。)この時間は結構ゲストが集中していて乗り場まで10分ほどかかったので、待ち列周辺や乗り場の様子をじっくり眺めて過ごしました。待ち列になっているのは荷物配送所のオフィス。(もちろん妖精さんサイズ。)天井はクレヨンの箱、柱は鉛筆やクレヨンや糸巻き、ロープをかけている支柱は安全ピンでできています。バギー乗降所の扉は兵隊さんの紙マッチでしょうか。コースに出てからも、青空の下 四季の景色が輝いていてきれいでした。現実世界では今は秋なので、今回は秋の景色に特に注目。配達コースの最後にお出迎えしてくれる従業員の「チーズ」さん。バギーを降りて退出路を行く時にも「秋」をひとつ見つけました。大きなコスモス。そのあとは「ピーターパンのネバーランド・アドベンチャー」へ。(10:56くらい。)スタンバイパスエントランスから入ってくるゲストがまだ少なかったせいか、ほぼ立ち止まることなく前室へ。すぐに乗ることができました。こちらのアトラクションでは私、前回来た時は乗り物の動きや周りの映像について行けずに少し戸惑いましたが、今回は自分なりに姿勢や視線の向け方など乗り方を工夫して体験したので 前回よりもラクに楽しめました。どうやらこのアトラクション、私のような高年齢で視力にも自信がない者には「慣れ」が必要なようです。「食直後は乗らない方が良いかも…」と前回は正直思いましたけれど、今回は食後30分で乗ってみても大丈夫だったので きっとこのアトラクション環境に身体を慣らすことが大事なのでしょうねえ。(乗り物酔いする方はまた話が別だと思いますが。)最新の技術の結晶のようなこのアトラクションを「苦手」にしてしまっては実にもったいないと思うので、これからもいろいろ気をつけて楽しみたいと思います。そして「ラプンツェルの森」へ行き、ラプンツェルのランタンフェスティバルへ。時刻は11:17頃。ファンタジースプリングス内にはそろそろスタンバイパスを取得した皆さんが押し寄せ始めていて、こちらのアトラクションでもこの時間になるとスタンバイパスエントランスの方は結構な待ち時間が発生していたようですけれど、プライオリティアクセスエントランスの方はたいへん平和な様子だったので 立ち止まって「塔」の写真を撮ったりしながらのんびりボートハウス(乗り場)へと向かいました。ボートハウスに入ったのは11:20くらい。5分後の11:25頃にはボートに乗り込んで水路へ出ました。塔の上で歌うラプンツェルを見上げるフリンライダー(ユージーン)くん。草をはむ愛馬マキシマス。きょうもたいへんロマンティックな美しいランタンフェスティバルでした。ボートから下りて、外へ出ると時刻は11:30過ぎ頃。これで一応 ファンタジースプリングス内の全てのアトラクションにそれぞれ一回は行くことができました。なので私達は、 ここで一旦このエリアを離れてディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを望めるエリアまで行ってみよう と、エントリーウェイへと向かうことにしました。(その3 に つづく・・・)※エントリーウェイの岩壁にいるラプンツェルとパスカル◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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秋の三連休の真ん中の日、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルに一泊してきました。6月の下旬にファンタジースプリングスホテル宿泊をともなってディズニーシーパークの新エリア「ファンタジースプリングス」を訪れた際はバケーションパッケージ利用だったので少々慌ただしく、また 殆ど下調べなしで未知の世界にいきなり飛び込んだので気持ちもなんだかふわふわと落ち着かず 驚いたり感心したりしているうちに二日間が過ぎてしまった感じで、「新ホテルも新エリアもまだまだ見足りない!」と 正直後ろ髪ひかれる思いで帰りました。が 今回はホテル客室と館内レストランに予約を入れてあるのみ、さらに勝手もある程度わかっているので、前回よりはゆったり構えてあちこちを見て回ることができそうです。さて、毎度のことながら道路の混雑も考えて早めに家を出て、既に始まっていた首都高速道路の葛西出口渋滞を回避するため浦安出口経由で舞浜に到着したのは6:40頃。超混雑が予想される日だということをすっかり忘れて 何も考えず素直に左回りでリゾート外周道路に入ってしまったためディズニーシー駐車場オープン待ち行列にしばし巻き込まれることとなり、ランド駐車場横からヒルトン東京ベイ前交差点までの500メートルほどを15分以上もかけて通過して、ファンタジースプリングスホテルの下にようやくたどり着いたのは7時を少し過ぎたあたりでした。6月に来た時と違って今日はお天気は上々、坂下のゲートで宿泊の確認をしてくださったキャストさんの笑顔も晴れやか、坂を上って車をつけたホテルエントランスのドアサービスキャストさん達の応対も爽やかで、素晴らしい一日の始まりを予感させてくれました。夫が駐車場へ車を置きに行っている間に ファンタジーシャトーラウンジのソファーエリアでベルサービスキャストさんに荷物を託し終えた私は、ロビーフロアの三階から見下ろすことのできる「グランパラディ・ラウンジ」の様子をまずは拝見。こちらのお店の営業開始は12:00ですが この時間(7:10くらい)は特別なお客様(グランドシャトー宿泊の方?)だけが利用を許されているようで、いくつかのテーブルには寛ぐゲストの姿がありました。実は今回のホテル滞在中 私達もこちらのお店に伺う予定になっているので興味津々で、大きな窓からたっぷり入る朝陽に照らされたいへん美しい様相を見せている店内を じっくりと眺め渡してしまいましたよ~その後ベルデスクに赴き、本日入園分の「ファンタジースプリングス・マジック」を購入しました。(7:15頃、チケット購入は待ち無しでした。)チェックイン日の翌日以降なら一般よりも15分早く入園できるという「ハッピーエントリー」は私達は今日は利用することができませんが、この特別なパスポート「ファンタジースプリングス・マジック」があればゆっくり入園でもじゅうぶん楽しめるということが前回の経験でよくわかったので、今朝はこちらを利用してファンタジースプリングス・エントランスから一般入園したいと思います。パスポート購入を済ませて「宿泊証明書」も受け取り キャストさんからいろいろと注意事項を伺っていると夫が駐車場から戻ってきたので合流し、「人の少ない今のうちに」と館内で少し記念撮影などしてから 私達はホテルの正面玄関を出て長い階段を下り 宿泊者専用のパーク入口「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。階段の下にはこの時間ふたつのロープ列が作られていて、それぞれの列入口に案内看板が立っていました。それによると、奥側が「ハッピーエントリー」入場列、手前は通常の開園時刻に入場する列 とのことでしたので、私達は手前の列に並びました。(「本日チェックインの方」と提示されています)私達がこの列の最後尾についたのは7:30少し前でしたが、順番としては前からざっと数えて10組目前後(40~50人目?)くらいのようでした。本日のハッピーエントリーは8:15、一般開園時刻は8:30とのことですから、おおむね開園一時間前でこれくらいのゲスト数だなんて やはりファンタジースプリングス・エントランスは舞浜のどのパークエントランスよりものんびりしていて平和だなあ と思いましたよ。それでも 7:45くらいになるとハッピーエントリーの列も一般の列も目に見えて並ぶ人が増えてきて、7:55には待ち列一帯に「立ち上がるように」と指示があり、同時に「本日の一般開園時刻は5分繰り上がって8:25になる(ハッピーエントリーも5分繰り上がって8:10になる)」とのアナウンスがありました。保安検査が始まるのも他のパークエントランスに比べるとずいぶんとのんびりしていてびっくりしましたけれど、並んでいる人の数が少ないのでとてもスムーズで、ハッピーエントリー対象ゲストは8:00過ぎには殆どが検査を終えて入園ゲート前の屋根下に移動でき、8:10には順調にハッピーエントリーが開始されていたようでした。私達一般入園組の保安検査にいたっては 始まったのはなんと開園時刻の3分前で、のんびりしているにもほどがある といった感じだったのですが(ジリジリして待っていらした方も多いのではないかと思います)、前方に並んでいた私達は8:24頃には検査を通過できました。そして屋根の下を歩いてゲートに向かう途中で開園時刻の8:25を迎え そのまま立ち止まる間もなくパスポートをかざしてパークに入園することができ、ファンタジースプリングス・ホテル宿泊者の優位性(三連休の中日だというのに朝の入園がこんなにラクだなんて!)をまたもや実感することとなりましたよ~…こんな感じでファンタジースプリングスに3ケ月半ぶりに入園を果たした私達。前回初めて来たときは入園直後は右手側の「ピーターパンのネバーランド」方面へと進みましたが、今回は入園したら左手側の「フローズンキングダム」方面へまず行こう!と決めていました。が、その前にちょっと。私にはファンタジースプリングスを再訪したらぜひ確かめたいことがあったので、まずそちらのポイントをチェックしに向かいました。その場所というのは、こちら↓。ホテル内でいうところの「グランパラディ・ラウンジ」の大きな中央の窓の真下、パーク内では魔法使いの弟子ミッキーの噴水の後ろ側に当たる場所 がどうなっていたかをぜひ確かめたかったのですが…この噴水の脇にはこんな↓鍵がかかった扉があって後ろに回り込めないようになっているので 確かめに行くことはできませんでした。扉の中にはきちんと整備された小径があって、どこかへ続いている気配だけは感じられるのですけれどね~岩や植栽で上手に目隠しがされていて この先の様子は全く見えないようになっていました。パーク内のこんななんでもない場所に私が興味を持ったのは、先日「ファンタジースプリングス・ニューチャプター・ビギンズ展」でホテル計画時の模型を見たからです。その模型では、ちょうどこの場所 グランパラディラウンジ直下の一階部分に小さな扉が存在していて、その扉を通ってホテルとパークを直接行き来できる造りになっているようにも見えたのです。(参考までに、その時に見た模型の写真は こちら の日記の最後の方にあります)もしもその扉をここに作る案が構想通りに実現していたら、ファンタジースプリングスホテルからパークへの出入りは今よりもうんと便利になったはず。(「ホテル&パーク・ゲートウェイ」を通ってパークと行き来できるホテルミラコスタのようにね!)――ホテル内側からはその扉の存在は確認できないけれどパーク側はいったいどうなっているのだろう??私が抱いたそんな小さな疑問は どうやらこの調子では当分は解決できなさそうです。が、新しいエリアも含めて東京ディズニーシーには同じように「ここはどうなっているのだろう?」「もっとよく観察したい」と思ってしまう場所がたくさんあるのは皆さんご承知のことでしょう(?)。東京ディズニーシーのファンの中には、パークイベントを楽しむよりもアトラクションを楽しむよりも ただただパーク内を歩いて楽しむのが一番好き という、一風変わった志向の方々が意外に多く存在するのも なんだか頷けるような気がしますよね。今回一番見たかった場所のチェックを終えた後は、いよいよエルサとアナの住むアレンデール王国「フローズンキングダム」へ。舞浜のパークでは今はハロウィーンイベントの真っ最中で 一年のうちで今だけは大人でも大手を振って仮装ができる時期に当たっているので、アレンデールの方向を目指すゲストの中には様々な世代の「エルサ」や「アナ」がいらっしゃって いつもは静かなはずの森の中もたいへん華やかでしたよ~森を抜けて城下町が右手に見えてくると、橋を渡ったその先に現れたのは「アレンデール城」。おお。公式ウェブサイトなどでよく見るアレンデールの景色はこちらの城下町側から眺めた時のものなのね~前回はファンタジースプリングス・エリアの中央にある四つ角側の城門からアレンデールに入ったので、この景色は殆ど印象にありません。早朝の人が少ないうちにこの象徴的な景色を心おきなく眺められるのもファンタジースプリングスホテル宿泊者の特権よね~ と、私達はあれこれと写真を撮ってから 大人気のアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」へ向かいました。こちらのアトラクション、早朝の時間帯はまだ一般の「スタンバイパス」利用のゲストがいらっしゃらないため、スタンバイパスのルートは「アトラクション建物内を見て回ってから乗りたい人」のための列として運用されています。前回来た時に建物の中はよーく拝見したのですが、やっぱり「すいているなら中を見てから乗りたいよねえ」。ということで、私達は今回もスタンバイパス・エントランスの方へ。列最後尾についたのは8:30で、キャストさんのいらっしゃるチェックポイントでファンタジースプリングス・マジックを提示してリストバンドを装着していただいたのが8:35。それからアナとエルサの住むお城の中を歩き……今日は20分かけて乗り場まで辿り着きました。私達は記念撮影したりオラフの出現ポイントで立ち止まったりしていたので結構時間がかかりましたけれど、眺めて簡単に写真を撮りながら通り過ぎるだけなら10分弱で乗り場まで行けたんじゃないかなーと思います。ボートに乗り込んで、月夜の水路に出たのは8:56頃。6月に初めて体験した時 ドラマティックな展開に大きく心動かされると同時に、「あれれー?ちょっとこれはひょっとして何らかの不具合じゃないのかな…?」と素人ながらちょっぴり心配になった物理的な問題点は数か月を経てことごとく解消されていて、今回は実に快適な物語の旅をすることができましたよ~やはり 映画の再現度が非常に高いアトラクションだと思います。しばらくは人気の高い状態(スタンバイパスを取得するのが困難な状態)が続きそうですね。舟を下りた後はいったん建物の外まで出て所用を済ませ、もう一回乗りに行くことに。今度は「プライオリティアクセス・エントランス」(すぐ乗れる方)に行きました。開園直後のゲスト集中も落ち着いていたのでこの時間(9:10くらい)のプライオリティアクセス・エントランスはほぼ待ち無し。入ってすぐに水路を跨ぐ階段にさしかかり、船に乗り込むまでにかかった時間は3~4分で済みました。本日二回目の「アナとエルサのフローズンジャーニー」から出ると、時刻は9:20過ぎ。このあとはレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」で朝食兼昼食をとろうと思って朝の入園直後にモバイルオーダーを入れてあったのですが、まだ受け取り時間には少し早かったのでお隣(というかお向かい?)の「ピーターパンのネバーランド」へ行き、前回よく見ることができなかったドクロ岩や海賊船「ジョリーロジャー号」を探検することにして、私達はフローズンキングダムを離れました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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もう9月も半ばだというのに またもや猛暑日となった三連休の初日。当初の計画ではきょうは電車に乗ってオチェーアノに食事に出かけ 帰りに東京駅周辺でお買い物などして帰ってくるつもりでしたが、朝から高気温だったので体調のことを考えて急遽交通手段を変更して車で舞浜に向かうことになりました。ならば… と 帰りの寄り道先も「東京駅周辺」から「イクスピアリ」へと変更して、間もなく会期が終了する「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」に行くことにしました。食事後のちょうどよい時間の入場予約をすることもでき滑り出しは上々、気温の上昇っぷりだけが気にかかる久々二人そろっての休日です。ものすごーく早めに家を出発したというのに、世間一般でいうところの「行楽シーズン」の連休にありがちな大渋滞に巻き込まれた末 ホテルミラコスタ駐車場に到着したのは11:30少し前。プライオリティーシーティングをお願いしてあった時刻の20分ほど前でした。車から降りると、外は殺人的な暑さ。ここ舞浜地区は海沿いということもあって 夏場でも都心などより少しだけ気温が低くてやや過ごしやすいのが常なのですが、今日この時間はどうもその法則は当てはまらないようです。あまりに暑かったので失礼して宴会場エリア側のエントランスから逃げ込むようにホテルに入館し 長い廊下を歩いてロビーに出ると、階下のホテル&パーク・エントランスへ続く階段の上あたりには(涼しいロビーの中でここだけ)もわ~っとした熱気が充満していました。おそらく灼熱のパーク内から空気が流れ込んでロビーまで立ち昇ってきていたのでしょうけれど、こんなことは今まで経験したことがなかったので 今日の暑さは如何ばかりか… と思いましたよ。さて、お約束の時間の直前に伺ったオチェーアノでは ウェイティングエリアに入ってすぐにテーブルに案内していただけました。パークのハロウィーンは今年はちょっと遅めの10月スタートらしいですが、こちらのお店では既にハロウィーンメニューが提供されていて ブッフェカウンターの上もオバケちゃんたちに席巻されていました。お料理のかげにもいましたよ。デザートコーナーでは 前回の「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」メニューの時に登場していたジェラートワゴンや「M」のロゴ入りチョコレートケーキはやはり無くなっていて少し残念でしたが、その代わりに今回はハロウィーンらしい色合いの秋の味覚も取り入れた可愛いケーキがたくさん用意されていたので、まあ良しとしましょうかね~お料理の方は、前菜やサラダなど冷たいお料理の種類がやや少なくなったような気がしました。(私自身は全種類食べるなんて到底無理なことなのでいいのですけれど、ワインのお供の選択肢が減ってしまうのは少し寂しいです。)で、とりあえず一巡目、冷たいお料理中心に 私だけスパークリングワイン「ロータリブリュット」もお願いしてお食事スタート。きょうはハーバーでのグリーティングの予定もなく 心穏やかな平和な昼食です。冷菜のあとは温かいお料理を少しいただいて私はすぐにデザートに入りましたが、夫の方は冷たいもの温かいものをそれぞれ二~三巡ほど。夫は今日は特に温かいお料理のコーナーにあったロングパスタを大変気に入ったようで、カジュアルレストランで提供される一皿分くらいの量を食べていましたよ。こちらは私の取ってきたデザート。(この写真の倍以上の種類がありましたが、そんなに食べられないので厳選して…)洋梨コンポートの上には小さなおばけミニーちゃん。コーヒーも追加でお願いして、秋のデザートを美味しくいただきました。食事を終えて席を立ったのは13:40くらい。会計を終えてお店を出ると、中途半端な時間だったせいかロビーは静か。もしも昨年と同じようにこの時期からパークのハロウィーンイベントが始まっていたら 仮装したゲストが涼を求めてロビーに集まっていたかもしれない、もしそうなっていたら大変な混雑だったかもしれないなあ…日本の気候変動に合わせてパークの年間スケジュールも今年はちょっと後ろ倒しにしたのでしょうかね。運営会社さん、ハロウィーン開始を遅くしたのは良い決断でしたね~ …と思ってしまいましたよ。ホテルミラコスタの駐車場を出てからはイクスピアリに車を移動して、少し時間を調整して2階のセレブレーションプラザに面したエリアで開催されている「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」へ行きました。入場予約をしていたので待ち時間はそんなにありませんでしたけれど、列を整理しているお若いキャストさんまでもが「今日は暑いですねえ」とゲストを気にして話しかけてくださるような高気温でしたので、会場内に入れた時はホッとしました。会場内の展示物は殆どが写真撮影可能(動画撮影は禁じられているところがけっこうありましたけれど)で 私達もあれこれと撮影をしながら これまでのディズニーシーの歩み~ファンタジースプリングス完成までの経緯~ファンタジースプリングスについての展示 と順に見て回りました。その数多くの展示の中で私が特に見たかったのは「ファンタジースプリングスホテル」のパークに面した側の一部の模型で、実は これが見たいがためにここへやって来た といっても過言ではありません。というのも、6月に宿泊した時に ホテル内のグランパラディラウンジ下、ファンタジースプリングスレストラン前にある「謎のスペース」がとても気になって、…「ほんとうはホテルとパークを結ぶ通路(ミラコスタでいうところのホテル&パーク・ゲートウェイ)がこの場所に予定されていたんじゃないか?」…という疑惑を抱きまして。帰ってきてからSNSを見ていたら同じように感じた方々がやはりいらしたようで、「ニューチャプター・ビギンズ展に展示されているホテルの模型にはその入口がちゃんと作られているよ!」「やっぱり構想では1階にパークとホテルを結ぶゲートを作るはずだったんだ!」などの書き込みをちらほら見かけたので、ぜひぜひその模型を見て「構想段階では存在していたゲートウェイ」を確認したかったのです。そして実際に模型の中に見つけた小さな扉。おお、ほんとうにあった。着想から完成までの何年もの間に世界は大きく変わり、何かの事情でこの出入口は実現には至らなかったのでしょうけれど、ひょっとしたらいつか ここに計画通りのゲートウェイがオープンするかもしれません。(いや オープンしてほしい。)東京ディズニーシーの中にファンタジースプリングスができて新しいホテルも完成してみんなの大きな夢は実現したけれど、私の小さな夢はまだまだ続くのです。叶いますように。ほんの30分もあれば全部みられるだろうと思っていた「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」。気付けば入場から一時間以上が経ち、会場の外に出た時には時刻は16:30を過ぎていました。想像していた以上に楽しむことができました。行けて良かったです。その後は 首都高速道路にのってまだまだ暑い夕暮れのビルの谷間を抜けて 家に帰りました。もう少し涼しくなって本格的に秋がやってきたら、私は再びファンタジースプリングスを訪ねようと思っています。その時は模型ではなく実際のパークで、ファンタジースプリングスホテル1階部分にできるはずだった小さなゲートウェイの予定地を 内から外からよーく観察してこようと思っています。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 14, 2024
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ようやく夫婦ともに夏休みに入った8月のとある日。ホテルミラコスタ ベッラヴィスタラウンジに昼食のためにお邪魔しました。予定の時刻よりもずいぶん早く舞浜に到着してしまったので アンバサダーホテルのフェスティバルディズニーに立ち寄り、毎年この時期に発売になる来年のカレンダーやダイアリーなどを購入してから ホテルミラコスタ駐車場に車を移したのは13:40くらい。今日は平面部分に空きを見つけることができず、久しぶりに立体駐車場に車をとめることとなりました。お約束の時間の数分前にベッラヴィスタラウンジ店頭に行くと すぐに窓から2列めのテーブルに案内してくださり、さっそくメニューを拝見。こちらのお店でも今期のテーマは「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」とのことでしたので、夫も私もそちらのスペシャルランチコースをメインを牛フィレにしてお願いすることにしました。(それに加えて私はグラスワインのセット「ミラコスタ・トリオ」、夫はサンペレグリノもお願いしました。)注文をし終わってふと振り返ると、バーカウンターのところには椅子が並んでいたので思わず撮影。カウンターに椅子 って、当たり前の光景でしょ 何が面白いの?…と思われるかもしれませんが、4年前のあの日以来ベッラヴィスタラウンジでは昼間のティータイムや夜のカクテルタイムの営業をとりやめていてカウンター席は使用されておらず、この椅子も長い間どこかにいってしまったままだったので、こうしてまるでゲストが座っているかのように椅子が並べられているのがなんだかとても嬉しくて、ついついシャッターをきってしまったのですよ。カウンターの営業も再開されるといいのだけれどねえ などと夫と話していると、テーブルにはふたつのグラスがやってきて、夫の方には炭酸水、私の方にはスパークリングワイン(フランチャコルタ)が注がれて、昼食がスタートしました。ベッラヴィスタラウンジの「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」ランチコースは、キャストさんによれば 「いまの季節『夏』に美味しい食材を使ったメニューをご提供して皆様に厳しい夏を乗り切っていただこうと考えております」とのお話でしたので、きっとベッラヴィスタラウンジの得意なお料理やホテルミラコスタらしい夏のお料理が楽しめそうです。以下、いつものように簡単に記録しておきますね。前菜はとってもきれいな 夏らしいお皿。信州サーモンのマリネです。たっぷりの厚切りサーモンの下にはきゅうりのジュレと 小さくカットされたトマトやオクラ。上にはマスカルポーネチーズとスプラウト。とても爽やかで食欲を刺激する味と見た目です。お皿の端のグリーンのソースはほうれんそうとのことで その上にはゴーヤーとトウモロコシ。黄色い花が咲いた夏のグリーンカーテンみたいで こちらも可愛らしいですね。(前菜と共にいただいたスパークリングワイン:「フランチャコルタ ミッレディ ブリュット」)(パスタ前に用意してくださった白ワイン:「テレビント」)二品目のパスタは具だくさんのキタッラ。キタッラはお蕎麦のように手打ちで作る、断面が四角いロングパスタです。ご覧のとおり、パスタはどこに??と思うくらい具がたっぷり。大きな具は ポーク、茄子、白茄子、青唐辛子など。上からペコリーノロマーノがかかっていました。かなり満足度が高そうなごちそうパスタ、食欲がなくても見た目と香りで食べてしまいそうな一皿でした。メインのお肉料理は牛フィレのビステッカ。大変美味しい牛フィレステーキでした。付け合わせの「サルタート」というのは炒め物の総称で、今回のはパンチェッタと夏野菜(アスパラガス、パプリカ、みょうがなど)をタスマニアマスタードで炒め合わせてあるとのこと。お肉の向こう側にそら豆のピュレも添えてありました。(メイン前に用意してくださった赤ワイン:「バルバレスコ・イ・パトリアルキ」)(↑赤ワインの中に逆さプロメテウスを見つけました。)(↓こちらは窓から見えるプロメテウス火山。)最後のデザートはイタリア風プディング「ブティーノ」とパッションフルーツのジェラート。細長いサブレはミニーさんが身に着けている帽子の羽根を表現しているとのことです。(写真ではミニーさんの帽子の羽根 切れちゃってますが。)「ホテルミラコスタ」の美しいロゴが最後の最後デザートのお皿に登場するのも、ホテルファンの皆さんにとっては嬉しい演出ですよね。最初にキャストさんが教えてくださったとおり、夏の食材満載の元気が出そうなランチコースでした。先日伺ったオチェーアノのブッフェでも思いましたけれど、ホテルの お店の まさに「本領発揮」という感じで、ただただ美味しかったです。入店したのがランチタイムの最終盤だったので、私達が食事を終えようとする頃には店内窓際のテーブルは殆ど空席となりました。静まりかえっている美しい店内の様子をカメラに収めていたら キャストさんが気をきかせてシェードを少し上げてくださり、プロメテウス火山の姿をちょっとだけ見せてくださいましたよ。ありがとうございました。席を立ち、お店を出たのは16:00頃のことでした。きょうもまた笑ってばかりの 楽しくて心充たされるひとときを過ごさせていただきました。その後は、少しだけショップを覗いて駐車場へ戻り まっすぐ帰りました。暑さが厳しいときでもこうして好きな景色を眺めて過ごすことができるなんて私はなんて幸せなんだろう と、あらためて思う帰り道でした。《本日 2024年8月13日午後のホテルミラコスタ》 ※足を運ぶたびについつい撮影してしまう バンケット側エントランスからの景色です。* ベッラヴィスタラウンジ の ”ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ”ランチコース *・信州サーモンのマリネとマスカルポーネ 胡瓜のジュレ・キタッラ ポーク 茄子 青唐辛子・真鯛のインパデッラ ムール貝 うずら豆のミネストラ または 牛フィレ肉のビステッカ アスパラガスとパンチェッタのサルタート 空豆のピュレ・バナナのブディーノ パッションフルーツジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年7月1日~8月31日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 13, 2024
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オチェーアノでお昼をいただいてきました。お邪魔するのは約二か月ぶりになります。ホテルミラコスタに車で到着したのは13:10くらい。駐車場から館内に入ってロビー階段の踊り場へ行き、まずはプロメテウス火山さんにご挨拶。先月末にファンタジースプリングスホテル泊でディズニーシーにやって来た時にはメディテレーニアンハーバーにあまりいられなくて、火山を近くで眺めることもちょっとしかできなかったものねえ。なーんて言っていたら プライオリティシーティングをお願いしてあった時間がやってきてしまったので 少々慌ててオチェーアノ店頭に出向くと、待つ間もなく案内していただけたのは 今日は「パール」のエリアのこんな席。あらー プロメテウス火山さんじゃないですかーさきほど階段の方からもご挨拶させていただきましたけれど またお会いできてとってもうれしいです。…ということで、本日のお昼はこの場所でこれから二時間ほど オチェーアノのランチブッフェを楽しむこととなりました。さて ところで。ホテルミラコスタの各レストランでは、7月1日から8月31日まで「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」というテーマでダイニングイベントを開催中だそうです。 ミラコスタの香り? 風味? なんじゃそりゃ。このテーマを知ってからずっとそんなふうに思っていたのですが、席まで案内してくださったキャストさんによれば「ホテルミラコスタらしいお料理、ホテルミラコスタならではのお料理 を今回は取り揃えてカウンターにご用意しています」ということらしいです。なるほど~パークイベントに関連させなければ! キャラクターを表現しなければ! という縛りもなく、今回はミラコスタの オチェーアノの持つ力を自由自在に発揮できる ということですね?これは期待できるかも。さらに続けてキャストさんがおっしゃるには、「今回はスペシャルドリンクもザ・フレーバー・オブ・ミラコスタということで、ここオチェーアノではお店そのものを表現し、『ケルプ(の部屋)』をイメージしたディル、『パール(の部屋)』をイメージしたアラザン、『シェル(の部屋)』をイメージしたチョコをトッピングしております」。?? なんだそれは?一瞬 目が点になりながらも興味を持ったらしい夫は、すかさずその「スペシャルドリンク」なるものを注文していましたよー(私はいつものようにロータリブリュットをお願いしました。)で、さっそくカウンターへ前菜を見に行くと、本来オチェーアノが得意としている地中海周辺のお料理を思わせるメニューのオンパレードでした。例えば…「菜園風タコのカルパッチョ 醤油ヴィネグレット」「冷製チキンのプレッセ グリビッシュソース」「シュリンプのエスカベッシュ」「ローストビーフ バルサミコソース」「バジル風味のライスサラダとプルドポーク」「スモークサーモンとパプリカソース」 などなど など。魚介にオリーブオイル、レモンやハーブやお酢をたっぷり使った オチェーアノらしい前菜ばかりです。夏野菜がふんだんに使われていていずれも見た目もきれい。食欲が刺激されそうでしたよ~メインのコーナーにも サーモンに白身魚、ラム、ブイヤベースなど、いつものお料理が並んでいました。(もちろんローストビーフのカッティングサービスもいつも通りちゃんとありましたよ!)そしてデザートのコーナーには、オチェーアノの夏ブッフェといえばこれ、メロンショートケーキ。(これが夏のオチェーアノ名物だと思っているのは私だけですか?)ティラミスも今回はホテル館内の床などでお馴染みの羅針盤のデザインです。極めつけはこちらのチョコレートケーキ。これ、通年でブッフェカウンターに置いてほしいですよね~~ ミラコスタファンの皆さん。それから、開業のころからこちらのお店に通っていらっしゃる方々に嬉しいお知らせ。キャストさんが盛り付けてくださるジェラートが復活していました。カウンターの中ではなくカウンター前でサービスしていらしたので ひょっとしたら今回の期間だけなのかもしれませんけれど、いつもデザートにたどり着く頃にはおなかいっぱいで固形のケーキは一つか二つくらいしか食べられない私でもこれなら食べられます。ずーっと …ジェラートかアイスかかき氷か、そういうの復活してくれないかなあ… と思い続けていたので 私は大変嬉しかったですよ~カウンターの上のデコレーションは、今回はミラコスタの美しいロゴマークの他、ガリオン船など。ホテルミラコスタ専用の衣装姿のキャラクター達もいました。こちらは、席に戻ったところでテーブルにやってきた 夫が注文した“ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ”スペシャルドリンク。トッピングしたディルが実に海藻(ケルプ)っぽい。パールに見立てた銀色のアラザンは中に沈んでしまったのですが、ちゃーんといただけたそうです。(夫談。かなり甘めのドリンクだったみたいです。)私はあまり大量には食べられないので、食べたいものを優先しながら少しずつお皿に取って前菜→メインと進み、途中でアイスティーも追加注文して一時間も経たないうちにデザートにたどり着きました。(夫はまだメインをお楽しみ中でした。)どうしてもこれだけはいただきたかったのですよね~今期はランチタイムはハーバーグリーティングのためにテラスを開放する時間帯も無いので、たいへんゆったりと穏やかにお食事することができましたよ。楽しかったです。食事を終えてお店を出たのは15:30くらいだったでしょうか。三連休の中日、宿泊ゲストのチェックイン手続きも始まってごった返していてもおかしくない時間帯でしたが、ロビーは不思議に落ち着いていて 静けさに満ちていました。尋常でなく暑い夏が首都圏にやってきても、ここだけはいつも涼やか。ずーっとロビーの片隅にいたい気持ちを振り切って 私はホテルミラコスタを出て、まだまだ強い陽射しの中を駐車場へと戻り 帰りに向かいました。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 14, 2024
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(…その4から続く)ファンタジースプリングスに ホテル側からではなくエントリーウェイ側から入る場合は、洞窟を抜けた先の分かれ道を左手に進むと「ピーターパンのネバーランド」へ、右手に進めば「ラプンツェルの森」へと行くことができます。午前中に「ラプンツェルのランタンフェスティバル」を体験した際に私は「暗くなったら絶対にまた来てみよう」と心に決めていたので ファンタジースプリングスに舞い戻った後はとりあえず右手の道を進んだのですが、この時間(18:00過ぎ)のラプンツェルの森はまだ明るくて昼間とそう変わらない雰囲気だったので お隣のフローズンキングダム「アナとエルサのフローズンジャーニー」の方へ先に行くことにしました。アトラクション入口前に着いたのは18:10頃で、今回は朝とは違って左側のプライオリティ・アクセス・エントランスへまっすぐ向かいました。右側の 朝方は「ゆっくり建物の中を見てから乗る」ルートとして使われていたスタンバイパスエントランスの方はこの時間 待ち時間はチェックしませんでしたけれど建物の外のロープ内まで列が伸びていたようでしたが、プライオリティ・アクセス・エントランスの方は乗り場までほぼ待ち無しで、本当にびっくりするくらいすぐ船に乗れてしまいました。(朝方はこちらのエントランスも屋根下のロープ列からはみ出るくらい並んでいたので おそらく乗るまでには5分以上かかったのではないかと思われます。)本日二回目となる「アナとエルサのフローズンジャーニー」は写真も撮らずにじっくり楽しみましたけれど、内容の素晴らしさを再認識したのももちろんですが、「こんなに複雑なアトラクションなのに よくもまあ止まらずに壊れずに一日中ちゃーんと動いてるなあ…」と感心することしきりでした。(詳しく説明できなくて申し訳ないのですが、乗ったことのある方ならきっとこの気持ちをわかってくださるんじゃないか と思います。)今後このアトラクションでいわゆる「システムダウン」に当たってしまっても、なんか納得して許してしまいそうな気さえします。全てがさらに順調に運ぶような改良を今後していけるといいなあ と素人ながらも思ってしまいましたよ。それからこのアトラクション 朝方はなんだか体験時間がとても長いように感じたのですが、あらためて意識して時間を計測してみたら船に乗って実際に物語を辿っている時間は6分ちょっとだ ということがわかりました。船に乗り込んでから出発するまでの時間と物語が終了してから下船場所に着くまでの前後の乗り降りの時間も含めると8~9分くらいの体験時間になるようです。(混雑具合によってこのあたりは変わってくると思いますけれど。)その後はネバーランドへ行って「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」へ。朝の体験で「これは私のような老体にはちょっとキツいかも」と思ったので積極的に乗りたい気持ちはそんなになかったのですが、夫が「食事した後では絶対ムリだと思うから今のうちに行っておこう」というので 納得して。アトラクションのプライオリティ・アクセス・エントランスを入ったのは18:25過ぎ頃、そこから3Dメガネを取る場所の手前まではほぼノンストップでしたが、スタンバイパスエントランス利用のゲストと合流した後のこのメガネを取る場所が非常に混雑していて押し合いへし合い状態で 通過するにも相当に時間がかかり(今日この時間たまたまだったのかもしれませんけれどね)、正直「この混乱ぶりはどうにかならないものか…」と思ってしまいました。(朝方がたいへんスムーズでしたので尚更でした。)乗り場にたどり着いて船に案内されたのが18:45くらいでしたので、プライオリティ・アクセス・エントランスを利用しても20分近くかかったことになります。きょうの中で一番「乗るまでに時間がかかった」アトラクション体験になりました。さて、本日二回目の「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」は。一回目に乗った時は予備知識がまったく無かったので勝手がわからず、ピーターの動きにつられてあっち向いたりこっち見たり、状況を把握しようととにかくキョロキョロしすぎて途中で「ああ…ついていけない…」と思ってしまったので、今回は目を見開くのも控えめにして頭も動かさず 子供たちを見守るようなつもりでゆったりした気持ちで目の前の光景を眺めて過ごしたところ、無事楽しむことができました。たぶん、人間の脳って 老化してくると多種多様な情報や初体験の体感などを全部同時に把握して瞬時に処理する力が衰えてくるのでしょうね。外部からの情報を取り込む→処理する→対応する の間に生まれてしまう僅かな時間差が、心身にちょっとした不具合を招いてしまうのかもしれません。年齢が上がっても普段からこういった「最新技術の詰め合わせ」みたいな世界に接し続けてスリリングな毎日を過ごしていらっしゃる方にとっては この「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」くらい まったく何の問題もないアトラクションだと思いますが、そうでない方は事前に多少の情報を得て心の準備をしてから利用なさった方が良いかもしれませんね~そして、繰り返しにはなりますが、「若くて元気な方々にはぜひぜひ一度体験していただきたい」。当面の間は混雑もするでしょうし、そもそもエリアに入るのすらひと苦労でしょうけれど、未来のある皆さんには機会があればぜひこの新しい世界に触れていただきたい という思いを、朝方にも増して私は強くしたのでした。ピーターパンから出ると、時刻は19:00。あたりはようやく薄暗くなってきて灯りも点り始め、いよいよ「…これはラプンツェルの森にランタン見に行くチャンスか?!」と思いましたけれど…夕食をモバイルオーダーした時間が近づいてきてしまっていたので、私達は「スナグリーダックリング」へ向かうことにしました。(モバイルオーダーは便利なシステムで重宝しますけれど、受け取り時間に1分でも遅刻すると自動的にキャンセルされてしまうそうなので、注文時に受取時間を想定してうまく選択するのはなかなか難しいですよね。)こちらのお店は「塔の上のラプンツェル」の中に登場した酒場をモデルにしているそうですが。スナグリーダックリング というお店の名前は「ふわふわ可愛いアヒルちゃん」とでも訳せばいいのでしょうか…その呼び名の通り こちらの店内には子アヒルのモチーフがあふれていました。お料理を受け取るエリアにも。ダイニングエリアにも。「酒場」のイメージにはそぐわないような可愛らしいアヒルの姿がいっぱいです。席に着くと、イスの背にまでアヒルがいたのでびっくり。もちろんお料理をのせるトレイもアヒルちゃんのデザイン。私達が受け取った料理を抱えてダイニングエリアに入ったのは19:15くらいでしたが、この時間は簡単に空席を見つけられるような状況でした。(席数多いのですね。)注文していたのは「ダックリングドリームバーガー」「フライドシュリンプバーガー」「スイーツエバーアフター」などで、どれもたいへん美味しくいただくことができました。(パーク内のレストランで「これ美味しい!」と感じるバーガーに久しぶりに出会った気がします。)いずれもボリュームがあり、若くない私達には 食べきれるか? と不安になるくらいでしたよ~店内のあちこちには映画を思い起こさせるような装飾がたくさんあるようで(私は一度しか観たことがないのであまりピンとこなかったのですが)、時間をかけて店内を見て回り ひとつひとう熱心にカメラに収めていらっしゃる方も多かったです。それぞれ何かエピソードが隠されていそうな店内の装飾をぼんやり眺めながら食事していたら、私も機会があればもう一度映画を観直してみたいものだなあ という気持ちになってしまいましたよ~(ファンタジースプリングスにいると、随所でそう思ってしまいますが。)作品の世界をテーマにしたエリアをパーク内に誕生させるということは、きっとこういう効果も期待してのことなのでしょうかね~食事を終えて19:55頃にスナグリーダックリングを出ると、外は昼間とは状況が一変、文字通り「ランタン祭りの夜」になっていました。「暗くなったら絶対行きたい!」と思っていたランタンフェスティバルに やっと行くことができそうです。私達は お店のすぐお隣にあるアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」のプライオリティ・アクセス・エントランスに入り、頭上にランタンが点る小径を歩いて乗り場へと向かいました。上を見上げて写真を撮影する時以外は立ち止まることもなく、ゆっくり歩いて1~2分。乗り場の建物の中でスタンバイパスエントランスからの皆さんと合流するとすぐに舟に案内され 水路に出ることができました。こちらのアトラクションも本日二回目になるので、今回は名場面をしっかりカメラに収めることもできました。さっきまでいた酒場「スナグリーダックリング」も忘れず撮影。ほんとほんと、お店の外観 このとおりだったのよね~ああ やっぱりこの場面はきれいですねえ…短い船旅を終えて舟を降りると、建物の外へ出てからもランタンの灯りはずーっと続いています。温かな色の光に導かれて 思わず折り返してもう一度プライオリティ・アクセス・エントランスに入りそうになりましたよ。ラプンツェルの森は夜になるとこの数多くの「ランタン」の灯りのおかげでエリアの一体感が高まるのですね。次回また「ファンタジースプリングス・マジック」を利用してパークを訪れることがあったなら、夜はこのアトラクションを何度もループして過ごすのも楽しいかな と思いました。さて、この時点で時刻は20:10。20:30の花火は既に中止が告知されていて、残るパーク時間はあと50分。――ファンタジースプリングス内のアトラクションにもそれぞれ2回ずつ行けたことだし、そろそろ帰ることを考えようか。疲れたのか夫はそんなふうに言いましたけれど、私の方は時間が許すようなら最後にもう一回「アナとエルサのフローズンジャーニー」を体験しておきたい気持ちがあったので、そのままお隣のフローズンキングダムへ。すっかり夜の景色となったフローズンキングダム。雪山と氷の宮殿は暗くなるとこんな姿になるのですね。映画の中みたい。この時間、このエリアにいらっしゃるキャストさん達は「21:00になるとエントリーウェイは通行できなくなる」ことをあちこちでアナウンスし始めていらっしゃいましたので、ゲストの皆さんも時間を確認しながらちょっと忙しない様子でしたよ。「アナとエルサのフローズンジャーニー」の前まで来ると、夫は 僕はいいから一人で行ってきなさいよ と言いましたので(珍しく人気アトラクションにいっぱい行ったので人酔いしちゃったみたいです)、お言葉に甘えて私はひとりでプライオリティ・アクセス・エントランスへ。今回もそんなに待たずに乗り場まで案内していただけて、もう何度もこのアトラクションに乗っているらしい熱烈なファンの皆さんと思われるグループや 朝早くに取得したスタンバイパスを利用して「やっと来られた~」とやや興奮気味な皆さんなど、さまざまな方と一緒に船に乗り込んで本日三回目の物語の旅へと出発しました。今日の最後に 素晴らしい歌声をききながらひとりで巡った姉妹の物語は 朝と夕に訪れた二回の時よりもいっそう心に沁みるものがあり、夫を外に置いてでも乗りにきてよかったな と素直に思いました。ありがとうございました。良い体験でしたよ。アトラクションから出て 外で待っていた夫と合流した時には時刻はもう20:30になっていました。私達はそのまま城門から出て アレンデールの町を通り抜けてホテルの方向まで戻りました。ホテル前にたどり着くと、午前中も写真を撮ったミッキーの噴水(泉)はブルーの光に照らし出され、昼間とはまた違った雰囲気になっていました。ホテルの一階部分にあるショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」の前には入店待ちの列がまだあったように見えましたけれど、この時間からでも入店待ちの列に並ぶことができるのかどうかは定かではありませんでした。そして20:40。私達はきょう一日の大部分を過ごしたおとぎ話の森を離れ、ファンタジースプリングス・エントランスのゲートを出ました。 初めて歩いた森、初めて乗ったアトラクション、初めて触れた新しい世界。何もなかったところに生まれ出たファンタジースプリングスは本当に 誰かが魔法の杖を振ったら一瞬で地上に現れたかのような あるいは「目を閉じてみる夢」のような、成り立ち自体がまるでおとぎ話そのもののような世界でした。ホテル館内に戻ってからは、帰る前にもう一度 と 3階レセプション前の扉を出てパークを見渡せるテラスへ行ってみました。泉のある場所なのでしょうか、暗い森の中 木々の間に点々と浮かび上がるブルーの光が印象的でした。森の向こうにアレンデール城が見えるこの景色も、なんか言い方がおかしいかもしれませんけれど「ああ、お隣の国のお城が見えるわ…」なんて つい思ってしまいます。(さっきまであのお城の近くにいたのよね~)おとぎ話の森を一望できるこのテラスにいると、なんだか自分がこのお城に住んでいるお姫様になったような気分になるのですよね。小さいころによくそんな自分を妄想したものですが、まさかこの年齢になって再びそんなことを思うなんて…笑ってしまいますが、それもこの場所の持つ力ゆえ なのでしょうね~いよいよ帰りに向かおうと正面玄関横にあるベルデスクに行ったのはちょうど21:00頃でした。こちらのホテルのベルデスクは荷物預かりの他にパークチケットの販売も行っているため 予想していたことではありますが この時間は大混雑で、順番待ちの列はグランパラディラウンジ脇の階段上を通り過ぎてファンタジーシャトーラウンジのソファーのあるエリアまで伸びていました。列に並んで数分待っていると 前から順にキャストさんが回っていらして用件をきいてくださったので、私達は 預けた荷物を車寄せに用意してください とお願いして列を離れました。屋外駐車場にとめた車へ向かうために長い廊下を歩いてエレベーターホールへ向かうと、こちらにもまたまた大層な列ができていました。(なにせエレベーター4基しかありませんからね~)私達は客室フロアへ上がるわけではなく1階に下りたいだけだったので、エレベーターの裏手にある階段を利用して1階の屋外駐車場へと向かうことにしました。駐車場からくねくね坂道をのぼってホテルの正面玄関に車を着けると、そこでは到着時と同じ 元気いっぱいのドアサービスキャストさん達が多数待ち受けてくださっていました。私達と同じようにホテルを発とうとする車。 到着する車。ファンタジースプリングスホテルを利用するゲストはみんな行動のパターンがよく似ているので、こちらの正面玄関車寄せもパーク閉園後のこの時間帯は当然 かなり混みあっています。キャストさん達の緊張もピークに達しているはずなのですが、不思議とそこにはピリピリとした感じは一切なくて明るい声ばかりが飛び交い、忙しさを楽しんでいるかのような活気にあふれていました。私達の荷物は既にワゴンに載せられて車寄せまで届いており、受け渡しも積み込みもスムーズに行われて、最後に助手席の窓側に姿を見せたキャストさんは 私が今まで舞浜のホテルの車寄せで見た中で一番と言ってもいいくらいの飛びっきりの笑顔で「またぜひいらしてください。お待ちしております。」と声をかけてくださり、 行ってらっしゃいませ! と元気に手を振って見送ってくださいました。ディズニーシーの奥のそのまた奥に「ファンタジースプリングス」という場所がオープンするという その詳細を知った時、「入場するのもホテルを予約するのも並大抵じゃなさそうだから 新しいエリアに足を踏み入れることができるのはきっと一年後くらいになるんじゃないか」と 私は思いました。が、ひょんなことから意外に早くその日はやってきて、準備も何も整わないまま 私は今回ファンタジースプリングスホテルにやってきました。おそらく今回こちらのホテルに宿泊していなかったら、不勉強で予備知識もないまま新しい世界に向う見ずにも飛び込んじゃった私は こんなにも幸せな気持ちで舞浜を去ることはできなかったでしょう。ファンタジースプリングスホテルに宿泊したからこそファンタジースプリングスをじゅうぶんに楽しむことができた ―― そう言い切っても決して過言ではないことは 明らかです。だからね。私はきっとまたここへ来るでしょう。ディズニーシーに「ある日突然降って湧いたように出現した(!!)」大きな森を再び探検するために。まだまだよくわからないこの場所の不思議を、今回の滞在では上手に探しきれなかった新しい何かを確かめてしっかりと記憶に刻むために。この地で描く私のおとぎ話はまだまだ小さく未完成で、これからもそれは 描かれ続けていくのでしょうから。(おわり)(夜のローズコートにて)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その3から続く)今日の昼食は、昨日の夕刻 お店の入口を見に来たホテル内のブッフェレストラン「ファンタジースプリングス・レストラン」でとることが決まっています。今回のバケーションパッケージでは二日目のいずれかの食事をこちらのレストラン指定にすることが可能になっていて、私達はそのうちの昼食を選択したというわけです。(ほんとうは一日目の夕食のプライオリティーシーティングを取りたかったのですが、宿泊特典枠でも一般枠でも残念ながら予約をとることができませんでしたので、バケーションパッケージ専用枠を利用しました。)指定されていた時間ほぼぴったりに店頭に行って名前を告げると、 お席をご用意しますのでしばらくお待ちください とのこと。なので私達は、ホテルの三階部分まで届こうかという美しい装飾を見上げながら、しばらくお店の前の広ーいスペースで待つことに。昨日の夕方にここへ来た時と違い、きょうこの時間は周囲の大きな窓からたっぷりと入る自然光が白い床や壁に映えて よりいっそう格調高く感じられます。こちらのホテルでは宿泊棟のことをそれぞれ「グランドシャトー」「ファンタジーシャトー」と呼びますけれど、床も壁も天井も全体的に「白」基調で統一され 植物のモチーフがふんだんにあしらわれている館内は まさにヨーロッパのお城のような佇まいです。数分後、キャストさんがいらっしゃって店内の説明をしながらダイニングエリアへと案内してくださいました。このレストラン、ダイニングエリアはきっちりと仕切られたいくつかの小部屋に分かれており(オチェーアノやシャーウッドガーデンレストランのように「エリアに分かれている」という感じではなく壁や通路ではっきり区切られています)、それぞれ「スノーホワイト」「オーロラ」などプリンセスの名前がついているとのこと。私達はその中の「ラプンツェル」の部屋に案内していただきました。壁にはラプンツェルの物語の場面が描かれた額絵が飾られていましたよ。お部屋の隅には子供用の可愛らしい椅子が置かれていましたが、よく見ると椅子の背は…チョウがあしらわれたデザインになっていました。こんなところにも蝶々が! と少し感激してしまいましたよ。ブッフェ台に並ぶお料理は 前菜もメインも種類はそんなに多くない感じでした。目をひくのはシュリンププラッターでしょうか、エビ食べ放題です。ソースは2種類用意されていました。デザートもそんなに種類は多くないけれど、小さなコーンにクリームを詰めたものなど可愛らしい見た目の物が多かったです。全体的に、お子さんでも美味しく召し上がれそうなお料理が多いかな といった印象でした。(お子様向けのコーナーもちゃんとあって充実しているように見えました。)キャストさんがカットしてくださっているローストビーフもソースはやや甘めでお子様向け寄り。お料理内容的にはシャーウッドガーデンレストランよりやや大衆的だけれど、トイストーリーホテルのロッツォ・ガーデンカフェほどカジュアルではない といった感じでしょうかね~私達は舞浜で普段そんなに頻繁にブッフェレストランに行くわけではないのでよくわかりませんけれど、一番よく足を運ぶオチェーアノのブッフェと比較してみると、大きく違うのは コーヒー紅茶がセルフサービスでお食事料金に含まれているところ、着席時間の制限がないところ、(ランチタイムだけかもしれませんが)ボトルワインの価格が5000円と6000円の設定でそれぞれ何種類か用意されている明朗会計システムなところ、ワインのカラフェ販売があるところ、などでしょうか。あと、「ファンタスティックセレブレーション・タイム」というゲストの特別な日を祝う時間があり、お祝いに該当するご本人以外にもレストランにいる人全員に小さなカットケーキがふるまわれる というサービスがあったのがちょっと「びっくり」なことでした。また、もうひとつ驚いたのは店内に設けてあるお手洗い。ドアを開けたらこんな↑だったので、思わずテーブルまでカメラを取りに戻ってしまいましたよ~(お行儀悪いんですけど、たまたま誰もいなかったので撮影させていただきました。)こんな場所にまで花が咲いているなんて、やっぱりこのホテルの真の姿は「植物」なんじゃないの??魔法が解けたら草木に戻っちゃうんじゃないのーー?? …… なんてね。(ちなみに男性用の方の洗面台も同じだったそうです。夫談。)お食事を終えてお店を出たのは14:00を少し過ぎた頃。私達はそれからファンタジースプリングス再入園を目指して美しいホテルエントランスを通り抜け、車寄せ脇から「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。あずまやの下の保安検査場を通過してグランドシャトーの下のトンネルのようになっている部分にあるエントランスにさしかかったのは14:30少し前くらい。朝はこの場所もゲストでいっぱいでしたけれど この時間は殆ど人の姿はなくて静かだったので、トンネル内両側の壁に飾られているアトラクションのポスター風看板などものんびりカメラに収めることができました。ファンタジースプリングスに再入園してからは、夫が「『アラビアンコーストの方からエントリーウェイを歩いてファンタジースプリングスに入る』ってどんな感じなのか体験してみたい!」とかという謎の主張を強くするので、暑い中をとぼとぼ歩いてアラビアンコーストに出る手前まで行きました。洞窟部分を通り過ぎると、長いエントリーウェイはまあ 混んでること混んでること。ファンタジースプリングスエリアに入場できる時間を待っていらっしゃるのでしょうか、両側の岩にもたれかかるようにして地面に座り込み スマートフォンを凝視し続けている若い方々のグループなどが多くて、なんと言ったらいいのでしょうか 一瞬「未開の荒野」に出てしまったような気分になりました。なので、エリア内入場制限をしていることを告げるボードを撮影してすぐ引き返すことに。(背景は加工してあります 大混雑で人いっぱいだったので)―― そうかー こっち側から入ってくるとこんな感じなのかーホテル側から見ているとファンタジースプリングスはただ「深く静かな森の中」のように感じますけれど、エントリーウェイ側からだと「岩山の狭間を抜けた先にある水の湧く不思議な場所」。なるほど、「ファンタジースプリングス」という呼び名は、こちら側から歩いてたどり着いた時に初めて実感できるものなんですねえ。(洞窟のところで両手を広げて空を飛んでいるピーターパン、傍にはちゃんとティンカーベルもいるのですね~)「ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書」(ここにいらしたキャストさんによれば、この地点を通過するためにはこの証明書を提示するのが一番早いとのことでした)を洞窟の中のチェックポイントで提示して 外の世界よりもまだ多少は平和なファンタジースプリングスに舞い戻ったのは14:50頃でした。パークが閉園するまであと約6時間。ファンタジースプリングス内でのこの後の予定は 夕食をモバイルオーダーしてある「スナグリーダックリング」でとることのみ ですが、今回バケーションパッケージ利用でパークを訪れていた私達には ディズニーシー内で指定されていた「ショー鑑賞」と「アトラクション体験」の予定が残っていました。ショー鑑賞の方は「16:20」からのビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~、アトラクションは「17:00~18:00」指定でソアリン・ファンタスティックフライト。いずれもパーク内メディテレーニアンハーバー水域の向こう側、どちらかといえばディズニーシーのメインのパークエントランスに近い場所にある施設での予定です。実は早朝 天気予報サイトをチェックして、昨日とうって変わってきょうの舞浜は曇りがちではあるものの晴天でおそらく午後の最高気温は30度以上になるだろう との情報を得ていた私達は、「もう 午後ビッグバンドビートに行く際には、一旦ファンタジースプリングスから退園したあとリゾートライン経由でディズニーシーステーションまで行って メインのパークエントランスから再入園してブロードウェイに向かう という経路にしようよ…」と、朝のうちに決めてしまっていました。なので、そろそろこの辺でその経路をとろう と 退園するためにファンタジースプリングス・エントランス方面へ向かいましたけれど、このエリア内のアトラクションにまだ一回ずつしか行っていなかったので(「ファンタジースプリングス・マジック」を持っているというのに!) さすがにちょっともったいないような気がして途中で何かひとつアトラクションへ寄り道することにしました。で、本日二回目の「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」へ。朝一に乗った時は興奮気味でわけもわからず… だったけれど、今回はいわば「復習」ですからね~落ち着いて冷静に、可愛い小さなアトラクションを楽しめることと思います。背中の羽をパタパタさせて見せてくださったキャストさんに案内され、ノンストップで乗り場に着いたのは14:53頃。すぐ乗れるかと思いきや、急なシステム調整で7~8分待ってからの乗車となりました。さきほどは上の空でよく見て(聞いて)いなかった コースに出る直前のティンカーベルからのお願いも今回はしっかり把握。 そしてまずはヒマワリ咲く夏の世界へ出発~青空の下 巡る景色も楽しい1分ちょっとの時間でしたが、ずーっと陽に当たっていたので正直ちょっと暑かったです。その後、予定通りファンタジースプリングス・エントランスから出てベイサイドステーションへ。駅でスーベニアメダル作成などしてからリゾートラインに乗って(昨日、二日間有効のフリー切符を購入してありました)ディズニーシーステーションに到着、こちらの駅でもスーベニアメダルを作ってから改札を出て、ディズニーシーのパークエントランスへと向かいました。そして15:40、ゲート周りのキャストさんの制服が変わっていることに少し驚きましたけれど(6月6日から変更になったそうです)、いつもと同じような感じでディズニーシーに入園。きたー! ディズニーシー!…いえいえ。とっくに昨日からディズニーシーの一部であるホテルに宿泊してるんですけれど、やっぱりこの景色を見ないとディズニーシーにやって来た気がしないわあ~私達はすっかり通常モードで、ショップを冷かしながらミラコスタ通りを抜け 坂を上ってアメリカンウォーターフロントへ向かい「スチームボートミッキーズ」で6月のスーベニアメダルを作り、ブロードウェイミュージックシアター前へと行きました。16:20の公演に向けてシアターは既に開場していたので、入口で鑑賞券を提示して入場。指定されていたのは中央Bブロック8列目のステージが綺麗にみえる座席でしたので、幕が上がってからは何も考えずただただ楽しくショーを鑑賞。涼しくて快適な場所で40~50分間ゆったりと過ごせたのも私にとっては大変ありがたく、バケーションパッケージ様々だなあ と思いました。ショーが終了して外に出て、コロンブス像のところまでブロードウェイを上り 時刻は16:50。「ソアリン」には17:00~18:00の間の好きなタイミングで行けばいいことになっているので、ショップを覗いてスーベニアメダルを作ったりしながらメディテレーニアンハーバーを歩き、17:00ちょっと前にザンビーニブラザーズ・リストランテに到着。フリードリンク券を利用してスペシャルドリンクをいただき、裏のテラスへ行って水分補給をしました。誰もいない。今日のディズニーシー(の「ファンタジースプリングス」以外の場所)、ひょっとして空いてる?その後、17:15頃にテラスを離れ、目の前の「ソアリン・ファンタスティックフライト」へ。プライオリティ・アクセス・エントランスから直接建物内へ入り、ほぼ待たずに前室へ通され、17:30くらいにはドリームフライヤーに乗って空へと飛び立ちました。今日は私、少し疲れていたのか、不思議なことに 空を旅する途中で軽くですが「怖いなあ」という気持ちが頭を過ぎりました。ソアリンは大好きなアトラクションのはずなのに。ファンタジースプリングスの「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」などもそうですが、やっぱり年齢が上がってくるとこういった新しい技術を使ったアトラクションには少しずつ身体がついていけなくなるのかもしれないなあ なんて弱気になっちゃいましたよ。空飛ぶ乗物からおりて地上に戻って。さて、これでバケーションパッケージに含まれていた予定は完全消化、あと残りの時間は全てファンタジースプリングスで過ごせばよいことになりました。時刻はこの時17:45。ファンタジースプリングス方面まで戻る際に利用できるかも… と期待していた「ディズニー・トランジットスチーマーライン」はこの時間 ハーバーショーの準備のため既に運航休止時間帯に入っており、私達は遠い道のりを歩いて戻らなくてはならなくなりましたが、日没も近づいて暑さもだいぶおさまってきていたので暑いのが大の苦手の私でもなんとかなりそうでした。せっかくメディテレーニアンハーバーまで来たのだから と 火山の麓で何パターンも記念写真を撮ってから、私達が奥地のさらに先の「この世の果て」、ファンタジースプリングスを目指して歩き始めたのは17:55。途中、マーメイドラグーンやアラビアンコーストを通過するので、もしも待ち時間が短いようなら私の好きな小さなアトラクションに行ってもいいかな― なんて気楽に考えていたのですが、18:05くらいに前を通りかかった「ジャスミンのフライングカーペット」の待ち時間はこんな感じ。久しぶりに見る15分以上の待ち時間表示。と いうことで あっさり諦めて、私達はエントリーウェイへ向かいました。フライングカーペットの脇から 長~い通路をファンタジースプリングス方面へとさらに歩いて数分。洞窟の中のチェックポイントで再びエリア最強の通行証=「ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書」を提示して、私達は夕暮れ迫るファンタジースプリングスへと三たび(いや四たびでしょうか)入場しました。18:08頃のことでした。(その5 に つづく・・・)※チェックポイントとなる洞窟の手前にはこんな案内看板が置かれていました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その2から続く)「ファンタジースプリングス・ギフト」で結構な量のグッズを購入した私達は、この大きな買い物袋を部屋に置きに戻ろうか ともちょっと考えましたけれど、ホテルミラコスタにおける「ホテル&パーク・ゲートウェイ」のような気軽にパークとホテルを行き来できる出入口がファンタジーシャトーには無いので(グランドシャトーには専用口があるそうですが)、荷物を抱えたまま「ラプンツェルの森」エリアへと向かうことにしました。ファンタジースプリングスの中でもエントリーウェイ(ディズニーシー本体とファンタジースプリングスをつなぐ通路)に近い場所にあるラプンツェルの森エリアはこの時間(10:10過ぎころ)、ファンタジースプリングスホテル寄りの場所よりも格段に人が多いように感じられました。おそらく、スタンバイパスやディズニー・プレミアアクセスを入手できた方々がファンタジースプリングスに入場可能になる時刻が既に到来していたからなのでしょう。朝方体験したのんびりのどかな「森」の姿はそこにはもう無く、ファンタジースプリングスは若くて元気なゲストの皆さんで活気づき始めていました。ちょっとおかしな形をしたレストラン「スナグリーダックリング」の前を通り過ぎると、アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」の入口はすぐそこです。乗り場まで向かう小径の上にはランタンがたくさん吊り下がっていて 夕方になってこのランタンが全て点灯したら実にきれいだろうなあ… と思いました。暗くなったらもう一度 絶対にこのあたりに来よう! と、初めて乗る前から思っちゃいましたよ~「ラプンツェルのランタンフェスティバル」のプライオリティ・アクセス・エントランスに入ってから一度もしっかり立ち止まることなくゆっくり歩いて1分ほど。水路を渡る階段を上って下りて乗り場手前まで行くと、目の前の鬱蒼と茂る木々の間から「塔」が見えました。あっ!ラプンツェル? あれラプンツェルだよね?―― え?なに? よくわからないよー…とか言っているうちに私達は小型ボートに案内され、ランタンフェスティバル開催中の水辺へと出ることとなりました。水路を進んでいくと、岸辺にも多くのランタンが飾られています。あたりまえですよね~今夜は「ランタンフェスティバル」なんですから。さらに進むと、さきほど乗り場からちらっと見えた高い塔が目の前に見えてきました。窓から身を乗り出すようにして外の世界を見ているのはやっぱりラプンツェル ですよね?歌ってる?ここから先は 船は屋内へと入っていきます。フリン・ライダーと出会っちゃったラプンツェル嬢。ボートに乗っていた時間は4~5分程度でしょうか。名前そのままの 特に怖い場面もなくてどなたでも楽しめそうな穏やかなアトラクションでした。くり返し乗ったら きっと心が安らぐんじゃないでしょうかね~アトラクションから出てラプンツェルの森を離れてからは、お隣のフローズンキングダムへ立ち寄って「アレンデール・ロイヤルバンケット」へ。食事しに行ったわけではなく、バケーションパッケージに含まれているフリードリンク券を利用してここでちょっと水分補給休憩です。レストラン入口で券を提示するとすぐに店内へ入ることができました。入って正面の壁には食器がズラーっとならんでいます。(この右側がお料理を受け取るカウンターになっています。)映画の中で見た「あの」アレンデール城の中に入って食事ができる ということで、こちらのお店はグランドオープン以来大人気のようです。(今のところモバイルオーダー必須ですけれど。)私達は今日はお昼をファンタジースプリングスホテルでいただくことになっているので今回はこちらのお店での食事は残念ながら見送りましたけれど、バケーションパッケージのおかげで中を見ることだけはできるので、ありがたいなあ と思いました。カウンターでドリンクを受け取ってさっそくダイニングエリアへ入っていくと…こちらのお店 それぞれ内装の異なるお部屋が4つくらいあるのですが、どうも皆さん このお店に来たらどうしてもこちら↓の荘厳な雰囲気のお部屋に着席したいようで、この時間(10:25くらい)はこの部屋のみがほぼ満席でした。(座る場所が無いのでとりあえず写真だけ撮る…)隣接する丸屋根のある明るいエリアに行ってみると そちらの方は比較的空いていました。壁にはアナとエルサのポートレイトなども飾られ、こちらのお部屋の内装もなかなか素敵です。そして、このお部屋からは屋外のテラス席にも出ることもできました。この時間、屋外席は空席いっぱい。過ごしやすい気候の時期ならこちらの席でのんびりするのも良さそうです。私達はロイヤルバンケットで10分ほど休憩し、その後 ホテルの部屋に戻るためファンタジースプリングス・エントランスから一時退園しました。パークエントランスを出てからは、階段ではなくエレベーターでホテルの車寄せ脇まで上がることにしました。この時間はエレベーターも空いていました。(この場所のエレベーターは2基で、1階部分のエレベーターホールにはお手洗いも完備されています。)ホテルに入館し、7階の部屋に戻り着いた時には時刻は10:45くらいになっていました。窓の外 目を凝らしてみると、シェラトンとオークラの間にのぞいている海には大きな船が浮かんでいました。お天気の回復に伴って 水平線も朝方よりもはっきり見えるようになってきたような気がします。こうして海も見えて、プロメテウス火山も見えて。ほんとうに 思いがけず好きな景色が見られて 幸せな一晩でした。その後私達はチェックアウトに向けて荷物を整え、部屋の中を片付けて恒例の「部屋での記念撮影」をしました。記念撮影を終え、部屋を出る前に落ち着いてお茶でも… と思った11:00過ぎ頃。「あーーっ!ポップコーン引き換えてくるの忘れた!」バケーションパッケージに含まれているポップコーン(ポップコーンケース付き)引換券、なるべく早いうちに引き換えて かさばるケースは畳んでスーツケースにしまってしまいたかったのに。夫がどうしてもファンタジースプリングスでしか売っていない「ローストビーフ味」のものと引き換えたい というものだから、昨日は引換をせず今日まで温存していたのですが… …… 仕方ない。行ってくるか。覚悟の言葉を残して夫がひとり部屋を出て行ったのは11:10くらい。ファンタジースプリングス内 ネバーランドにあるポップコーンワゴンまで往復するだけでもおそらく10分以上。そのうえ現在の待ち時間は公式アプリによれば「10~30分」と表示されていますが、 果たしてチェックアウト時間に間に合うように帰って来られるのか?? !!!ジリジリしながら待っていましたけれど、11:40前頃には夫も無事にポップコーンを手に戻ってきたので、私達はそれからエクスプレスチェックアウトの手続きをし 荷物を部屋に置いたまま出発する手続きもし(両方とも部屋からオンラインで済ませることができます)、11:55頃に部屋を出ました。いやあ危なかったなあ。ギリギリでした。でも、初めて宿泊したにもかかわらず最後までとても楽しい滞在になって良かったです。部屋を出てからは、昼食までの時間を利用してホテルエントランスの岩と植栽のあるところへ行ってみました。滞在中、部屋の窓から外を眺めるたびに だいたいいつもこのあたりでどなたかが写真を撮っていらしたので、「あそこにいったい何があるのかなあ??」と不思議に思っていたのですが、昨日はずーっと雨だったので一度も見に来られなかったのです。近づいてみると、この場所には噴水があって ミッキーとミニーの姿が石に刻まれていました。近くには倒れている巨人の姿もあったようなので、「ミッキーの巨人退治」の一場面かな?(もうほんとうに予備知識ゼロで来ちゃってごめんなさい。不勉強ですみません。)皆さんが雨にもかかわらず傘をさしてわざわざこの場所で記念撮影していらした理由が ようやくわかりましたよ~ホテル館内に戻る前には、車寄せのところにある こちらも昨日は雨でバタバタしていて写真撮ることすら忘れていたホテルのネームボードも撮影しました。このボードのデザインにも使われている「花と蔦とチョウとトンボ」には ホテル内のいたるところで出会いました。今回はバケーションパッケージを利用してしまったのでちょっと忙しく、また初日が雨だったためホテル周りを探索して歩くこともあまりできませんでしたが、次回来られた際にはぜひもっとのんびりとホテル内外を眺めて歩きたいものだなあ と思いました。このホテル、美しい場所がまだまだたくさんあると思うので。館内に戻って、まだ少し時間があるようだったのでローズコートにも行ってみました。なにせ昨日は一日中雨で、この中庭に咲いている小さなバラの花たちをカメラに収めることもできませんでしたからね。名前が「ローズコート」ですから。きっとこの場所では今後も季節を問わず様々なバラの花が咲き続けてくれるのかもしれません。お天気も回復してきょうのローズコートの上には小さく青い空が垣間見え 花も緑も輝いて、昨日とは別のお庭のように見えましたよ。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その1から続く)初めて訪れた見通しのきかない森の中で 少々道を間違えそうになりながらも、雪と氷の世界「フローズンキングダム」にたどり着いたのは8:40過ぎ頃でした。エリアの入口には王国の紋章が刻まれた城門があり、ここから先がアレンデールだ ということがすぐにわかりました。さっそく門の中へと入っていくと、正面の遥か遠くの方には天に向かってそびえる雪山。山の中腹から生えているように見える幾つもの尖塔は、エルサがその特殊な能力で生み出した氷の宮殿でしょうか。城門を入ってすぐの広場に視線を戻すと、右手側に見えているお城は アナとエルサが暮らしていたお家「アレンデール城」のようですね~こちらのお城の建物の中は、パークの施設としては「アレンデール・ロイヤルバンケット」という名前のレストランとして使われているそうです。(今日現在 こちらのレストランを利用するには、モバイルオーダーで事前に受け取り時間を指定して注文を済ませておく必要があります。バケーションパッケージのフリードリンク券を持っているゲストは、お店の入口で提示すればドリンクのみに限り利用できます。)このアレンデール城の前を通り過ぎてさらに進んで行くと、正面にアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」の建物があって、その前には多数のキャストさんがいらして入場についての案内をしてくださっていました。きけば、「ファンタジースプリングス・マジックをお持ちの方で、すぐに乗りたい方は左の『プライオリティ・アクセス・エントランス』の方にお並びください。建物の中をゆっくり見てから乗りたい方は右側にお進みください」…とのこと。右側の入口は本来「スタンバイパス」を取得した方を案内する列だそうですが、この時間帯(8:45前くらい)はまだ対象のゲストがいらっしゃらないため(スタンバイパスの対応時間は開園時間から少し経ってからとのこと)、建物の中の部屋をゆっくり自由に回ることができるのだそうです。―― えーっ すぐ乗れる方に行くー?? どうするー??…と少し迷いましたけれど、キャストさんが小さな声で「お部屋の中を見て回れる列はこの後どんどん混んでくると思うので、お写真など撮りたいなら今の方が… 」と囁かれたので、私達は思い切って右側のスタンバイパス用の列を進むことにしました。(スタンバイパスを所持していらっしゃる方々がファンタジースプリングスのエリアに入ってくると、こちらのロープ内も多くの方に埋め尽くされるのでしょうか。)そうして建物の中へ入っていくと、まず最初はこんなお部屋に出ました。壁の書棚にはアナとエルサの子供時代の姿も。まだご両親が健在だったころの 楽しそうなピクニックの思い出を描いたと思われる絵画も飾られていました。アレンデールが数々の困難を乗り越えて平和になった後のものだと思われる こんな穏やかな表情の肖像画もありました。部屋の奥の三角の窓の外には時々オラフもやってきて、ちょっと窓の中を覗いては帰っていくようでしたよ。この部屋を出ると 外の雪景色が見えるガレージのような作業部屋のような場所があって...そこを通り過ぎて進むと次はとても小さなお部屋で、壁には楽器や楽譜 床には木馬やお人形が置かれていました。子供部屋なのかな?中央には 小さなお人形が出たり入ったりする楽しいドールハウスも飾られていました。そして、乗り場に着く前の最後の大きな部屋。壁には書棚やたくさんの肖像画。映画の中のアレンデール城のシーンに登場していた肖像画もあったようでした。大きな暖炉にはアレンデールの紋章も。ここまでゆっくり歩いていろいろなお部屋を見終わって 時刻は8:57頃。私達の場合は、建物の中を全て見て回るのには10分ちょっとの時間がかかりました。その後このお部屋の出口でプライオリティ・アクセス・エントランス(すぐ乗る列)から入場していらした方々と合流し、乗り場へ向かうことになります。私達がキャストさんに人数を告げて舟着き場まで案内され、藤のような花の咲き誇る水路から雪と氷の世界へと出発することができたのは 9:00を少し過ぎた頃のことでした。さて。グランドオープン前から大人気だったという「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、ひとことで言うと 映画「アナと雪の女王」で描かれた姉妹の物語を舟に乗って辿っていくアトラクションでした。二人の子供時代のエピソードから成長してエルサがアレンデールの女王として冠を戴くことになるその日の出来事、その後の紆余曲折が、アニメーションではなくさまざまな最新の技術の力によって 舟に乗って水路を巡る私達の目の前で立体的に再現されていくのです。もちろん、途中では皆さんのよく知るあの名曲も聴くことができ、まるでアニメーション映画の中に入り込んでしまったかのような体験をすることができます。最後、凍りついてしまった世界が元に戻っていく場面などは、そんなに熱心なファンでもない私ですらびっくりして心揺さぶられ 声が出そうになってしまいました。いやあ すごいなあ... って、素直に驚いちゃいましたよ~アレンデールの幸せな結末を見届け、舟から下りたのは9:10くらい。10分弱の小さな舟旅は 姉妹の心の物語を巡る旅でもありました。ディズニーアニメーション作品のストーリーを丸ごとそのまま辿るアトラクションというのは既にディズニーランドのファンタジーランドにも存在していると思いますが、このアトラクションが他と比べて際立って素晴らしいのは その仕上がりが非常に「ドラマティック」である という点にあると私は思います。きっと作品自体の持つ力の大きさ 強さもあるのかもしれませんし、アトラクションにどんなシーンを採用するか その選び方が極めて秀逸だったのかもしれませんけれど、映画などの映像作品や舞台やミュージカルではなく「いちテーマパークのいちアトラクション」で これほどまでにその語り方に心を動かされる経験をしたことは私はかつて一度もありません。既にこのアトラクションを体験した皆さんがSNSなどで「うまく感想を話すことができない!」という混乱にも似た感動を吐露していらした理由が、きょう体験してみて初めてわかりましたよ。また、このアトラクションにはシステムトラブルが頻発してよく「運営中止」になっている という噂の理由も、乗ってみてよーくわかりました。なるほど、これだけ人の心を動かすためには多種多様な技術を複雑に組み合わせて運用せねばならず、その制御にはおそらく大変な労力を要するのでしょうね。納得しましたよ。グランドオープン後、アトラクション全体が安定的に稼働できるように毎日力を尽くしてくださっている皆さんには本当に頭が下がる思いでした。アトラクションの建物から出た後は、門の外に広がるアレンデールの町(城下町?)を見に行きました。映画の中で見た、人々が暮らす北欧の町が再現されています。そんなに広くはありませんけれど、ファンの方などはカメラに収めたい場所がたくさんあると思いますよ。私も もう一度「アナと雪の女王」の映画を観直したくなりました。さてさて。ファンタジースプリングス内にある3エリア4つのアトラクションのうち、これで2エリア3つに行くことができました。あと まだ行ってないのは「ラプンツェルの森」エリアにあるアトラクションだけですが…なんだか入園直後よりもゲストが増えてきたような気がするし、そろそろこのあたりで朝方通り過ぎちゃったショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」へ行っておかないと混雑してきそうな気がしたので、私達はいったんショップのあるホテル前まで戻ることにしました。ファンタジースプリングスホテルの建物一階部分にある「ファンタジースプリングス・ギフト」に入ったのは9:20少し前頃だったと思います。このお店、なんとホテル側には入口が無く、パーク側からしか入ることができません。(ホテルミラコスタの一階部分にあるのにミラコスタからは入れないエンポーリオのようなものでしょうかね~)この時間は入店制限もまだしておらず、自由に店内に入ることができました。お店に入ると 正面には大きな「本」のディスプレイ。そしてこのお店も天井がすばらしくきれい。いかにもファンタジースプリングスホテルの一部という感じの内装です。(ホテル側から入れないのが本当に不思議ですが、しょうがありません。)店内の柱には ファンタジースプリングスを見つけてこの土地に別荘(ホテル)を建てたといわれるダッチェスのエピソードを記したボードなども飾られていました。私はこのお店の隅から隅までをじっくり見て、30分ほどかけてお買い物をしました。入店した9:20頃には店内はまだそんなに混んでいなかったのですが、レジに並んだ9:50頃にはゲストも随分と増えてきていて お店には私服のキャストさんも姿を見せて対応にあたっていらしたようでしたので、混雑一歩手前の良いタイミングでお買い物できてラッキーだったなあ と思いました。会計を済ませてお店の外に出ると、ホテルの前ではちょうどアナとエルサがグリーティングの最中でした。個別のグリーティングができる待ち列は既に締め切られていて並べなくなっていたので、キャストさんが指定する少し離れた正面を外れた場所から覗き見…ゲストの中にはアナとエルサと同じ衣装を身に着けた小さなプリンセスもとても多く、微笑ましい可愛らしいやりとりもたくさん見ることができて幸せな気分になりました。ファンタジースプリングスというこの場に似つかわしい光景を見ることができて良かったです。(その3 に つづく・・・)※ホテル前には「魔法使いの弟子」に扮したミッキーの噴水も※ゴミ箱にも美しいエリアのロゴ…思わず写真撮っちゃいました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…前日から続く)目が覚めたのは5:40ころでした。昨夜早く休んだだけあって気持ちよーく自然に起きることができたので すぐにベッドから出てさっそく窓辺に近づきホテルエントランスあたりの様子を見てみると、車寄せのあたりはまだとても静かで ちょっと見たところキャストさんの姿も殆どないようでした。ファンタジースプリングスホテル ファンタジーシャトーはホテルミラコスタと同様、深夜0時から朝6時までの間は宿泊中ゲスト以外の入館を受け付けていないので、本日から滞在するゲスト(本日チェックインするゲスト)の到着も6:00を過ぎてから本格化するのかもしれません。――さて、本日のディズニーシー(ファンタジースプリングスといえどもディズニーシーの一部ですからね)。一般開園時刻は公式HPで発表されている時刻から45分繰り上がって「8:15」、ハッピーエントリーはそれよりも15分早い「8:00」になる と ディズニーホテル宿泊ゲストには前日のうちに告知されています。今日現在 ディズニーシーにハッピーエントリーできるのは…パークエントランスノース(ディズニーシーのメインエントランス側)からがホテルミラコスタ滞在二日目以降ゲストのみ、ファンタジースプリングス・エントランスからがファンタジースプリングス・ホテル滞在二日目以降ゲストのみ、…と限定されているので、私達と同じように本日「ファンタジースプリングス・エントランス」からハッピーエントリーを利用するのはファンタジーシャトー全419室に宿泊しているゲストのみ ということになります。(お隣のラグジュアリー棟「グランドシャトー」ご宿泊中の皆さんは専用のエントランスから7:45に入園を開始するそうですからね~)―― だったら宿泊客は最大に見積もって419室×4~5人 ってところだろうし、ゲストの多くが「ファンタジースプリングス・マジック(短い待ち時間で制限なくファンタジースプリングス内のアトラクションを利用できるパスポート)」を持っているだろうから急いで入園する必要もないだろうし、以前のパークエントランスノースからのハッピーエントリーほどは混雑しないんじゃないの?…なーんてふうに考えて、今朝は7:30前にファンタジースプリングス・エントランスに行くことを私達は目標にしていたのでした。なので出かける支度もきょうは比較的ゆっくり始めましたが(夫の方は6:30近くなって起床)、何せミラコスタ宿泊時と違って「窓の外が気になって景色を眺めてばかりいて余計な時間を取られる」ということがないので、7:00を過ぎる頃にはふたりともだいたい支度が整いました。そして7:14頃、「宿泊証明書」と「ハッピーエントリー通行証」を手に部屋を出発。7階エレベーターホールに向かいました。ところでファンタジーシャトーは先ほども書いたように全419室(各室の定員は大人4~5人)ですが、その部屋数に対してエレベーターの数は4基です。全502室(定員大人2~4名)に対して6基のエレベーターを有しているホテルミラコスタに比べると、宿泊定員数に対するエレベーターの数がやや少ないような気がしないでもありません。しかもこちらのホテル、小さいけれど9階建て。エレベーターに乗れるまでにもけっこう時間がかかり、3階まで下りてホテルの正面玄関を出るまでには6~7分かかりました。正面玄関を出てからはファンタジースプリングス・エントランス近くまで下りるエレベーターを利用することも可能ですが、この時間帯はどう考えてもベビーカーや車いすが優先だろう ということで、私達は外階段を歩いて下りパークエントランス方面へ。上から下を眺めると並んでいらっしゃる方がたくさん見えてちょっと驚きますけれど、階段の下あたりに並んでいらっしゃるのはハッピーエントリー利用者ではなく本日の一般開園時刻からの入園を希望する皆さんでした。滞在一日目にパークに入園する場合はこちらの列に並んで開園時刻を待つわけですね~で、ハッピーエントリーを利用する場合は階段を下りて左手側に待機列の最後尾があるということで、この時間はホテルキャストさんも多数いらして案内をしてくださっていました。私達がこちらの列の最後尾についたのは7:23頃。部屋を出てから約9分後でした。この時間 列の前方では既に保安検査が始まっており、立ち止まることなくどんどん前進して5分ほどで検査場に到達。検査を通過してあずまや内の「ファンタジースプリングス・エントランス」ゲート前のエリアに入ることができたのは7:30頃で、結局 部屋を出てからここまでにかかった時間は16分ほどでした。その後、7:50頃にゲート前の金属扉が開けられて少し前進。と同時に 列の前の方で歓声があがったのでいっしょうけんめい背伸びしてみると、入園ゲートの前のパーク内にはアナとエルサが姿を見せてウェルカムグリーティングが行われているようだ ということが判りました。(グランドシャトー宿泊ゲストはこの時点で既に入園しているので、その方たちに向けて朝のご挨拶をしているのでしょうかね~ )そして8:00、入園ゲートがオープン。入園待ち列の中でも真ん中より後方にいたと思われる私達も、8:04にはファンタジースプリングス内に入ることができました。ゲートを抜けて この場所はいったいホテル建物のどこにあたるのかしら? と振り返り見上げると グランドシャトーの建物がどどーん。ファンタジースプリングスエントランスのゲートはグランドシャトー専用レストランの真下にあったんですね。ゲート前のエリアは特に ひらけている広場 という感じではないので、ディズニーシーのメインの入園ゲートを通ってアクアスフィアの前に出た時やミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバーに出た時のような「やったー!パークに来たぞー!」というわかりやすい爽快感はあまりなく、 ここから先は伝説の森だ これから何が始まるんだろう という穏やかな興奮を覚える感じです。紙の地図も持たず 明確なスケジュールも組まずに今朝ここに来てしまった私達は、とりあえずふたりして立ち止まり 森の入口あたりを眺め渡しました。 ホテル建物からほど近い場所には 通路を挟んだところにディズニーキャラクター達の石像を抱いた泉――というか滝というか噴水というか… とにかく水辺がいくつか点在していて、入園した皆さんはまず最初にお気に入りの泉の前に行って思い思いに写真を撮っていらっしゃるようでした。アリエルやシンデレラやいろいろ…これらの泉の前に時折現れるというプリンセス達を待っているふうのゲストも、朝一番から既に何名かいらっしゃったようでしたよ。公式アプリの地図を眺めて「ゲートを通ってパーク内に出たら、左方向に進めばアナとエルサの世界、右方向に進めばピーターパンの世界」となんとなく把握していた私達は、左側の森の向こうに頭をのぞかせている雪山を目指そうかとも一瞬思いましたが…なんだかとても混雑するらしいとの噂を耳にしていたショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」が気になったので、ゲートの右手にあるそのお店の様子をチェックしつつ 今朝はまず右方向の「ピーターパンのネバーランド」エリアを目指すことにしました。9:00開店と公式に告知されていた「ファンタジースプリングス・ギフト」ですが、お店の前に行くとこの時間(8:07頃)既にオープンしているようでした。中を覗いてみるとまだゲストの姿は殆どなくて この調子なら午前中の早い時間であれば大混雑にもならないだろう と判断した私達は先にアトラクションに行くことに。道なりに森の中を歩いて交差点のようなところを右に曲がって「ピーターパンのネバーランド」エリアに入り、背中に羽のあるキャストさん達が入口を守っている「フェアリーティンカーベルのビジーバギー」にまず行ってみることにしました。この時8:08くらいだったのですが 妖精キャストさんによれば「アトラクションが動き始めるのはパーク開園時刻の8:15からです」とのこと。…でも乗り場前のエリアまではもういつでも入場できますよ~ とのことでしたので、私達は入口脇のベンチでファンタジースプリングス内レストランのモバイルオーダーなどを済ませてからキャストさんにパスポートを提示して入場しました。入っていくと…ここはネバーランド、ピクシーホロウの「ティンカーベルの棲み家」のようです。大きな草花やキノコ。私達もティンカーベルサイズになっちゃった?ティンカーベルはここピクシーホロウで荷物配送業を営んでいるらしく(なんか今風ですね!)、配達用のバギーを考案し製造する過程も大きな葉っぱにメモされています。可愛らしい妖精の小径を眺めながらゆっくり歩いて行くと、荷物配送所(アトラクション乗り場)に到着。ここに入る手前で、キャストさんがひとりひとりのパスポートをチェックして「ファンタジースプリングス・マジック」所有者にはリストバンドを装着してくださいましたよ。(ファンタジースプリングス内アトラクションの優先エントランスを利用する際には パスポートの提示に加えてこのリストバンドのチェックもされるそうです。)乗り場のあちこちには荷物配送に関わる様々な物があってこちらも可愛らしい。これ↓はバギーに乗るティンカーベルとピーターパン?荷物配送のコース地図(アトラクションのコース案内絵地図)もありましたよ、ここはピクシーホロウだから、絵の中に登場するのもみんな妖精さん。羽が生えてます。こんなにゆっくりアトラクション内を眺めて歩いて写真を撮ったりできるのも、ハッピーエントリーならでは です。一般ゲストが入場してきたらアトラクションもきっと一気に混んできて、待ち列も人でギチギチになってしまって のん気にカメラ構えたりできないでしょうからね~このアトラクションに最初に来て良かったなあ と思いました。8:15にアトラクションが動き始めてからは5分ほどで順番がやってきました。(このアトラクション、コースには一台ずつしか出られないうえ4人乗りなので 待ち列の進みはたいへんゆっくりです。)コースに出てすぐにティンカーベルの説明を受け、まず荷物を届けに向かった先はピクシーホロウの「夏」。出迎えてくれたのは大きなヒマワリです。そして次は「秋」の世界へ。「冬」。最後に「春」が巡ってきて配送のお仕事は無事終了。バギーに乗って屋外のコースを巡っていた時間はおそらく2分弱くらい?それでも、とても可愛らしく楽しく 小さなお子さんでも楽しめそうな良いアトラクションでした。わたし、これ好きかも!ティンクの配送所を出た後は、迷子(ロストキッズ)たちのレストラン「ルックアウト・クックアウト」の前を通り過ぎてさらにネバーランドの奥へ。5月にマゼランズに伺った際、ピーターパンのネバーランドをテーマにしたコースをいただいたのですが、その中のお魚料理をキャストさんが 「ルックアウト・クックアウト」の建物をイメージした と説明してくださったので、実物を見るのを楽しみにしていました。なるほど、あのとびきり美味しかった「鱧と茄子のミルフィーユ仕立て」は 子供たちがあちこちで拾い集めて来たもので作った建物 というこの風情を表現していたのですねえ。よーくわかりましたよ~さまざまな分野で東京ディズニーリゾートに関わっていらっしゃる皆さんの想像力に あらためて感心しました。さて 次に行った先は、ネバーランドエリアにあるもう一つのアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」。こちらのアトラクションについては、私はSNSのタイムラインに流れてくる数々の感嘆のつぶやきの他には何も識らず、「なんだかすごいらしい」という予備知識しかないのですけれど、はて どんな感じなのでしょうか。アトラクションの中に入ったのはたぶん8:25くらいだったと思うのですが、かなり前評判の高そうなアトラクションにもかかわらず 待ち時間はほぼ無し。周りをキョロキョロ見ながらゆっくり歩いて乗り場手前の3Dメガネ(!! こんなのかけるアトラクションだなんて知らなかったよ!! と夫)受け取り場所まで進み、そのまま小さな木造の船(?)に乗れてしまいました。そしてピーターパンと一緒にネバーランドへ出発!あとは、もう。最初から最後までピーターの行動力に「びっくり」の連続で、トラブルを解決してロンドンに戻るまであっという間でした。ただこのアトラクション ひとつだけ注意してさしあげるならば「健康状態の良い方にのみおすすめできる」ということ。(楽しむことができる人が限定されることを皆さん事前にご存じなので 朝一にもかかわらずあまりゲストがいなかったのかもしれないな と思いました。)健康状態に問題がなくても、食事した直後や疲れている時は避けた方が良いかもしれません。飲酒した後などはもってのほかです。それほどにある意味いろいろな面で「ハード」なアトラクションですが、目を見張るような最新の技術がふんだんに使われているので 未来ある若い方々にはぜひぜひ一度は体験していただきたい。若くて 心が柔らかくて 身体の機能も衰えていないうちに、ぜひこの未知の世界に触れていただきたい。そう強く思いましたよ。ピーターパンから出た後は、フック船長の乗る海賊船が停泊する入り江へ。海賊船にもドクロ岩にも実際に入れるようでしたが、この時間(8:37くらい)にはこの場所で遊んでいる方はかなり少なかったです。自由に写真を撮ったり中で遊んだりするなら開園直後の早めの時間が良さそうですね。その後私達は 9時になる前にもうひとつくらいアトラクションに行けるんじゃないか と欲を出し、入り江の縁の小径を通り抜けて アナとエルサの暮らす「フローズンキングダム」方面へ。ふと道の先に目をやると 森の中で迷わないようにね! というかのように、小さなピーターパンが私達をアレンデールの町まで導いてくれていました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その1から続く)客室の入口から奥に向かって伸びる蔓は きれいな紫桃色の花を咲かせながら壁にまで這い上がって、花びらを風に散らしているように見えました。カーペットにもベッドスローにも「これでもか」というくらいに草木の蔓や花々のモチーフがあしらわれていて 館内廊下と同じ深い森は部屋の中まで続いているのだなあ と思わせてくれます。窓辺に近くなればなるほど全体の色調が淡く明るくなっているのは「ここは陽の光が当たる場所」、つまりは森の中でも太陽に近い高い場所であるという演出なのかなあ… とも思いました。森の中の大きな樹木の中にできたお部屋みたい。 室内の調度などをひと通り眺めてひとつひとつを写真に残そうと撮影を始めたちょうどそのころ、私達のお部屋には荷物を届けにベルサービスキャストさんがやってきました。時計を見ると時刻は15:50過ぎ。下のベルデスクでお願いしてからまだ10分ほどしか経っていません。――おお! ずいぶんと早かったですねえ~と言うと、キャストさんは「ありがとうございます!」と姿勢を正して元気よくおっしゃり 明るい笑顔を残して去って行かれましたよ。で、荷物を確認し終わって、あらためて。私は室内の様子を記録に残すことを始めました。まずはこれ、可愛らしいクローゼットの扉。「塔の上のラプンツェル」の映画の中に登場するクローゼットみたいです。(よく見るとラプンツェルらしき姿も描かれていました。)その隣のドレッサーコーナーの鏡の枠のデザインも、なんだかラプンツェルの長~い金髪みたい。ベッドのヘッドボードも、長い髪を結ったみたいなデザインだし。ということは。…… えーーっ? この部屋ってラプンツェルの部屋だったのーー??ファンタジーシャトー ってラプンツェルの世界をイメージしたホテルだったのー???(何を今ごろ言ってるんだ と思いでしょうけれど。)きっと皆さん既にしっかりご存じのことなのでしょうね… 事前情報に殆ど触れていなかった私はこんな基本的なこともよく識らず、ここへ来て初めて気づいたのでした。…確かにねえ。どこまでも伸びて絡まる草木に たくさんの紫桃色の花々。深緑色のソファーベッド。(このお部屋は定員が大人4人なので、このソファーはベッドになる仕様だと思います。)液晶テレビのボードもチェストの取っ手も壁の鏡も 曲線を多用した不思議なデザイン。今までのディズニーホテルの標準的な客室よりも室内は若干広く感じられ、造りはシンプルですぐにそれとわかるキャラクター要素は少ないけれど 隅から隅まで森カラーのグリーンとラプンツェルカラーの紫桃色と、そして長い髪や植物の蔓を思わせる「曲線」があふれています。ファンタジーシャトーはいわば「塔の上のラプンツェル」大好きな皆さんにとっては聖地のようなホテルになるのでしょうね。この分では 予約の取りにくい状況はまだしばらく続くのかもしれません。今回宿泊することができて、私はほんとうに幸運だなあと思いました。そして、持ち帰り可能なラプンツェルカラーのエコバッグが置かれていた窓辺のティーテーブル。この小さなテーブルまで「お花」の形をしているんですよ?色もほんのりピンクで、若葉色の椅子の真ん中から花が咲いているみたい。あきれちゃうくらいの徹底ぶりです。と、ここまで部屋の中を眺めつくし、私はようやく窓のカーテンを開けてみる気になって窓辺に立ちました。普段ホテルミラコスタやディズニーランドホテルに宿泊するときは部屋に入って真っ先に窓から見える景色をチェックする私ですが、今日はあいにくの雨で視界も悪そう。しかも予約していたのはパーク内ファンタジースプリングスとは反対側のホテルエントランスに面した客室。カーテンを開けたところで、せいぜい見えるのはお向かいのオフィシャルホテル群でしょうからね~だからまあ 今日は外の景色なんか気にする必要はないのだけれど。…そう思いながら遮光カーテンを勢いよくサーーっと開けると。はあ?なんで?なんでここから火山が見えてるの?グランドシャトーの客室棟とファンタジーシャトーの丸屋根の間にできた隙間にぴったりはまるようにして、わたしの最愛の人 ディズニーシーの「プロメテウス火山」と ファンタジースプリングス、ネバーランドのスリルム山が見えていたのです。それにね。視線を右に移すと 建物の間から海までが見えています。―― えええーーっ! なんだこれー!!! びっくりしすぎて思わず私は大きな声で叫んでしまいましたよ~~――ほんとうに。ファンタジースプリングスとは反対側を向いてるはずの部屋なのに窓からこんな景色が見えるなんて、全然知らなかったですし予想もしていませんでした。こんなこともあるんですねえ~おっと。びっくりし過ぎてお部屋の記録写真を撮る手が止まってしまった。続けて記録していきますね。テレビの下の引き出しには宿泊定員分のパジャマ。写真ではよく見えませんけれど、襟元に蝶の刺繡が入っています。(蝶のモチーフはベッドのヘッドボートにも、館内のパブリックスペースにも見られました。)グラスやコーヒーカップ、無料のコーヒーやお茶などは冷蔵庫の上の引き出しに入っていました。(コーヒーは簡易ドリップ式のものでした。5月に宿泊したホテルミラコスタでもコーヒーはインスタントからドリップ式に変更になっていましたが、同じものだと思います。)この仕様になっているおかげで冷蔵庫上のスペースがすっきりとしていて、隣のドレッサーの前のスペースも含めて広く有効に使うことができます。続いてバスルームへ。洗面所の鏡には草花の装飾。洗面台はミラコスタなどよりも広めな印象でした。(測ってないので気のせいかもしれないけれど。)アメニティ類はラプンツェルカラー。歯ブラシやアメニティキットはミラコスタなどとは違って トイストーリーホテルと同じような簡易な袋入り仕様です。浴室です。こちらの壁にも花咲く蔓植物。ひとしきり室内の写真を撮り終え 荷物を解いて落ち着くと、時刻は16:30頃になっていました。窓の外を見ると、いったん弱まった雨は再び強くなっていて いっこうに止む気配はありません。当初の計画では、ホテルにチェックインした後はもう一度ディズニーランドに戻って夕食をとったりパレードを眺めたりして過ごすつもりでしたけれど、こんなお天気では外に出るのもちょっと億劫。それにお部屋の窓からの景色が思いのほか素晴らしかったので(私にとっては ね!)、なるべくこのお部屋に長くいたいなあ という気持ちに私はなってしまっていました。なので、今夜はもうこのままホテル内で過ごそう と私達は決めて、夕食の調達をしつつしばらくホテル内のあちこちを見て歩くことにしました。というわけで、16:40ころ部屋を出てホテル内探検に出発。廊下に出て、まず最初に目についた近くの窓から外の景色を眺めてみました。廊下の突き当りにある小さな窓、ホテル前の道路に面している窓です。左からシェラトン、オークラ、トイストーリーホテル、ヒルトン…のホテル群とその前を行くリゾートライナー。これはこれで楽しい景色かも。続いて 客室前の廊下。この廊下をエレベーターホールの方に歩いて行くと館内中央の吹き抜けに出ます。楕円形の吹き抜けを中心にして複数方向に客室棟が翼のように伸びている構造は、ディズニーランドホテルと少し似ていますね。ディズニーランドホテルの客室数が700室ちょっと、ファンタジーシャトーの客室数は公式サイトによれば419室とのことですから、ディズニーランドホテルをちょっと小さくしたホテル といった感じでしょうかね~この吹き抜けを囲む廊下には小窓が二か所あって、ホテルエントランス側の窓からの景色はこんな感じ。わたしが客室に入る前に予想していた部屋の窓からの眺望イメージはまさにこれです。「ホテルエントランスサイド」カテゴリーの部屋からの眺望は全室こんな感じだと思っていました。もう一か所の窓から見えたのはこんな景色。真下はローズコートかな?ということは、こちらは「ローズコートサイド」のパークビューカテゴリーの景色ですね。運が良ければディズニーシーのパークもいくらか見えそうです。さらに廊下を歩くと、壁には鏡があったり、お花がいっぱい咲いていたり…カーペットのデザインもエリアによって微妙に違っていて面白かったです。壁の「森の絵」も あらためてカメラに収めました。「バンビ」「眠れる森の美女」「白雪姫」「プリンセスと魔法のキス」絵はこの4種類のようでしたが、やはり全てが森の中の場面でした。その後はエレベーターに乗って3階に下りました。こちらのホテルでは3階が正面玄関やレセプションのあるロビーフロアになります。エレベーターホールの隣、レセプションのある「ファンタジーシャトー・ラウンジ」方向の空間、ちょうど吹き抜けの一番下にあたっている明るいスペースには、大きなクジャクと藤の樹木のアートが。こちらのホテルは余裕のある「余白部分」が多い造りになっているので、こんなことができるのですね~広い廊下を歩いてファンタジーシャトーラウンジまで出て、次は明日の昼に食事をとる予定になっている「ファンタジースプリングス・レストラン」を確認しに行きました。2階の「グランパラディ・ラウンジ」を眺めながらその脇の大階段を下りていくと、1階に「ファンタジースプリングス・レストラン」の入口があります。わー… すごーい。この場所は吹き抜けの一番下なので天井の高さに圧倒されます。入り口前には謎の広ーい空間があって、壁際のあちこちにはソファーが。ウェイティングエリアなんだろうか。私達がキョロキョロしながらあちこちにカメラを向けていたら、レストラン前にいらしたキャストさんが、「こちらのホテルには、特に使用目的の定められていない 余分な…と申しますか、館内に余裕を生み出すためのスペースが多く設けられているんですよ」と教えてくださいました。やっぱりそうよね。ホテルの客室数が少ない割にはパブリックスペースはどこも広々としていて、なんだか余裕がありますよね。レストラン前から大階段を見上げると、2階グランパラディ・ラウンジの前あたりにも踊り場のような謎の空間があるようで。階段を上っていってみると。ディズニーランドにあるパートナー像のように ミッキーとウォルト・ディズニーが手をつないでいる様子が中央に描かれた絵が飾られていました。そのまま大階段をのぼって3階のホテルエントランスあたりへ出ると、グランドシャトー入口付近にも謎スペース。こういった場所も無駄に(失礼!)美しいんですよね。エントランスももちろん 床も壁も美しい。そして レセプション前を通過し(17:20くらいでしたけれど、私達がチェックインした15:30前頃よりも混雑していたようでした)朝方少しだけ出てみた「ローズコート」へ再度行ってみました。が、雨が激しいのでお庭の方に出るのは短時間に留め、左手の屋根付きテラスへ。このテラス、いいわあ~ お城の中の回廊みたい。この時ちょうど、ドレスを着た小さなプリンセスがとことこ歩いていらっしゃいましたが、この場所の雰囲気にとってもよく似合っていて非常に可愛らしかったですよ~右を見やるとそびえるのはグランドシャトーの建物。なんか「全室テラスまたはバルコニー付き」っていうのが 外観からも見て取れます。いつか宿泊したいものです。(同じことばかり言っている。)正面やや左、森の向こうに見えているのはアナとエルサの住む王国「アレンデール」のお城でしょうか。この感じだと、ここからはパークの花火もあがればいくらか見えるんじゃないでしょうかね~(わかりませんけど。)それからは、さきほどチェックしたコンビニエンスショップ「ジョイフルスプリングス」へ行って夕食になりそうなものを調達しました。お邪魔したのは17:30過ぎ頃でしたけれど、ちょうどキャストさんが棚にたくさんのお弁当を並べていらっしゃるところでしたよ。こちらのショップ、宿泊時に役に立ちそうなものは殆ど揃いますけれど、残念ながらパークのお土産品は一切置いていないので その点だけは覚えておかなければなりません。(こちらのホテルの館内にはパークのお土産を扱うショップは今のところ設置されていないようです。)私達が購入したのはワインのハーフボトルとお弁当、サラダやお惣菜類など。これで、お部屋でゆっくり楽しい夕食がとれそうです。その後、1階のメダリオンメーカーコーナーに行ってファンタジースプリングスホテル「グランドオープニング」デザインのメダルを作成し、エレベーターで7階の部屋に戻り着いた頃には 時刻は18:00過ぎになっていました。きょう1日を振り返り 明日の予定をざっとおさらいして窓辺の小さなテーブルで夕食を始める頃には、窓から望む景色は夕景となりました。パーク内にも灯りが点り、様相がだんだん変化していきます。19:00ころ。こちらは完全にあたりが暗くなった19:30過ぎ。手前のスリルム山の存在感が際立ち プロメテウス火山の存在感は少々薄れた感じです。予定では19:30からディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで「ビリーヴ!」が開催されるはずですが、何も気配が無いので公式アプリを確認すると「中止」のお知らせが出ていました。雨ひどすぎますものねえ。無理もないです。こんな調子ではきっと20:30の花火も中止よねえ。…と思って再度アプリを確認したところ、そちらにはまだ何も記載がない模様。開始予定時刻の数分前になって再び見てみても、中止のお知らせは出ていません。いやあ、やらないでしょうよ。まあ やったとしてもこの部屋からは見えないんじゃない?そんなふうに夫と話しながらパークの地図を開いて花火の打ち上げ場所とホテルの位置関係を調べていたら――8:30を過ぎて数十秒、向かいの建物の上にまあるい花火が顔を出しました。もちろん音楽は聞こえませんし全体が見えるわけではありませんけれど、雨の中 部屋に居ながらにして花火が観られるなんて。大好きなプロメテウス火山の姿が窓から見えるだけでも飛び上がるほど嬉しかったのに、半分くらいの確率で中止になるというパークの花火がたまたま今夜はちゃーんとあがり こうしてこの場所から眺められるなんて、私はなんて幸運なのだろう と思わざるをえませんでしたよーいったい何なんだか誰なんだかよくわからないけれど 東京ディズニーリゾートにいらっしゃる大きな「何か」さん、きょうはほんとうにありがとう。大雨でとんでもなく濡れちゃったけれど、私にとってはそんなこと忘れちゃうくらいの素晴らしい一日だったよ~ファンタジースプリングスホテルの正面玄関車寄せには パークの閉園時刻が過ぎたあとも夜遅くまで到着する車があったようでした。今日は週末金曜日。お仕事や学業を終えた後、明日の朝一番のファンタジースプリングス体験を目指して今日のうちにホテルに入ろうと考え、雨の中夜道を走っていらした方々もきっと多いのでしょうね。私達も明日の朝はいよいよ、東京ディズニーシーに新しく誕生した「ファンタジースプリングス」に初めて入ります。「初めて」。この年齢まで東京ディズニーリゾートに通い続けて、まだまだ「初めて」のことを体験させていただけるなんてね~なんだか笑っちゃいますけれど、とにかく今夜は明日に備えてよく眠らなくては。何せ夫婦共々 いいトシ なんですから。ではでは このあたりで。おやすみなさい またあした。(翌日に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 28, 2024
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関東甲信越地方が梅雨入りして一週間。金曜日の朝9時を20分ほど過ぎる頃、雨降る首都高速道路を走り抜け 私達の車は舞浜に到着しました。6月6日にグランドオープンした東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」とともに舞浜の地に誕生した「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」に 今夜は宿泊することになっています。リゾート外周道路に入って東京ディズニーランド駐車場入口の脇を抜け、ヒルトン東京ベイの手前を左に曲がると、正面奥に見えてきたのは東京ディズニーシーのプロメテウス火山。朝から降り続く雨のせいで お馴染みの素晴らしい景色も今日はちょっと煙っていました。しばらく行くと、左手に東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの入口が見えてきました。この時間、ホテル正面玄関へと向かう坂の登り口には業務車両も含めて数台の車の列があり、私達は列の最後尾についてしばらく待つこととなりました。ファンタジースプリングスホテルは現在 入館者を宿泊者のみに限定しているので、守衛所のキャストさんはこの雨の中一台一台車を止めて確認をしてから敷地内へ通していらっしゃるようでしたよ。数分後、順番が巡ってきて守衛所前まで進むと、レインコート姿のキャストさんは車の窓を覗き込み、「宿泊代表者様のお名前を伺えますか?」とお尋ねになりました。お答えするとキャストさんはいったん守衛所の中に戻って行かれましたが、まもなく私達の名前が記入された荷物のタグを手に戻っていらして、 こちらをホテルエントランスでご提示ください と 渡してくださいました。そして車の向かうべき先を教えてくださり、本降りの雨の中にもかかわらずニッコリ手を振って見送ってくださいましたよ。ご案内の通り坂をのぼっていくと、カーブの終点の車寄せでは元気のよいドアサービスキャストさんが数名 待ち受けてくださっていました。(ディズニーランドホテルのドア周りキャストさん達の醸し出す雰囲気に近いかな~ と感じました。)夫が荷物を預けている間に車を降りて、見上げた車寄せの天井のなんと美しいこと!ヒマワリのようなお花に見立てた照明がたくさん、悪天候で薄暗くなっているホテルエントランスを照らしてくれていました。雨の中でも変わらず溌溂とした笑顔のキャストさん達とこんな素敵な輝く花々に出迎えていただいて、私達の初めてのファンタジースプリングスホテル滞在は幕を開けたのでした。さて。こちらのホテル駐車場について予備知識が殆どなかった夫はキャストさんから「駐車場にはまったく屋根がない」旨の説明をうけて驚愕し、傘を一本お借りしてふたたび車を運転して坂を下っていきました。夫より先にひとりでホテル館内に足を踏み入れた私は、ロビーがどこなのかすらよくわからずキョロキョロ…(今回は夫だけでなく私の方もホテルについても新エリアについても公式情報をちらっと見ただけでほぼ予備知識なしで来てしまっていたので。)とりあえず とエントランス正面にある「FS」マークも美しい手すりに身体を寄せてみると、下方には夢の中でしか見たことのないような不思議な形の大きな窓に囲まれたテーブルエリア。ああ、これが かの「グランパラディ・ラウンジ」なのですね~(こちらのラウンジも現在は宿泊者限定、さらにプライオリティーシーティングが必要とのことですので、今回は眺めるだけで終わりそうです。)そして向かって右側に広がるひと気のないだだっ広い空間の先の白い扉は。――おお! 噂のラグジュアリー棟「グランドシャトー」の入口ね!(いつか是非あの扉の向こうに行ってみたいものだなあ…)――では、私達が今日泊まるのはファンタジーシャトーだから… 手続きとかするのは反対側のこっちかな?…と左手を見ると、そこにはレセプションらしきカウンターとロビーらしきソファーのエリアが。自然光が入ってたいへん明るく開放的な ホテルミラコスタともディズニーランドホテルともまったく違った雰囲気のパブリックスペース。こちらがファンタジーシャトーのレセプションエリアでした。ソファーの置かれているエリアの隅には、他のホテルと同様 ディズニーアニメーションを流し続ける大きなモニターも設置されていましたよ。(このエリアをファンタジーシャトー・ラウンジと呼ぶらしいです。)このあたりのソファーで夫を待っていればいいかな?と思った私は空いていたソファーに腰をおろしてみましたが、初めて来た場所なのでなんだか落ち着かず。すぐに立ち上がってうろうろしていると、屋外に出られそうな自動扉が目に入ってきました。「ローズコート」 って書いてある。近づいて外に出てみると、右手には屋根付きの広ーいテラス。テラスの眼下に広がるこの森は、東京ディズニーシーのパーク内「ファンタジースプリングス」ですね~うわあ… 本当に「森」。ファンタジースプリングスって正真正銘 森の中なんだーいつのまにかこの場所にこんな大きな森とホテルが出現しちゃったのねぇ~ すごいなあ。そんなふうに感心して景色を眺めていると 夫が駐車場から戻ってきたので、テラスの左手側にあるホテルの中庭「ローズコート」へ。ファンタジーシャトーの建物に囲まれたローズコートは本当にささやかな可愛らしい庭園で、その名の通り小さな素朴なバラの花々が咲き乱れていました。お庭の中央には美女と野獣の石像もあって水辺もあり、雨にもかかわらず大勢のゲストの皆さんが傘をさして記念写真を撮影していらっしゃいましたよ。ところで私達、今回の舞浜滞在の主目的は「ディズニーシーに新しく誕生したファンタジースプリングスの様子をみにいく」こと。皆さんご存じの通り 今現在ファンタジースプリングスに入場して各施設を楽しむためには越えなければならない多くのハードルがあるため、今回はちょっと横着してそれらを丸ごとクリアできる「ファンタジースプリングス入場保証付きバケーションパッケージ(一泊二日)」を利用することにしました。(このパッケージ内容に落ち着くまでの経緯もいろいろあって書き始めると長ーくなっちゃうので割愛しますけれど。)で、初日の今日は私達 ディズニーランドで過ごすことを指定されているのでそろそろホテルを出てディズニーランドへ向かわねばなりません。(せっかくファンタジースプリングスホテルに宿泊するのですからね~ なるべくホテルで長い時間を過ごすため、ランドでの予定は迅速にこなさなければ!)というわけで、雨が徐々に強くなっていく中 ホテルでお借りした傘を携え、私達はベイサイドステーションからリゾートラインに乗って東京ディズニーランドへと向かったのでした。…それでは。ここからしばらくは いつもディズニーランドで過ごす時と同様にやや速度をあげて参りましょう。10:00。東京ディズニーランドステーションで下車。(ベイサイドステーションで乗車の際は夫も私も二日券を購入しました。)10:15。保安検査を経てディズニーランド入園。今のランドはドナルドが主役なのね~10:25。ほんとうはアトラクション券を利用してビッグサンダーマウンテンに行きたかったけれど、雨が激しいのでニューファンタジーランド方面へ。朝食をちゃんととっていなかったので、まだ一度も行ったことのない「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」へ行ってみました。注文カウンターまで7~8分、雨のせいか満席だったので着席できるまでさらに10分ほどかかりました。11:00。ファンタジーランド・フォレストシアターへ。ガストンの店にいる間にいろいろとショーの抽選をしたら11:20の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」の席を得られたのでやってきました。実はこのショー、バケーションパッケージの鑑賞券も持っているので今日は二回観られることになります。座席はCブロック12列目。バケーションパッケージの席とは全然違う場所なので、ちょっと嬉しかったです。11:20。「ミッキーのマジカルミュージックワールド」開演。以前観た時はいわゆる「感染症対策バージョン」だったので、初めてフルバージョンを観ることができました。現在のディズニーランドで体験できるエンターテイメントの中で、私はこれが一番好きだなあ と思いましたよ。11:46。ショーが終わって外へ出ると雨「ザーザー降り」。11:50。バケーションパッケージのアトラクション券を利用して「プーさんのハニーハント」へ。酷い雨にもかかわらず屋外まで待ち列が伸びていたようだったので、すぐ乗れちゃってちょっと申し訳ない気持ちになりました。12:10。フリードリンク券を利用して「トルバドール・タバン」へ。ここって昔ソフトクリーム屋さんだったよねえ と言いながらドナルドのスペシャルドリンクを。パラソルの下でテーブルは無事でしたが、イスが盛大に濡れていたので立ったままいただきました。12:25。とにかく「豪雨」でどうしようもなかったので、屋内の居場所を確保するためスタンバイパスを取得して「ホーンテッドマンション」へ。12:45。大雨なのに、食べる場所もないというのに、なぜか夫が「キャプテンフックス・ギャレー」でベーコンとパイナップルのピザ購入。「ディズニーランドに来たら絶対これ食べなきゃいけないんだ!」とのこと。(晴れてれば私も食べていたところだと思いますが、食欲がそがれるほどの大雨だったので私は遠慮しました。)雨宿りできる場所を求め、プラザ方面へ。12:50。パレードルート沿いの特大パラソルの下のベンチ(少々濡れていた)を確保。夫、大雨の中 屋外でピザとコーラを完食。雨 ザーザー。排水作業にあたるキャストさん以外 ほとんど誰も歩いていません。13:00。アトラクション券利用で「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」へ。(↓消してあるのは傘をさした6人目のリトルグリーンメンです)ビッグサンダーマウンテン大好きな私ですが、さすがにこの豪雨の中ずぶ濡れになってまで乗る勇気はなかったので 最後のアトラクション券はバズで使うことにしました。(こちらは今年の10月末で営業終了するとのことなので、これが最後の機会かも とも考えました。)楽しかったです。行って良かった。13:25。「モンスターズ・インク・カンパニーストア」へ。バケーションパッケージのグッズを引き換えました。ミニショルダーバッグもいただきました。13:40。14:10の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」鑑賞のためファンタジーランド・フォレストシアター入場。今回はバケーションパッケージに含まれるショー鑑賞券利用です。座席はBブロック前方の通路沿いから二席。14:10。開演。非常に良い席で大満足でした。以前にも書いたかと思いますが、このショーはかつてショーベースで上演されていたショー「ワンマンズドリーム」に対する 時を経た「応えのショー」のように私には感じられるのです。今後もディズニーランドに来る機会があれば、鑑賞できるようにがんばってみたいなと思いました。14:45。「スターツアーズ」へ。これも夫が「ディズニーランドに来たら絶対スターツアーズに行かないと気が済まない!」と言い出したため。まあいいでしょう 帰り道だし とお付き合いしました。15:00。ワールドバザールを通過。最後の最後にエントランスの期間限定ドナルド花壇で写真を撮りました。15:08。東京ディズニーランド退園。そして目の前のディズニーランドステーションからリゾートラインに乗り、15:15過ぎ頃にベイサイドステーションに戻ってきました。(なのでこの日記もここからは普段のペースに戻ります。)この駅のすぐ前の敷地で建設が始まってから数年間、ずーっと構内の改札前から見守り眺め続けたファンタジースプリングスホテル。きょうは眺めるだけではなく、初めて駅からホテルへ続く通路を歩いてその館内へと向かいます。なんだか感慨深いなあ…駅を出ると正面右手側には「ファンタジースプリングス・エントランス」の保安検査場が見えました。私達は滞在二日目に バケーションパッケージに含まれている「ファンタジースプリングス・マジック」というパスポートでディズニーシーに入園するよう指定されているので、明日の朝はこのエントランスを通ることになります。建設中は、この場所からホテルエントランスまでは歩くとずいぶん遠そうだなあ と思って眺めていましたけれど、実は正面玄関の車寄せ脇に直接つながるエレベーターも設置されているし、実際歩いてみたらすぐでしたので安心しましたよ~そのホテルエントランス行きエレベーターの手前にはこの時間はキャストさんが立っていらして、宿泊者の確認をしていらっしゃいました。私達はチェックイン手続き前だったので「宿泊証明書」を持っていなかったのですが、名前を告げるとすぐに照会してくださって確認が取れ、通していただくことができました。そして エレベーターに乗り ホテル正面玄関から入館し、いよいよチェックインのため 朝確認したファンタジーシャトー・ラウンジのレセプション前へ。このとき15:25くらいでしたけれど、手続きを待って並んでいらっしゃる方はわずか三組ほどで、すぐに順番がやってきそうでした。朝はよく見なかったけれど、この場所も見上げると天井がとってもきれい。草花の蔓のような曲線と、その先に配置されている小さな蓮の花のような照明。ひとつひとつどれをとってもみな可愛らしいです。レセプションカウンターの後ろの壁も花や草木のアートでいっぱいで、ほんと「このホテルってひょっとしたら、地面から植物が萌えだすのと同じように この地からめばえた小さな植物の『芽』がホテルに育っちゃった って感じなのかなー??」なーんて、私はチェックインの順番を待つ間 あれこれと妄想を繰り広げてしまいましたよーやがて順番がやってくると、キャストさんはファンタジースプリングスホテル独特のご挨拶で私達を迎えてくださいました。こちらのホテルでもチェックインの手続きは紙の書類ではなくタブレットを使用していて 非常に簡便でした。キャストさんが多くの時間を費やして説明してくださったのは主に、ファンタジースプリングス&ホテル特有の事情に伴う注意事項の案内でした。(ホテルとファンタジースプリングスをつなぐエントランスや、シーのパーク本体とファンタジースプリングスをつなぐエントリーウェイは21:00に閉じてしまうので、それまでにはホテル側に戻ってきていないと締め出されてしまい、再度シーのメインエントランスまで行ってリゾートラインに乗ってホテルまで戻ることになる… という案内内容は衝撃的でしたよ!)手続きの最後に明日使用するためのハッピーエントリー通行証と宿泊証明書を受け取って、次は 朝方預けた荷物を受け取るためにベルデスクに向かいました。が、15:40頃のベルデスクは荷物を受け取りたいゲストの他、パスポートを購入するゲストも多くいらっしゃり(ファンタジースプリングス内のアトラクションを何度でも自由に利用できる「ファンタジースプリングス・マジック」はこの場所で販売しています)荷物の引き取りまでには時間がかかりそうだったので、「後ほどでいいので部屋まで届けてください」とお願いして(20~30分後のお届けになります とのことでした) 私達は先に部屋に向かうことにしました。客室フロア行きのエレベーターホールに向かう廊下に入るとすぐ、右手には朝6時から夜は24時まで営業するというコンビニエンスショップ「ジョイフルスプリングス」がありました。(ちょっと覗いたところお弁当やおにぎり、お惣菜やサラダ、アルコールなども置いてあるようだったので「今日の夕食はこのお店で調達すればいいかな?」と思いました。)ショップを過ぎると、広い廊下の両側には大きな窓がたくさん。樹木を思わせるようなデザインの窓枠が印象的です。さらに歩いてやっと着いたエレベーターホールは、壁にも床にも小さな花が咲き 天井の照明には蔦がからまっています。やっぱりこのホテルは、地面から顔を出した植物の小さな芽に誰かが魔法をかけて ホテルにしちゃったんじゃなかろうか…カボチャに魔法をかけて馬車にしちゃったみたいに。そんな妄想に囚われながら7階に上がってエレベーターを降り 本日宿泊する客室のあるフロアに出ると、廊下のカーペットは樹々が繁る薄暗い深い森の中のようなデザイン。ところどころ配されている薄明るいグリーンは木洩れ日でしょうか。花を咲かせながら先へ先へと伸びていく植物の蔓と蝶の形の案内ボードに導かれるようにして進んで行くと、廊下の壁のあちこちにはディズニーアニメーションに登場する森の中の場面の額が飾られていました。森に次ぐ森…そうして 森の奥にある本日のお部屋の前にたどり着き、ドアを開けてみると。エレベーターを降りてからここまで私達を導いてくれていた草木の蔓は部屋の中にまで伸び、花を咲かせていました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 28, 2024
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(…その1から続く)昼食まではあと一時間ちょっとあったので、それまでは今日もまたリゾートラインにでも乗って過ごそうか と 私達はとりあえずディズニーシーステーションへ向かいました。途中、ちょっと寄り道するくらいのつもりで ホテルミラコスタ下にあるディズニーシー ピクニックエリアの木陰に立ち寄りました。五月の風そよぐピクニックエリアは清々しく 訪れる人も殆どなくて静かで、なんだか気持ちが落ち着きます。大島桜の咲いている時期もこの場所は素晴らしくきれいですが、緑の時期もまた美しいですよね。あまりに居心地が良かったのでパラソルの下のテーブルで思いのほか長い時間を過ごしてしまい、これからリゾートラインに乗りに行っても慌ただしいだけで終わってしまうかなあ と思った私達は、結局ディズニーシーステーションからパークエントランスの周辺をお散歩しながら写真を撮り歩いて時間を過ごすこととなりました。ディズニーシーステーション。ノース側フォトロケーションのカウントダウンは「18」です。ディズニーシーステーションを出発していく“ファンタジースプリングス”ライナー。たくさんのお伽話を乗せ新しい世界へ走り出していくリゾートライナーを ミッキーも毎日この場所でこうして見送っているのですね~そして13:00を大きく過ぎ、そろそろホテル館内に戻らなければ!まもなく昼食の時間ですからね。本日お邪魔するのはオチェーアノのブッフェ。ブッフェは私 ほんとうは得意ではないのですが、先月の結婚記念日お祝いにディナーコースに伺った際に覗き見たブッフェカウンターのお料理が春らしい彩りでとっても綺麗だったので うまく予定が合ったら来てみたいなあ と密かに思っていたのです。ウエイティングエリアで少々待って、本日案内していただいたのは真ん中のパールのエリア。お誕生日のシールを貼っていたので、昨日のベッラヴィスタラウンジに引き続きこちらのお店でも 入店早々いろいろなキャストさんからいっぱいお祝いの言葉をいただきました。(よく知っているお店のお顔のわかるキャストさんからお祝いされるのって ちょっとくすぐったいような照れくさいような不思議な感じですね~)「カム・ファインド・スプリング!」のテーマにふさわしいお花畑のような色とりどりの前菜と 私だけスパークリングワインのグラスもお願いして、お食事を始めました。こちらはパンのコーナー。ダイニングイベント恒例のパンで作られたオブジェも可愛いかったのですが、今回は実際にカウンターで提供されているパンもそれぞれとても手が込んでいて 見た目も可愛いものが多かったです。これを全種類食べられる強靭な胃袋があったらなあ…14:00頃には、14:05からのハーバーグリーティングのためにテラスへの扉を開ける旨のアナウンスが店内にありました。(私達はケルプ側を指定されました。)私はすぐにはテラスへ向かわず開始直前になってのこのこ行きましたけれど、本日この回のケルプ側のテラスについては混雑もなく 皆さんかなりゆったり鑑賞できていたように思います。パーク内も穏やかな感じでしたよ。そして14:05、「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」開始。船に乗って登場する「ファンタジースプリングス」に住むキャラクター達。毎回毎回ほんとうに「まるでアニメーションそのもの!」と感心してしまいます。ミッキーとミニーもハーバーを囲む皆さんに全力でご挨拶。ドナルド達が乗る黄色い船と 「アラビアンコースト」「マーメイドラグーン」住人の皆さんの乗る青い船もこちらのテラスからはよくみることができました。せっかくのスパークリングワインをテーブルに残してきてしまったことが気がかりで皆さんよりも早いタイミングで室内に戻ると、なんと コースで過去何度もお世話になっているキャストさんとばったり鉢合わせ。周りに他のお客様がいらっしゃらないのをいいことに、夫と三人でしばしの間お話ししてしまいました。席に戻ると間もなく、私達のテーブルにはお誕生日シールとともにナプキンミニーさんがやってきました。そしてこちらのお店でも、「記念にお写真撮りましょう」とキャストさんがお店のカメラを手にやってきて撮影してくださいましたよ。15:00前頃には、私達は追加でアイスティーをお願いしてデザートタイムに突入しました。春らしいカラフルなデザートカウンターの上には、ダッフィーとそのお友達の姿も。それぞれのキャラクターをイメージしたデザートやエディブルフラワーがふんだんに添えられたロールケーキなど、デザートカウンターも前菜のカウンターと同様たいへんきれいで賑やかでした。たまたまお会いできた顔見知りのキャストさんが熱心におすすめデザートについて説明してくださったのですが、いかんせん量を食べられない私は軽めのものを選びに選び テーブルに持ち帰りました。(もうほんとうに …全てのお料理を食べられたらいいのに!)今回のダイニングイベントで活躍するダッフィーのお友達をイメージしたデザート。まあるいグラスがクッキーアンをイメージしたキャロットオレンジゼリー、すみれ色のお花がのっているのがリーナベルをイメージしたピーチムース、グラス入りグリーンのがジェラトーニをイメージしたパンナコッタとメロンソース。(ほかにもダッフィーをイメージした紅茶のチーズケーキなどもありました。)今回のホテルミラコスタのダイニングイベントでは各レストラン「担当キャラクター」があるそうで、そういえば4月にオチェーアノのコースにお邪魔した時は 当店はリーナベルを担当しています とキャストさんがちらっとおっしゃっていたし、シルクロードガーデンでは「当店はジェラトーニ担当です」、昨日のベッラヴィスタラウンジでもデザートは クッキーアンをイメージしている とおっしゃっていました。ここオチェーアノのブッフェカウンターにはその全てのキャラクター達が勢ぞろいして彩りあふれるお料理やデザートを提供しているというわけですね~作り手の皆さんは、キャラクターたちや「春」を表現するために 素材をいろいろ探してメニューを工夫なさったのでしょう。カウンターにお料理が並んでいる様子を目にして「なんだかきれい」と思ってしまった理由がよくわかりましたよ。全てのお料理を食べることは難しくても、眺めているだけで楽しいブッフェでした。食事が終わるころには、キャストさんが撮ってくださった写真もテーブルに届きました。そして、それぞれ皆さん苦心して工夫していっしょうけんめいこしらえてくださったのであろうお誕生日シールやメッセージを記したカードも何枚も手元に集まってきてしまって文字通りの嬉しい悲鳴でした。そのひとつひとつを落としたり忘れたりしないようによく確認して、テーブルを離れたのは16:00も近くなったころ。私達は会計を済ませてロビーに出て、帰りに向かうためベルデスクに伺いました。なんだか慌ただしくホテルをあとにした二週間前とは違い、きょうの出発時のロビーや正面玄関車寄せあたりは 本来のホテルミラコスタらしいゆったり温かな気遣いにあふれていました。――本当、二週間前の一種混沌としていたロビーはなんだったんだろう、ただ単に連休中だったうえにゲストもキャストも不慣れな方が多かっただけなのかしらん?そうも思いましたけれど、きょうホテルミラコスタとお別れするこのタイミングで私の心が穏やかなのはきっと、最後にオチェーアノを訪れたせいなのかもしれません。長い年月 ずーっと通い続けている「オチェーアノ」。大好きだったランチコースは世界を揺るがすような大きな出来事の影響ではかなくも営業を終了してしまったけれど。お店の運営方法も提供されるお料理もキャストさん達の顔ぶれも対応も その全てが日々変化していっても、オチェーアノがわたしにとって「大切な思い出をこっそりしまってある場所」大きな宝箱のような存在であることは変わりようがありません。もちろん オチェーアノだけが というわけではなくて。数十年もの間にこの場所で交わした言葉や出会った数多くの人たちすべて。わたしの舞浜での思い出はそんなものでできているのです。だから。まもなくこの地に誕生しようとしている新しい世界もまた、誰かにとってのそんな場所になってくれるといいのだけれどなあ。何かが始まる前の一瞬の静けさの中にあるような 五月も後半に入った緑あふれる舞浜を去りつつ、私はそう思ったのでした。 (おわり)(ちょっとだけ前を通ってみた「ファンタジースプリングス・ホテル」)このホテルも新しくディズニーシーの一部になるのですからね。遅かれ早かれ伺うことになるだろうなあ と今は思っています。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 19, 2024
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(前日から続く)昨夜は日付が変わる前にベッドに入ることができて すぐに眠りにつきました。東京ディズニーリゾート滞在中としては珍しいことに 睡眠時間はたっぷり確保できたはずです。…と なれば?ホテルミラコスタに宿泊した朝に限ってとんでもなく早い時間に目が覚めちゃうこの私が、そんなにゆっくり遅い時間まで寝ていられるわけがありません。案の定、誰にも何にも起こされることなく自然に目が覚めたのは、4:20頃でした。さっそくテラスに出てみると、そこには美しい朝焼けに染まるテラスとヴェネツィアの街並みが。そうでした そうでした。ヴェネツィアサイドのテラスルームは東に向いているので、遮光カーテンを開けたまま休むとこの時期の早朝はベッドルームに朝陽が猛然と突進してくるのでした。でも 本日のお部屋のベッドルームは建物のかげになっているので、たぶん朝陽の直撃は無さそう。もうちょっと眠ろうかな と、私はカーテンを開けたままベッドに戻ることにしました。再び目覚めてベッドから飛び起きたのは5:30頃。太陽はすっかり昇っているはずの時刻ですが… 眩しい朝の光がベッドルームまで差し込んでくる気配はありません。テラスに出てみると、今朝の舞浜のお天気はどうやら「曇り」のようです。パーク内ヴェネツィアエリアにもまだ人影はなく、リゾートラインの軌道をいく車両もなく。各客室の中の様子まではわかりませんけれど、今日のディズニーシーのハッピーエントリー開始は8:45とのことですから、宿泊ゲストの皆さんもまだお休み中の方が多いのかもしれません。テラスの椅子に腰かけて音のない朝のパークの中にしばし身を置いたあと、私は室内に戻りました。その後はベッドに入ってみたものの流石にもう眠ることはできず、6:00過ぎには本格的に起床して支度を始めることにしました。ずーっとテラスへの扉を全開にして過ごしていたので、7:00ちょうどにパーク内BGMの音量が上がるのも感じることができましたし、朝のパーク内恒例の警報音(たぶん何かの訓練の音)もきくことができました。7:30が近づくと今度は館内廊下側からも パークへお出かけになるゲストの皆さんの低い話し声やルームサービスワゴンの行くかすかな音が 耳を澄ませば感じられるようになってきました。7:50くらいには、パーク内で何か指示を出しているような マイクを通した男性の声も聞こえました。そのどれもがホテルミラコスタで迎える朝にだけ耳にすることができる特別な音で、二週間という短い期間のうちにこんなことを二回も経験できるなんて 今年の記念日月間はなんて幸せだったのかしらん と私はあらためて思いましたよ。一緒に暮らしてきたなん十年もの間、遠慮していたわけではないけれどなんとなく自分のことは後回しにしがちで 思い通りにいかなくてもやりたいことができなくても気にしない~ と過ごしてきた私が、4月末の結婚記念日とは別にこの時期の私の誕生日も舞浜で過ごしたい と言葉にしてみるようになったのはここ数年のこと。この先もこれを毎年続けたい なんてさらさら思ってはいませんけれど、とりあえずわたしの口が滑ってこぼれ出たその言葉に 強く異議申し立てすることなく受諾してくれた夫にはちょっとだけ感謝です。さて、その夫も7時台のうちには目覚めて朝風呂を済ませ、8:00を過ぎた頃からは私達は部屋の屋外リビングであるテラスで殆どの時間を過ごしました。気付けば いつのまにか真下のヴェネツィアの運河パラッツォカナルにはゴンドリエさん達が姿を見せていました。船着場にはあとからあとからゴンドリエさんに操られた小舟がやってきてきちんと並び ゲストを迎えるための準備が着々と進んでいるようでしたよ。ところできょうの朝食。当初はベッラヴィスタラウンジでとろうと考えて遅い時間にPSをいれてあったのですが、「ポルトパラディーゾサイドのテラスルーム宿泊時は当然のように朝食はルームサービスにしてきたけれど、ヴェネツィアサイドのテラスで朝食をルームサービスにしたことって今まで一回もないよね~」という話になり、二週間前の朝食がやはりベッラヴィスタラウンジだったこともあり、今回はルームサービスにしてみることにしました。朝食をルームサービス指定することは 今はまだチェックイン手続きの際にしかできないので(近いうちに予約購入サイト経由でできるようになるらしいですが)、夫が昨日サローネ・デッラミーコでキャストさんにお話してベッラヴィスタラウンジの予約をキャンセルしていただき、その上でルームサービスの時間を9時過ぎに指定して手配をお願いしてありました。なのでキャストさんがルームサービスワゴンを押してこのお部屋に入って来られるよう荷物はざっとまとめて部屋の中を片付けて、9:00になるのをテラスで待つことにしました。(皆さんご存じだと思いますが、テラスルームの屋内部分は面積の割に調度品が多く置かれているので意外と狭く、動線も限られるのですよね。)そうこうするうちに、時刻は8:45。ハッピーエントリーも始まって、ヴェネツィアの運河にもゲストがやってくるかしら?そう思ってしばらくパーク内を見下ろしていましたが、たま~にヴェネツィアに姿を現すゲストは皆、運河の脇を通り抜けてアメリカンウォーターフロント方面へと進んでいらっしゃるようでした。(トイストーリーマニアへ向かわれるのでしょうかね~)ゴンドラの運航は一般開園時刻からと決まっていますから、ゴンドリエさん達のお仕事開始もきょうは9:00です。8:55頃には ゴンドリエさん達はイル・ゴンドリエーレ周辺に集合して、ホテルミラコスタの部屋に向かって盛んに「ボンジョルノ!」と手を振ってくださっていましたよ。そして 9:00になる1分ほど前でしょうか。きょうの朝一番のゴンドラのゲストは三世代ファミリーだったようで、ゴンドリエさんの案内で小さな階段橋をゆっくり渡って乗り場へ向かっていき、貸切状態で運河へ漕ぎ出していきました。その後 テラスの手すりに身体を寄せて、ひとくみ ふたくみ と訪れるゲストを数えていたら、部屋の中でチャイムが鳴りました。朝食です!(ドアチャイムはホテルミラコスタでは スイートルーム、ハーバールーム、テラスルームのみに設置されています。特別感があっていいですよね!)さっそく夫がキャストさんを部屋の中へお迎えし、ワゴンのお料理をテラスにセットしてくださるようお願いしました。「今朝はテラスで召し上がるにはちょうどよいお天気ですね~」とキャストさん。―― そうですよね~ここは東向きだからお天気が良すぎちゃうと陽射しが強くて大変ですものね~ほんと、今朝はほどよい曇り空でよかったです。これが快晴だったりしたら、私なんかは朝ご飯食べるのに帽子と日傘が必要になっちゃいますからね。朝食の準備を終えるとまず キャストさんは内容の確認をしつつ説明をしてくださいました。そしてテラスでの写真撮影をお手伝いしてくださり、それが終わるととびっきり爽やかな笑顔を残して去って行かれました。テラスで朝食の際には「鳥がやってくるのでお気をつけください」と毎度教えてくださいますが(実際わたしたちも過去に遭遇したこともありますが)、今朝の私達のテラスには まだ生まれたばかりで人間がいかに危険な生き物か知らないような小さなやせっぽちの雀が一羽やってきたのみで、平和な朝ご飯でした。(きょうのパンはクロワッサン、ミッキー型ミルクパン、チョコデニッシュの三種でした。)(オムレツにミッキー描いてみました。)(↑こういうこと、大人なので人目があるところでは絶対やらないけれど、ルームサービスの時はやっぱりやっちゃいます。)朝食後はテーブルを片付けてワゴンを廊下に出し、再び私達はテラスで時間を過ごしました。10:00前ごろ、パーク開園から一時間が経ったゴンドラ乗り場あたり。ファンタジースプリングス・ライナーが行くのも何回も見ることができました。テラスのテーブルで新聞を読んだりノートPCを広げたり コーヒーをいただいたり と、自宅での休日午前中と同じように寛いで過ごし、記念写真もたくさん撮影し、時刻は11:30過ぎ。私達はようやく部屋を出る準備をして、荷物を部屋に置いたまま出発する連絡をしました。(最近はこのお願いはテレビ画面からできるのですが、夫はサービスホットラインに電話していました。)そして11:50ころに ヴェネツィアの街を見下ろすテラスのあるお部屋をあとにしました。(テラスにあった生花は持ち帰り用の紙袋にぴったり収まってなんだか可愛らしかったです。)(こちらのお花ももちろん、荷物と一緒に帰る時まで預かっていただきました。)そのあとはサローネ・デッラミーコに行ってチェックアウトの手続きをしました。ホテルミラコスタでも現在は チェックアウトの際の精算も荷物を預けるための手配も客室内のテレビ画面からできるようになっているのですが、今回のお部屋はサローネと同じ5階だったので、夫は、――部屋を出てエレベーターまで行く途中で絶対にサローネの前を通るんだから わざわざテレビのリモコン操作して部屋でちまちまやらなくてもサローネでキャストさんにお願いすればいいじゃん?…と思ったようです。チェックインからチェックアウトまで、様々な手続きを対面や電話でなく殆どオンライン上でできてしまうようになったのは私達ゲストにとってとても便利でありがたいことですし、運営する側としても人の手も時間も削減することができてきっと助かることなのだと思います。最近は外国からのお客様もずいぶん増えているので、行き違いなく対応するためにも必要なことなのかもしれません。なので私は、新しい便利な制度はどんどん利用すればいい そのほうが翻ってみんなのためになる、と思うのですが。今も昔も人と話すのがどちらかと言えば好きな夫は、この省人化省力化の流れに素直にのることにやや抵抗があるようです。おそらく、事務的なことに関してなら夫だって省くことにまったく異論はないでしょうが、 ここ舞浜のパーク&ホテルで っていうところに何かすっきりしないものを感じているのでしょうね。ここはただのハコもの遊園地ではないと確信した、パーク開園当初リゾート創業当初のあの価値観がひっくり返るような驚きを、私達はいまだに忘れられないのかもしれません。でも時代は進み、パークやホテルに新しくやってくるようになった人たちの中には、できれば他人との接触や対話のような面倒くさいことは避けたい、システムを駆使して自分の利益さえ確保されればそれで満足、と思う方々も増えているのでしょう。訪れる側にもそこで働く側にもそんな感覚を持つ方々が増えてその割合が高まれば、いまを生きる私達はここ舞浜のパーク&ホテルの変化の潮流に逆らうわけにはいかない と私は思うのです。――まあそんな考えても仕方のないことはいったん頭の隅に追いやって。今回の滞在では訪れるのはこれが最後となるサローネ・デッラミーコはあいかわらず穏やかで いつまででも居たくなるような空間でした。新しくオープンするファンタジースプリングス人気の過熱にともなってホテルの予約も日に日に困難になっていっているので、次にいつサローネにお邪魔できるのか 果たして来年のこの時期も来られるのか、それは何とも言えませんけれど。でも ぜひぜひまた伺いたいと心から思いました。ありがとうございました。サローネを出た後は、PSを入れていた昼食の時間まで少しお散歩して時間を過ごそうと考えて、エレベーターに乗ってロビーに下りました。(その2 に つづく・・・)(ホテルミラコスタのエントランスはやっぱり素敵です)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 19, 2024
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(…その2から続く)サローネ・デッラミーコを出た私達はそのまま部屋に戻ることはせず、今日のうちにもう一度“ファンタジースプリングス”ライナーに乗ろう と ホテルを出てディズニーシーステーションへ向かいました。(特別仕様のリゾートライナーの運航時間は公式サイトで調べられますからね~)さきほどチェックイン前の時間帯にファンタジースプリングス・ライナーに乗車した時は、どの車両にも写真を撮って回りたいゲストがいっぱい溢れていて 車内が物凄く混雑していて驚いたのですが、この時間(18:00過ぎ)はずいぶんと空いていてゆったり乗ることができて楽しかったです。(両パークとも夜のショーやパレードの時間が近づいて皆さんリゾートライナーに乗ってる場合じゃなかったのかもしれません。)絵本の頁を開いたような列車に乗ってゾート内をぐるぐる回り ディズニーシーステーションで下車してからは、降車ホームにあるデッキに出て 暗くなってきたパーク内ディズニーシープラザを見渡しました。時刻は19:00を少し過ぎたところ。リゾートの公式サイトによれば、4月7日からミラコスタ通り入口では 毎夜、ファンタジースプリングス グランドオープンまでのカウントダウンと称して「夜間演出」が行われているそうで、私達は前回来た時うっかり見逃してしまったので今日はぜひ見たいところなのですが…ちょっと見たところ、ライトアップはされているものの何か変わったことが行われている様子はありません。でもね。ミラコスタ通りの入口周辺にはスマートフォンを構えてずーっと留まっているゲストが大勢いるように見えますし、ホームのデッキにもカメラを構えて何かを待っているふうの方が何人もいらっしゃるのです。何分かに一回、何かやる ってことだろうか??そう思って私達もしばらく待っていたのですが、5分経っても10分経っても何も始まらないまま。そろそろホテルに戻ろうか なんて気持ちになってきた7:15頃、ミラコスタ通り入口上の照明が急に変化を始めました。タペストリーを照らしていた灯りが消え、浮かび上がってきたのは「19」の数字。あと19日 の表示です。それとともに、タペストリーに描かれたキャラクター達に順に照明が当たって行き、両側にアナとエルサやピーターパンのシルエットが出現しました。(ラプンツェルも現れたみたいですが私のいるとことからは見えませんでした。)最後は光の粉が降り注ぐようにシルエットがきらきらと輝いて。ミラコスタ通りの入口上のタペストリーはまた元のライトアップされた状態に戻りました。現在パークの閉園時間は21:00ですが、暗くなってから閉園までの間にこれを何回やるのかなあ。そんなに頻繁に(10分ごとに とか 15分ごとに とか)やるわけではないみたいなので、見られて良かったな と思いました。その後はホテルに戻り、部屋に戻る前にサローネ・デッラミーコへ立ち寄りました。ちょうどビリーヴ!が始まる寸前だったので、サローネ内は既に照明を落として入口周辺のカウンターのあるエリアとゲストのためテーブルがあるエリアを分かつ扉も閉じてしまってあったのですが、キャストさんがそーっと扉を開けてくださり中へ案内してくださいました。(ショー開催中は真っ暗になるので、ドリンクなどの提供は一時お休みです。)メディテレーニアンハーバーが見渡せるいくつかの窓辺にはそれぞれゲスト(ほぼ全て男女お二人連れ)がいらっしゃったので、私達は一番奥の「ピアッツアビュー」にあたる窓辺へ。すぐに時刻が19:30になり、ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~が始まりました。「正面からしっかり鑑賞」は何度か(前回も)させていただいているので、今夜は主に ビリーヴ!開催中のサローネ内はどんな感じになるのかなあ? それぞれの窓からは何がどんなふうに見えるのかなあ? …という純粋な興味で伺ったのですが、こちらの奥の窓からは向かい側のホテル外壁に投影される映像がたいへん鮮やかに迫ってくるように見えて 大迫力でした。こんな映像が次から次から流れるようにこちらへやってきて すぐ目の前でダイナミックに動くのですからね~ショーの中に巻き込まれていくみたいな気持ちになりましたよ。アラビアンコースト側のピアッツアビューのお部屋の窓からは ビリーヴ!はだいたいこんな感じに見えるのかな。サローネ・デッラミーコ内の照明が点灯したのはショーが完全に終了してから。20:05頃からはアルコールやソフトドリンクの提供も再開されました。私達はしばらく奥の窓辺の大きなテーブルで好き放題におしゃべりしながらお酒をいただいていましたけれど、徐々に周囲のテーブルが埋まってきたようだったので、パーク閉園が近づいて混雑してくる前に… と20:30には席を立ってサローネを出ることにしました。長い廊下を歩いて部屋に戻り着き 奥のベッドルームを覗くと、私達が部屋を開けていた間にターンダウンが終わっていて ベッドの上にはパジャマが準備されていました。パジャマの傍らには何やら小さなタオルが丸まっているように見えたので近づいてみると これはミッキー?!この他にもいろいろ、夜を迎えたお部屋には楽しい細工がされていて また嬉しいお心遣いもあったりしてちょっと感激してしまいましたよ。その後は、閉園に向かっていくパークの気配を感じながら 私達はテラスで時間を過ごすことにしました。こちらのテラスルームはパーク内からの視線を気にしなくても済むので、ビールをいただいたりおしゃべりしたり、写真を撮影したり、リラックスして自由に過ごすことができます。(あんまり声が大きいとお隣のテラスのお邪魔になるかもしれないので そこはちょっと注意が必要ですが。)夜を迎えたヴェネツィアサイドのテラスルームは昼間にも増して「おうち感」が強くなったように感じられて、本当、「このままここに何日か滞在したいなあ」って思ってしまいましたよ~やがて21:00が近づくと、パーク内には閉園予告アナウンスが流れました。真下を見下ろしてみると、ヴェネツィアの運河には小さな旅を終えて船着き場に戻ってくるゴンドラはあるものの この時間から出発する舟はもう無いようでした。リストランテ・ディ・カナレットも、店内には人の姿があってまだ営業は終わっていないようでしたけれど、人気のテラス席にはもうゲストの姿はありませんでした。21:00を過ぎて パークの閉園時刻が過ぎたことを知らせる男声アナウンスが繰り返し流れるようになっても、私達はしばらくテラスで過ごしていました。(テラスルームの場合は「テラス」がリビングルームみたいなものですから。)やがて21:30近くなってくると、宿泊者の皆さんがパークからホテルに戻っていらしたのか ヴェネツィアサイドの客室の窓におもしろいように続々と灯りが点き始めました。サローネ・デッラミーコもそろそろラストオーダーの時刻、お隣や周辺のお部屋にもそろそろ宿泊の方がお戻りになるやもしれません。では。このあたりで屋内に戻って休む支度をしようかな と、私達は夜のテラスのテーブルをいったん離れることにしました。入浴したり明日の支度をしたりする間もカーテンは閉じていたもののテラスへの窓は開け放していたので、室内にはパークのBGMがずーっと聞こえてきていました。が、その音楽も22:30に止まり(ほんとうに唐突にプツっと止まるんですよ!)、ディズニーシーのヴェネツィア地区には文字通りの静かな夜が訪れました。これがもしもポルトパラディーゾサイドのお部屋だったりしたら、―― 閉園後のハーバー水上に船か何か出てくるんじゃないか? ―― ピアッツアトポリーノで何か面白いことが始まるんじゃないか? …などといろいろ妄想が膨らんでしまってなかなか眠れないところですが(二週間前の夜がまさにそうでしたからね!)、きょう夜を過ごすのはヴェネツィアサイド。あしたもパークへ出かけるつもりはないし、朝食も遅い時間にお願いしてあるので早く休む必要もないのですが、なんだか今夜はよく眠れそうな気がします。平和で安らかなパークの気配を感じながら。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 18, 2024
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(…その1から続く)最初に明かしてしまいますけれど、本日私達が宿泊するのはヴェネツィアサイドのテラスルームです。正式な呼び名で言うと、「スペチアーレルーム&スイート ヴェネツィアサイド テラスルーム」ということになります。窓を全開にすることができて、いつでも自由にテラスに出ることができて。しかもポルトパラディーゾサイドのテラスルームと違ってパークからの情報があまり入ってこないので心穏やかに過ごすことができ、今回のようにのんびり休日を過ごしたい時にはぴったりの客室だと私は思います。…というわけで、ホテルに入館した後は5階のサローネ・デッラミーコへ、二週間ぶりの「ただいま」~伺ったときはちょうど15:00でしたけれど、皆さん既にチェックインを終えてお部屋に向かわれた後だったのか、はたまた前回そうだったように事前にオンラインチェックインして訪れる方が増えたせいなのか、サローネの中は空きテーブルばかりの状態でとっても静かでした。大きな窓からはポンテヴェッキオの向こうの大海原も見えて。ああ。 いいなあ。またあとでこの景色を見にここに来よーっと。前回来た時はお部屋がバルコニールームだったので、お部屋からの眺めがいろいろと面白すぎてサローネ・デッラミーコ滞在時間が短くなっちゃったけれど、今回はもっとたくさんの時間をこの場所で過ごしたいな。そんなことを考えているうちにチェックイン手続きも終わったようで、私のお誕生日カードやらシールやらもいただいて 夫が戻ってきました。きけば、今日は自分たちだけで本日宿泊するお部屋に向かうことになったそう。(夫がキャストさんとどんなやり取りをした結果なのかはわかりませんけど。)そのうえ何やら今日のお部屋は、かなり遠い「端っこのほう(夫談)」とのこと。ほほう。ではでは参りましょうかー――と、サローネを出て右手へと進み。廊下を歩いてヴェネツィアに突き当たり、さらに右手へ歩いてテラスルームとスイートルームが並ぶ一角にさしかかり。ようやくたどり着いた本日の宿泊先は 5室あるヴェネツィアサイド・テラスルームの中でも一番奥に位置する客室でした。ヴェネツィアテラスに泊まるのは今回が5回目ですけれど(たぶんね)、ここは初めて!ミラコスタのテラスルームはどちらのサイドでも一室一室テラスの造りが違って個性的なので、今回のお部屋のテラスはどんななのか 楽しみになってきましたよ。ドアを開けると、まず見えるのはリビングコーナー。テラスルーム独特の間取りです。ここ数年は入室時に遮光カーテンが閉じられているので、窓からの景色やテラスの様子は室内に足を踏み入れて自分でカーテンを開けてみるまではわかりません。で さっそく、部屋に入ってカーテンと窓を開けさせていただきました。そして テラスへ。テラスに出て、まず目に飛び込んできたのは右手側 アメリカンウォーターフロント方面の景色です。タワーオブテラーが覗いてる。部屋位置が一番端なので アメリカンウォーターフロントの港に停泊するSSコロンビア号の姿は予想通り建物に隠れて見えませんでしたけれど、タワーオブテラーは見えました。左側はヴェネツィアンゴンドラ乗り場の向こうに美しいホテルの建物が伸び それに抱かれるようにしてプールがちらっと。ホテルミラコスタ・ヴェネツィアサイドを愛する皆さんにはたまらない景色かもしれませんね。テラス正面真下、見下ろしたところには運河とリストランテ・ディ・カナレットなど ヴェネツィアの街並みが広がります。遠くに目を遣ると、 あっ! リゾートライナー!緑の中を行くファンタジースプリングス・ライナーも眺め放題です。そしてこの部屋のテラス。見上げるとこんな鐘楼のような塔のような建物が目に入ります。この建物があることでテラスの隅にはこんな鋭角のスペースが生まれています。この鋭角のスペースはベッドルームの小窓の外側に当たっていて、室内からも見えるようにちょうどいいサイズのグリーンがこうして置かれているんですよ。ここだけ見ると なんだか「お家」のテラスみたいでしょ?隠れ家みたい?―― やっぱりいいわあ~初めてヴェネツィアサイドのテラスルームに泊まった時も思いましたけれど、このカテゴリーのお部屋って「パーク内のホテルに宿泊している」っていうよりも「ヴェネツィアの街のアパートの一室にひっそり暮らしている」みたいな気分になるのですよね~(私だけかしらん。)お向かいの建物やお隣のテラスに洗濯物が翻っていても許せるんじゃないか っていうか、テラスのそばの煙突から香ばしい匂い(オリーブオイルやにんにくの香り)が漂ってきてもまあそれもアリかな っていうか…いやあ もう、できることならしばらくここに「住みたい」。同じように思う方、いらっしゃるんじゃないでしょうかねえ。一晩を過ごすことになるお部屋のテラスを隅から隅まで点検観察(?)し終わって ようやく落ち着いて私は一度お部屋の中へ。最後にヴェネツィアサイドのテラスルームに宿泊してからもう6年も経っているので、まあ6年もあれば内装を補修したり椅子を張り替えたりカーテンを交換したり はなさっているでしょうけれど、どこか大きく変わったことはあるかしら? と見まわしてみました。と、ソファのクッションの色が以前と変わって深い色合いになっているのに気が付きました。ということは、ベッドのボルスタークッションも? …などと思って確認したら、やっぱり同色のものになっていました。(参考までに、以前のクッション類はこちらの日記の最後にあるような青磁色でしたけれど、新しい色もベッドスローやカーペットと雰囲気が合っていて良いかも と思いましたよ。)テーブルの上の生花も健在で安心しました。お花の持ち帰り用の袋は以前はビニール袋でしたけれど 時代を反映してか小さな紙袋になっていました。その後は16:00頃からサローネ・デッラミーコにお邪魔して ただひたすらメディテレーニアンハーバーを眺めて過ごしました。16:10からは“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティングが始まりましたが、サローネにいらっしゃる方はごくわずかでした。グリーティングが終了してからも 私達は窓辺でそのままお茶をいただいて過ごしました。この時間帯のサローネには殆どお客様もいらっしゃらず、ほんとうに静かでしたよ。今回のホテルミラコスタ滞在はこれがしたくて決めたようなものですから、何もしなくてもここにいられるだけで私は満足でした。(水上を行く小さな船は、ポンテヴェッキオをくぐったらそのまま大きな海まで漕ぎ出していってしまいそうです)夫も呆れるほどただ黙ーってハーバーを眺めていたら いつの間にか時刻は17:00。アルコール提供時間帯になり、テーブルには前菜プレートも届きました。(前回お邪魔した時は逆向きに写真を撮ったのですけれど、キャストさん達としてはこちらがゲストに対しての正面、この置き方が正しいみたいです。)このころにはパーク内では19:30からの“ビリーヴ!”鑑賞エリアの準備が着々と進んでいたようでした。17:30を過ぎると あんなに空いていたサローネにもゲストが少しずつ訪れるようになってきたので、二時間近くも窓を独占していた私達は このあたりでいったんおいとましよう と席を立ち、サローネ・デッラミーコをあとにしました。18:00になる少し前のことでした。(その3 に つづく・・・)※私達がサローネ・デッラミーコで二時間も眺めていた景色「窓からの眺め」としては、ポルトパラディーゾ・スイートの窓からと同じような感じになりますかね~◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 18, 2024
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大型連休中の舞浜をあとにしてから二週間後の土曜日。私達はふたたび ホテルミラコスタの正面玄関へと戻ってきました。車寄せで待ち受けてくださっていた元気なドアサービスキャストさんに荷物を預かっていただいのは10:30過ぎ頃。到着する車の波も落ち着いて朝の慌ただしさもひと段落といった時間帯だったからでしょうか、こちらから何も告げないうちに ぜーんぶお任せしちゃってください!! といわんばかりの打てば響くような手際の良さで、その頼もしい笑顔に私は久しぶりに清々しい気持ちになりましたよ。ロビーに足を踏み入れ仰ぎ見るのは、前回舞浜を去る時に見たのと同じ天井画。あれからもう二週間も経ったとは。月日が経つのは早いものです。さて。本日ホテルミラコスタにやってきた目的は 5月後半にある私の誕生日祝いのため。物のプレゼントは何もいらないから… という 昨年同時期のディズニーランドホテル泊と同じような顛末を辿った結果です。でも、――あれあれ~? それってたった二週間前に結婚記念日と一緒に祝いませんでしたっけ??そうおっしゃる向きもあるでしょうが、あくまで前回のは「結婚記念日のお祝い(注:私にとっては)」。きょうこそが正統単独「私の誕生日祝い」なのです。(!!)もともと私は自分の誕生日祝いに関しては頓着しない方で、最近までは夫の誕生日ばっかり毎年いっしょうけんめい祝ってきたのですけれど、数年前あたりから「スケジュールの都合がつけば(意訳:諸々予約などの手配が整えば)舞浜で祝っちゃってもバチ当たらないんじゃない?」となんとなく思うようになってきました。きっとそれもこれも年齢が上がってきたせいなのかもしれません。(なんでも年齢のせいにして甘える中高年。)まあそんなわけで、誰からもどこからも異論は出ぬまま今日はホテルミラコスタにやってきたので、この週末はパークも行かずに好きな客室と好きなレストランを楽しみながらのんびり過ごそうと思います。まずは手始めにリゾートラインに乗って話題の新エリア周辺の様子を見に行こうかな と、駐車場からロビーに戻ってきた夫と一緒にディズニーシーステーションへ向かい、フリー切符を購入。カウントダウン表示をしているフォトロケーションも忘れずにカメラに収めました。やってきたリゾートライナーに乗り込んでベイサイドステーションで降り、駅舎からグランドオープン間近のファンタジースプリングスホテルを眺めてみました。目隠しの塀さえ取り払えばもう完成といった感じです。時折、ホテルの車寄せまで続く長い坂を黒塗りの高級車が上っていく様子も見られ、ホテル前の路上にも多くの私服キャストさんの姿もあって、なにやら今日は大事なお客様向けのプレビューでも行われているのかなあ と思いましたよ。こちらの屋根のあるあずまや風の施設はホテル専用のパークエントランス関連のものなのかな?と以前から思っていましたけれど…駅から出て植栽越しに見てみたら「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングス・エントランス」という看板が設置されていたので、やっぱりそうなんだ と確信しました。この屋根の下で入園前の保安検査を行うみたいですね。もうちょっと見ていたかったのですが、昼食の予定があったのでこのあたりで一旦切り上げて 私達はホテルミラコスタへと向かいました。PSを入れてあったベッラヴィスタラウンジ店頭に着いたのは11:30頃。土曜にしては空いている店内を通り抜け 窓辺のテーブルまで案内していただき、夫の方はメインに大好物のポークがある「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」を、私は「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング”ランチコース」をお願いすることにしました。そしてお祝いなのでフランチャコルタのグラスも(今日はこのまま宿泊なので夫も)お願いして、乾杯することにしました。以下、いつものようにお料理の記録です。はじめに私の注文したスペシャルメニュー「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング”ランチコース」を簡単に。前菜はスモークして炙った鰹にサラダ。カツオの下のサラダはみょうがやタマネギ、フェンネルなど。上にハーブとトマトを使ったソースをたっぷり添えて、トッピングはグリーンアスパラとフライドケール。彩りきれいで味は爽やか、この時期おいしい鰹のタタキも たまにはこんなふうに使ってみてもいいなと思いました。パスタは春らしい色あいのロングパスタ。具材はたっぷりのサルシッチャとパセリに紫タマネギ、筍の一種など。手前の若緑色のはそら豆のエスプーマです。パスタはスパゲッティより太めの「スパゲットーニ」で、お肉たっぷりの上にそら豆のコクも加わっていたので 食いしん坊さんでも満足度高いんじゃないでしょうか。メインはお魚の方にしました。イサキと帆立貝柱のインパデッラ。上のまあるいのがパン粉とハーブをまとった帆立貝柱です。ソースはサフランで風味付けした白ワインソース、具材はマッシュルーム、アサリなど。皮目パリッパリのイサキの下にはキャベツ、上には刻んだスナップエンドウやイタリアンパセリ、ラディッシュなどをトッピング。酸味がきいていて見た目も春らしく、私の好きな「これぞベッラヴィスタラウンジのお魚料理」といった感じのお皿でした。ここまでどのお皿もハーブや野菜がたっぷりで、ダッフィー達が遊ぶ「春の野の草むら」に見えなくもないといった見た目でなかなか楽しく、その上美味しくいただけたので良かったです。デザートはタルトフランとジェラート盛り合わせ。夫が食事前にキャストさんに「今日は妻の誕生日祝い」とかなんとか話したので、私のお皿には小さなバースデープレートもプラスされてやってきました。ありがとうございます。真ん中のカスタードタルトの上にはグレープフルーツ、卵に見立てたグレープフルーツジェラートとお花やイースターエッグを模った砂糖菓子などがのっていて、春のお花畑か大きな植木鉢のようです。手前と左右の三方にはダッフィーのお友達クッキー・アンと同じ色のオレンジのバブル。「クッキーアンちゃんのエッグハント」をテーマにしたデザートだそうですよ。夫の選んだベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも写真だけ載せておきますね。(6月末までの内容です。)前菜は鶏のゼリー寄せとサラダ。パスタは海老とトマトと長いも、オリーブ、ルッコラなどを使ったコンキリエ。(こちら、ものすごーーーく美味しかったそうです。)メインは夫の大好きなポークのアッロースト。(外れなし! とのこと。)デザートはメロンジェラートとメロン、アーモンドパンナコッタ。こちらのコースも、どのお皿もお花畑のような野原のような盛り付けで春らしく きれいでしたよ。(そしてとっても美味しそうでした。)お食事を終える頃になると キャストさんがテーブルにやってきて「お誕生日と伺ったので」とお店のカメラで記念写真を撮影してくださり、すぐにプリントして簡単なカードフレームに入れてプレゼントしてくださいました。(ゲストからの申告制なのでしょうかね~)ベッラヴィスタラウンジでささやかながらも私の誕生日を祝っていただいたのって、たぶん20年ぶりくらいのことです。20年前の時も同じような流れで写真をプレゼントしていただいたと思いますが、…当時はアニバーサリー用のオプションプランもまだできる前で 確かポラロイドカメラでの撮影だったよね~… などと、夫と二人で過去を振り返って盛り上がってしまいましたよー時は流れ、ほんとうに様々なものがどんどん変わっていきますね。ベッラヴィスタラウンジでの小さな写真は良い記念になりましたし 遠く20年前の思い出に浸ることもできたので、今日ばかりはおしゃべりでお調子者の夫に感謝です。キャストさん達にありがとうとさようならを言って、また来ますね とお店を出たのは13:30を過ぎた頃でした。チェックインまではまだ一時間以上も時間があったので、私達はもう一度リゾートライナーに乗ってみようとホテルを出てディズニーシーステーションへ向かいました。と、連絡通路の途中で。「ああーっ! ファンタジースプリングス・ライナー!!」行っちゃったー…5月7日から運行を始めた「東京ディズニーシー“ファンタジースプリングス”ライナー」、公式サイトですぐに調べると 今日はこのあとしばらくは走っているようでした。なので駅で待ち受けて乗車してみました。やってきたブルーの車両に乗り込むと、中には様々なお話のイラストと文章が。こちらは「眠れる森の美女」。車両ごとに描かれている物語が異なり、まるで走る絵本のようです。こちらは「アナと雪の女王」。「ポカホンタス」。「ピーター・パン」。「塔の上のラプンツェル」。こちらはミッキーとミニー。「ミッキーの巨人退治」でしょうか。今度よく読んでみますね~窓にはファンタジースプリングスの綺麗なロゴ。座席にも。こちらの車両は来年の春(4月初め)まで運行するそうですよ。おとぎ話を運ぶような車両に乗ってリゾート内を何周かした後、チェックインできる時間が近づいてきたのでそろそろ…と 私達はディズニーシーステーションで下車しました。ホテルミラコスタへの連絡改札を通って通路に出ると、つつつー…っと駅を出ていくファンタジースプリングス・ライナー。ゆっくりとカーブを曲がって去っていく車両の後ろ姿を見送った後、私達はホテルミラコスタへと向かいました。(その2 に つづく・・・)** ベッラヴィスタラウンジ の ”ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング”ランチコース **・カツオのセミクルード トマトとマジョラムのソース フェンネルと茗荷のインサラータ・スパゲットーニ サルシッチャとソラマメ・イサキと帆立貝のインパデッラ 浅蜊 サフラン香るマッシュルームのソース または 牛フィレ肉のビステッカ チャンボッタ カルチョフィのピュレ・タルトフラン グレープフルーツジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年4月1日~6月30日(6700)** ベッラヴィスタラウンジ の ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース ** (2024年4月1日~6月30日のメニュー)・阿波尾鶏のアスピック オレンジとセロリのインサラータ サルサ・ヴェルデ・コンキリエ シュリンプ 長芋 トマト・イサキと帆立貝のインパデッラ 浅蜊 サフラン香るマッシュルームの ソース または ポークロインのアッロースト ポテトとローズマリー ホースラディッシュのクレマ・アーモンドパンナ・コッタ メロンのジェラート・コーヒー または 紅茶(5200)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 18, 2024
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(…その1から続く)ディズニーシーのパークが一般開園時刻を迎え、ハッピーエントリー開始の時とは桁違いの数のゲストがピアッツアトポリーノに流入してくるのを見届けてから、私達は部屋を出て スペチアーレルーム&スイート宿泊特典の朝食会場となっているベッラヴィスタ・ラウンジに向かいました。エレベーターを経てものの数分もかからぬうちに店頭に到着して名前を告げると、すぐにテーブルまで案内していただくことができました。さて。ベッラヴィスタラウンジの朝食ブッフェは昨年6月からガラッと内容が変わったということで、席に着くと今朝はキャストさんから大変ていねいな説明がありました。以前の朝食ブッフェとの一番の違いは、メニューが「自分で作るサラダ中心」になったということ。店内中央にそのサラダカウンターがあり、ベースとなる様々な野菜やきのこ類の他、トッピングになるような海藻や魚介類やチキンやコールドミート、チーズやカポナータやオリーブ、フルーツなどが用意されていました。ドレッシング数種類の他に良質なオリーブオイルや塩や香辛料なども置かれていて、いかにも「イタリアの朝食」といった感じです。もちろん、以前よりは種類は減ったものの 前菜のようなものや卵料理、ブイヤベースのような具だくさんのスープなどもパンやヨーグルトやジュース類と一緒にバーカウンターの方に並べられていました。デザートの用意もありましたよ。そしてそして、朝食ブッフェとは別に料金を支払うことにはなりますが、スパークリングワインや赤白のワインも注文できるようになりました。(朝から! ですよ!)好きなように盛り付けた私のお皿。朝食というよりはランチの前菜の魚介マリネサラダみたいになりました。なので当然 スパークリングワイン(フランチャコルタ)もお願いしてみましたよ~(!)実は、ベッラヴィスタ・ラウンジで朝食をとる際 いつも「このお店のこの朝食内容なら絶対スパークリングワインが合うのになあ…」と心の中で密かに思っていたので、長年の夢が叶って個人的にはとっても嬉しかったです。ゲストも少なくゆったりとしたベッラヴィスタ・ラウンジでの朝食を終え、部屋に戻ったのは10:30頃でした。それから私達はバルコニーに出て、ホテルミラコスタ宿泊時恒例の「部屋での記念撮影」をしました。見上げれば どこまでも青い空。お天気が良すぎてついつい笑っちゃうほどです。気温もこの時期としては高いんじゃないかな? 今日の舞浜は完全に「初夏」の気候のように感じられました。(ガラス窓にプロメテウス火山と青空が映っていましたよ!)バルコニーで、室内の窓辺で、と時間をかけて何パターンもの写真撮影をした後は、カーテンも窓も開け放したまま そよぐ風や室内に流れ込んでくるパークの音楽を楽しみながら部屋の中を片付けつつ荷物を整えました。そうして最後にもう一度 バルコニー越しのパークを眺めながらコーヒーをいただいて、私達は部屋を出ました。 11:50頃のことでした。荷物を部屋に置いたまま出発する手配はしたもののチェックアウトの手続きはまだしていなかったので、私達はそれから5階のサローネ・デッラミーコへ。(現在はホテルミラコスタでも レセプションやサローネに立ち寄らなくても部屋で出発前にクレジットカード精算することが可能になっているのですが、「いや、わざわざ画面通してやらなくてもサローネすぐそこなんだから行って精算すればいいじゃん! サローネ行きたいし!急いでないし!」と夫が言うもので。ごもっともと言えば ごもっとも なのですけどね。)間もなく12:00になろうかというサローネ・デッラミーコ内は、チェックアウト手続きするゲストよりもむしろ休憩しがてらプリチェックインに訪れたゲストの方が目立つような状況で 大変静かで落ち着いて過ごすことができましたよ。その後の私達はいったんディズニーシー&ホテルミラコスタを離れ、お買い物と用事を済ませるためにイクスピアリへと向かいました。再びホテルミラコスタに戻ってきたのは13:40くらい。ホテルエントランスへと続く見慣れたこの坂も、お天気の良いきょうの青空の下では光の加減も影の出方もいつも私達が通りかかる朝の時間帯とは違っていて何か新鮮でした。ホテルに入館した後は、お昼ごはんのためにシルクロードガーデンへ行きました。お昼ごはん って言っても、さきほど10:30まで朝ご飯食べていたのであんまり空腹にはなっていないのだけれど。(私はスパークリングワインまでいただいちゃったしね!)でも、最近めっきり席が確保しづらくなってしまったシルクロードガーデンなので、行けることになったら行っておかないと後悔しそうですからね~公式サイトによれば現在シルクロードガーデンで提供しているランチメニューは「コース」っていうよりなんだか飲茶っぽいみたいだし、それならコースより軽いだろうし、そんなにお腹空いてなくてもきっと美味しくいただけるよ!…と思っていた私達。入店後メニューを眺めて、その「飲茶っぽい」と思っていたスペシャルメニュー、「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”カントニーズランチ」というのを注文したのですが。これがまあ、ボリュームがあるうえにいつものコースとちょっと勝手が違い、もー大変~ でした。注文を済ませると可愛らしいトレイがセットされ、そのあとすぐに人数分の前菜盛りプレートがドドーンとテーブルにやってきました。この細長い前菜のお皿、内容としては…小さな丸いお皿のが焼売、花椒ソース。四角いお皿が自家製叉焼、紫キャベツの甘酢漬けとシナモン風味のお豆。足のついたグラスの中身はイタヤ貝とお豆腐、紹興酒のジュレ添え。背の低い透明の器の中は季節野菜(スナップエンドウ、長芋、筍など)を青さ海苔ソースで和えたもの、上にとびっこをトッピング。「どうぞお召し上がりください。このあとお料理もお持ちします。」とキャストさんがおっしゃるので まずは前菜からね~ と食べ始めようとしたところ、2~3分後くらいには温かいお料理までテーブルにやってきてしまいました。せいろに入った花巻も。シルクロードガーデン定番のお料理が三種。「海老のチリソース」「大山鶏の蒸し物、ナンプラー葱ソース」「真鯛と帆立貝柱と季節野菜(本日は黄パプリカ、エリンギ、紅大根など)の炒め」。「こちらでお料理は全てです」とキャストさん。できあがったテーブルの まあ豪華で賑やかなこと。これで二人分。あとから出てきた温かいお料理は一皿一皿(一人前)が少量に見えますけれど、以前のランチコースで提供されていたお料理一人前よりも量は多いんじゃないかと思います。さらに、花巻は「おかわり自由」だというのですからね~かなりのボリュームだということがおわかりいただけるでしょうか。いやあ。そんなに空腹でなかったせいもありますし私達がもう若くないせいもあると思うのですが、正直なところ テーブルいっぱいに並べられたお料理を見ただけで視覚的に「おなかいっぱい」になってしまって、ちょっと戸惑ってしまいました。あとですね、こんな調子ですから中高年の私達は食べ進むのに時間がかかってしまい 前菜を食べ終えて温かいお料理に手を付ける頃にはすっかり冷めてしまっていて、せっかくのシルクロードガーデンのできたてのお料理を一番良い状態で楽しむことができず、少し残念に思いました。いつものようなコースだったら時間をおいて一皿ずつ 出来たてのものを少しずつテーブルまで持ってきていただけるので、量が多くても空腹でなくても合間におしゃべりなどしているうちに結構食べられるのですけれどね~今回のメニューもせめて「前菜」と「お料理」の提供の間を10分程度あけて提供してくださったら、温かいお料理の良さをもう少し味わえたかな と思います。(でも、全てのお皿をテーブルに並べて「じゃじゃ~~ん!」と披露するのが今回のメニューのコンセプトかもしれないので、注文してしまったゲスト側としては何も言えないのですけれど。)まあ、ひとつひとつ持ってこられるコース料理よりもこんな感じで一気に全部持ってきてくれた方がいい という方もきっといらっしゃるでしょうし、人の好みはいろいろですからね。今はきっと試行錯誤の時、メニューだけでなくシルクロードガーデンというお店の在り方そのものもいろいろ試している時期で、今後きっと何かしらの変化があるのかもしれませんね。と。まるで全部食べ終わっちゃったみたいに締めちゃいましたけど、このランチにはちゃんとデザートもあったのです。可愛らしいデザートプレート。左の丸いのはイースターの卵に見立てたマンゴーとジャスミン茶のソルベ。右のはオレンジムースに八角風味のジュレ、フレッシュフルーツ。ソースは蜂蜜レモンソースとのこと。春を見つけにやってきた(エッグハントかな?)ダッフィーとお友達もお砂糖菓子になって登場です。「カム・ファインド・スプリング」というランチメニューのタイトルを一身に背負っているかのようなデザートでした。とにかく想像以上におなか一杯になって、お店を出たのは15:20過ぎ頃でした。シルクロードガーデン入店からここまで一時間半も経っていません。以前のようにシルクロードガーデンのランチタイムがコース主体だったら、とてもとてもこんな短時間ではお食事を終えてお店を出ることはなかったでしょうから、今回のような提供方法は「ゲストの回転を良くする」という目的もあるのでしょうね~ きっと。ホテル開業から今年で丸23年。携わる人が入れ替わればお店だってホテルだって変わっていく。―― 時間の流れは止まらない 止められない。ここ舞浜ではホテルミラコスタ自身すらも時空を旅する大きな船だってことを 忘れちゃあいけないのよねー… ロビーに出て、ミッキーの乗る帆船と天井画を仰いで、そんなことをあらためて私は実感してしまったのでした。ベルデスクに行って荷物を用意していただき、車に積み込むお手伝いをしていただいて、私達がホテルミラコスタの正面玄関から旅立ったのはまだ16:00になる前のことでした。大型連休中の しかもチェックインタイムに重なる時間。ロビーからエントランスにかけて今日この時間のミラコスタはなんだか慌ただしい様子で、いつもの去り際のような感傷的な気分に浸る間もなく、私達は珍しくあっさりと舞浜の丘の上のホテルをあとにしました。私達の結婚記念日に絡めての舞浜滞在は今年は二泊三日、それも二泊とも今まで宿泊したことのないタイプのお部屋となりました。(「未体験」のことってまだまだ際限なくあるものです。)いつもならキャンセル期限直前になって「ゴールデンウィーク中で宿泊料金も割高だし、前泊はやっぱりもったいないかな~」と悩んだりするところですが、今回はほぼ迷うことなくそれも決行。レストランも 宿泊者特典枠も利用してS.S.コロンビア・ダイニングルームとマゼランズの両方、内容が新しくなったベッラヴィスタラウンジの朝食に加えてシルクロードガーデンまで、「かなり豪勢になっちゃうけど行けたらいいな」と思って多めに予約していたお店には結局全部いくことができました。それもこれも、今までだったら「予約できているけど全部は贅沢すぎるからひとつにしよう。残りはまた次の機会でいいよね?」と考えたであろうことも、最近はうっすら「次はもう無いかもしれないから いま機会を得られたんだったらいま行っておこう」と考えるようになってきたからです。10年前、20年前には思いも及ばなかったことだけれど、年齢を重ねるとこういう心境の変化が起こるものなんですねえ。そして年齢を重ねても 健康不安を抱えるようになっても、もう少しの間はマイペースで舞浜を訪ねたい。年に数回くらいはパークも楽しみたいし、起ころうとしている新しい変化も見てみたいと思ってしまうのです。ありがたいことに ここ最近の舞浜には、だんだん無理ができなくなってきた私達のような年代の者でもなんとか楽しめるように助けてくれるプランやシステムが続々と登場してきています。そんなものの恩恵も受けながら近いうちにまたこの舞浜の地に戻ってこよう 必ず。控えめながらも貪欲な私は、また今日もそんなことをひとりこっそり考えながら 家に帰ったのでした。(おしまい)** シルクロードガーデン の “ダッフィー&フレンズの カム・ファインド・スプリング!” カントニーズランチ **・前菜・中国蒸しパン・海老のチリソース・真鯛と帆立貝の炒め・大山鶏のスチーム 葱とナンプラーソース・八角香るオレンジムース マンゴージャスミンティーソルベ ・・・・・・・・・2024年4月1日~6月30日(7000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2024
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(前日から続く)まだ暗い部屋の中で ふと目覚めたのは4:00過ぎのことでした。頭は殆ど眠っていましたが、 目が覚めちゃったんだもの外の様子を見なきゃ… という、ホテルミラコスタ宿泊時のみ発動する謎の本能に突き動かされ、私はバルコニーに出ました。と、パーク内の街角の照明はまだ点いたまま。夜明け前のピアッツアトポリーノには 路面を洗い流すようなかすかな水音が聞こえていました。――もうちょっと明るくなるまで眠ろうそう思ってベッドに戻り、寝過ごしてしまわないようアラームをセットして 私は目を閉じました。次に目が覚めたのはちょうど一時間後の5:00過ぎ頃。開けた窓からは鳥の声がきこえてきていました。カーテンを開けたままにしてあったので、空が薄赤くなってきたことはベッドにいてもよくわかりました。一時間前までは点いていることがはっきりわかったパーク内の照明や街灯のあかりも もう感じられません。消灯したのかな?おそるおそるバルコニーに出て手すり際まで行くと、ハーバーの水面にはなんとなくですが「逆さプロメテウス火山」が映っていました。水上に船も何も出ていない状態で 無風で波がない時でないと見ることができない 逆さプロメテウス。きょうのお部屋は3階なのでややわかりにくいですが、早起きしたおかげで見ることができました。(パークが活動を始めてしまうと見ることはできませんからね!)5:20を過ぎるとプロメテウス火山には朝陽が直接当たるようになり、水域一帯はオレンジ色に染まり始めました。ホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドで迎える朝はいつも、ぼーーっと景色ばっかり眺めているうちに あっという間に時間が経っていってしまいます。――そろそろ着替えなくては。きょうはパークに出かける予定はありませんが、とりあえず部屋の外に堂々と出られるくらいに身支度を整えないとね と思い、私は室内に戻ることにしました。シフォンのカーテンだけは閉じていたものの身支度する間も窓は全開にしていたので、バルコニーの向こうからは早朝のいろいろな「音」が室内にまで飛び込んできました。5:40頃には、パークの奥からなのかパークの外からなのかわかりませんでしたが マイクを通した男声の声が微かに聞こえてきました。6:00になると、窓の外では お馴染みのメディテレーニアンハーバーBGMがごくごく小さな音で流れ始めました。6:20くらいになると廊下側からも 朝食レストランやパークへお出かけになるのでしょうか、声を潜めてゲストが通って行く気配も感じられるようになってきました。(今回のお部屋はエレベーターホールに近かったのでね~)パーク側のほうからも何やら気配を感じたので外に出てみると、お隣にずらーっと並んでいるバルコニーにお子さんたちが出ていらっしゃって 手すりの間から小さな手を伸ばすようにしてパークに向かっていっしょうけんめい振っていらっしゃいます。 みると、手を振るその先にはピアッツアトポリーノを横切っていく私服のキャストさんの姿が。まだ6:30前ですけれど、もうご出勤なのですねえ。陽が当たり始めたピアッツアトポリーノにはこのあともキャストさんがぽつりぽつりと現れて、それぞれの仕事場へと向かっていらっしゃいましたよ。7:00ちょうどには パーク内に流れるBGMのボリュームがぐんと上がりました。バルコニーから見下ろすと、部屋の真下のグッズを販売するワゴンにも レストランのテラス席にも、開店準備をするキャストさん達の姿が見えました。私達が普段パーク内でお世話になっている見慣れた制服姿のキャストさんも 続々と広場を横切って出勤していらっしゃるようでした。もうこうなってくると、パーク内にはゲストの姿がないだけで 迎えてくださるキャストさん達にとっては完全に「きょうの一日」が始まっている状態なのでしょうね~まだ寝ている我が夫にもそろそろ「きょうの一日」を始めていただかないとねえ。…と思っていたら、7:20頃、鳴り出したモーニングコールを受けて夫は機嫌よく目覚め、バスルームへと向かっていきました。さすがホテルミラコスタの朝、いつになくお目覚めも佳ろしいようで 幸先の良いことです。さて、本日のディズニーシー。一般の開園時刻は8:45、ハッピーエントリー開始はそれより15分早い8:30です。朝食は遅い時間にPSを入れてあったので、私達は開園風景をバルコニーから見届けてからベッラヴィスタラウンジに向かえば間に合いそうです。なので、身支度を終えた夫と窓辺でのんびりコーヒーを飲んでいたのですが、――ハッピーエントリー開始が8:30 ってことは、8:25過ぎたらキャラクター達がエントランスからピアッツアトポリーノに戻ってくるんじゃないのー??昨日の朝のパーク開園時のことを思い出してそんな話になり、私達はにわかに カメラは?スマートフォンは?充電は? と慌ただしく準備をして8:20くらいからはバルコニーに出て過ごすこととなりました。(お隣に並ぶ部屋の皆さんも考えることは同じ、ハッピーエントリー開始時刻が近づくとバルコニーに出ていらっしゃる方多数でした。)朝の太陽が上りきり、すっかり日向になったホテル前広場ピアッツアトポリーノ。ハーバー水上にはヴェネツィアンゴンドラが 運河を離れてプロメテウス火山の前まで漕ぎ出して、試験運航なのでしょうか はたまた操作練習なのでしょうかね~ポンテヴェッキオに目を遣ると、赤いハドソンリバーブリッジの向こうの水平線には大きな白い船が浮かんでいます。昨日も一昨日も良いお天気だったけれど、今朝もまた素晴らしいお天気です。今年の記念日宿泊は本当に晴天に恵まれて、青い空ばかり見ている気がします。三日間も舞浜に滞在していてずーっと雨が降らないなんて珍しいことだし たいへんありがたいことですよね。やがて8:25頃になると、ピアッツアトポリーノには制服姿のキャストさん達がやってきました。ん? いよいよか?…と思っていると、8:28頃、ミラコスタ通りから最初に元気に飛び出してきたのはチップとデール。続いてミッキーとミニー、ドナルドが ホテルミラコスタの客室をふり仰ぎ 手を振りながら姿を現しました。ピアッツアトポリーノを囲むように建つホテルミラコスタの客室の窓にも テラスにも、彼らに向かってさかんにアピールするゲストの姿があったようで、ミッキーやミニーはその一組一組に気付いては手を振り返してくれていました。バルコニールームにも もちろん、ご挨拶をしてくれましたよ!そして8:30、ハッピーエントリー開始時刻になると、みんな並んでスタンバイ。一番にやってくるゲストを待ち受けるように身構えているミッキー。バルコニーから見ていた限りでは、(彼らのお出迎えに気付かないのか気付いているのかわかりませんが)ここでせっかくキャラクター達が待ち受けていてくれるにもかかわらず脇をすり抜けるようにして人気アトラクションに一目散に向かうゲストが意外にもとても多くて、今朝一番最初にミッキーのもとにゲストがやってきたのは ハッピーエントリーが始まって1分が過ぎた8:31のことでした。ハッピーエントリーのゲストだけが経験できるこの朝のグリーティングはこのあと10分間ほど続き、8:41にはエンポーリオの前で皆さんにお別れ、一般ゲストのお出迎えをするためにミッキーとミニーは仲良く手をつないで広場から去っていきました。最後の最後に仲の良いところを周囲のゲストに見せつけるご両人。今日のディズニーシーも平和です。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2024
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(…その2から続く)さて、今夜のビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~。スタート時刻は19:15と告知されています。太陽がホテルミラコスタのアラビアンコースト側ウイングの陰に消え あたりが薄暗くなってきた18:40くらいからは、私達はちょこっとだけバルコニーに出てハーバー水上のショー準備の進捗状況を見ては すぐまた室内に戻る ということを繰り返して過ごしていました。「…あと15分で… 」というお馴染みのショー開始予告の男声アナウンスがメディテレーニアンハーバー一帯に流れた19:00頃には、水上にはバージが勢ぞろいし 中央の大きな機材も背を伸ばして準備は既に万端。バルコニーから眺める水域を囲む鑑賞エリアはゲストで埋め尽くされて動く人影も少なくなり、誘導のキャストさん達が頭上で大きく振っているらしい薄黄色い光ばかりが目立つようになりました。見ると、お隣にずーっと並んでいるバルコニーにはどのお部屋もご宿泊の皆さんが出てきていて 手すりにもたれかかったり縁石に腰をおろしたりしてショーの開始を待っていらっしゃる様子です。特に 数多くいらっしゃった各部屋のお子さんたちはもう待ちきれないようで、心の中のワクワクが体の外に出ちゃってるみたいなはしゃぎっぷりで とっても可愛らしく微笑ましかったです。そんな姿を見ていて、私は 小さなお子さんがいらっしゃるファミリーやグループにはバルコニールームはもってこいだなあ と実感しましたよ。(お部屋ごとについているバルコニーは決して広いわけではありませんが、滞在中はひとりじめできるスペースですからね~ショーを待つ間も鑑賞している時も周囲を気にせず立ったり座ったり自由に動き回れますし、みんなでおしゃべりしながらショーを観ることもできますし、なんならショー待ち中のお手洗いだってすぐに利用できます。お子さんと一緒にショー鑑賞する場所としては最高に便利で快適だと思いますよ~ キャラクターを見るにはちょっと遠いですけれど。)夫と私も ここから先はバルコニーに出てショー開始時刻が近づくハーバーを見守ることにしました。そして19:15。ミッキーとミニーの可愛いおしゃべりでショーが始まると、私達のいるバルコニーはまるごと「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の世界の中に取り込まれたようになっていきました。なにしろ、前方の水上で繰り広げられる光のスペクタクルに加え、ホテルミラコスタの外壁に「これでもか!」という感じで次から次へと投影されるさまざまな映像が左から右からと私達にどんどん迫ってくるのですから。それに「音」もまた、ハーバーのあちこちで発せられる音や音楽が私達をぐるっと囲む建物に跳ね返ってバルコニーに降り注ぐように感じられるのです。途中でふと振り返り見上げると(当然ですが)私達の背後の外壁にも映像は流れるように投影されていて、…ということは今ここに立ってハーバーを眺めている私達の身体もスクリーンの一部 ショーの一部になっているのだなあ… と、なんだか不思議な気持ちになりましたよ。また、こちらのバルコニーはピアッツアトポリーノ中央に少しですが突き出しているような環境なので、まるでショーの中にぽーんと放り込まれたような没入感も感じることができます。とにかくこんな感じなので、今回の客室からの鑑賞では …ショーの構成がなんちゃらかんちゃら…アニメーション映像が多すぎてどうのこうの… といういつもの屁理屈はどこかに吹っ飛んでしまい、「360度すっぽり光と音と色彩に包まれてしまった」ことに圧倒されて、さすがにディズニーアニメーションのストーリーに疎い私でも この状況に置かれてしまっては何か心を動かされるものがありました。何をどう説明しても この場所での体験を写真と言葉だけで伝えるのは難しそうです。―― うわあ これはすごいなあ…凄い っていう言葉は、こんな時についつい口から出ちゃうものなのですねえ。バルコニーから水域までは距離があるのでバージ上のキャラクター達の姿を肉眼でとらえるのはなかなか難しいですが、彼ら彼女らにはかなり強めの照明が当たっているので全く見えないというわけでもありません。(夫は最近はエルサの変身シーンがお気に入りのようです)(最後の最後にしか登場してこないミッキーミニーのご両人もなんとか確認できました)(プリンセスチームの皆さんは動きが優雅なので写真撮影しやすいようですよ)キャラクター達が水上から姿を消し、音楽が終了し、メディテレーニアンハーバー一帯の街灯に光が戻り。ホテルミラコスタを浮かび上がらせていた夢の中の映像が現実の照明に切り替わるころには、時刻は19:50近くになっていました。そうして 再び大きく人波が動き始めたのを確認してから、私達は室内に戻りました。その後は、さきほどのショー鑑賞でこの部屋の素晴らしさを再認識してしまったこともあってサローネに伺う気にもならず、窓を大きく開け放したまま室内の窓辺で過ごしました。やがて20:45くらいだったでしょうか、パーク内には閉園時刻が近いことを知らせるアナウンスが流れ、続いて21:00ちょうどには いよいよ閉園時刻を迎えたことを告げるアナウンスも流れました。が、バルコニーに出て見下ろすと ピアッツアトポリーノはまだまだ日中とそう変わりない数のゲストの姿が。数年前までは22:00まで正式に営業していたパークですもの。21:00までの営業では ついついギリギリまで遊んでしまう皆さんが多いのも無理はないのかもしれません。閉園時刻が過ぎたことを知らせる男声アナウンスは、その後も21:15頃と21:25頃に(それぞれ二回ずつ繰り返して)流れました。(10分ごとに流すようにしてるのかなー って思っちゃいましたよ。)帰りに向かってピアッツアトポリーノを横切っていくゲストはまだまだ多いようでしたが、このころには遠くのポンテヴェッキオの上やプロメテウス火山の麓には 警備のキャストさんが点検のために隅々を照らしていると思われるサーチライトの光がちらちらと見えるようになってきました。その動き回る小さな光は時間が経つにつれてだんだん大きくなっていって 私達のいるホテルミラコスタの方へどんどん近づいてきて、21:35。閉園アナウンスがまたしても流れる頃、その光の持ち主たちはついに ゲストが誰もいなくなったピアッツアトポリーノに姿を現しました。植え込みの陰もレストランの軒下も 光で照らして細かく見回る警備のキャストさん達。パークの奥の方からそれぞれ順に最後の点検作業をしながらこの広場まで辿り着いたと思われる大勢の警備キャストさん達は やがて全員がいったんミラコスタ通りの中へと消えて行ったと思うと、そのうちの幾名かは再度ピアッツアトポリーノに戻っていらして ホテルミラコスタの客室の窓に向かって手を振りながら去っていきました。そんな中、21:45。またまた流れる閉園のアナウンス。(やっぱり10分おきに流れるのか…)このころには、パーク内は 各施設の閉店作業を終えた制服姿のキャストさんが時折通り過ぎる他は もう誰もいなくなりました。――今日のパークも本当に本当の活動終了か。私はこのあたりでバルコニーを離れ室内に戻り、パーク内の気配を感じられるように窓のガラス扉は開けたまま シフォンのカーテンだけをゆるやかに閉じることにしました。22:30には パーク内に流れていたBGMがぱたっと唐突に止まりました。音楽の聞こえなくなったディズニーシーのメディテレーニアンハーバー水上では、その後 出演者の姿も映像もない記号と色だけが表示されたバージが登場して、おそらくビリーヴ!の夜間リハーサル(というよりは船の操作や位置の確認だと思われます)が行われていたようでした。音も照明も全くない中の粛々としたこの作業は 一時間ほどかけて二回繰り返して行われていたようでした。気付けば日付も変わり、ぼーーっとハーバーを見つめ続けてる間に東京ディズニーシーにはもう「明日」がやってきてしまった! と慌てた私は、ようやくバルコニーを離れてベッドに入り 眠る努力をすることにしました。ガラス窓を開け放てば メディテレーニアンハーバーがすぐそこにあるお部屋。やっぱりなかなか眠れないけれど、明日の楽しいことのためにも目を閉じなければ ね。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2024
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(…その1から続く)ホテル&パーク・ゲートウェイからホテルミラコスタに入館し、5階のサローネ・デッラミーコに着いたのは14:40頃でした。キャストさんの出迎えを受けて足を踏み入れたサローネの中は多くのテーブルが埋まっていて ――これはチェックイン手続きを済ませるまでには時間がかかりそうだなあ… と思いましたけれど、最近はスペチアーレ&スイート宿泊でもオンラインチェックインを利用してから訪れるゲストが増えているようで、サローネにはチェックイン手続きにいらしたわけではなく「部屋に入れる時間がやってくるのをお茶しながら待っている」といった風の方々も多いように見受けられました。なのでそんなに待たずに声がかかり、夫がデスクに行ってしまったので私はお水をいただいてしばし休憩。(今日は暑かったので、サローネのお水の美味しいことといったら!!)夫が手続きを済ませて戻ってきたのはちょうど15:00になるころでした。何やら本日はキャストさんから、「スペチアーレ&スイートでは何年間も中止していたターンダウンサービスもお部屋へのご案内も復活しているので、今回はぜひぜひ久しぶりにお部屋までご案内させていただきたい」とのおすすめがあったそうで、テーブルにやってきた非常に初々しい感じのキャストさんとともに私達はサローネを出ることになりました。さて 本日予約していたお部屋はハーバービューのバルコニールーム。オンライン予約購入サイトの表示通りにいうと スペチアーレ・ルーム&スイート ポルトパラディーゾサイド バルコニールームハーバービュー ということになります。(バルコニールームには今までご縁が無く、これが初めての宿泊です。)このカテゴリーのお部屋は主に3階にあり、その殆どがメディテレーニアンハーバーを正面に見る位置、ちょうどベッラヴィスタラウンジの上あたりに存在しています。(一部、他の場所にもあるようです。)もともとホテル開業時は一般のハーバービューの客室だったところを 数年後に改修工事をすることによってバルコニーに出られるよう仕様変更したお部屋ですね。サローネを利用できるお部屋なのに3階 ってなんだか不思議よね~…とか言いながら、キャストさんと一緒に部屋に到着したのはサローネを出てからわずか1、2分後。5階サローネ前からエレベーターに乗って3階で降りれば エレベーターホールからほんの数歩でバルコニールームが並ぶ一角にたどり着いちゃうのですから、テラスルームやハーバールームに宿泊している時よりもサローネまでの距離は近く感じられるかもしれません。(しかも今日のお部屋はエレベーターホールのかなり近くだったのでなおさら…でした。どれくらい近かったかは ↓一番最後に。)さっそくドアを開けてみると。普通のスーペリアルームと室内の様子はそんなに変わらないように見えますが。窓辺に大きなデスクがなく、小さな肘掛け椅子とティーテーブルが窓を避けて壁に寄せるようにして置かれていました。そしてカーテンを開けると、「プロメテウス火山とハーバー」というお馴染みの景色がバルコニー越しに正面に見えていました。(この窓を開けた時に、案内してくださったまだ歳若いキャストさんが「パークの音や風を感じられること」や望める景色の素晴らしさに純粋に感動していらっしゃって、まるでご自分がこの部屋に宿泊するかのように飛び上がらんばかりに喜んでくださっていたので、わたしはなんだかとても嬉しくなってしまいましたよ。あとになって思ったことですが、最近はオンラインチェックインやプリチェックイン利用の方が増え、こういったお若いキャストさんがお部屋への案内業務に携わる機会やゲストに接する場面も少なくなってしまっているでしょうから、新しい世代の働き手の皆さんは実地経験を積むことが思うようにできなくて大変になってきているのかもしれません。勝手な推測ですけれど。)バルコニーに出るための窓は片側しか開けられないようでした。出てみると、お隣のバルコニーとの間には目隠しも何も無いので「初めまして!こんにちは!」状態です。他者とのコミュニケーション能力が問われそうではありますが、仲良し同士で隣り合わせに宿泊できたら楽しいかもしれませんね!案内してくださったキャストさんが去られた後は、私達は窓をいっぱいに開け放してしばらく室内から外を眺めて過ごしました。うん。いいですね!バルコニーに出られることが「良い」というよりも、こうして窓を完全に開け放してディズニーシーの メディテレーニアンハーバーの音楽や風や温度や香りを感じられることが 私にとっては何よりも「良い」、素晴らしいことです。(思えば、昨夜は全く外の見えない1ミリも窓の開かない部屋に泊まっていたというのに、今日泊まるのはそれと真反対のこんなに開放的なお部屋だなんてね!)風に乗って客室内まで聞こえてくる 広場を行き交うゲストの歓声や小さなお子さんのはしゃぐ声に耳を傾けていたら時刻はあっという間に16:00近くなり、16:05、目の前のハーバー水上では「”ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」が始まりました。昨日と同様、まるでアニメーションから飛び出してきたような 生き生きと動くキャラクター達。新しい世界に思いを馳せるミッキーとミニーも愛らしいです。バルコニーから水上までは少々距離がありますが 高さがあるので、昨日はよく見えなかったスチーマーラインで登場するキャラクター達の姿もしっかり捉えることができましたよ。グリーティングの最後では対岸のフォートレスあたりから花火があがり、ミッキーやミニー達がその名残の白煙の中 手を振りながらハーバーから去っていく様子を見届けてから、私達は室内に戻りました。その後は、午前中にパーク内のショップで注文してあった写真プリント(フレームを付けてプリントしてくれるサービス、今でもちゃーんとやっています)を受け取るために 16:20頃 1階の「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からディズニーシーに再入園。(今回の部屋はこのゲートウェイにもアクセスが良いので助かりました。)今日は夕食の手配をしていなかったのでその代わりになりそうなものも購入してからホテル内に戻りました。ここで時刻は17:00過ぎ。サローネ・デッラミーコではアルコールを提供する時間帯に入っていたので、私達は5階に向かいました。サローネでアルコール類と共に提供されている前菜プレートは、昨年利用時とは内容が変わっていましたよ~アルコール類は、ビール、ワイン、ウィスキーなどがカウンターに用意されていて、この他にもカクテル類やカウンターにない物で用意のあるものはキャストさんにお願いすればテーブルまで持ってきていただけるようでした。カウンターにはお菓子に混じってお酒のおつまみになるチーズなども置いてあり、パスタスナックだけはキャストさんにお願いして出していただくようになっていました。サローネに一時間ほど滞在し、部屋に戻ったのは18:10過ぎ頃でした。バルコニーに出てみると、メディテレーニアンハーバーは日没の時を迎えていました。実は部屋に戻った際、ドアに見慣れないプレートがかけられていたので「???」と思ったのですが、なんとこの時間帯、私達のお部屋はターンダウン作業の真っ最中だったのでした。ハーバーが見えるお部屋はきっと夜のショーの前にターンダウンを済ませようと皆さん頑張っていらっしゃるのでしょうね。ありがとうございます。バルコニーに出て気持ちのよい風に吹かれながらハーバーの夕景を眺めている間にターンダウンは終了したようで、キャストさんは私達に「他に何かお手伝いしてさしあげることはありませんか」と声までかけてくださり、笑顔とともに去っていかれました。(突然部屋に戻ったので 室内で作業に当たっていらしたキャストさんを驚かせ焦らせてしまったかもしれません。ごめんなさい。)キャストさんが整えてくださったベッド周りはこの通り。ベッドの上にはメッセージカードも添えられていて嬉しかったですよ。(その3 に つづく・・・)※入浴剤のタブレットはホテル名入りのものに変わっていました※以前は何人部屋であろうとも1個しか置いてなかったコップやアメニティの入った缶も4個(宿泊定員分)も置いてありました※アメニティー缶は以前はヒンジ付きでしたが、昨年くらいから蓋が完全に外れるタイプに変わったようです※今回のお部屋のドアを開けて廊下を覗いてみたところエレベーターホールがすぐそこです。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2024
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(前日から続く)さすが外が見えないお部屋に宿泊しているとあって ふだん眠りが浅い私もしっかり眠ることができ、気持ちよーく自然に目覚めたのは5:30頃でした。すぐにベッドから飛び起きてコーヒーをいれ前夜サンセットサンドリ―で調達してあった軽い朝食をとると、私はさっそく身支度を始めました。昨日ホテルの方に教えていただいたところによると、今日のディズニーシーは一般の開園時刻が8:45、ハッピーエントリー開始は8:30とのこと。7時ころには部屋を出たいなあ と夫が昨夜つぶやいていたような気がするので、6:30近くなっても起きないようだったら声をかけようと思いながら荷物をまとめていたら、6:00過ぎのモーニングコールですんなりと自力起床できたようで、恒例の朝風呂→軽い朝食と順調に支度も進み 夫の希望通り7:00前に私達は荷物を携えて部屋を出ることができました。(たくさん寝たのでいつになくご機嫌のよい夫。)そして、アンバサダーホテル地下駐車場を出てホテルの敷地を出て 交差点をふたつほど通過すると、そこはもうホテルミラコスタの車路ゲート。昨年の同時期に同じようにこの坂を車で上った時はちょうどホテル正面玄関が外壁工事中で幕が張られていて景色が違っていましたが、今年のホテルミラコスタはいつも通りの美しい姿で出迎えてくれました。正面玄関車寄せにはこの時間たくさん荷物を積んだ小さなお子さん連れの車も到着していたようで、数人のドアサービスキャストさん達が車の誘導や ついついはしゃいでしまいがちなお子さんたちの安全の確保、荷物のお手伝いなどきびきびと立ち働いていらっしゃいました。私達もキャストさんの手をお借りして車から荷物をおろして預け、その後はいつものように夫は車を運転して駐車場へ、私はパークエントランスノースの「ハッピーエントリー専用エントランス」へと向かいました。石造り風の小さな階段を下りながら専用エントランス周辺を見遣ると、なんだか今朝はずいぶんと列が長く伸びているように感じられました。(久しぶりだからそう思っちゃうのかも…?)右と左の二本に分かれてゆったり待機しているハッピーエントリー待ちのゲストの列を遡るようにして最後尾まで歩いて行くと、なんとまもなくバスターミナルに届こうかという位置まで来てしまいましたよ~時計を見ると このとき時刻は7:12。アンバサダーホテルの部屋を出てからここまで15分もかかっていません。――やっぱり早いし、ラクだなあ。すっかり前泊することに慣れてしまって もうクセになってしまいそうです。5分ほど経つと 車をホテル駐車場にとめ終えた夫が待機列までやってきました。このころには待機列がいよいよバス停に達して折り返してしまっていたので、最後尾あたりにはパークキャストさんがやってきて 立ち上がって移動の準備をするように とアナウンスをし始めていました。7:30頃にはハッピーエントリーの列の周辺にはホテルミラコスタのキャストさん達が姿を見せ始めました。時を同じくして先頭では保安検査が始まったらしく列はどんどん前進し、私達も7:40過ぎに保安検査場を通過、入園ゲート前のエリアに入ることができました。(待機列がずいぶん長いように思いましたが、実際に私達の前に並んでいた人数はそんなに多くなかったみたいです。)パークに入れるまであと40分くらいかな?…でも、ハッピーエントリーの待機列は一般の入園待ち列に比べたら人口密度が格段に低いので 待っている間ストレスを感じることも殆どありません。ありがたいことです。それにしてもきょうもまた良いお天気。朝のテレビの天気情報でも言っていましたが、今日は気温が25度を超え30度近くまで上がるそう。熱中症にならないよう気をつけて過ごさないとね~8:10になると、パーク内の奥の方から大勢のキャストさんが手を振りながら出ていらっしゃって配置に着き、パークゲート周辺で開園の準備をし始めました。おお、そろそろ私達も入園の準備をしなくては!(この券はゲートを入る時に回収されます)8:20にはゲートのシャッターが開けられ、さらに数分経つとゲートの向こうのディズニーシープラザにはキャラクター達が朝のご挨拶のために姿を現しました。あ!ミッキーだ! ミッキー来た!!(すかさず隙間から写真を撮る夫。)キャラクター達は入園ゲートの近くまでやってきてゲストに手を振りながらディズニーシープラザをぐるーっと一周して、再びミラコスタ通りの向こう ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの方へと戻っていきましたよ~そうして8:30、ハッピーエントリー開始。私達もすぐに(1分後くらい)入園することができました。エンポーリオのショウウインドウ、カウントダウンの数字は「33」。ハーバーで出迎えてくれているミッキー達に手を振り返しながら、私達は今朝は左手のアメリカンウォーターフロント方面へ向かいました。いつ以来かちょっとわからないくらいの「トイストーリーマニア」です。入園してから写真を撮りながらここまで普通に歩いてきて、トイビルトロリーパークの入口に着いたのは8:38頃でした。ふと見ると、以前この場所に設置されていた「ファストパス」の発券機が撤去されてなくなっていました。これからはこの屋根下にもゲストの待ち列を作るのでしょうかね~アトラクションが稼働するのは一般の開園時刻からということでしたので建物のちょうど入口あたりの屋根下でそのまま少々立ち止まり、再び列が動き出したのは8:45過ぎのこと。その後10分ほどで乗り場まで辿り着きました。トイストーリーマニアから出た後は、アメリカンウォーターフロントの景色を眺めにホレイショスクウェアへ。30分待ちだったタワーオブテラーも20分待ちだったタートルトークもスルーして、昨日乗りそびれた小さなアトラクションを楽しむためにエレクトリックレールウェイに乗って(9:10頃5分待ちでした)ポートディスカバリーステーションへ向かいました。到着後はマーメイドラグーンまで歩いて スカットルのスクーター。(9:30頃 10分待ち)アラビアンコーストへ行き、ジャスミンのフライングカーペット。(9:45頃 5分待ち)私の大好きなこのふたつのアトラクション、小さなお子さんたちにも大人気でしょうから、ファンタジースプリングスがオープンしたらきっと今より待ち時間が長くなっちゃうんだろうな~今のうちに楽しむことができて良かったです。その後は、ロストリバーデルタの船着場からスチーマーラインに乗ってメディテレーニアンハーバーへ戻り。10:30頃、ザンビーニブラザーズ・リストランテでビールを購入し、二階奥のテラスへ。途中で購入した軽食と一緒に藤棚の下のテーブルでいただくことにしました。今年は例年より咲くのが早かったようで藤はもう花が終わってしまっていましたが、ソアリンの建物は相変らず瀟洒な姿を見せてくれていました。美しい博物館の建物を眺めながらビールを楽しんでいると、 昨日これくらいの時間にビッグバンドビートの初回座席抽選にエントリーしたら当選したから今日もやってみるかーと 夫。えいっ! と抽選ボタンを押したところ、本日もめでたくご当選。なので11:00過ぎには席を立ち、ハーバー沿いを歩いてブロードウェイへ向かうこととなりました。(ホテルミラコスタ、今日のお部屋はどこになるかしらん?)ああ ほんとうにいいお天気。ピアッツアトポリーノ上空には青い色しかありません。さて、座席を得られた11:30のビッグバンドビート。今日は前方のCブロック中盤からの鑑賞となりましたけれど、同じ列番号なら中央ブロックよりもサイドの方がステージからの距離は近くなるうえに 私の席からステージ方向を見た時の前方二列分がどういうわけだかまとまって空席になっていたので見通しがよく、なかなか楽しかったです。エントリー制度は思いが叶わなくて悲しい時もあるけれど、当選した場合はそれなりに いつも何らかの楽しみが見いだせるものですね。ショー終了後は、きょうはちょっと早めの昼食のためポンテヴェッキオを渡って「マゼランズ」へ。お店の前に着いたのは12:05。いつ見ても素敵なお店構えです。マゼランズはここ数年、上階の「マゼランズラウンジ」だった広い空間をウェイティングエリアとして使用していましたけれど、今日は特別体制になる前と同じの お店入口横のちょっと狭い感じのソファがウェイティングエリアとして使われていました。ほんのちょっとだけそこで待ち、案内された席は今日は本棚の奥の隠し部屋、ワインセラールーム。注文したのは、シェフズ・イマジネーションのスペシャルコース。こちらのお店のテーマはファンタジースプリングスの中の「ピーターパンのネバーランド」だそうです。コースは「ペアリングワイン(三杯)付き」と「お料理のみ」を選べるので、夫はお料理のみにグラススパークリングワインを一杯だけつけて、私の方はペアリングワイン付きでお願いしました。で、以下お料理の記録です。前菜はティンカーベルのご登場。「ピクシー・ホロウ」ですね~大きなまあるい葉っぱの陰に、いかにもティンクが隠れていそうじゃないですかー?実際は、茂みのようになっているサラダの下に隠れているのはズワイガニと帆立貝柱です。手前ブルーのはバタフライピーで色付けしたソースで、右側のスプーンの中にはティンクの魔法の粉(金粉)入りバルサミコ。ブルーのソースに魔法の粉をふりかけるとピンクに変化する という趣向でした。お魚は鱧と茄子をミルフィーユ仕立てにしたもので、これは大変美味しかったです。ファンタジースプリングスのピーターパンエリアにオープンする迷子たちのレストラン「ルックアウト・クックアウト」の「建物外観」をイメージしてミルフィーユ状にしたそうです。付け合わせは舞茸やゴボウやカリフラワー、揚げた湯葉などで、これがいかにも「男の子たちが森の中で拾ってきそう」な木の枝や石のように見えて さまざまな物語を想像してしまいます。セミドライトマトを使った酸味のあるソースも添えてありました。左側のソースはホワイトアスパラ、黒いのは粒状のバルサミコ。付け合わせからつながるように手前に置いてあるのはカラスミで、他のものと合わせて酸味と塩味を調整しながらいただけるのも楽しかったです。お肉は牛フィレのロースト、付け合わせにはヨークシャプディング。両方ともイギリスの伝統的な家庭料理です。新アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」をイメージしたとおっしゃっていたので、子供たちが空を飛んで戻るロンドンの家の食卓を表現したのでしょうかね~たっぷり添えた揚げ葱やホースラディッシュも良かったです。デザートはベリーのケーキ、ベリーのソース、ベリーのソルベ。色からして分かる通りフック船長イメージです。ケーキの白い生クリームはフック船長の帽子についている「羽」とのこと。それと同時に小菓子も出てきました。マカロンと「マゼランズ」の文字の入ったチョコレートです。私のお皿の方はなんと「羽」増量で、さらに小さなバースデープレートも添えてありました。(今月5月は私の誕生月ということで前日アンバサダーホテルでシールをくださって、日にちがまだ先なのでこっそり付けていたのですが、キャストさん達は本当に目ざといです。)マゼランズのお料理がおいしいのは以前からよ~くわかっていますけれど、今回はその上にピーターパンの物語を思い出させてくださったり 新しいエリアについての想像を巡らせて期待を感じさせてくださったり、と 非常に楽しい食事になりました。私達の世代や私達の上の世代にとっては「ピーターパン」はとても馴染み深い物語です。こんなふうにして、懐かしい物語が新しい世代の若い皆さんにも楽しんでいただけるのは嬉しいですね。ありがとうございました。食事を終えてマゼランズを出たのは14:30近くになった頃でした。それから私達はソアリンの前を通ってザンビーニブラザーズ・リストランテ前の階段を下り、ホテルミラコスタに向かいました。(その2 に つづく・・・)* マゼランズ の ~シェフズイマジネーション~スペシャルコース ペアリングワイン付き *・ズワイ蟹と帆立貝のガトー仕立て 《スパークリングワイン》ロータリ ブリュット ロゼ(ロータリ)・鱧のミルフィーユ風、ホワイトアスパラガスのピュレ 《白ワイン》シャルドネ(ショウ・アンド・スミス)・国産牛フィレ肉のロースト、グレイヴィーソース 《赤ワイン》ピノ・ノワール アレナリア(クロ・デ・フ)・パン・ミックスベリーケーキ、ラズベリーソルベ添え・ミニャルディーズ・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・2024年4月1日~8月31日《16500》/(12000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2024
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(…その1から続く)14:00から始まった「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」は、新しくオープンするエリア「ファンタジースプリングス」の住人となるキャラクター達が登場する10分ほどのごく短いハーバーグリーティングでした。(ショーではなくグリーティングなので、鑑賞する際はどこの場所でも何列目でも全て立ち見になります。)草花で飾られた大きな船に乗ってハーバーにやってくるのはミッキー&ミニー(上)、アナ&エルサ(正面向かって右)、ウェンディ&ピーターパン(下)、ラプンツェル&フリン(正面向かって左)。この4組が船上で次々場所をローテーションしていって、中央の上のデッキに立ったところで新しい世界への想いを表現する という趣向のようで、みどころは主に表情豊かなキャラクター達の姿そのもの と言ってよさそうな感じです。各キャラクターが場所を移動することでハーバーの全方位に姿を見せてくれるのは嬉しいですね。みんなまるで たった今ディズニーアニメーションの絵の中から飛び出してきたか と思うような溌溂ぶりで、それぞれのファンの皆さんにとってはかなり楽しいグリーティングなんじゃないでしょうか。もちろんミッキーとミニーも、自分たちが中央上で語る時以外も全方位のゲストに対して全力で愛嬌をふりまいてくれます。終盤には他のキャラクター達を乗せたスチーマーラインも二隻ハーバーに登場してきました。黄色い船にはドナルト、チップ&デール、プルートとグーフィーの姿が見えました。青い船には既に23年前からディズニーシーに存在しているお伽話(ファンタジー)エリア、「マーメイドラグーン」と「アラビアンコースト」に住むキャラクター達が乗っていましたよ。6月6日からは、ディズニーシーのプロメテウス火山を抜けた先、右手の奥のエリアは「マーメイドラグーン」「アラビアンコースト」「ファンタジースプリングス」と3つのエリアがつながって、ひとまとまりの大きなファンタジーの世界となってゲストを楽しませてくれることになるのでしょう。水上に登場した大小三隻の船は 最後はリドアイルのすぐ前を通って水際に沿ってぐるっと回り、ハーバーから退場していきました。全てが終了し、リドアイルから退出して 時刻は14:10過ぎ。そのあとは遅い昼食のため PSを入れてあった「SSコロンビア・ダイニングルーム」へ行きました。名前を告げて店頭で数分待った後、中へ案内していただけました。現在パーク内の3つのテーブルサービスレストランでは「ファンタジースプリングス」をテーマにした「シェフズ・イマジネーション」メニューを提供中です。ここSSコロンビアダイニングルームの担当テーマは「フローズン・キングダム」。アナとエルサの住む世界ですね~こちらのお店はその「スペシャルコース」のみの用意(単品などは無し)ですが、メインは「ローストビーフのみ」「黒毛和牛サーロイングリルのみ」と「その両方盛り合わせ」の三種類から選ぶことができます。(選んだ内容によって価格が変わります。)私達の場合は、夫はローストビーフ 私はグリルを選択しました。そして私だけ、「ソムリエおすすめのペアリングワインセット」というのも付けてみました。 《メモ》 スパークリング:アンリオブリュット・スーヴェラン 白:シャトーメルシャン・北信シャルドネ 赤:シャトーメルシャン・長野メルロー (4500)以下簡単にお料理の記録です。前菜は三種盛り合わせにしました。イメージしているのは映画の中の「トロールの森」のシーンだそうです。四角いグラスの中身はアナをイメージしたグリーンピースムースで中に帆立貝柱が入っていました。左のはそりに乗ったクリストフで、そりは鮪、ふわふわした帽子は蟹サラダ。右は見ての通りトロールと彼らが暮らす森をイメージしたとのことで、グリーンのトロールの中身は合鴨のリエット、周りはピスタチオです。魚料理は「エルサの閉ざされた心」をイメージしたお料理。自分でセロファンを開いていただきます。左側の小さなのはフランですが、エルサの心のように表面が凍っていました。セロファンの中身は金目鯛と ホワイトアスパラガス、ヤングコーン、ズッキーニなどの夏野菜でした。お肉は「エルサの戴冠式」のパーティーシーンを思い起こさせるような豪華なお料理を用意したとのこと。ソースはどのお料理を選択しても同じクランベリーソースです。こちらは夫の「ローストビーフ」のお皿。こちらは黒毛和牛のグリル。付け合わせのグリーンの長いのは戴冠式でエルサが持つ笏(杖)をイメージした甘長唐辛子、赤いラディッシュは権力の象徴である「宝珠」をあらわしているとのことで両方ともフリッター仕立てでしたが、とてもおいしかったですよ。ホースラディッシュがちゃんと添えてあったのも大変嬉しかったです。デザートはたっぷりのレアチーズムースとミントフォームのゼリー。愛の力で氷が解けて平和が戻って来たアレンデールの国の幸せな様子を表現しているそうです。レアチーズムースの下にはフルーツが隠れていて、上にはエディブルフラワーやハーブ、雪の結晶型のホワイトチョコレートも添えてありました。どのお皿も量がたっぷりだったので、かなりお腹がいっぱいになりました。楽しかったです。お食事を終えてお店を出てからは、SSコロンビア号のデッキへ出てパークの景色を眺めながら少し食休み。(ちょっと食べ過ぎちゃったのでね~)朝方アラビアンコーストから見たファンタジースプリングスホテル・グランドシャトーの建物を こちらのデッキからも眺めることができましたよ~その後はミラコスタ通りまで戻ってフォトグラフィカに立ち寄り、朝撮影していただいた「TODAY」表紙風の写真(↓参照)を受け取ってパークを出ました。(この時はまだ、のちほどもう一度シーに入園しよう なんて思っていました。)そしてパークエントランス・ノースのバスターミナルからリゾートクルーザーに乗って18:00前頃アンバサダーホテルに戻り、エレベーターに乗り込んで本日宿泊する6階の部屋に向かいました。さてさて、本日のお部屋は初めて予約してみた「外壁工事対象客室」。朝、外から確認して、「おそらくイクスピアリ側だろう」という見当はついていたのですが、お部屋 どこだろう??ルームキーケースに記された部屋番号を頼りに進んで行くと。本日のお部屋のドアはこの素敵な吹き抜けに面した場所にありました。――「外壁工事対象客室」って窓に目隠しフィルムが貼られていると聞いているけど、室内まっ暗なのかしらん?そう思いながらドアを開けると、意外にも室内には窓から光が差し込んでいました。今日はよく晴れていましたからね~ 西陽ですかね~なんだー けっこう明るくて外の気配も感じられそうじゃないの!!が、レースのカーテンを開けると窓ガラスにはしっかりとフィルムが貼られていて(しかもアンバサダーホテルのロゴ入りフィルムです)外はまったく見えませんでした。窓ガラスに近づいてフィルムの隙間によーく目を凝らすと、どうやらこのお部屋はバルコニー付きのようで 普段は窓を開けて外に出られる造りになっているみたいでした。(西陽の中、バルコニー手摺のシルエットもはっきり確認できました。)工事中じゃなければきっとアンバサダーホテルらしいリゾート感あふれる素敵なお部屋なんだろうなあ… と思いましたよ。部屋に入るまでは どうせ真っ暗だろうから少し休んだらすぐシーのパークに戻ろう なーんて思っていたのですが、思っていたよりも広くて居心地が良かったので、結局私達は今日はパークに戻らずこの部屋やホテル内でゆっくり過ごすことにしました。あれこれ考えていた夕食のプランも、SSコロンビアでの昼食が充実していたために実行する気持ちになれず、私は「夕食抜き」で済ますことにしました。(夫はサンセットサンドリ―で軽食を購入していましたけれどねー!)それからは明日の予定を考えたり今日撮った写真を見たりして過ごし、22:00過ぎには休みました。予想外に道路が空いてたおかげで朝からパークに行くことになっちゃってすっかり忘れてたけど、私達きょうは「前泊」のつもりだったんだものね~ではでは おやすみなさい。明日こそが本番の「ホテルミラコスタ&ディズニーシー」になるはずです。(翌日につづく)※朝ハーバーで撮影していただいた台紙付きの写真(しっかり加工してありますけど)(2024年5月3日の「TODAY」の表紙にしていただきました。かなり浮かれてます。)** S.S.コロンビア・ダイニングルーム の ~シェフズイマジネーション~スペシャルコース (フローズンキングダム) **・アペタイザー盛り合わせ グリーンピースムースと帆立貝、ピスタチオを纏った合鴨のリエット、鮪と蟹のサラダ仕立て または ソーセージとチキンのベジタブルスープ・金目鯛と夏野菜の包み蒸しとシーフードの冷製フラン・ローストビーフ クランベリーソース または 黒毛和牛サーロインのグリル クランベリーソース または 黒毛和牛サーロインのグリルとローストビーフ クランベリーソース・パン・レアチーズムースとミントのフォーム、ピーチとローストアーモンド添え・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・2024年4月1日~8月31日(8800~13400)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2024
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2024年春 ゴールデンウィーク後半。今日からはカレンダー上にも赤い数字が四つ並ぶという連休初日5月3日の朝 8時を過ぎた頃、私達の車は東京ディズニーリゾートに到着しました。――ちょっと早く着きすぎちゃったなあ~ー…なんとバチ当たりなことを言うのだ! と思われるかもしれませんけれど、この時期に私達が舞浜にやってくる目的は 毎年恒例の「ディズニーシー&ミラコスタに滞在してふたりの記念日を祝うこと」。本日は言わばその前泊日のつもりだったので、パークオープンの一時間後くらい、9:30過ぎくらいに到着できればじゅうぶん と私達は考えていたのです。(その頃には入園ゲート前の混雑も落ち着いているかもしれませんからね~)が、直前になって「5月3日の朝は道路がずいぶんと混雑する」という予測を耳にし、用心しすぎた結果 こんな早い時間の到着になってしまいました。(実際には今朝の首都高速道路環状線の内側はいつもの日曜日の朝とかわらない交通量で「がら空き」といってもいいくらいで拍子抜けでしたよ!)本日の宿泊先となるディズニーアンバサダーホテルの地下駐車場に入ったのは8:10過ぎくらいだったでしょうか。この時間は出ていく車が非常に多くて(皆さんパークに車を移されるんでしょうか?)空きがたくさんあり、ホテルロビーにアクセスしやすい場所にすんなりと停めることができました。とりあえず とロビーのベルデスクで荷物を預け、きょうは16:30前に部屋に入ることもないだろうから…とフロントでプリチェックインの手続きを済ませ、ここで時刻はようやく8:30前。ただいま絶賛外壁工事中だというアンバサダーホテルの中庭の景色を確認してから(実は本日は人生初「外壁工事対象客室」宿泊の予定なので どの辺りのお部屋なんだろうね~? という興味もあったのです)、ディズニーシー行きのリゾートクルーザー乗り場に向かうことにしました。(工事用の幕もアンバサダーホテル専用デザインで違和感がまったくありませんでした)私達が乗ったリゾートクルーザーがディズニーシーのパークエントランスノース側バスターミナルに着いたのは8:40過ぎ頃で、ちょうどパークが正式開園時刻を迎えようとしているタイミングでした。(本日の一般開園時刻は8:45とのことでした。)この時間ノース側の入園待機列最後尾はバスターミナルのすぐ近くまで来ていて うわあ混んでる~ と一瞬思っちゃいましたけれど、よくよく考えたらエントランスが一日中で一番混雑する開園直前の時間帯にしては そして大型連休にしてはこれは「ゲストが少ない」うちに入るのかもしれません。(だって本当に混雑する日のこの時間帯なら この場所にゲストが並びきれずに最後尾は立体駐車場1Fにまで伸びているはずですからね~)それにしても今日の舞浜はいいお天気。晴れ渡る青空に緑まぶしく 申し分のないさわやかな5月の朝です。入園待機列の最後尾についた8:45頃から列は止まることなくじりじりと前進し続け、水分補給をしたり日焼け止めを塗ったりしながらおしゃべりしているうちに私達は9時過ぎには屋根下の保安検査場まで辿り着き、9:10頃に入園することができました。(「予定では今ごろ舞浜に着くはずだったんだけどなあ」と夫。)約5ケ月ぶりに見上げるミラコスタ通り入口のタペストリーは「ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングス」仕様です。落ち着いた色調とほど良い甘さのキャラクターイラストがディズニーシーらしいといえばディズニーシーらしい… ですかねえ~?ミラコスタ通りに立ってゲストを迎えてくださるキャストさんの手にも同じ雰囲気の小さな旗が。柱にもそれぞれファンタジースプリングスの住人となるキャラクター達をあしらったタペストリーが掲げられていました。(ティンカーベルのこのポーズは可愛いですね。)エンポーリオのショウウインドウにはファンタジースプリングスのグランドオープンまでのカウントダウン表示がなされていました。あと「34」日です。ミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバー ピアッツアトポリーノに出ると、こちらの街灯にもファンタジースプリングスを夢見るキャラクター達のバナーが翻っていました。深いブルーと金色の縁取りが今日の青空によく映えてほんとうに美しいです。ドリーミング・オブ~というイベントテーマの文言も含め、「ワクワクドキドキしていてもたってもいられない」ような気持ちというよりは 新しい世界に足を踏み入れるその時を待ちながら「うっとり夢見る」ような気持ちにゲストになってもらおう という導き方ですね。ディズニーシーに何か新しいものがやってくるのは嬉しいけれど、それによってしばらくの間パークが騒がしくなるのはちょっとなあ… とついつい思いがちな年長(高齢とも言う)ゲストにはこの雰囲気作りは嬉しい限りです。さて、ディズニーシーの「いま」の景色を眺め渡す という入園後の儀式を終えた後は、この時期にパークに来たら絶対にやりたいことのひとつ「記念写真を撮影する」という目的のために 私達はカメラマンさんを探してハーバー周辺を歩きました。そして出会ったのが、以前パークで無料配布していた「TODAY」の表紙風の写真を撮影してくださるというとっても楽しいキャストさん。年甲斐もなく少々はしゃぎ気味で、素晴らしく面白い写真を撮っていただくことができましたよ~(ここで撮った写真は加工後どこかに載せておきますね)写真撮影のあとは、パークの一番奥の様子を見に行きつつ小さなアトラクションでも楽しもうか とメディテレーニアンハーバーのトランジットスチーマーライン乗り場へ。10分待ち表示で実際のところもけっこう待ち時間が長かったので、並んでいる間には 試してみたかったパーク内レストランの新システム「ディズニー・モバイルオーダー」というのにも取り組んでみました。これは公式アプリに新しく搭載された機能で、このシステムを採用しているレストラン(主にカウンターサービスレストラン)のメニューから注文したいものを選んで受け取りに行く時間を事前に指定しておき 受け取り時間がきたら予め登録してあるクレジットカードで決済する というものです。私達は今朝はまだ何も食事をとっていなかったので、スチーマーラインの到着先から近いマーメイドラグーン内のレストランで待たずに軽食をとれたらいいな と思って利用してみたのですが、操作も簡単でわかりやすく ずいぶんと便利になったなあ… と実感しましたよ。気持ち良い風に吹かれながら景色を堪能し、ロストリバーデルタの船着場に到着したのは10:00前頃でした。それからは橋を渡って ロストリバーデルタとアラビアンコーストの間にある話題の新エリア「ファンタジースプリングス」へ続く小径の入口(というか継ぎ目)へと行ってみました。新しいエリアとの継ぎ目に当たる場所にはキャストさんが立っていらっしゃるほかは背の低い植栽が並べられているだけだったので、既に完成していると思われるファンタジースプリングスの中の様子を覗き見ることも自由にできましたよ。どういった方々なのかわかりませんけれど、中に入って楽しんでいらっしゃるゲストの姿も多数見受けられました。関係者の方なのでしょうか 外国人のゲストもいらっしゃったようでした。私達はそのままアラビアンコースト方向へと進み、さきほどモバイルオーダーを入れたマーメイドラグーンのセバスチャンのカリプソキッチンへと向かいましたが、途中アグラバーあたりで後ろを振り返ると…フライングカーペットの向こうにファンタジースプリングス・ホテルの「グランドシャトー」の建物が見えていました。全室テラス付きスイートルームで 開業すれば東京ディズニーリゾート内最高級ホテルになるというグランドシャトー。いつか宿泊できるタイミングが私達にもやってくるんでしょうか??そのあとカリプソキッチンへ行き、注文した食事の受け取り方をキャストさんにきいて(初めてなので不安なことはとりあえずキャストさんに聞く中高年夫婦)無事に受け取り、ダイニングエリアに落ち着きました。(このとき10:30少し前。)きょうこの後の予定は遅めの昼食をパーク内でとることくらいしか決まっていなかったので、アプリを開いてふたりでパークのスケジュールや待ち時間をチェックしていると、「――11:30のビッグバンドビート、まだ座席抽選間に合うよ。やってみる?」(ビッグバンドビートの初回公演は以前は全席自由席だったのですが、最近は抽選になったのですね~パークの制度やシステムはどんどん新しくなっていくので、日々情報の更新をして認識を改めねばなりませんねえ。)期待せず気軽にチャレンジする時に限ってこういうものはうまくいくようで案の定良い結果となり、私達には後方ながら中央「B」ブロックの座席が用意されました。あらあらこれは大変!もうこうなったらマーメイドラグーンでのんびりしてちびっこに混じって小さなアトラクションで遊んでる場合ではなくなってしまいました。食事を済ませた私達は海底のダイニングエリアをあとにし、アメリカンウォーターフロントへと向かうことにしました。たどり着いたアメリカンウォーターフロントでは現在「フード&ワイン・フェスティバル」開催中とのことで、ブロードウェイの両側にはバナーも登場していました。初回公演分から「一階席は全て抽選(二階席は先着順)」となったブロードウェイミュージックシアターのビッグバンドビートは、劇場内への入場チェックもスムーズで ゲストに対応するキャストさんの人数が少なくなってもつつがなく運営されているようでした。人手を減らして効率よくゲストも快適に というパーク運営の大きな方向性はもう揺るぎなさそうですね。今後も様々なことがどんどん変わっていくのでしょう。もう3年も続いている、出演者を極力減らした特別体制のショー「ビッグバンドビート~ア・スペシャル・トリート~」。演出は少々変わったとのことですが、相変わらずステージ上にはバンドの皆さんの姿はなく、生の演奏や歌声を聴くこともなく。それでも今日もステージを背負って立つキャラクター達とダンサーの皆さんは大奮闘で、ショーそのものはたいへん楽しかったですよ。ショー終了後は、フード&ワイン・フェスティバル開催中のニューヨークエリアに繰り出しました。あちこちのワゴンタイプのお店でこのイベント限定のメニューを出しているので迷っちゃうのですが…やっぱり私達はこちらのお店かなー桟橋にある「バーナクル・ビルズ」。普段は骨付きソーセージとビールを販売しているこちらのお店、現在のおすすめメニューは「ポルペッティ&骨付きソーセージ」とビアカクテルですが、やっぱり普通にビールがいいなあ… ということで ハートランドビールふたつとおつまみにポルペッティ―&ソーセージを購入しました。そして、日陰を求めてうろうろ…今日は日差しが強いせいか考えることは皆同じ、日陰のベンチなどはどこも悉く埋まっていたので 結局私達はレールウェイの高架下を抜けてリドアイルの裏まで行くことになってしまいました。誰もいない。この場所で私達は一時間近くを過ごし、13:15くらいにお隣のリドアイルに移動して貴重な「日陰になる場所」を確保し14:00スタートの「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」を待つことにしました。(その2 に つづく・・・)※現在、パーク内で発行されるレシートには「ファンタジースプリングス」のきれいなロゴが印字されるようです◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2024
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4月の終わりごろにある結婚記念日を祝うために 今年もオチェーアノのコースに出かけてきました。とはいえ、きょうはまだ月も半ばの14日。「一足早く」というにはちょっと早すぎるようにも思えますが、如何せん最近はホテルミラコスタのテーブルサービスのお店は席の確保をするのもなかなか思い通りに行きませんからね~ いろいろ繰り合わせてこのタイミングになったというわけです。ふたりして電車に乗って舞浜に着いたのは16:00ごろ。イクスピアリのエントリープラザに掲げられた ディズニーシー新エリア「ファンタジースプリングス」の6月6日オープンを告知する垂れ幕を仰ぎ見ながらリゾートゲートウェイステーションを目指し、リゾートラインに乗ってホテルミラコスタへと向かいました。まだ春休みの名残なのかけっこう混雑するリゾートライナーをディズニーシーステーションで降りたのは16:30くらい。降車側ホームのデッキから眺めるパーク内ディズニーシープラザも日曜の夕方にしては意外に賑やかな様子で 少し驚きました。目を凝らしてみると、ミラコスタ通り入口には 6月30日まで開催されるというイベント「ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングス」のデコレーションが施されていました。そういえば…前回ピクニックエリアにお花見に来た時、ファンタジースプリングスのフォトロケーションがシーステーションのノース側に設置されていることを夫に教えてあげるのを忘れちゃったなー ということを思い出し、ここでちょっと夫を引っ張ってフォトロケーションを見に。その後、二週間前には大島桜の花々が美しかったピクニックエリアへと行ってみました。花も終わってすっかり青い葉っぱばかりになったか と思いきや。よーく見ると ところどころにまだ咲いている花が隠れていて可愛らしかったですよ~大島桜は花の咲き始めからほどなくして若緑色の葉も出てくるので、葉桜を楽しめる期間が長いのかもしれませんね。ホテルミラコスタに入館すると 当然ですが40周年のタペストリーはもうどこにもなくなっていて、ゆったりと時空を旅するようなロビーは端正な様子に戻っていました。17:00を過ぎ、お約束の時間も近づいてきたので私達はふたりそろってオチェーアノの店頭へ。少しだけウェイティングエリアで待たせていただいて、奥のコースの部屋に通していただきました。案内していただいた席からは、幸運なことに本日もプロメテウス火山が(ちょこっとだけ だけど)見えていました。キャストさんが手渡してくださったメニューを眺める間もなくプレシャスセレブレーションセット用の写真撮影タイムに突入し、写真撮影終了後 ようやく本日のお食事内容が決定。きょうは最後にお祝いのケーキが控えているのはわかっているのでお料理は少しだけ皿数の少ない「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”ディナーコース」の方にすることにし、夫用にはシャンパン「二コラフィアット」のグラスを、私用には一杯目が夫と同じの二コラフィアットだというグラスワインセット(通称ミラコスタカルテット)をお願いして、お祝いを始めました。メモ:本日のグラスワインセット シャンパーニュ 「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」 白 「ファミーユ・ヒューゲル・リースリング・クラシック」 白 「ラ・ラストラ・ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニーニャ」 赤 「カ・オロロジオ・カラオーネ」以下、お料理の記録をしておきますね。お祝いの日にオチェーアノのコースにお邪魔するといつも あまりに嬉しくて楽しくて浮かれてしまい、せっかくキャストさんに教えていただいたことも覚えていなくて 曖昧になってしまうのですけれど。――さて、最初にテーブルにやって来たのは冷たい前菜。オマール海老でこしらえたオモニエール(巾着袋の意)がフルーツトマトのガスパチョに浸っている美しいお皿です。贅沢にオマール海老を使った巾着の中身は甘えびやバジル、キュウリなど。上にはビーツやイエロービーツの細切りが散らしてあって彩りもきれいです。左上部には紫のエディブルフラワーとオリーブとマイクロバジルがヴィンコットソースとともに添えられていてなんだかちょっと藤の花のように見えて 春の到来を感じさせます。いや~ 一品目から美味しいねえ~ と、思わずため息が出ちゃいました。次が温かい前菜。鴨肉のコンフィとパルメザンチーズの焼きリゾット。鴨のコンフィの上にはマイクロアマランサスなど何種類ものハーブの新芽がのせてあり、これも「春」の表現のひとつでしょうか。鴨の下にはリゾット、周りのフォームはコンソメや鴨の出汁やシナモンなどのソース(エピスジンジャーソース?)で作られているとのこと。手前にライン状にしたコリアンダーパウダーが添えてあるので、それもあってかややエスニックな印象でした。お魚料理は、帆立貝柱とイサキのポワレにたっぷり春野菜のサラダ。春の野のようなサラダが盛り付けられたお皿に「わあ~きれい~…」と感動していると、キャストさんが「仕上げがありますので少々お待ちを」と。(前回の冬のメニューの時もテーブルで柚子をすりおろしてくださいましたよね?)今回はテーブルでそれぞれのお皿にレモンをすりおろしてくださって、メイン一つ目のお魚のお皿が完成しました。ポワレした帆立貝柱とイサキの下には豆苗のようなスプラウト野菜が敷いてあり、アンチョビやニンニクで作ったアンショワイヤードソースが大胆に添えられています。サラダはうるいやアスパラなどの春野菜、貝割れや火をいれたミニトマト、モッツァレラチーズ?など。盛り付けに使われているこのブルーのグラデーションのお皿(食器)は最近よく登場しますが、まるで徐々に深くなっていく海のような色合いで 奥に進むにつれてお店の内装が深海に近くなっていく「オチェーアノ」というこのお店そのもののように感じられて 私はなーんかとっても好きなんですよね~~……と ここまでお料理をいただいて、外は少し暗くなってきたかなー とふと窓を見やると、ハーバーにはいつの間にか「ビリーヴ!」のショーのための大きな機材が登場してきていました。(えっ?もうそんな時間? 楽しいと、時間はあっという間に経っちゃうんですねえ。)デザート前の最後のお料理は、牛フィレ肉のローストに これまた春の野菜が賑やかな楽しいお皿。お肉に添えられている野菜は そら豆やラディッシュや蕪、ししとう、舞茸などバラエティに富んでいて楽しいです。(その上ひとつひとつ小さいのにみんなちゃんと美味しいし、すごい。)手前にはグリーンマスタードのソース、下には人参ピュレのソース、全体に散っているのはパン粉です。お肉の向こう側のクリーム色のは牛肉とズッキーニを煮込んだものをオランデーズソースで纏めたグラタンで、上にはグリーンがまるで生えているように飾られていてちょっとした「春の小山」のようにも「新芽が出た切り株」のようにも見え…――となると、このお皿は春の野原なのか? 誰かここで遊んだ後なのか? パン粉は小さな動物が散らかした土なのか? …などといろいろ考えてしまいましたよ~そして デザート。「Come Find Spring!」のプレートを見てやっと私は納得。そうだった。今回のコースはダッフィーとそのお友達と一緒に「春を見つけにいこう!」っていうのがテーマだった...(だからそのテーマに従って 最初から最後まで春野菜やスプラウトなどがふんだんに使われていたのかもしれないなー なんて思いました。)可愛らしいデザートは、花が咲き蝶が舞う春の花壇で遊ぶダッフィーを表現したのでしょうか。花壇はチョコクッキーやライムのシブースト、アプリコットジェラートやフレッシュフルーツでできています。マイクロアマランサスやエディブルフラワーも使われていましたよ。最後までお見事!雪が解けてあちこちから新芽が萌え出る春のような、これからの新しい一年を思ってあふれる期待と希望で胸がちょっと高鳴るような 賑やかで楽しいディナーコースでした。19:15からの「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の時はテラスに出ました。キャラクター達の乗っている船は照明が明るいのでその姿も結構よく見えますね~ショーが始まってから一年半ほど経ち最近ようやく全体の流れがわかってきて、エルサの変身シーンも見逃さなくなりました。ミッキー&ミッキーのご両人は最後にちょっとだけ登場です。ショーが終わって室内の席に戻ると間もなく、プレシャスセレブレーションセットのケーキがやってきました。前回(夫の誕生祝いの際)はまだ40周年期間中でしたので「40」のプレートでしたけれど、きょうはミラコスタの「М」です。ホテルミラコスタを特別な場所だと感じている者にとってはちょっと嬉しいです。テーブルにはメッセージを添えたミッキーナプキンと、帰り際には始めに撮っていただいた写真も届きました。こちらのお祝いのセットも7月からは内容と価格が変わるそうですよ。(フォト&フレームは6月末までの提供とのこと。)コーヒーをたくさんいただいた後、今年も無事に結婚記念日のお祝いを終えた私達はサービスしてくださったキャストさん達とオチェーアノとホテルミラコスタに心から感謝し、大満足でテーブルを離れました。毎年結婚記念日のシーズンを迎えてお祝いをすると、不思議ですけれど私は「またこれから新しい一年が始まるぞ~ ふたりでまた一年歩んで行こう」という清々しい気持ちになるのです。私達の記念日が4月の年度始まりの時期に重なっているせいかもしれませんけれど、でも 今日は私的なお祝いと共に 始まりの季節~「春」を強く意識するようなコース料理を美味しく楽しくいただくことができて本当に良かったと思います。そして気づいたら、東京ディズニーリゾートさんも明日4月15日は開業記念日、明日から舞浜の地でもまた新しい一年が始まるのですよね。特に今年はディズニーシーも新しい「始まり」を迎えることが決まっているので、あちらにもこちらにも、どなたの心の中にも新しい希望と期待の芽が生まれていることでしょう。小さな新芽が順調に育って 6月のその時にはどうか美しい青葉となって繁っていますように。自分たちの明日からの暮らしが平穏であることももちろん祈りたいですが、いつものことながら この地の未来の安寧もささやかですけれどお祈りしたいものだ と思いつつ、4月14日の夜 私は帰路についたのでした。(ブッフェカウンターの飾りを眺めながら帰りました)(カウンターに並ぶお料理があまりに彩り豊かできれいだったので、期間中にブッフェの方にもお邪魔してみたいなあ… と思ってしまいました)* オチェーアノ の “ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”ディナーコース *・オマール海老のオモニエールとフルーツトマトのガスパチョ リグーリア産オリーブオイルとヴィンコット・鴨もも肉のコンフィ パルメザンチーズの焼きリゾット エピスジンジャーソース・帆立貝とイサキのポワレ アンショワイヤードソース・牛フィレ肉のロースト オックステールとズッキーニのグラタン マスタードディップ・ライムシブースト アプリコットジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2024年4月1日~6月30日(13000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 14, 2024
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昨年よりもずいぶん遅くようやく咲いた花の下で、本日最初のお食事をしてきました。東京ディズニーシーのパークエントランス・ノースに設けられているピクニックエリアに、ホテルミラコスタの建物を見上げるようにして咲いている大島桜です。ささやかな手作りのお弁当を携えて、車で舞浜に到着したのは9:30過ぎくらい。イクスピアリの屋外駐車場に車を止めて、私達は歩いてディズニーシーに向かいました。パークエントランス・ノースにたどり着いたのは まもなく10:00になろうかという頃でした。いったいどれくらい花が開いているのか確認もしないままに出かけてきたので不安でしたけれど、行ってみると大島桜はちゃーんと咲いていました。驚いたことに、ピクニックエリア内にいくつもあるパラソル付きのテーブルはこの時間 そのほとんどが埋まっているように見えました。しょうがない、花の下の地べたにレジャーシートでも敷いてお弁当を広げようか... と思っていたら 空いているテーブルを見つけることができたので、私達は写真を撮るのもそこそこにまずはお食事を始めることにしました。しかし、まだ開いたばかりのふんわりとした清らかな花々はきょうの青空に映えて愛らしく、素晴らしく。見上げる度に夫も私もついつい見入ってしまい、カメラを手にテーブルを離れてしまい、食事は何度も中断せざるをえませんでした。お馴染みのソメイヨシノと違って、大島桜は花が開くのとそんなに時間差なく若草色の葉が出てきます。また 散り始めるタイミングもやや早いようで、まだ満開に達していないというのにピクニックエリアにはもう花吹雪がはらはらと舞っていて、路面には花びらが散っていました。一時間ほどして11:00頃になると、ピクニックエリアには多くのゲストが訪れるようになってきました。なので食事を終えていた私達はテーブルの上を片付けて ホテルミラコスタへと続く小さな階段を上り、今度はホテルの正面玄関脇から大島桜を見下ろしてみることにしました。ミラコスタの正面玄関車寄せのあたりは陽当たりが良いので この場所の枝は花が開くのも早く、ほぼ満開のように見えましたよ。きれいでした。お花見を終え、ホテルミラコスタを離れディズニーシーのパークエントランスを離れ、イクスピアリの駐車場に向かったのは11:30くらいだったでしょうか。その後は少々寄り道しながら家に帰り、いつもと変わりない日曜日を過ごしました。思えば、約一年続いた東京ディズニーリゾート40周年イベントもきょうが最終日です。舞浜じゅうにさまざまな色があふれかえったこの一年の最終盤にもうひとつ、最後の色として本物の「さくらいろ」を加えることができてほんとうに良かった。間に合って良かった。帰りに向かう途中 私はふとそんなふうに思いついて、なんだかとっても嬉しくなってしまったのでした。《40周年のリゾートライナーも今日が最後です》◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 31, 2024
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ひとりでオチェーアノに行き、ブッフェで昼食をとってきました。ちょっとした事情で明日からしばらくいつも通りの食事ができなくなりそうなので、美味しい物の食べ納めといったところです。電車を乗り継いで東京ディズニーシーステーションに到着したのは13:15くらい。途中通った東京駅は大きなスーツケースを転がす方々でどうしようもない大混雑、舞浜駅前も春休みらしい活気にあふれていましたけれど、お昼を過ぎた東京ディズニーシーのパークエントランスあたりは静けさに満ちていて不思議な感じがしました。駅から連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かうと右手に見えてくるディズニーシー・ピクニックエリアの大島桜は、きょうのところはまだ花の気配はなく 青くかたい蕾のままでした。この様子では、気温にもよりますけれど、開花までは一週間はかかりそうです。オチェーアノ店頭にお邪魔したのは13:30少し前だったでしょうか。すぐに手前のシェルの部屋の窓辺のテーブルまで案内していただくことができ、スパークリングワイン(本日はロータリブリュット)のグラスとアイスティーもお願いして 私はパーク内を眺めながらお食事を始めました。14:00頃になると パーク内で行われる40周年のハーバーグリーティングのためにテラスが解放されて店内カウンター周りからゲストがいなくなったので、これ幸いと写真を撮りに...ガーランドの飾られたブッフェカウンター。東京ディズニーリゾート40周年も もう終わりですね。一番目立つ中央のカウンターには40周年の衣装を身に着けたキャラクターをイメージした小さなデザートがたくさん並んでいて、イベントのフィナーレらしくカラフルで可愛らしかったです。(そばにキャラクターのオブジェがあるので それぞれ誰をイメージしているデザートなのかすぐにわかります)(グランドフィナーレのキラキラした金色ロゴマークの前には、金粉?をあしらったキラキラしたゼリーが並べられていました)写真を撮り終えて席に戻り、窓からハーバーグリーティングをちらちら眺めながらお食事を続行し、その後私もデザートタイムへ。どれも可愛くて全てお皿に取りたいのはやまやまでしたが、なにしろ年齢が年齢、あまりたくさんは食べられないのでこれが精一杯です。リボンのついたピンクのはミニーさん?パープルにお鼻のような大きなブルーベリートッピングのタルトはチップ&デール、綺麗なブルーのゼリー&パンナコッタはデイジーさん。深いグリーンのはたぶん グーフィーをイメージしたと思われる小さな抹茶オペラです。デザートも色とりどりですけれど、今期はさすが「40周年グランドフィナーレ」をモチーフとしているだけあってカラフルなお料理が多くて、この一年を懐かしみながらの目にも楽しいランチブッフェとなりましたよ。おなかいっぱいになってテーブルを離れたのは15:00過ぎごろでした。まるでこの地に漂う未来への希望を体現しているかのような 溌溂とした明るいキャストさん達に見送られ、私はオチェーアノを出て ホテルミラコスタ正面玄関を出ました。終わっていく「40周年」の年。まもなくやってくる短い桜の季節のあとには 東京ディズニーリゾートではまた新しい一年が始まります。もう 賑やかさの波にうまく乗ることはできないかもしれないけれど、遠く離れた浜辺からその大きな波を見つめ続けることだけは 今後もしていきたいと思っています。※ディズニーシーステーションにはこんなフォトロケーションが設置されていました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 15, 2024
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まるで奇跡のように日曜の昼のベッラヴィスタラウンジの席を確保できてしまったので、ふたりで喜び勇んで出かけてきました。車で舞浜に到着したのは12:20くらい。きょうは東京マラソン開催日に当たっていて都内の道路は規制が多く、ひょっとしたら通行止めや渋滞の影響を受けるかもしれない と思って余裕を持って家を出たら、逆に首都高などはとても交通量が少なくて 予定よりもずいぶん早く着いてしまいました。なのでまずは一時間ほどイクスピアリなどで時間を過ごしてから 私達はホテルミラコスタに向かいました。駐車場に車を止めてベッラヴィスタラウンジに伺ったのは14:00も近くなった頃。本日のテーブルは窓際から二列目で、大きな窓からは春の初めの明るい陽射しがいっぱいに降り注いでいました。メニューを眺めて注文するコースを決め、私用のグラスのフランチャコルタ(ミッレディ・ブリュット)も含めてキャストさんにお願いし終わったところで、窓の外のパーク内ではハーバーグリーティングが始まりました。(14:05「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」)ところで本日のベッラヴィスタラウンジ。席に着いて「??」 なーんか違和感があるぞー…? と思ってよく見たら、いつもの布のランチョンマットの代わりに楕円形の新しいランチョンマットがセットされていました。このタイプを使用するようになったのは先月からとのこと。ホテルが開業して22年が経ち、以前の布製の物も何回か代変わりしてサイズがだんだん小さくなっていましたが、環境に配慮してか ついにこちらのお店でも布製のものが姿を消すことになったようです。さて、では今日いただいたお料理を簡単に記録しておこうと思います。まずは私の方「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース」。フランチャコルタのグラスに続いてテーブルにやってきた前菜。マグロの生ハム巻きとサラダの盛り合わせです。上にシメジをのせてあるのが、炙った鮪を生ハムで巻いたもの。メニューを見た時「生ハムと鮪のお刺身って合うのかしら」と思いましたが、鮪が軽く炙ってあるせいで香ばしさが感じられ、生ハムとの相性を良くしているように思われました。添えてあるサラダはスナップエンドウ、ブロッコリー、大根、黄色く色づけた蓮根、グリーンリーフなど。上にストロベリーソースがかかっていて周りにも真っ赤なベリーパウダーが散らしてあり、彩りも美しくて大変美味しくいただけました。右側の白っぽい小さいのは真鯛をハーブなどと一緒にペースト状にしたもの。(マンテカート風)土台はフォカッチャ。パスタはパンチェッタと菜の花のキタッラ。キタッラは断面の四角いロングパスタです。具は菜の花とパンチェッタの他、タマネギなどもたっぷり。アーリオオーリオソースベースの食べやすいパスタでした。こちらも彩りがきれいですね。メインはお肉の方にしました。牛サーロインのビステッカ。ここで赤ワインのグラス(プリミティーヴォ)も追加でお願いしました。カットしたサーロインステーキの下には黄人参や旬野菜の蕪、芽キャベツなど。その下にトマトと赤ワインのシチュー(ストラコット)が敷いてありました。ソースはバニェット(ハーブソース)。デザートはオレンジシブーストとメープル風味のジェラート。右手の大きいまあるいのがオレンジシブースト、上にのっているのがジェラート。ジェラートの上の細いのはレモン風味のメレンゲでできています。いくつもある小さい丸いのはマスカルポーネのムース。甘く煮た柑橘が添えてありました。スペシャルコースらしく 40周年グランドフィナーレのロゴ入りお砂糖菓子もちゃんと添えられていました。最初から最後までどのお皿も様々な「色」が印象的で美しく美味しく、パーク内に彩りも賑やかなガーランドがあふれかえったこの一年を懐かしく思い出しつつ いただくことができましたよ。夫の方はきょうはメインのポーク目当てでベッラヴィスタラウンジ・ランチコースを選んだので、そちらも写真だけ載せておきますね。前菜「日向鶏むね肉のマリネ 根菜とアンディーヴのインサラータ」。こちらのお皿も彩りが美しいです。パスタは「ペンネ、イイダコとブロッコリー」。メインはお肉を選んで「ハーブ香るポークロインのアッロースト 白インゲン豆のピュレ 茸ソテー」。これ、おいしそうでした。デザートは「ティラミスとリンゴジェラート」。以上、「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」の1月9日から3月31日までのメニュー内容です。(5200)お食事終了後は、数年ぶりに偶然お顔を拝見できたキャストさんと少しお話しなどしてから 16:00少し前にお店を出ました。そしてすぐにホテル正面玄関を出て 駐車場に向かう前にピクニックエリアの大島桜もチェックしましたけれど、相変わらずつぼみは見てとれませんでした。去年はずいぶんと花が開くのが早かったけれど、今年はどうなるのでしょうかね~花の便りはまだまだだけど 降り注ぐ光だけは確実に春だなあ としみじみ感じた、三月三日雛祭りの日の舞浜でした。《抜けるような青空》* ベッラヴィスタラウンジ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース *・マグロの生ハムロール 真鯛のマンテカート ストロベリーソース・キタッラ パンチェッタ 菜の花・メカジキのグリリアータ サルモリッリオソース または サーロインのビステッカ ストラコット バニェット ・オレンジシブースト 柑橘のコンフィチュール メープルジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年1月9日~3月31日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 3, 2024
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さて、2月も後半に入り。夫の誕生日が近づいてきたので ホテルミラコスタ オチェーアノのコースルームに出かけてきました。電車で舞浜駅に到着したのは15:30過ぎだったでしょうか。PSをお願いしていた時間まではまだ少しだけ余裕があったので、私達はリゾートラインの一日券を購入して各駅で乗り降りしながらリゾートをぐるっと回ってからホテルミラコスタへ行くことにしました。(↓40周年ライナーにも遭遇することができました。もうこれで最後かも… ← ←最近ずーっとそんなこと言っていますけどね~)最終的にディズニーシーステーションで下車したのは16:30くらいだったと思います。ホームの端にある小さな改札を抜け 続く連絡通路を歩いて、ホテルミラコスタへと向かいました。途中右手に見えるパークエントランス脇のピクニックエリアの大島桜が気になってしばらく足を止めて眺め渡しててみましたけれど、まだ今日は2月の18日。ここ数日とても気温の高い日が続いているとはいえ「ソメイヨシノ開花600度の法則」に照らし合わせてみても(大島桜の場合は「550度」くらいでしょうかね~)達成には程遠く、蕾の気配を感じることは当然ながらできませんでした。ホテルミラコスタに入館してロビーに足を踏み入れたのは16:50くらい。冬の午後遅く、パークに面した大きな窓からは温かな光が入り あたりを美しい淡い琥珀色に染めていました。お店とお約束した時間まではまだ少しあるようだったので、ミッキランジェロギフトを覗いて新しくなった宿泊者限定販売品のトートバッグを見たりしてからオチェーアノの店頭に出向き ウェイティングエリアでテーブルの準備が整うまで待たせていただくことにしました。窓から眺める日没前のディズニーシー、パーク。日曜日だからでしょうか、きょうこの時間はパーク内ピアッツアトポリーノもここオチェーアノも目立った混雑はなく 落ち着いた様子に見えました。やがてお店の奥の方から初々しいキャストさんがお迎えにきてくださり、奥のコースのテーブルまで案内してくださいました。そして、たどり着いた本日の席はこんな場所。ゆったりしたソファーに落ち着いてふと窓の外を見遣ると、お店のテラス越しにプロメテウス火山の姿が見え 私は嬉しくなってしまいましたよ~きょうはお祝いのプラン(プレシャスセレブレーションセット)をお願いしてあったので、レストランキャストさんのメニュー説明の後にはまずはカメラキャストさんがやってきて 写真撮影をしてくださいました。その後 お料理とワインを注文してお食事を始めました。(お料理は「東京ディズニーリゾート40周年”ドリームゴーラウンド” グランドフィナーレディナーコース」、それに加えて夫はシャンパーニュ 二コラフィアットのグラス、私の方はグラスワインセット「ミラコスタカルテット」をお願いしました。)最初にテーブルにやってきたのはシャンパーニュ「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」のグラス。(ワインセットのスパークリングワインも本日は同じ二コラフィアットでした。)ネイビーブルーのラベルの二コラフィアットは一般には販売していない(ホテルや飲食店向けの)ものだとずーっと前にも教えていただいたのですが、やはりこれ美味しいです。柑橘やリンゴやハチミツが交じり合ったような…なんというかシャンパーニュ独特の香りと味わいがいっそう強く感じられて私は好きなんですよね~量の多い方が夫の注文した通常のグラス、少ない方が「ミラコスタカルテット」の一杯目のグラスです。ミラコスタカルテットは4杯合わせてハーフボトル一本弱くらいのアルコール量だそうですけれど、一杯目のこれは結構しっかりした量を注いでくださったようです。ふだんはアルコールを控え気味な夫もお誕生日祝いの今日は特別 ということで、ありがた~く乾杯させていただきましたよ。そして コースがスタート。(以下 いつものように簡単に記録です。)始まりは冷たい前菜からです。「鰤のマリネ 季節野菜とアワビのプレッセ シトラスサルサ」との表記ですが…前菜が盛り付けられた どんどん深くなっていく海のような美しい色合いのお皿がテーブルにやってきて、 わあ きれい …と見とれていると、白い手袋をしたキャストさんが現れて 手に持った柚子をたっぷりとすりおろして仕上げてくださる という趣向でした。このお皿の主役は薄く切ったブリのお刺身と紫大根のマリネで、くるくると巻いてお花のように形づくられていました。サラダの下には季節野菜とアワビの寄せもの(プレッセ)。黄色いのは柑橘のサルサ、白いのは柚子胡椒のフォームとソース。どれをとっても「美味しい」としか評しようがない前菜で、シャンパーニュにもとてもよく合い、もう一皿おかわりしたいくらいでした。(後日談ですが、ここでいただいた鰤の印象がとても良かったため 翌日からスーパーに行くたびに私は鰤に目をとめてしまい、しばらくの間我が家の夕食には鰤が頻繁に登場しました。)次に温前菜。可愛らしい器でやってきたのは伊勢海老のフリットをたっぷりトッピングしたフラン。土台は菊芋のフランと菊芋のピュレ。その上にアーモンドの衣をまとった伊勢海老が贅沢にごろごろと盛られていて、ものすごーーーく美味しいものを食べてしまった… というのが素直な感想でした。お魚料理はハタのポワレと手前のはタイラガイ、黄色いソースはサフラン風味のエミュルション。付け合わせは春菊など。ハタの皮目がパリッパリで食感も香りも楽しめてたいへん良かったです。お肉料理は牛フィレのロースト。ソースは黒っぽいのがマディラソース、白く散っているのが根セロリのソース。付け合わせはお肉の向こう側にミモレットチーズと蓮根のグラタン、プチヴェールの素揚げとアンディーヴのピクルス。手前の小さなお芋は「アピオス」だそうです。 メモ:本日の「ミラコスタカルテット」 (スパークリング) 二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット (白) レ・モンデ・ソーヴィニヨンブラン・フリウリ (白) アロイス・ラゲデール・ゴーン・シャルドネ (赤) キャンティ・クラシコ・レゼルヴァ・カステッロ・ディ・クエルチェート (6000)そしてこのあとがデザート というところで先にお誕生日のケーキが登場。テーブルについてくださっていたキャストさんが「ぜひ、ぜひお祝いの歌を!」(感染症対策で長い間控えていた歌のプレゼントを昨年半ばから再開したということでした)ということでお二人で手拍子とともにバースデーソングを歌ってくださり、数年ぶりの楽しく賑やかなお祝いとなりました。そうですよね。四年前まではパーク内でもホテルでも、レストランでの誕生日祝いの場面にはいつもキャストさんたちの「歌」が添えられていたのですよね。いつのまにかそんなことすっかり忘れてしまっていたけれど、今夜自分たちのテーブルで四年前までと同じ光景を目の当たりにして かつての舞浜での日常をようやく思い出しましたよ。ケーキに続いて、コーヒーと共にコースのデザートもやってきました。真ん中の細長いのはチョコと紅茶のムースのミルフィーユ、右の白いのはローズ風味のミルクジェラート。左右にはフルーツとアガーで作ったゼリー。お皿の上部には40周年のドリームガーランドも飾られていました。19:15頃には「ビリーヴ!~シーオブドリームス~」に備えてテラスへの扉が解放されたので、外へ出てみることにしました。(ショーは本日は19:20スタートでした。)私はこのショーは導入部分が一番好きなので、最初の5分くらいはしっかりと鑑賞、そのあとはぼんやり眺めて楽しみました。ショーの終盤、ミッキーとミニーの登場はしっかり見届けましたよ!ショーが終了して室内に戻ると、食事の前に撮影した写真と記念品がテーブルに届けられました。お祝いのオプションプラン「プレシャスセレブレーションセット」の内容に専門のキャストさんによる写真撮影が含まれるのも本年6月末までとのこと。今まで毎年のようにオチェーアノで写真を撮影していただいてましたけれど、無くなってしまうとなれば それも全てが貴重な思い出の品になりそうです。ここ最近は本当に、コースの席の確保が困難を極めている上に (同年代の方ならきっと頷いていただけると思いますが)様々な事情や突発的事態に巻き込まれて日々の予定を急遽変更せざるをえなくなることもよくあり、――こんなこといったいいつまで続けられるんだろうか…―― とついつい思ってしまいがちですが、とりあえず今年もなんとか無事にオチェーアノのコースで夫の誕生日祝いをすることができました。ホッとしました。今回関わってくださった全ての皆さま、飾らない笑顔とまっすぐな言葉と心遣いをどうもありがとう。キャストさん達に見送られてコースの部屋をあとにし、会計を済ませてお店を出たのは20:00を10分ほど過ぎた頃でした。ホテル正面玄関を出て連絡通路を歩いていると、パーク内からは本日の花火は中止になる旨のアナウンスが聞こえてきました。花火が無いとなれば…パーク閉園時刻まではまだ30分以上を残しているけれど きょうは日曜日、帰宅を早めた方も多かったのでしょう、リゾートラインも東京駅に向かうJR京葉線も予想通りの大混雑でした。それでも、私の楽しみのひとつである「夫の誕生日を全力で祝う」ということを今年も達成できたという満足感は何物にも代えられません。私にとっては幸せな冬の夜の帰り道でした。(※帰り際に撮らせていただいたブッフェカウンター上のデコレーション)* オチェーアノ の 東京ディズニーリゾート40周年 “ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ・ディナーコース *・鰤のマリネ 季節野菜とアワビのプレッセ シトラスサルサ・イセエビとアーモンドのフリット 菊芋のフラン・ハタのポワレ サフラン香るエミュルション・牛フィレ肉のロースト マディラソース レンコンとミモレットチーズのグラタン・紅茶とチョコレートのミルフィーユスタイル ローズミルクジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2024年1月9日~3月31日(13000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 18, 2024
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夫と二人、シルクロードガーデンの昼食時間帯に出かけてきました。現在ホテルミラコスタのシルクロードガーデンでは期間限定でダッフィー関連のティータイムが開催されているのでランチコースの提供時間がとても短くなっていて 週末の席を確保するのは難しく、――今期のメニューは食べに伺えないなあ… と諦めていたところ、運よく夫が平日休みをとれることになったので これ幸いとそれに合わせてPSを入れたというわけです。そんなこんなで急遽車で舞浜に到着したのは11:00過ぎ。せっかくなので とリゾート内の道路をぐるっと回ってのんびりとした景色を眺めてから ホテルミラコスタに向かいました。11:15くらいにホテル駐車場に入ると、さすが平日、屋根付き平面部分にもたくさんの空きがあり 建物下の場所にすんなり車をとめることができました。入館し、シルクロードガーデン店内に案内していただけたのは11:40くらいだったでしょうか。本日のお席はこちらです とキャストさんに言われてテーブルに目を遣ると、そこには驚きの光景がひろがっていました。テーブルクロスがない!開業以来このお店にずーっとあった あの真っ白なテーブルクロスがなかったのです。キャストさんによれば、二週間ほど前に全テーブルを新しいものに入れ替え その際にセッティングのスタイルも変更したとのこと。何年か前にアンバサダーホテルのエンパイアグリルでテーブルクロスが廃止になり、二年くらい前にはオチェーアノのコースでもテーブルクロスが無くなり、こちらのお店もいずれそうなるのだろうなあ と思っていましたけれど、ついにその時が来たのですねえ。(ちなみに 以前のシルクロードガーデン店内やテーブルの様子は こちら とか こちら などにあります)まあ、長い感染症対策熟考期間があってレストラン内の環境やサービス方法もいろいろ見直しをなさったことでしょうし、ゲスト入れ替えの度にクロスを交換することも人員配置が厳しい現在では難しくなってきたのだろうなあ というのは容易に想像できますからね。これからは私も気分を入れ替え この新しいピッカピカのテーブルでお料理を楽しみたいと思います。(…とはいえ、照明を落とした店内に映えるあの白いテーブルクロスが無くなったのは少し寂しいし、ホテルミラコスタのびしっとした制服姿のキャストさんが鮮やかな手さばきでクロスを交換する光景をもう見られないのは残念ではありますが。)さて、それでは本日のお食事、簡単に記録しておこうと思います。お願いしたのは、「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース」です。それに加えていつものように夫は白いご飯、私はシャンパーニュ(本日は二コラフィアット)のグラスもお願いしました。最初に前菜盛り合わせのお皿。左側グラスの中身は菜の花と干し豆腐の和え物、トッピングされている赤いのはクコの実。柚子風味とのことでしたが「風味」というよりもしっかり柚子の味がする和え物でした。(「風味というよりしっかり柚子味」ってちょっと前にパーク内のレストラン櫻でも経験したような気がします。)真ん中の鴨は醤油煮でとても肉々しかったです。周囲に散らしてある小さなガーランドは大根の甘酢漬けだそう。右側はイカのフリッターにスパイシーガーリックソースを合わせたもので、芽キャベツやミニトマトを添えてパクチーがトッピングされていました。スープは干しエビの出汁にナンプラーで味付けしたもの。海老ふたつにレタス、あさつき、しょうがなどが入っていました。美味しかったです。固定のメイン料理はやまゆりポークの綺麗なお皿。唐揚げにしたやまゆりポークにはグランマニエとオレンジのソースがたっぷりとかかっていてとっても柔らかでした。(私はただいま歯科治療中なので 場合によってはナイフとフォークをお借りしようか と考えていたのですが、必要なかったです。)添えられた野菜はタマネギとパプリカ、それにベビーリーフのサラダ。右上のまあるいのは揚げ花巻です。選べる二品目のメインは「鶏肉とカシューナッツの炒め サンチュとともに」というのにしましたが。その文言通りのものがやってきて笑っちゃいました。(でも美味しかったですよ~)鶏肉とカシューナッツの他、ネギ、シイタケ、百合根なども一緒に炒め合わせてあり、サンチュで包むことも考慮してかやや濃いめの味付けにしてあるように感じましたよ。ご飯か麺かは今日は麺の方にしました。「イカと干し貝柱のあんかけ焼きそば」。具材はアオリイカの他、もやし、白菜、小松菜、しめじなど。後半はお酢と辛子を足していただきました。デザートは夫は杏仁豆腐、今月はサツマイモです。揚げ芋付きでした。私はプレートの方に。グラスの中身は柑橘の入ったマンゴープリンにたっぷりのオレンジソース、上には金柑。右側、グリーンの丸いのは抹茶味のマーラーカオ(蒸しパン)、フレッシュフルーツ。そして一番目を引くのは「40周年ももう終わりなのね」と名残惜しさも漂うようなチョコステンシルのロゴマーク。私達が食事を終えたのは時刻が13:30を迎えるころ、ちょうどダッフィーのティータイムが始まる頃でした。店内には続々と大切なお友達を連れたゲストの皆さんがキャストさんに案内されてやってきて、10分も経つと私達の周囲のテーブルはすっかり普段のシルクロードガーデンとは少し違った雰囲気になりました。ここまで何度も繰り返されているところをみるとダッフィーのティータイムはきっと好評でしょうから今後もしばらくは断続的に続くと予想されますが、中国料理レストランの昼食時間帯にこんな光景が繰り広げられようとは 22年前にこのイタリアンクラシック基調のホテルがオープンしたころにはきっと誰も想像していなかったんじゃないでしょうか。テーブルから白いクロスが無くなるなんてことも、きっと当時は誰も想像してはいなかったでしょうけれど。いつの時代も ゲストの求めるものを敏感に感じ取って一歩先へと姿を変えて進んでいく、それがテーマパークの傍らにあるホテルの生き抜く術なんだろうな。お店を出て 駐車場から出て舞浜を離れたのは14:30過ぎころでした。冬の太陽は既にやや傾いて西陽のような表情を見せ始めていました。おなかもいっぱいになったし こんな穏やかなお天気じゃウトウトしてしまいそう…そんなふうにちょっと思ったので、夫が居眠りしてしまわないうちに と 私達は平日の首都高速道路を急いで走り抜け 家に帰ったのでした。* 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース *・鴨肉の中華風醤油煮 イカのスパイシーガーリックソース 菜の花と干し豆腐の柚子ソース和え・海老と春雨のスープ 干し海老風味・やまゆりポークの唐揚げ オレンジ醤油ソース・鶏肉とカシューナッツの炒め サンチュとともに または 真鱈と雪菜の煮込み または イセエビと季節野菜の炒め シュリンプトースト添え(別途1800円加算)・牛挽き肉と野菜のカリー炒飯 または イカと干し貝柱のあんかけ焼きそば・マンゴーと柑橘のプリン 抹茶のマーラーカオ または 今月の特製杏仁豆腐(別途600円加算) ・・・・・・2024年1月9日~3月31日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 16, 2024
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今年も新年早々オチェーアノに出かけ、夫と二人ブッフェで新年会をしてきました。舞浜に到着したのは11:00になる少し前。きょうは「新年会」ですから、最近アルコールから遠ざかっている夫も少しいただくかもしれない と考えて電車で来ていたので、ふたりでデザイン違いのリゾートラインの一日券を購入してホテルミラコスタに向かいました。ディズニーシーステーションでリゾートライナーを降り ホームのデッキに出て、美しいディズニーシープラザに あけまして… とご挨拶。いかにも「新春」といった感じの明るい光があたりにあふれ、青い空にはほど良い分量の白い雲。世間では年初から信じられないようなできごとが次々と起こってお祝いの言葉を口にすることすら憚られるようなここ数日ですが、ここはまるで別世界のようだなあ と ふと思ってしまいました。この場所に来れば 誰もがそう思うことなのでしょうけれど。ホテルミラコスタに入館し、オチェーアノの店頭に行ったのは11:35くらいだったでしょうか。ウェイティングエリアに入りソファーに腰をおろそうとすると、コースで何度かお世話になったことのあるキャストさんがタイミングよく奥からにこにこしながら出ていらっしゃったので、ここでもまたまたご挨拶。少しお話した後に ダイニングエリアへご案内~ となりました。パールのエリアのテーブルに着いて周りを見ると ??――― …ゲストの気配はあるものの 誰もいない。ちょうどこの時間は11:45のハーバーグリーティング開始直前ということで皆さんテラスに出てしまった後だったのです。グリーティングご覧になりますか? ドリンクのご注文はそのあとで伺いましょうか? …とキャストさんは気を使ってくださいましたが、そのままワインリストなどを眺めてシャンパーニュのハーフボトルをお願いすることにし、殆ど誰もいなくなってしまったブッフェカウンターの周囲を自由にぐるぐる歩き回って前菜やサラダを好きなようにお皿に盛り付けて、40周年のテーマ曲が高らかに響き渡る中 私達は新年会を始めました。オチェーアノのブッフェのお料理は、ランチとディナーの区別をなくして(料金も内容も同じにして)昼から夜までの通し営業の形態になった頃から 以前にも増して誰もが安心して食べられる味になったような気がします。好みは人それぞれなので何とも言えませんが、味がはっきりわかりやすくなった というか とっつきやすくなった というか 万人向けになった というか… 主食やアルコールやお茶が進む味になったのかなー って 今日は思いましたよ~こちら↓は本日の私の二巡目のお皿、メインの温かいお料理です。いつもはあまり食べられないデザートも、今日はちょっと頑張ってたくさんいただきました。コーヒーを追加でお願いしてデザートを楽しんでいた13:10頃には、13:15からのニューイヤーズグリーティングを鑑賞するゲストのためにテラスへの扉が開かれました。以前はよく出ていたけれど最近は滅多に出ることがなくなっていたハーバー水域を正面に見るオチェーアノ コース側のテラスに出て、数分。2024年の到来を祝うニューイヤーズ・グリーティングが始まりました。夫の方は昼間この場所に立つのはずいぶん久しぶりだったようで、 以前はどんな感じで写真撮ってたんだっけな~ 忘れちゃったよ~ と当惑していました。以下はそんな夫が逆光の中で撮った写真ですが…まあまあですかね~今年のお正月のグリーティングは伝統的な日本のメロディが少なく、使用されている楽曲がどれも私にとっては初めて聞くようなものばかりで、なかなか新鮮でした。私達のような年齢の者よりももっと若い方々や外国からいらしたゲストをターゲットにしているのかな~ とちょっと思いましたよ。10分ほどでグリーティングは終了。室内のテーブルに戻ってからは新しく用意してくださったコーヒーをいただいてしばらく過ごし、13:40くらいに私達はオチェーアノを出ました。ミッキランジェロギフトでお買い物をしてからミラコスタの正面玄関を出て、ディズニーシーステーションまで続く通路を歩いていると、駅の方から発車の気配がしたので私達は慌ててカメラを取り出しました。と、姿を現したのは 40周年ライナー。見られてラッキーでした。40周年のイベントも残すところ三か月ですからね、このデザインの車両に出会うチャンスも もうそうそうないでしょうから。その後の私達は、リゾートラインに乗って各駅で降りたり乗ったりしながらリゾート内を一周半ほどぐるっと回って過ごしました。今年は珍しく二人そろって長く取得できた年始休み、時間の余裕も気持ちの余裕もあったので、建設中のホテルの様子をのんびり飽きるまで眺めたり リゾートゲートウェイステーションの構内で行われている展示を見たりしてから、JR京葉線に乗って舞浜を離れたのは15:30を過ぎた頃でした。明るく穏やかな2024年1月5日の午後。もうこのあとは、驚くほど素晴らしいニュースなんてなくていいから 普通でいいから、無事に一年が過ぎてほしいものだなあ と 思わずにはいられない今年最初の舞浜でした。※ベイサイドステーションのホームから※完成間近の「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 5, 2024
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クリスマスシーズン終盤、ベッラヴィスタ・ラウンジのランチタイムに出かけてきました。数日前までは「平日休みが取れた夫と二人で」の予定だったのですが、残念なことにその休暇も急に消滅、せっかく確保できた座席を手放すのも惜しいのでひとりでお邪魔することにしました。JRからリゾートラインに乗り換えて 東京ディズニーシー・ステーションに降り立ったのは13:30頃。パークエントランスを見下ろしながら連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かい、ベッラヴィスタラウンジへ。殆ど待たずにすぐにテーブルまで案内していただけました。窓から外を眺めると、平日だというのにパークは先日私達が訪れた土曜日と変わらないような人の多さ。クリスマス当日も近づいてきましたし お子さんたちも徐々に冬休みに入ってきているようですから、もうこれくらいの時期になると平日でも休日でも混雑具合には差が無くなってしまうのかもしれませんね。さて、注文の方ですが、お料理はディズニー・クリスマスのランチコース、それにフランチャコルタのグラスをひとつお願いすることにしました。グラスのフランチャコルタは さすがクリスマスシーズンとあって白とロゼの二種類の用意がありましたけれど、白の方(ミッレディ・フランチャコルタ・ブリュット)にしました。先日のシルクロードガーデンで出会ったボトルと同様で、今日のベッラヴィスタラウンジのフランチャコルタのボトルも底が四角くてとても重そうだったので、キャストさんが注いでくださる時に「片手で持って注げるなんてすごいなー…」と素直に感心し まじまじと見てしまいましたよ~(ごめんなさい!)そして、やってきた最初のお皿。クリスマスリースに見立てた美しい前菜です。リース状のサラダは、ケール、生ハム、ポークパテ、それにグレックと呼ばれる酸味のきいたギリシャ風の野菜ピクルスでできていて、上からかけてあるたっぷりのパルメザンチーズが粉雪を思わせます。ピクルスに使われている野菜は 蕪、カリフラワー、人参、ラディッシュ、小タマネギなどで色合いもきれいでした。水玉状のソースは、赤いのがブラッドオレンジ、黄色いのがマスタード、ブルーはクチナシ色素で色付けしたマヨネーズ。クチナシの色素って組み合わせるものによって様々な色が出せるんだそうですよ。次はパスタ。トマトとイワシのスパゲットーニ。スパゲッティーより太いのが「スパゲットーニ」。トマトソースの上には松の実や甘みのあるベリーがトッピングされていてクリスマスらしかったです。メインはお魚の方にしました。イトヨリ鯛のインパデッラがサフラン風味のひよこ豆スープに浮かんでいます。インパデッラは、表面はカリっと 中はふんわり でいつもながらの素晴らしい焼き上がり。ひよこ豆のスープはかなり濃度が高くクリーミーでした。傍らにムール貝、下にはほうれん草が添えてあり、上には細長いガーリックトーストがのっていました。デザートは小さなストロベリームースケーキやジェラートの盛り合わせ。丸いのはクリスマスリースを模った ストロベリームースを挟んだ小さなケーキ。上にピスタチオクリームとナッツやドライフルーツ、アラザンなどがリースの飾りのようにぎっしりとのせられていて、さらにフレッシュなイチゴまでトッピングされています。右のジェラートはバニラだけれど少しシナモン風味、左の赤い丸いのは柔らかいグミのようなものでやや酸味のあるベリー風味。全体的に白と赤で サンタクロースカラー? のお皿ですかね~食事の途中には14:15からハーバー水上で行われる「ディズニー・クリスマス・グリーティング」も見ることができました。見る といっても 食事しながらですし、ガラス越しで逆光な上に遠いので「様子をちらちら眺める」といった感じになりますけれど、店内に音楽も流れるので楽しかったですよ。(小さなデジタルカメラではこれくらいが精一杯です)食事がおおかた終わったのは15:20くらいでした。冬の太陽は傾くのが早く、この時間には大きな窓一杯に広がるディズニーシーのパークはもう「夕景」のよう。しばらく景色を眺めながらコーヒーをいただいて、最後にお店の片隅にあるクリスマスツリーの写真も撮らせていただいて 15:30頃にはお店を出ました。最後の最後にロビーのクリスマスツリーをカメラに収め、ホテルミラコスタをあとにしたのはそれからすぐのこと。今年の私の舞浜でのクリスマスシーズンは 本日の「イタリアのクリスマス」で全て終了です。もうこのあとは――このひと月半の間に見たたくさんの美しい光景を 頭の中で映像を再生するように何度も繰り返し思い出しつつ、また来年のクリスマスシーズンがやってくるまで気長に待ちたいと思っています。来年のクリスマスも 天使がここに舞い降りますように* ベッラヴィスタラウンジ の 「ディズニー・クリスマス」ランチコース *・ポークパテと野菜のグレック 生ハムとケールのインサラータ・スパゲットーニ イワシ トマト・イトヨリ鯛のインパデッラ ムール貝 ひよこ豆のスープ サフラン風味 または 牛フィレ肉のビステッカ 牛肉とオリーヴの赤ワイン煮込み・ストロベリームース シナモン風味のバニラジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 19, 2023
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(…その1から続く)この部屋の窓から眺められる最後のエンターテイメントは 11:45からの「ディズニー・クリスマス・グリーティング」となります。が、それが終了すると数分後にはチェックアウトの時間がやってきてしまうので、私達はすぐに部屋を出られるように荷物を整えて開始時間を待ちました。そして11:45になるとハーバーの水上に船が滑るように現れて、グリーティングがスタート。(なんとこのタイミングで夫はサービスホットラインに電話をし、荷物を部屋に置いたまま出発する旨を告げていました。チェックアウトタイムが近づくと混雑してなかなか繋がらないサービスホットラインですが、さすがにグリーティング開始直後のこの時間はすぐに繋がったらしいです。)先ほどと同様で全てがよく見えたわけではありませんでしたが、窓の近くにスピーカーがあったおかげでよく知っているクリスマスの音楽をしっかりきくことができて 非常に楽しい10分間でした。終了後は、テレビ画面からエクスプレスチェックアウトの手続きをしてすぐに部屋を出ました。この部屋にいるあいだ中ずーっと眺めることができたホレイショスクウェアのクリスマスツリーともいよいよお別れ。こんな幸運な巡り合わせはもう二度とないだろうなあ…今回のホテルミラコスタ滞在をより一層素敵なものにしてくれて ありがとうね。その後はホテル内でお買い物をしたり写真を撮ったりカードキーを返したり… と しばらく時間を過ごし、13:00前にPSを入れてあったシルクロードガーデンに向かいました。お店の入口では毎年恒例の中国風ツリーがお出迎え。忘れないように、と店内に案内していただく前に写真も撮影させていただきました。テーブルに着いてお願いしたのは ふたりとも「ディズニー・クリスマス」のランチコース。それに加えて夫は白いご飯を、私はアルコール3種セットの「シルクロードジャーニー」をお願いしました。現在(12月14日まで)のシルクロードジャーニーの内容は3種ともワイン、それもイタリアのフランチャコルタから出発して最後には珍しい中国の赤ワインも入っている「シルクロード、ワインの旅」とのことでしたので、久しぶりに注文してみることにしたのです。ということで、前菜の前に最初の一杯、フランチャコルタ(フランスのシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵製法で作られたイタリアのスパークリングワイン)がやってきました。底が四角い形の瓶が珍しかったので、写真撮らせていただきましたよ~キャストさんのおすすめでちょっと持たせていただきましたが、この瓶 大変重かったですよ。(これを片手で持ってグラスに注げるなんて さすがプロだなあ と思いました。)そして、前菜。銀色の二段重、プレゼントボックスのような雰囲気で最初から盛り上がっちゃう。開けると中にはアオリイカのサラダ(左)と 鶏レバーのロースト(右)。アオリイカのサラダは イカの他、キャベツ、ミニトマト、芽キャベツなど。黄色い小さな器の中に黒オリーブのソースが入っていて、これを合わせていただきました。右のレバーは鶏の白レバーをローストして蜂蜜をかけ、レモンや大葉を添えてありました。上にかかっている赤いのはパプリカパウダー、下に敷いてあるのは「えびせんべい」とのこと。次のスープはトマトスープ。具だくさんで上には蟹肉とクリームがのっていました。前菜もそうでしたが、色合いがなんとなくクリスマスカラーです。(ここでシルクロードジャーニーの二杯目、白ワインがやってきました。写真は省略。)選択できる魚介料理は葱生姜蒸しの方にしました。帆立貝柱と海老の葱生姜蒸し。黄色いソースはパプリカのソース、付け合わせはブロッコリー、赤パプリカなど。グリーンのは焼売の皮ですが、形がクリスマスの妖精のとんがり帽子みたいで可愛らしい。シルクロードジャーニー二杯目の白ワイン「トラミン」はスパイシーな料理によく合うというお話だったので、ここはもう一方の「チリソース」を選んだ方が正解だったのか?とも思いましたけれど、こちらのお料理も美味しくいただくことができましたよ~お肉料理の前にやってきたのが三杯目の赤ワイン「チャンユー ノーブルドラゴン」。いかにも中国産ワインといった見た目です。野性味のある、豊かな大地を思わせるようなワインでした。私達は肉料理をやまゆりポークと野菜の炒めにしたのですが、このワインだったらもう一方の牛肉のバジルソースの方が合ったかも なんて考えちゃいました。(食べてないのでわからないけど。)で、選んだ肉料理の「やまゆりポークと野菜の炒め 二種ソース添え」ですが、これ 美味しかったです。またまた綺麗な赤と緑のクリスマスカラー。赤いソースはクコの実ソース、緑は九条葱ソースとのこと。使われている旬のお野菜は、きょうは 蓮根、百合根、サツマイモ、小松菜、赤い大根 などでした。自宅でも炒め物をこんなふうに盛り付けられたら素敵ですよね~(いつもそう思います。)真似したいものです。 メモ:きょうのシルクロードジャーニー ・フランチャコルタ・サテン アジィエンダ・アグリコーラ・フェルゲッッティーナ (スパークリングワイン イタリア) ・トラミン ゲヴュルツトラミネール (白ワイン イタリア) ・チャンユー ノーブルドラゴン レゼルヴァ (赤ワイン 中国) ※イタリアから中国へと向かうワインの旅でした今回の締めは「焼きそば」固定。チャーシューと野菜の和え焼きそばです。使われているのはチャーシューの他、黄にら、わさび菜など。わさび菜いいなあ と、香菜を除けがち(食べられないわけではないけど)な夫は言っていました。デザートは、私はプレートの方を。手前のグリーンの丸いのがピスタチオムース。奥のグラスの中にはジャスミンティーのジュレ、タピオカが入って食感も楽しく美味しかったです。夫の方は特製杏仁豆腐。今月はクリスマスシーズンらしい「イチゴ」です。クリスマスケーキをイメージしたのでしょうか、見た目も可愛いですね~もうこれで舞浜とお別れかと思うとなんだか寂しいような気持ちもあり、少しだけ長居したのちにテーブルを離れ お店を出たのは15:30過ぎ頃でした。チェックイン開始後30分ということもあり、この時のロビーは混沌とした様相。ベルデスク前にも荷物を預けたいゲストと荷物を引き取りたいゲストの両方が集中し なかなか近寄れない感じでしたが、通りかかったベルサービスキャストさんが気付いて声をかけてくださり、荷物を正面玄関に回していただけるようお願いすることができました。駐車場から車を出して、ホテル正面玄関車寄せで荷物を積み込んでいただいたのは16:00少し前頃でした。いつものようにニッコニコのドアサービスキャストさん達に爽やかにお見送りしていただいて私は寂しさを一瞬だけ忘れ、清々しい気持ちで二泊三日を過ごした大好きな 大好きなクリスマスシーズンの舞浜をあとにしました。まだ空が明るい時間の出発(たびだち)は良いですね。…すぐに戻ってくるからね という、一種の「希望」のようなものが湧いてきます。東京ディズニーリゾートが誕生して40年。私達もずいぶん歳をとりましたし、リゾートの運営状況も訪れるゲストの量も質もずいぶん変化して、以前のように100パーセント自分たちの思う通りにこの舞浜で動き回ることもなかなかできなくなってきました。それでも、いくつも誕生したホテルなど新たな施設やシステムや ここで働く若い人たちの力も借りて、私達はなんとか東京ディズニーリゾートでゆったりと過ごすことができています。今後はきっとこの地を訪れる頻度も少しずつ控えめになっていくでしょうけれど、「できないことは潔く諦める」ということも心得て、その都度その時の自分たちに合わせた楽しみ方を見つけていきたいものだなあ と 今は思っています。(おしまい)* シルクロードガーデン の 「ディズニー・クリスマス」ランチコース *・鶏白レバーのロースト 蜂蜜風味 アオリイカと野菜のサラダ ブラックオリーヴソース・蟹肉とトマトのスープ・帆立貝と海老の葱生姜蒸し または 帆立貝と海老のチリソース・やまゆりポークと野菜の炒め 二種ソース添え または 牛ロース肉のソテー バジルチーズソース(別途1800円加算)・叉焼と野菜の和え焼きそば・杏仁風味のピスタチオムース ジャスミン茶のジュレ または 今月の特製杏仁豆腐 (別途600円加算) ・・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 10, 2023
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(…前日の日記から続く)きょうはパークに行く予定がないのだから早起きなんてしなくていいのに。やっぱり私は早い時間から目を覚ましてしまいました。時刻は6:00をほんの少し過ぎるころ。ベッドの中から見えるディズニーシーの空は夜明け前らしい薄明り。とりあえず と起き出して窓辺に寄って覗き見ると、パーク内の街角にはまるで開園時間中のように灯りが点っていて、一瞬、 今は夕方?なぜ誰もいないの? と錯覚しそうになりましたよ。東側のアメリカンウォーターフロント方面に目を遣ると、日の出間近の景色の中には燦然と輝くクリスマスツリーの姿が。あれれ?? ゆうべは24時過ぎにはツリーの灯りは消えていて、あのあたりは暗かったのになあ。いつの間に点灯したんだろう……そうか!クリスマスツリーは 夕方暗くなると輝き始める のではなくて、実はきっと 朝の決まった時刻に点灯して一日中ずーっと輝いているんだ!昼間は周囲が明る過ぎて点灯していることに気づかないだけだったんだなあ… と、私は認識を新たにしましたよ~…では、パーク内施設の建物を照らし出している照明は夜何時に消えて朝は何時に点くんだろう? 建物の屋内照明はどんなタイミングで消したり点けたりするんだろう? 全部集中管理なんだろうか?…なーんて。パーク内を眺めながら思いを巡らせてつまらないことをあれこれ考えていると時間はあっという間に過ぎていき、あたりはみるみるうちに明るくなっていきました。これはもう眠ってはいられない と観念した私は、きちんと起床して窓からの景色を眺めながら身支度を始めることにしました。6:30を過ぎると いよいよ日の出の時が近づいてパーク内は薄いオレンジ色に染まり始めました。ホレイショスクウェアのクリスマスツリーに灯りが点っていることも 周囲の明るさに紛れてだんだんわからなくなっていきます。すっかり明るくなったメディテレーニアンハーバー水上には、この時間 ハーバーグリーティングに登場する大きな二艘の船が揃って姿を現してきていました。二艘の船は、それぞれ別々のルートで水域を大きくまわったり リドアイルの前でしばらく停泊してくるくると回転したり と 様々な動きをしたと思うと10分ほどで水道橋の下へ消えていき、すぐにまた水域に揃って出てきて同じように動き回る ということを 何度も何度も繰り返していました。現在行われている水上グリーティングとは全く異なるパターンの動きだったので、クリスマスシーズンが終わった後に予定されているエンターテイメントの準備なのかもしれませんね~7:00になると急に、開けていた窓の隙間からクリスマス音楽が室内に流れ込んできました。この時期のパークで流れている お馴染みのあの厳かなBGMです。ひょっとしたらBGMは既に6時台のうちからごく小さな音量で流れていて このタイミングでぐんと音量が上がったのかもしれなくて、私が起床した時には その小さな音に気付くことができなかっただけなのかもしれませんけれど。(最近のホテルミラコスタでは 普通の客室は殆ど窓を開けることができなくなったので、パーク内の音もきき取れないことが多くなってきました。それとも私の歳のせい??)7時を20分ほど過ぎるころには 寝起きの悪い12月の太陽もさすがにしっかりと目を覚まし、窓から眺めるディズニーシー メディテレーニアンハーバーは美しい朝の景色となりました。きょうもお天気は良さそうですが 空気中の水蒸気が多いのでしょうか、窓の正面 プロメテウス火山の左肩にのぞく富士山は肉眼では何とか存在を確認できたものの、写真には写らず。それでも ポンテヴェッキオやハドソンリバーブリッジの向こうに続く海を見渡すことはでき、大きな船が航行している様子も見ることができましたよ。7:30頃になると 今度はパーク内のアメリカンウォーターフロントの方向からマイクを通したような女性の声と警報音が聞こえてきました。おそらく、開園前の時間帯に週に何度も行われているという「非常時の訓練(避難訓練)」ではないでしょうか。ミラコスタに宿泊していると、この時間帯に時々同じような音声が聞こえてくることがあります。よくよく目を凝らしてパーク内を見渡していると、この時間には出勤してくるキャストさんの姿も見受けられるようになり、ディズニーシーのパークの一日が始まろうとしているのがよくわかりました。8:00を過ぎると、窓から見えるハーバー水域にはヴェネツィアン・ゴンドラが一艘現れました。開園前の航路点検を兼ねた試運転でしょうか、もしくはゴンドリエさんが操船の練習をしていらしたのかもしれません。ゴンドラは普段ゲストを乗せて運航する運河のコースからちょっと離れた水域の中央寄りまで漕ぎ出していって、穏やかな水面を自由に泳ぎ回っているように見えました。時を同じくして 窓の正面に見えるリドアイル周辺には「40」のマークの入った三角形の小旗を手にしたキャストさんが多数現れて、本日のゲストを迎えるための打ち合わせに入ったようでした。この時、時刻は8:10頃。本日のハッピーエントリー開始は「8:15」と告知されているので(客室のテレビ画面を操作して確認することができます)、最初のゲストがメディテレーニアンハーバーにやってくるまであと5~6分といったところでしょうか。そして 8:16を過ぎると。本日のアメリカンウォ―タ―フロント方面「一番乗り」となるゲストが私達の部屋の前の坂道をゆっくりと歩いて上ってきました。(さすが ハッピーエントリーの皆さんは余裕がありますね~)これで「静かでひと気のない開園前のパーク」を眺めて過ごす時間はもう終了です。このあたりで窓からは少し離れて、私は朝の支度に専念することにしました。(そのすぐあと、私達の部屋の中では夫が目を覚まし、窓の外で繰り広げられているハッピーエントリーの光景を少し眺めた後、バタバタとバスルームへと向かっていきました。)8:30に一般開園時刻を迎えてからは ディズニーシーのパーク内には一気にゲストが増えて行き、その様子は夜明け前後の姿と比べると全く別の世界のように感じられました。時折窓辺に立って朝のパークを眺めて楽しむのも もうそろそろ憚られるようになってきたので(窓の前の路上に立ち止まってホテルミラコスタの建物にカメラを向ける方々も増えてきたので)、私達はシフォンのカーテンをひいて室内で朝食をとることにしました。朝食を終えてからはしばらく部屋を離れ、館内の様子などを見に行きました。メインエレベーターで2階ロビーに下りたのは9:50過ぎくらいで、まもなくミラコスタ館内側からホテル&パーク・ゲートウェイを経てパークへ入園することが可能になる というタイミングでしたが、それを待って待機するゲストは周辺にはいらっしゃらないようでした。(現在ホテル&パーク・ゲートウェイは、パークが開園時刻を迎えてからしばらくの間は「パーク→ホテル」の一方通行になっていて入園はできず、退園のみが可能のようです。)宿泊している皆さんも、既に早朝からパークにお出かけになっていたり お部屋で出発の準備をしていたり ときっとお忙しいのでしょうね、この時間の館内パブリックスペースはどこもゲストが少なく静かで、記念撮影などするにはもってこいの状況でしたよ。(2階廊下の壁に飾られているヴェネツィアの地図)(明るい光がいっぱい降り注ぐサウスエレベーターホール)サウスエレベータ経由で部屋に戻ったのは10:30頃でした。カーテンを開けてみると、青空の下、リドアイル内には既に大勢のゲストが入場して10:45からの水上グリーティングを待っていらっしゃる様子。この部屋の窓からはどれくらい水上グリーティングが楽しめるのかわかりませんでしたが、私達もとりあえず窓辺近くに椅子を持ってきて待機、開始時刻を待ちました。そして10:45、「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」がスタート。やはりピアッツァビューなので船がホテルの正面の水域に近づく場面は一切見ることができませんでしたけれど、リドアイル前にさしかかる時には距離も遠くないのでキャラクター達の姿もよく見ることができました。グリーティングが終了して、時刻は11:00。私達はそれから次の水上グリーティングが始まる11:45までの40分ほどを、荷物を片付けたり 室内を整えて窓辺でホテル宿泊時恒例の記念写真を撮影したりして過ごしました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 10, 2023
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(…その3から続く)部屋の窓から「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」を最後まで眺めたあとは、もう少しだけクリスマスの夜のパークを歩きたくて 部屋を出てディズニーシーに再入園することにしました。ホテル&パーク・ゲートウェイからピアッツアトポリーノに出たのは20:00過ぎ。閉園時刻まであと一時間 となったころでした。クリスマスイベント開催中にはこの先もうパークに来る予定が無いので、これが私達にとっては今年のディズニーシー・クリスマス最後の夜景散歩となります。一番見たいのはアメリカンウォーターフロントの夜景なのだけれど、この時間になってもまだ混雑しているのかなあ…そう思いつつホレイショスクウェアまで行くと、大きなツリーの前で行われているキャストさんによるフォトサービスの列はまだまだとんでもなく長く、その周辺の混雑も相変わらず。もうちょっと経ってからまた来ることにしよう と 私達はいったんホレイショスクウェアを離れ、ハドソンリバーブリッジを渡ってケープコッド方面へ。ケープコッドの夜景は前回来た時にじゅうぶん楽しませていただいたし写真もいっぱい撮影したし…ということで坂の上から眺めるにとどめて、ハドソンリバーブリッジの上からニューヨーク方面を振り返り カメラを向けて、4年ぶりの「ツリーのある夜景」をしばし眺めました。この赤い橋は40周年を祝うドリームガーランドでデコレーションされていたのですねえ。ひょっとしたら「40周年イベント開催中のパーク」っていうのも今回が最後になるかもしれないなーと思ったので、ドリームガーランド翻るハドソンリバーブリッジも(夜になっちゃったけど)写真に残しておくことにしました。20:30の花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」は いったんアメリカンウォーターフロントを離れてリドアイルから観ました。私達はザンビーニ側で観ることが多いので今まで知りませんでしたが、花火が打ちあがる前には火山やハーバーの水面にライトが当たったり、キャラクターのおしゃべりに合わせて色とりどりの照明でハーバーが照らし出されたり といった演出があるのですねーせっかくのシーズンなのにクリスマスがテーマの花火じゃなくて残念だなあ ってちょっと思っていたのですが、白や金色の光が弾けていく中にもよく見ていると赤や青や緑などの「色」がちゃーんと隠されていて、40周年のテーマに沿った構成の花火のショーになっているのがよくわかりましたよ~5分ほどで花火は終了し、再びアメリカンウォーターフロント、ホレイショスクウェアへ。クリスマスツリー周辺の混雑具合にはさきほどと大した変化はないようでしたが、ワゴンフードのお店が閉店し始めたので少しずつゲストが少なくなってきたかなあ といった感じもしました。桟橋にある人気の骨付きソーセージとビールのお店、バーナクルビルズもこの時間には閉店。いかにも屋台のお店といった雰囲気の素朴なクリスマスイルミネーションが可愛いです。ハドソンリバーハーベストの屋根にもイルミネーション。こちらのお店では立派なリースが輝いています。大きなクリスマスツリーの周りに長い時間いたので、ツリーが消灯して再点灯する様子も見ることができました。いったん全てのあかりが消えて真っ暗になった後、光が降るような効果音と共に 前方の小さなツリーから順番に輝きが戻ってきます。そして「40」のマークも点灯して クリスマスツリーは再びきらきらと輝き始めます。このあと てっぺんの星や大きな雪の結晶にも光が戻ってツリーはいつもの姿に。こんな素敵なプチ点灯式が一晩に何度も繰り返されるわけですから、そりゃあ皆さんツリーの周りからなかなか離れられないわけですよねえ~21:00になると パーク内には閉園時刻を知らせる落ち着いた男声アナウンスが流れました。もう少しここにいてクリスマスツリーを眺めていたいのはやまやまでしたが、さすがに大人なので私達はこのあたりでホテルに引き上げることにして、ホテルハイタワー前を通ってトイビル・トロリーパークの前を左に曲がり、ブロードウェイへ。こちらの通りはクリスマスシーズンの夜はほんとうに美しいです。今年は通りに面したお店や建物のイルミネーションがやや控えめのようですが、それでもやっぱりきれい。まもなく入店を締め切る旨のアナウンスがされていたマクダックス・デパートメントストア前のクリスマスツリーをカメラに収め。くり返し流れる閉園アナウンスを聞きながら、坂を下ってピアッツアトポリーノへ。ホテル&パーク・ゲートウェイまで戻り着いて、ここで時刻は21:15。いよいよ私のパークのクリスマスも終わりです。最後の最後にゲートの脇の小さなクリスマスツリーを写真に撮って、ホテル内に入りました。ああ 名残惜しいなあ…長い長い廊下(何度も言ってごめんなさい)を辿り、部屋の窓辺に帰り着いたのは21:25頃でした。ついさっきまで見上げていた ホレイショスクウェアのクリスマスツリー。――あのツリーの下にまだゲストはいるのかなあ…?細く開けた窓ガラスの隙間からは パーク内の音楽に混じってこの後も何度か閉園アナウンスが聞こえてきていました。この後の私達は、パーク内を眺められる窓辺で遅い夕食をとりながらとりとめのないおしゃべりをして過ごしました。閉園時刻を迎えてもあんなに賑わっていたパークも21:50頃にはほぼゲストの姿が見えなくなり、21:55頃には部屋の窓から見える人影はサーチライトを手にして点検作業にあたるキャストさん達のみとなりました。22:30頃には、閉園時刻を迎えてからもパーク内に流れ続けていた音楽が突然止まりました。そしてそれに合わせるようにして アメリカンウォーターフロントに停泊するSSコロンビア号の灯りもふーーっと消えました。大きなクリスマスツリーの灯りも同じタイミングで消えるのだろうか と思っていましたけれど、まだ輝いているようでした。暗くなったパーク内で輝き続けているクリスマスツリーを見て、私は今から20年ほど前のクリスマスシーズンにホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドに宿泊した時のことをふと思い出しました。当時はクリスマスの夜のメディテレーニアンハーバー水上では「キャンドルライト・リフレクションズ」が行われていて、ショーの中で点灯した大きな光のクリスマスツリーはそのまま閉園後もしばらく水上に残り 輝き続けていたのですよね。だから私はパーク閉園後にホテルの部屋に戻っても、その水上ツリーの灯りが消えるまで窓辺から離れることができなくて大変だったのですよ~ 懐かしいです。今は夜の水上での点灯ショーもなくなり ハーバーに浮かぶクリスマスツリーをホテルミラコスタの部屋の窓から見ることもできなくなりましたが、今年は違った形で真っ暗な夜のパークに輝く大きなクリスマスツリーをこうして眺めることができて 私はほんとうに幸運です。明日はパークへ出かける予定が無いので時間のことは一切考えないでのんびりと過ごし、いよいよベッドに入る直前の24時過ぎになって窓の外を見ると、クリスマスツリーの灯りはいつの間にか消えていました。一緒に点り続けていたポンテヴェッキオの袂のフォトロケーションも消灯していたので、きっと同じタイミングで23:30~24:00あたりに消えたのでしょうね~――ああ。ながいながい 賑やかなクリスマスのパークでの一日でした。きょう一日たくさんのゲストに囲まれ続け やっと灯りを落として休むことができたホレイショスクウェアのクリスマスツリーと同じように、私もこのあたりで休もうかと思います。おやすみなさい。(翌日 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇すか
December 9, 2023
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(…その2から続く)きょう宿泊することになったのは、もうここまでお話ししたらあらためていうこともないでしょうが、ポルトパラディーゾサイド ピアッツアビューのスーペリアルーム、ダブルベッド一台 の客室です。このカテゴリーの客室はホテルミラコスタの中では二か所に存在していますが、今回はパーク内でいうところのアメリカンウォーターフロント側に伸びるウィングの突端部分に各階二室ずつ位置している方(の手前の方)のお部屋になりました。ツインルームに比べると ダブルのお部屋はベッドが占める面積が少ないので室内が広々と感じられます。このゆったりした感じが好きで、私達はよくこのタイプのお部屋を利用します。(ダブルベッドの下にはトランドルベッドも設置されているので、これでも大人三人までの宿泊が可能です。)きょうの部屋は一番奥の角部屋ではないので窓は一面しかありませんが、メディテレーニアンハーバー側の景色はお隣と比べてもまったく遜色はありません。カーテンを開けると正面にリドアイルと火山がドーン…と現れる、これがこのお部屋の窓から眺められる景色です。ハーバーの水域のうちピアッツアトポリーノに近い部分が全く見えないので水上ショーなども半分くらいしか見えず そのため「ハーバービュー」の指定からは外れていますけれど、窓からこれだけプロメテウス火山が眺められれば私としては大満足です。窓に近づいて左側に視線を移すと、パーク内アメリカンウォーターフロント一帯の景色を眺めることもできます。逆光で見づらいけれど、SSコロンビア号、マクダックスデパートメントストア、タワーオブテラー…そして、マクダックスデパートメントストアの建物の陰からそーっとこちらを覗いているみたいな 大きなクリスマスツリーの姿が見えました。これはなんて幸運なことでしょう。今までもこの時期にホテルミラコスタに宿泊して「アメリカンウォーターフロント ホレイショスクウェアに立つクリスマスツリーを部屋から眺めることができた」という経験が無いわけではありませんが、4年ぶりにこのツリーがパークに帰ってきたタイミングでこんな素敵な景色に出会おうとは。――こんなんじゃ今日は夜遅くなっても窓辺から離れられないなあ… と、嬉しいような困ったような気持ちになっちゃいましたよー16:00を回り日没の時間が近づいてくると、窓の正面には富士山のシルエットも出現してきました。過去の宿泊経験から気象条件が良ければこの位置に富士山が見えることは承知していましたけれど、これもまた嬉しい眺めでした。この時間(16:30くらい?)にはパーク内にも灯りが点り始め、アメリカンウォーターフロント側の景色もますます美しくなっていきます。周囲が暗くなってきたのでクリスマスツリーも存在感を増してきました。ちなみに 窓からの景色に関しては私よりもかなり無頓着な夫は夕方になってようやく「この部屋、クリスマスツリーが見える!!」と気がついて、たいそう興奮していましたよ。ところで すっかり忘れていましたが。実は朝がたの9時台前半あたりに「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」の40周年記念プライオリティパスを取得してあったのです。(…インディなんて乗るの100年ぶりくらいだ! と夫談。)その指定時刻がやってきていたので、軽い夕食を購入することもかねて 私達はこの辺でいったん部屋を出てパークに戻ることにしました。ホテル&パーク・ゲートウェイから夕暮れのディズニーシーに再入園したのは16:40頃。坂の上から宿泊している部屋を見上げて写真を撮り、いざ出発。インディ…のアトラクションのある奥地ロストリバーデルタは遠いので 船(スチーマーライン)か電車(レールウェイ)に乗って行こうかとも考えましたが、意外に待ち時間が長くなっていたのでポンテヴェッキオを渡って歩いて行くことにしました。(橋の袂のフォトロケーションも輝き出していて綺麗でした)夜景を眺めながらポンテヴェッキオを渡りきってロストリバーデルタに入り 遺跡の見える橋の上にたどり着いて、時刻は16:55。アトラクション前に到着したのはそれから間もなくでしたが、「40周年プライオリティパス」専用エントランスには予想外の長~い列ができていました。前回「タートルトーク」でこの40周年パスを利用した時は待ち時間は本当に少なくて5分ほどで済んだのですが、今回は乗り場まで進むのにずいぶんと長くかかり、遺跡案内人の「パコ」に会うまで結局40分もかかってしまいました。(念のため、この↓方が「パコ」です)でも スタンバイの方はこの時間120分待ちとのことでしたから、それに比べたらずいぶん短い時間で乗れたことになると思いますよ~その後は、ラストオーダー時刻(本日は18:00でした)寸前だったミゲルズ・エルドラド・キャンティーナに滑り込んで夕食のためにスパイシースモークチキンレッグやポークライスロールなどを購入し、トランジット・スチーマーライン乗り場へ向かいました。この時間のロストリバーデルタ発のスチーマーラインは、「ビリーヴ!」開催準備のために一時的に変則的な運営に切り替わっていて、メディテレーニアンハーバー行きの運航をとりやめアメリカンウォーターフロント(ケープコッド)行きのみの運航になっていました。待ち時間も少し長めだったので、ビリーヴ!が始まる19:15までにミラコスタの部屋まで戻れるかどうかやや不安でしたが、18:30にはケープコッドの船着場になんとか到着。船着場からの美しい夜景を眺めるのもそこそこに、私達は階段をのぼってポンテヴェッキオ経由でホテルミラコスタまで戻りました。水域周辺の混雑を避けてヴェネツィア回りでピアッツアトポリーノに出て、「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からホテル館内に入ることができたのは18:40頃。そこからエレベーターに乗り、再び長い長い廊下を歩いて部屋まで戻り着くことができたのは18:45過ぎのことでした。さっそく夜の窓辺に近づいて 気になるアメリカンウォーターフロント方面の景色を確認すると。おー!クリスマスツリーがはっきり見えるーいい感じですね~~そして19:15には「ビリーヴ! ~シー・オブ・ドリームス~」がスタート。私達は部屋の照明を全て消して、目の前のメディテレーニアンハーバーで起こるできごとを眺めました。(↓どういうわけだか今日はよく撮れてしまったラプンツェル)(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 9, 2023
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(…その1から続く)久しぶりの「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」鑑賞を終え、シアターの外に出ると時間は12:00少し前。きょうの昼食はアメリカンウォーターフロントの「レストラン櫻」にプライオリティーシーティング(PS)を入れてありましたが、時間までまだ少しだけ余裕があったので ウォーターストリートをハーバーの方へと上ってスチームボートミッキーズでスーベニアメダルを作ったり、少しお買い物をしたのちにお店へと向かいました。(ウォーターストリートの上には雪の結晶をあしらったガーランドが飾り付けられていました)この時間(12:10くらい)レストラン櫻の前にはPSなしで入店を待つゲストが長い列を作っていました。(ランチのピークタイムですものね。)が、PSしてあるゲストは名前の確認のあと数分ですぐに店内のウェイティングエリアへと通されるような状況でした。私達もほぼ待たずに店内の入口近くのウェイティングエリアに通していただけて、5分ちょっと待ってテーブルへの案内となりました。きょうの席はお店の入口に近いエリアの一角で、初めて座る場所でした。一番端っこのパーティション沿いだったので なんだか落ち着きましたよ。注文したのは ふたりともクリスマスのスペシャル膳。それに辛口の日本酒(ミニボトルをふたりで)と、追加でグラスの赤ワイン(マスカットベーリーA)もお願いしました。日本酒と一緒にやってきた最初の前菜は クリスマスリースのようにしつらえた魚介とアボカドの柚子風味マリネ。海老に帆立貝柱、イタリアンパセリや菊の花びら、パプリカなどが使われていたようです。「柚子風味」というよりは かなりしっかり柚子の酸味がきいていた感じでしたよ。日本酒よりもスパークリングワインや白ワインの方が合うかもしれません。その後、お食事のお膳がやってきました。写真の上の細長いお皿は白身魚の田楽焼きで、上にはトマト味噌と大根の飾り切り、添えられているのは金柑や蕪、いんげん。左のはマグロとイクラの漬け丼、クリスマスカラーでこちらもリースを思わせるような盛り付け。マグロの漬けは海苔やごま油の風味も感じられ、「チャーリー田中風」でした。真ん中は和牛と茄子のべっ甲あんかけ。たっぷり薄切り牛肉の下には大きなナスが隠れているのですが、このナスがとっても美味しかったです。手前に見えている太い葱もとても美味しかったですよ。(お魚の上の大根は雪の結晶の形でした)以前に比べるとメニューがずいぶん整理されてしまい、このお店のテーマに沿ったお食事もお酒に合うおつまみも少なくなってしまった「レストラン櫻」ですが、今日のスペシャル膳はなかなかこのお店らしいお料理の組み合わせだったかなーと思いました。これからも、ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントらしい、オーナー「チャーリー田中」らしいお料理をこのお店でたくさん楽しみたいものです。(ぜひぜひよろしくお願いします。)食事を終えてお店の外に出ると、ハーバーの方向から賑やかな40周年のテーマ曲がきこえてきました。時計を見ると、13:20前頃。水上グリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まっていたのでした。私達は音楽につられてそのままメディテレーニアンハーバーへ。水域周辺は特段混雑もなく、すんなりとリドアイルへ渡る橋の上まで行くことができてしまったので、そこでグリーティングの後半を眺めました。終了後は階段を下りてリドアイル内に入り、後方の段差のある部分から14:15スタートの「ディズニー・クリスマス・グリーティング」を観ていくことにしました。このとき時刻は13:35くらいでしたけれど、リドアイル内は前方の最前列や二列目以外ならば鑑賞場所選び放題でした。グリーティングは全員立ち見が原則なので、皆さん 自分の前に人がいない水辺の最前列に当たる場所や 段差があって見やすい場所を選ぶのでしょうね~このあともリドアイル内は穏やかな様子で、グリーティング開始時刻が迫ってもそんなに酷い混雑になることはありませんでしたよ。そして14:15、「ディズニー・クリスマス・グリーティング」がスタート。私はこのグリーティングの退場曲、ジャズアレンジの「クリスマスファミリー」がとても好きなんです。なのできょうも、サンタクロースとミッキー達キャラクターを乗せた船が水道橋をくぐってトンネルの向こうに去っていって見えなくなるまで 音楽をききながらしっかりとお見送りをしました。短いグリーティングですけれど、最後の最後まで楽しませていただきましたよ。その後は、ハーバー周辺のショップを覗き あちこちでクリスマスデコレーションを眺め写真を撮ったりしてから ホテルミラコスタに入館するために「ホテル&パーク・ゲートウェイ」へ向かいました。と この時間(14:45くらい)、パークとホテルをつなぐこのゲートの前にはホテルミラコスタのドアサービスキャストさんがいらっしゃり、「ただいまホテルミラコスタへの入館はご予約をお持ちの方のみのご案内となっております」とのこと。以前はこの場所でよく目にしたこの「入館者チェック」の光景ですけれど なんだか久しぶり~やっぱりクリスマスシーズンの週末となるとパークのお客様も多いのね~ と 実感しましたよ。ご宿泊やレストラン利用の方は代表者様のお名前を確認しております とのことでしたので夫が名前を告げるとキャストさんは抱えた端末でチェック、確認できたとのことで私達は無事ホテルミラコスタに入館することができました。階段を上ってロビーに出ると、チェックインの手続きはまだ始まっておらず。(14:50ころ)ロビーにいらした私服のキャストさんが「特にまだ列はお作りしていないのでお声掛けするまでお待ちください」と静かにおっしゃるので 腰掛けて待っていると、やがてごくごく静かな声かけがあってレセプション前には一組、二組と徐々にゲストが集まり始めてゆっくりと列ができていきました。それから数分後、15:00直前になって本日のチェックイン手続きはスタート。私達の順番もすぐにやってきて、15:05には手続きを終えました。が、珍しいことに 部屋の準備がまだ完了していない(最終チェック中)とのお話で、しばらくロビーで待つことに。(天下のホテルミラコスタもキャストさんの手配に苦労しているのかな~なんて思っちゃいましたよー)やがて私達のもとにやってきた荷物と共に おしゃべりも楽しいベルサービスキャストさんと一緒にサウスエレベーター経由で長い長~い廊下を歩き(キャストさんによるお部屋への案内はいつのまにか再開されていたのですね~)…ホテルミラコスタの南端近くにある本日の部屋の前に到着したのはそれから約20分後、15:25頃のことでした。あれれー?? 私達にとってはよく見る光景だけど…(わかってることだけど) まさか 今年の1月に泊まった部屋とまったく同じ?…と思っていると、キャストさんが茶目っ気たっぷりに――本日のお部屋はその一つ手前のこちらです! ちょっとだけロビーから近くて良かったです~!とおっしゃったので、私は笑い転げてしまいましたよー!(注:部屋まで歩く間ずーーーっと、夫がきょう予約したカテゴリーの部屋のことを「ロビーから遠いー」だの「年寄りには歩くのきついー」だのと嘆いていたのです。そんなことは承知の上で予約したのですから、もちろん 冗談めかして ですけどね!)そしてキャストさんが扉を開けてくださり、またまた夫と冗談を交わしながら荷物を室内に運び込んでくださって 満開の笑顔の余韻を残して去って行ったあと(あー楽しかった~笑い過ぎました)、私はカーテンが閉まったままの窓辺に近づいて いつものように窓から見える景色を確かめることにしました。(その3 に つづく・・・)※部屋の外の廊下のつきあたりにある窓からはこんな景色が眺められました** レストラン櫻 の クリスマス「スペシャル膳」 **・季節の前菜 (海老と帆立貝とアボカドのマリネ、柚子風味)・まぐろとイクラの漬け丼・和牛と茄子の鼈甲餡かけ・白身魚の田楽焼き・味噌汁 ・・・・・2023年11月1日~12月25日(4300)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 9, 2023
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(前日の日記から続く)目が覚めたのは夜が明ける前、5:00頃のことでした。窓の外は暗くてまだ夜そのもののように感じられましたが、対岸にはきらきらと輝く細い光の帯が見てとれ 海上には小さな光を灯した小舟も浮かんでいるように見えて、「ベイビューの部屋だからといって、夜の景色がまるっきり殺風景 っていうわけでもないんだなー」と思いました。きょうはディズニーシーのパークに行く予定ですけれど こちらのホテルの宿泊者はシーについてはハッピーエントリーの対象にはならないので、朝一刻も早く入園して大きな人気アトラクションに急ごう という考えは私達にはありませんでした。それでも 一年でも指折りの混雑期の土曜日ですからね、ある程度は早くパークエントランスに行って入園列に並ばないと 入園するまでに(前回のように)一時間近くかかってしまうやもしれません。なのでベッドから起き出した私はまずコーヒーをいれ 昨日のうちに用意してあった簡単な朝食をひとりでとって、粛々と身支度を始めました。5:30過ぎには夫がバズとウッディのモーニングコールで起床し、バスルームへと向かっていきました。その後 夫も朝食をとり終わり、6:10過ぎには身支度も荷物も整えて テレビ画面からエクスプレスチェックアウトの手続きと宿泊料金の精算を済ませました。(こちらのホテル、クレジットカード利用ならフロントに立ち寄らなくても客室内で精算できてしまうのですね~ びっくりしましたよ~)このころには日の出の時が近づいて、窓から眺める外の景色はまるで夢の中のよう。あまりに美しい光景だったのでもうちょっとここにいて海を眺めていたかったのですが、この後過ごすきょう一日のことも考えて後ろ髪を引かれる思いで私は荷物を携えて部屋を出ました。駐車場から車を発進させ トイストーリーホテルの敷地を離れたのは6:27くらいだったでしょうか。リゾート内道路に出ると、正面には噴煙たなびくプロメテウス火山のシルエットが見えていました。数多くの車が入場の順番を待って並んでいるディズニーシー・パークの駐車場トールゲート脇を通り抜け 立体駐車場に沿った道路を走って、丘の上のホテルミラコスタ正面玄関に到着したのはそれから5分も経たぬころ。荷物をおろした後 駐車場へと向かって走り出した夫の車を見送っていると、車寄せにいらしたキャストさんが今日もまた こちらが苗字すら告げぬうちに手際よくフルネーム入りの荷物預かり証を作成してくださり、手渡してくださいました。(いったいどこで何を見て訪れたゲストを判別しているのでしょうか 思い当たることはありますが、いつも感心してしまいます。)ふとホテル館内を覗き見ると、端正なロビーはこの時間人も少なく 静かで落ち着いた様子。私は急いで歩み入り、今がチャンス!とばかり 一対のクリスマスツリーが守る「ホテル&パーク・ゲートウェイ」への入口をカメラに収めて、あらためてホテルミラコスタの車寄せに引き返しディズニーシーのパーク入口へと向かいました。小さな階段をパークエントランス・ノースへと下りていくと 一番手前には長く伸びたハッピーエントリー待機列が。その先の一般入園列はどこも十数組(人数でいうと最終的には50~60人くらいになるでしょうか)が並んでいらっしゃるように見えました。このとき、時刻はまもなく6:40になろうとするところ。ちょうど舞浜は日の出の時を迎え、ホテルミラコスタの建物もみるみるうちに朝日を浴びて薄赤く染まっていきました。それからは、駐車場から戻ってきた夫と一緒にいつものようにひたすら待機。この週末は「この時期としては異例の暖かさ」だと天気予報でも言っていましたけれど、日の出前後の一番気温が下がるはずの時間帯だというのにまったく寒くなく、使い捨てカイロもマフラーも手袋も今朝はバッグから取り出すことは一度もなく 屋外で待つ身としては有難かったです。列のほうは というと。7:20頃に一度大きく前進したあとは何の動きもなく。8:15にハッピーエントリーの皆さんの入園が始まった後 8:20になってようやく一般入園列の方も保安検査が開始され、私達が検査を通過できたのは7~8分後。ゲート前エリアに入ってすぐに一般向けの開園時刻の8:30を迎えたものの、いざ入園!という段になって何かと手間どるゲストが今朝はたまたまあちこちの列の先頭付近にいらしたようで(チケットをスマートフォンに表示するシステムになってからは様々なトラブルが起こりがちなようです)、私達がゲートを通ることができたのは8:37頃のことでした。入園後は、ミラコスタ通りからピアッツアトポリーノあたりで写真を少し撮った後、今朝はまずヴェネツィア方面へ。前回はリストランテ・ディ・カナレットで食事したのみでヴェネツィアのクリスマスをよく見ずに通り過ぎてしまったので、今日は朝一番のゴンドラに乗ってクリスマス風景でも眺めたいなあ… と思い 乗り場の近くまで行ってみると、「今日の出航は9時からです」とのこと。そうですか~ あと10分? 15分くらい?…と思いつつ 周辺でしばらく記念撮影したりクリスマスのデコレーションをカメラに収めたりしているうちに 意外とすぐに案内開始のアナウンスがきこえてきたので、私達は乗り場へと続く橋を渡ってベンチの並ぶ待合エリアに入りました。(8:50頃)その後8:55くらいになると本日の第一便への案内が始まり、私達は運よくその一艘目の小舟に乗り込むことができました。そしてジャスト9:00。私達の乗ったゴンドラは運河へと漕ぎ出しました。ザンビーニブラザーズ・リストランテ前の乗り場から出ているスチーマーラインも今朝の第一便は9:00出航だったらしく、途中しばらく並んで航行しながら乗客同士手を振りあったりして 楽しかったですよ。10分ほどの運河の旅を終えたあとは、メディテレーニアンハーバーのクリスマスデコレーションを眺めつつ ピアッツアトポリーノを横切ってスチーマーライン乗り場へ。乗り場に到着したのは9:17くらいだったのですが、珍しく結構な待ち列ができていてちょっとびっくりしました。(やっぱり今日は混雑しているのでしょうかね~)5分ちょっと待って 40周年のドリームガーランドがデコレーションされた船に乗り込み、私達は奥地ロストリバーデルタへと向かいました。やっぱりねえディズニーシーにやってきたら一回は船に乗って水上に出たいものですよねえ~さきほどゴンドラに乗っている時も思いましたけれど、朝のハーバー水上は清々しくて実に気持ちいいです。「120分以上の待ち時間をたたき出すような大きなアトラクション(ソアリンやトイストーリーマニアなど)には朝一番に行く」ということさえ考えなければ、こうしてゆったりのんびりと朝の時間を過ごせるのだなあ と、再認識してしまいましたよ~ロストリバーデルタ到着後は、マーメイドラグーンまで歩いて私の大好きな小さなヤドカリコースター「スカットルのスクーター」へ行きました。こんなささやかな可愛いアトラクションでもおそらく今日のような混雑日には20分以上の待ち時間になることもあるでしょうけれど、この時間(9:35ころ)はまだ5分待ち。短い待ち時間で楽しむことができて大満足でした。ヤドカリコースター終了後はミステリアスアイランド方面に進み 火山の中のトンネルをポートディスカバリーへと抜けて、エレクトリックレールウェイ(5分待ち)でアメリカンウォーターフロントへ。すれ違いのために電車が一時的に高架上で停止した際には 窓からホレイショスクウェアの大きなクリスマスツリーの姿が見えて、なんだか得をしたような気分になりましたよ。(ツリーの周りは今日も朝から大変な混雑のようです)アメリカンウォーターフロントステーションに電車が到着し、クリスマスシーズンの賑やかなブロードウェイに降り立ったのは10:00過ぎ頃でした。ブロードウェイミュージックシアターで行われている「ビッグバンドビート」の初回公演(この回のみ抽選無し先着順)は今日は「11:30~」とやや早めの時間設定で、この回を鑑賞すると決めるとメディテレーニアンハーバー水上で開催予定の午前中のグリーティング(「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」「ディズニー・クリスマス・グリーティング」)はふたつとも見られなくなってしまいます。が、私達は前回来た時にどちらもしっかり鑑賞できていたので、きょうはビッグバンドビートの方を選ぶことにしました。(ちなみに、このあと午後の回の座席抽選に挑んだら見事にはずれました。)既に劇場前のロープの張られたエリアまではみ出していた入場待ち列最後尾についたのは10:05頃。外の列だけで私達の前にはざっと100人以上いらっしゃったようなので、劇場内ロビーで待っている方も入れると私達の入場順は300番目~400番目あたりといったところだったと思います。開演30分前(11:00頃)に開場してからはサイドブロックの前から十数列め 有料指定席の狭間にあった見通しの良い通路沿いの席を確保して、楽しく鑑賞させていただきました。私達にしては久しぶりのやや後方からの鑑賞となりましたが、ステージ全体がよく見え、後方席にいないとわからないショー中の照明演出などもきれいに見えて 大変満足することができましたよ。惜しむらくは、ここにバンドの皆さんやシンガーの方々の姿がないこと。以前のような生演奏がステージに戻ってきてくれたら もうあとは何も言うことないんだけれどなあ… と、きょうもついつい そんな贅沢なことを考えてしまいました。(その2 につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 9, 2023
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ひょんなことから ふたりで東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテルに宿泊することになりました。元々は今週末にホテルミラコスタに一泊し「クリスマスのディズニーシー&ミラコスタ」を楽しむつもりだったのですが、ホテル予約を含め計画を立てているうちに …前泊したらきっとラクだよね~ …それなら、まだ宿泊したことがないトイストーリーホテルをとってみるか~ …料金もリーズナブルだしね~などということになり、予約も意外に簡単にできてしまったため 私達のような年齢の夫婦二人連れには似つかわしくないことは承知の上で宿泊することにしました。下調べなしに衝動的に予約したので、トイストーリーホテル宿泊者がハッピーエントリーできるのはディズニーランドのみ(ディズニーシーは対象外)ということは予約成立後に知りましたけれど、まあそれでも土曜日の朝のスタート地点を「舞浜」にできるのですからね!気持ち的にも身体的にもかなり負担が軽減されるのは有難いので、ホテルの変更などはせずそのまま宿泊を決行することにしました。というわけで金曜日の午後に車で舞浜に到着。たぶん最初で最後のトイストーリーホテル宿泊になる可能性が高いので(?)写真多めにして記録は簡単にしておこうと思います。12:50頃。ホテル車路エントランスを入ると駐車場の手前でキャストさんがお出迎え。宿泊予約の確認と、駐車場についての丁寧な説明を受けました。(トイストーリーホテルは今のところ 宿泊者以外は敷地内に入れないことになっています。)ここでキャストさんからホテルのガイドパンフレットをいただいて。駐車場が離れているため、車をとめる前に荷物をおろして預けようと いったんホテルの正面玄関へ。…と、 なんじゃこれは!正面玄関脇の柱には落書きやシールがペタペタと…しかも段ボールだし!(実際には段ボールのはずは無いですが、段ボール感がたっぷり!すごい!)ふと振り返ると、こちらのタワー(排気施設かな?)も子供がマジックで描いたようなイラスト満載で手作り感いっぱいです。うわあ…ひょっとしてこのホテルの建物、アンディがブロックや空き箱や 自分のおもちゃで作ったの??(と、わかりきっていることを今さら実感する高年齢夫婦。)ちょっと感動して立ち尽くしていると、キャストさんが そうなんですよ~ と現れて、「ここはおもちゃのためのホテルなんです。」と おっしゃるので、夫が茶目っ気を出して …ではキャストさん あなたもおもちゃなんですか? とたずねると、「そうです。ここではキャストもゲストもみんなおもちゃです。おもちゃのホテルへようこそ~!」と、爽やかに返されてしまいましたよ~~そんなやりとりのあと立体駐車場の2階に車をとめて、時刻は13:15。(一度最上階まで行って景色を眺めたりしてたのでとめるまで時間がかかりました。)こちらのホテルは今のところ「駐車場料金を部屋付けにすることができない」そうなので 駐車サービス券発行機で一泊二日用の券を3000円で購入し(なんと現金のみの対応です)、ホテル敷地内の探検に出かけることにしました。さきほど宿泊確認の際にいただいたガイドマップの内側が「ホテル調査マップ」になっていて、完了するとキャストさんからシールがいただける という趣向になっているそうなので、チェックイン時間までの一時間半ほどで任務完了を目指すことにしたのです。で、まずはホテル敷地に入るところまで戻って始めよう と 徒歩用のエントランスまで続くくねくねした坂を下りていくと、こちらの入口の門のところにも車路側と同じように宿泊者確認用のタブレットを抱えたキャストさんが立っていらっしゃいました。(「ご宿泊ゲスト専用施設です」の看板)キャストさんが「ここを出て少し右手に進むとホテルのサインがあるので、そこでお写真撮るといいですよ~」とおすすめしてくださるので、お言葉に甘えて…これこれ、これですね!車で敷地に入る際には安全のため写真を撮ることを控えたので、ここでありがたく撮影。(当然ですが、ホテル看板も積み木やブロックのおもちゃ製です。)その後、さきほどのキャストさんの許可を得てホテル敷地内へ戻り、徒歩ルートの坂道を上って立体駐車場の脇を抜け 広場「スリンキー・ドッグパーク」へ。パーク営業時間中なので、この時間にここで遊んでいるのはおそらくチェックイン待ちのゲストのみだったのでしょうね。私達の他には小さなお子さんのいらっしゃるご家族が 一組、二組…といった感じだったので、思いがけず長時間を過ごし、堪能してしまいました。そして14:00前にホテルのロビーへ。ジグソーパズルが床材として敷き詰められたロビーには クリスマスツリーやリースも飾られていたのですが、何しろ初めて来たのでこれが通常仕様なのかクリスマス仕様なのかはわからず。天井はボードゲームでできているのですね~お土産ショップ「ギフトプラネット」や売店(コンビニ)「ショップ・トゥギャザー」をホテル調査をかねて覗き 少しお買い物もし、次はきょうの夕食の場所を確認しに行ってみました。ロビーの右手奥にある「ロッツォ・ガーデンカフェ」。入口の左手前に券売機があり、ここで食券を購入してから入店するそうです。夕食と朝食しか提供していないので、この時間は入口は閉まっていました。ホテルの真ん中には「トイフレンズ・スクエア」という中庭があり、客室キーがないと入れない旨の注意書きがありましたけれど、この時間はキー無しでも入ることができたので(敷地に入る時に宿泊者チェックしているから かもしれません)、ちょっとお邪魔してみました。リトルグリーンメンが迎えてくれる中 階段を上っていくと、凛々しいボー・ピープ(巨大)。そびえ立つウッディー(巨大)。彼らがどれくらい巨大かというと…後ろに写るブロックひとつの高さが「1客室(1フロア分)」ですからね~ 体の大きさはそこから換算してみてください。さて。ここまででホテル調査は9割がた終了し、あとは客室内の調査を残すのみ となりました。時刻は14:45。ロビーに戻ってキャストさんに声をかけると「チェックイン手続きしていただけますよ~」とのことでしたので、フロントデスクへ行ってチェックイン。(一組待ちくらいでした。)こちらのホテルのチェックイン手続きは全てタブレットでするんですね!何も予備知識が無かったのでびっくりしましたよ~宿泊特典で予約していたレストランも時間を早めに変更していただいて、15:00にはエレベーターに乗って客室階へ。客室フロアの壁は「塗り絵」でできていました。お部屋の扉を開けると。内部はこのホテルの製作者でもあるアンディの部屋。壁紙も 映画に出てくるアンディの部屋とそっくりです。室内天井のライトは星型。掛け時計はミッキー腕時計。デスクの上には、ピクサー映画といえば「これ」というライト。室内にクロゼットが無いのには面喰らいましたが、その代わり壁にハンガーがかけられていました。まあ、ここは「子供部屋」ですからね~こういったつくりもご愛敬といったところでしょうか。今回のお部屋は「ベイビュー」の高層階でしたのでカーテンを開けると大海原が広がっていて、まるで船に乗っているみたいでしたよ。もう少しお部屋の記録を続けますね。こちらはバスルーム。ほんとうに海外のお家の子供部屋に付随しているバスルームのような雰囲気の 非常にコンパクトなお風呂と洗面所とトイレでした。(アメニティも必要最低限をそろえたといった感じでした。)お風呂は洗い場付きで小さなお子さんがいるご家族でも使いやすいと思いますが、ちょっと狭いかな?面積的にはミラコスタやアンバサダーの半分ちょっとしかないんじゃないでしょうか、大人が複数で同時に入るのは難しいかもしれません。デスクの上には絵葉書。ホテルオーナー(?)アンディの描いた絵ですかね~?パジャマはバズとお揃い、スリッパにはウッディ。ベッドスローはウッディのバンダナでしょうか。ウッディのスリッパの裏には映画と同じようにアンディの名前がちゃーんと記されていました。そうこうするうち、時刻は16:15。日没が近づいて 海を眺めるのが好きな私は窓から見える景色から目が離せなくなってしまいました。陽が落ちると、富士山や東京ゲートブリッジのシルエットがくっきりと見えました。17:05頃。対岸には羽田空港もあり、機影も見ることができます。このころには灯りも点り、たいへんきれいな景色を眺めることができました。きょうはお天気が良くて幸運でした。ベイビューのお部屋にして良かったです。日没を見届けた後は、夜の広場や中庭を見に行ったり キャストさんに「任務完了」シールをいただきにいったり と、ロビーと客室の間を何回か往復しました。その際、エレベーターに乗り合わせた他の皆さんが「このエレベーター、ウッディの声だ!」(ウッディーが階数などを案内してくれるのです。)「ってことは反対側のエレベーターはバズなのかなー?」…などと盛り上がっていらっしゃったので、私達は館内をてくてく歩いて反対側のエレベーターにも乗りに行ってみたりしました。こちらは私達の客室に近いウッディーのエレベーターホールですが…反対側のエレベーターホールは本当にその通り「バズ」。乗り込んでみたら扉の中のデザインも案内の声もやっぱりバズ。トイストーリーホテル、さすがですね。17:30過ぎ頃、夕食の時間が近づいてきたので「ロッツォ・ガーデンカフェ」へ。こちらは館内にひとつしかない飲食施設、ブッフェレストランです。入口正面ではピンクのクマのキャラクター「ロッツォ」がお出迎え。(ピンクで見た目可愛いですけれど、悪い奴なんですよ~ 皆さんご存じですよね~)店内は広く、席もたくさんあります。明るくて清潔な インテリアの可愛い学食か社食かフードコートか といった感じ。お料理はいたって普通の一般的なブッフェ料理で、お子さんの喜びそうなパスタやピッツアやフライドポテト、ご飯やチキンライスなども用意されていました。(もちろん、オチェーアノのブッフェにあるようなワインに合う前菜風のものも何種類かありました。)このホテルらしいお料理といえば、ジェシーのトルティーヤロールとか…ロッツォのティラミスとか…ロッツォのお店だからでしょうか、デザートはピンクのものや 赤いベリーを使ったものが目立っていたように思います。こちらはブッフェカウンターの上のデコレーション。それからこのお店、自分でトレイやお皿を片付けるとキャストさんがごほうび(!)にシールをくださるんですよ~(大人にも普通にくださるんですよね~)制限時間もないらしいので、券売機でアルコール類を買い足してふたりで延々とおしゃべりなどしていたら2時間近くも経ってしまい、気付いたらとっくに19:30を過ぎていました。私達が入店した頃は周囲も空いていて使用しているテーブルもまばらな感じだったのですが、19:00台も後半に入ると急激にゲストが増えてきたようでした。チェックインの時に時間を早めに変更してもらって良かったなー と思いましたよ。その後は、花火(20:30スタート予定)をどこかで観られないかな~ と思って再び20:20頃にロビーに下りましたけれど、スマートフォンの公式アプリに「花火中止」のお知らせが出たので 少し館内探検したあと部屋に戻って早めにすむことにしました。(ちなみに21:00近くなった頃のロビーは私達が到着した昼間とは違って「大混雑」でした。パークが閉園してからはさらに混雑したのではないかと思われます。)突然降って湧いたような「東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテル」前泊は こうやって過ぎていきました。明日はいよいよディズニーシーです。それも「クリスマス期」の「土曜日」の ディズニーシー。人が多くて思い通りには行かないことは前回三週間前の経験でよくわかっているのでのんびり過ごすつもりではいますが、さて どうなりますことやら。とりあえず、寝ますね。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 8, 2023
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(…その2から続く)リストランテ・ディ・カナレットの中庭から眺める運河の風景がすっかり夜景へと変わるころ、私達は席を立つことにしました。店内を通り抜けて 入口近くのカウンターで会計を済ませてお店を出て、目の前の階段を上ると。そこはクリスマスシーズンのニューヨーク、光り輝くブロードウェイ。私達が食事していた一時間半ほどの間に、ディズニーシーには美しい夜が訪れていたのでした。時刻は17:20。きょうの私達は来る前から夜のハーバーショー「ビリーヴ!」を鑑賞するつもりはなく、ショー開催中には夜景を訪ねてパーク内を歩こうと決めていたので、これから花火開催までの三時間ほどはメディテレーニアンハーバーからは離れて過ごそうと思います。なにしろ今回ディズニーシーに来た一番の目的は「今年のクリスマスデコレーションはどんな感じなのか」をこの目で確かめることなのですからね!昼間の景色はもうじゅうぶん楽しませていただきましたから、次は夜の風景を見たいです。しかし 午前中につい出来心で「18:15~19:15」指定のタートルトークの40周年プライオリティパスを取得してしまっていたので、その時間まではあまり遠く離れたところまで行くわけにも行かないな と考え、とりあえずはニューヨーク周辺の夜景を眺めに行くことにしました。で、まず向かった先はウォーターフロントパーク。ウォーターストリート側の入口に立つクリスマスツリーの前では記念撮影していらっしゃる方々も多かったです。公園内に並ぶ可愛らしいツリーにも灯りがついて 昼間とはちょっと違った雰囲気。そして、ホレイショスクウェアの大きなクリスマスツリー。何分かごとに訪れる 消灯→徐々に点灯 の時には「40」のマークが際立ちます。時刻がまだ18時前で「ビリーヴ!」までは時間の余裕があったからなのか クリスマスツリーの周りは思い思いに写真を撮影しようとするゲストが大変多く、近寄るのもなかなか困難だったので、私達はちょっと離れてハドソンリバーブリッジの方からツリーを眺めてみることにしました。昨年も一昨年も同じような場所で同じような写真を撮ったと記憶していますが、やはりここに大きなツリーがあるクリスマスはいいですねえ...(何度も同じことを言って申し訳ないですけれど。)少し遠くから眺める「クリスマスツリーのあるアメリカンウォーターフロント風景」があまりに素敵だったので、私達は振り返り振り返りしながらホレイショスクウェアからどんどん離れていき 最後はハドソンリバーブリッジを渡り切るあたりまで行ってしまいました。う~んやっぱりいいですねえ。もうここまで来たらケープコッドまで行っちゃってもいいのだけれど...坂道の上からちらっと様子を見やると ケープコッドの漁村はまだまだ人が多くて混雑していそう、それにそろそろプライオリティパスの指定時刻が近づいてきそう ということで、私達はここでいったんSSコロンビア号の前まで引き返して「タートルトーク」に向かうことにしました。指定時間ちょうど(18:15)にアトラクション前に行ってみると この時間のスタンバイは45分とのことでしたが、プライオリティパス専用エントランスでスマートフォン画面を提示するとすぐに屋内待ち列まで入ることができ、数分後には前室に案内していただけました。そしてその後10分弱でウミガメのクラッシュとご対面。(ここまでほんとうに早かったです。)ゲストとのやりとりは相変らずで、楽しいひとときを過ごさせていただきました。タートルトークから出ると 時刻は18:45。「ビリーヴ!」開始まであと30分となったこの時点でようやく ホレイショスクウェアあたりのゲストはほんの少し減ってきたように思われました。SSコロンビア号に上がって見下ろしてみると…ツリーの周りにはまだそれなりの人だかりがありましたが、さきほどまでの雑踏のような大混雑に比べたら「まし」なような気がしました。豪華客船のデッキからクリスマスのパークを眺めた後は 地上に下りてもう一度大きなクリスマスツリーを眺め 写真を撮り、19時過ぎころ私達はホレイショスクウェアを離れました。レストラン櫻の前を通ってウォーターストリートをマクダックスプラザまで上り…ビリーヴ!開始直前でごった返すメディテレーニアンハーバーをかすめてヴェネツィア回りでミラコスタ通りへ出て、ゲストが少なくなった通りの入口周辺で美しいクリスマスツリーやデコレーションをカメラに収めました。今年のミラコスタ通り周辺はイルミネーションがそんなに多くないので、昼間の明るいうちの方がクリスマスらしい風景を堪能できるかもしれないなあ と思いましたよ。(ミラコスタ通りだけでなく全体的に以前と比べると電飾の類は控えめで、夜よりも昼間のデコレーションの方が見どころが多いように感じました。)その後は、「ビリーヴ!」が始まってゲストの皆さんがハーバー水上で起こるできごとを一心に見つめていらっしゃる中、ポンテヴェッキオを渡ってケープコッドへ向かいました。漁村へ続く階段を下りていくと、ハドソンリバーを挟んだ対岸には四年ぶりに見る景色。大きなクリスマスツリーのある水辺の夜景です。これが見たくて 私はきょうここへ来たのですよね~昼間はあんなに賑わっていたケープコッド一帯も、さすがにこの時間はゲストが少なく落ち着いた様子でした。昼間も見たケープコッドクックオフ前に並ぶ7つの小さなツリー。夜になるとこんなふうに灯りが点るのですね~可愛らしいツリーの前には若いファミリーやグループの皆さんがかわるがわる訪れて写真撮影をしていらっしゃったようでしたよーハーバーで「ビリーヴ!」が終了して5分ほど経つと ケープコッド一帯には急速に人波が戻ってきて、あっという間にあたりは昼間と同じ賑やかな漁村に戻っていきました。夜景を眺めて好きなように写真撮影して回るのももう難しくなってきたかな と感じたので、私達は20:30からの花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」を鑑賞するためにメディテレーニアンハーバーへ戻ることにしました。いつもなら水域をぐるーっと回ってお気に入りの花火鑑賞場所であるザンビーニブラザーズ・リストランテ前まで行くところですが、今日は歩き回って疲れてしまっていたので ハーバーに突き出た出島リドアイルへ降りて段差に腰掛け、私達は花火を待つことにしました。 が、鑑賞場所に落ち着いたちょうどその時(20:00頃)、パーク内には本日の花火の中止を知らせるアナウンスが流れました。…ならば 今日はもう帰ろう。朝、リゾート内の道路も駐車場もあんなに混雑していたんだもの。閉園時刻までパークにいたら 帰りもまた大混雑に巻き込まれるに違いない。長年のパーク通いで得た教訓に素直に沿って、私達はこのタイミングでディズニーシーをあとにすることにしました。まっすぐゲートを出てR7駐車場まで歩き、三階に停めた車に戻り着いて車を発進させたのは20:20過ぎころでした。パーク閉園時刻まで30分以上を残し 帰宅渋滞が始まるにはまだ早いだろう と思っていましたけれど、今日は日曜日。私達と同じように 花火中止を知った段階で明日に備えてパークを切り上げた方が多かったのでしょうか、駐車場から出てきた車が集中していたようで R7から運動公園前交差点までは予想していた以上に時間がかかりましたが、それを過ぎてしまえば首都高舞浜入口まではいたって順調でした。クリスマスシーズン とはいうものの、小さなハーバーグリーティングや四年ぶりに戻って来たホレイショスクウェアのクリスマスツリーやデコレーションの他には ショーのクリスマスバージョンもスペシャルなアトモスフィアエンターテイメントも何もない今年のディズニーシー クリスマス。それでも、この時期にしか聴くことのできないパーク音楽やこの時期独特のパークの空気、そんなものに触れたくて 浸りたくて、私はきっとまたパークに足を運ぶことになるでしょう。その時まで、クリスマスのディズニーシーとは しばしのお別れ。首都高速道路から見える煌めく東京ディズニーリゾートに ばいばいまたね と手を振って、私は家に帰ったのでした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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(…その1から続く)演奏を終えたマリタイムバンドの皆さんがリズムにのって去っていった後、私達は朝がた入園した時によく眺めることができなかったミラコスタ通りの入口あたりをカメラに収めることにしました。今年の4月からこの場所にいて「40」周年の魔法をかけ続けているティンカーベルも、この時期はサンタクロースとお揃いの帽子をかぶってクリスマスをお祝いしてくれているようでした。ミラコスタ通りの入口両脇に立つクリスマスツリーは 例年通りクラシカルなオーナメントがぎっしり飾られた重厚感のあるもの。古(いにしえ)のイタリアの街並みにはこんなツリーが良く似合いますね。ミラコスタ通り周辺を心ゆくまで眺めた後はメディテレーニアンハーバーに戻り、さきほどハーバーグリーティングを鑑賞するために一時中断した「今年のディズニーシー・クリスマスを訪ねて(確認して)歩く旅」の続きを始めました。まずはピアッツアトポリーノへ戻り。アメリカンウォーターフロント ニューヨーク地区のクリスマスの様子は先ほど見たので、今度はケープコッド方面へ行ってみることにしようと 私達はポンテヴェッキオへ。橋の上からニューヨーク方面を見渡し、復活したクリスマスツリーの存在感を再確認。やっぱりクリスマスの景色の中にあの大きなクリスマスツリーが「ある」と「ない」とでは印象が大違いですよね。そして橋を渡り切る手前で階段を下りて、ケープコッドの漁村へ。雨合羽姿で舵を取るミッキー像のところには今年もクリスマスツリーが出現していて、撮影のために人だかりができていました。(ツリーの正面で記念撮影するためには 時間帯によっては列に並ぶ必要があるようです。)こちらの村では どの建物の戸口にも窓にもそのお宅らしいクリスマスの飾りつけが施されていて、眺めながら歩いているだけで楽しいですね。こちら↓は今年初登場、「ケープコッド・クックオフ」のショーを行っていないダイニングエリアのテラス前あたりに並んでいた7つの小さなクリスマスツリー。ひとつずつ近づいてオーナメントなどをよく観察してみると、一本一本それぞれがダッフィー&シェリーメイとそのお友達5人をイメージしているように見えました。(この写真の一番手前のはピンクのリボンに紫色のお花や虫眼鏡のオーナメント→「リーナベル」かな? ブルーのリボンのツリーには絵の具やパレットのオーナメント→「ジェラトーニ」かな?? …といった具合です。)私はダッフィーとそのお友達については疎いので正直よくわからないのですが、ファンの皆さんならすぐにどれが誰のクリスマスツリーなのか判ると思いますよーそしてケープコッドのクリスマスと言えば欠かせないのはこちら。毎年おなじみ、ヤドリギの下にある「キスを急かせる(?)」看板です。のどかな漁村のクリスマスは今年も健在のようで(人は多いですけれどね~)、たいへん安心しましたよ。賑わうケープコッドを抜け、次はお隣のポートディスカバリーへ。ここ数年ポートディスカバリーではクリスマスらしいデコレーションはほとんど施されていなかったようなのであまり期待していませんでしたが、ちょっと見たところ今年も状況は変わっていないように見えました。おそらくこの先の奥地ロストリバーデルタへ足を伸ばしても状況は同じなんだろうなあ(クリスマスらしいものは今年も殆ど無いんだろうなあ)…もうこのあたりで引き返しちゃってもいいかな… という考えも頭の隅をよぎりましたけれど、ここまで来たからには「奥地には今年はクリスマスデコレーションは無い」ということをこの目で確かめたいと思ったので、そのままロストリバーデルタへと向かうことにしました。と、やはりロストリバーデルタにも ちょっと見たところ今年はクリスマスデコレーションらしきものはないようでした。ただ、それとは別に驚いたことがひとつ。ここ数年はどんなタイミングで来てもすぐに入ることのできたレストラン「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」前に きょうこの時間(13:10頃)は長い入店待ちの行列ができていたのです。お昼時だからというのもあるかもしれませんが、このお店の外まで伸びる入店待ち行列に遭遇したのは私は4~5年ぶりくらいだったので、やっぱり今日のパークは特別に混雑しているんだな~ と思いましたよ。その後はマーメイドラグーンに立ち寄り、トリトンズキングダム越しにプロメテウス火山を眺め…アラビアンコーストには立ち寄らずにミステリアスアイランドを抜けてメディテレーニアンハーバーに突き当たり、右手の「マゼランズ」方向へ進んでポンテヴェッキオへ出ました。この時、時刻は13:40頃。歩き通しで少々疲れたので、私達は橋の上の屋根のある部分で立ち止まり、小窓からハーバー水域を見下ろしながら一休み。――以前はよく このあたりからハーバーで行われる大規模なショーを眺めたものだよねえ。一般的には決して条件の良いショー鑑賞場所ではないですが、私達にとってはここは思い出の多い場所です。もちろん当時はまだ「ソアリン」は存在していなくて、水域を挟んだ向こう岸はもっと殺風景だったのですけれど。さて。もう少し経つとハーバー水域では午前中と同じように40周年のグリーティングとクリスマスのグリーティングが続けて開催されます。このタイミングで懐かしい場所に落ち着いてしまった私達は、ここから動いて新たな鑑賞場所を探しに行くのもなんだか億劫になってしまって、この場所に留まってグリーティングを眺めていくことに決めました。それから30分ほどして まず14:15、「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」開催。終了後は交代で出かけて、写真を撮ったり用事を済ませたりして過ごし…15:15からは「ディズニー・クリスマス・グリーティング」。橋の上から眺めるグリーティングは確かに遠くて ミッキー達の後頭部ばかりを眺める時間が多かったですが、キャラクター達を乗せた船が水道橋をくぐって帰っていく最後の最後まで見届けることができたので 個人的にはとても満足できました。グリーティング終了後は、PSを入れてあった「リストランテ・ディ・カナレット」へ行きました。屋外席を希望し、店内のウェイティングエリアで少し待って 案内されたのは本日も奥の中庭のテーブルでした。時刻がまだ16:00前であまりお腹も空いていなかったので、注文したのはクリスマスの「スペシャルパスタセット」をひとつとシェフおすすめの「ピッツア・ビアンカネーヴェ(白雪姫のピッツア)」。全てをふたりで取り分けていただくことにしました。それに加えて、私だけグラスワインのセットを。(スパークリングワインを2杯にしました。)(白雪姫のピッツア。トマトソースを使っていない代わりに 毒リンゴに見立てた焼きトマトがまるごと一個トッピングされていました。)セットのパスタは「パッケリ」という まるでラザニアみたいな食感の ものすごく大きな筒状のパスタでした。(初めて食べました!)16:40を回り あたりが暗くなり始めたころには、テラスの各テーブルには小さな灯りが届けられました。そしてそれと共にセットのデザートもやってきたので、コーヒーも追加でお願いして しばしのんびりと過ごしました。(デザートにはトナカイのチョコレートが添えられていました。)17:00を過ぎると リストランテ・ディ・カナレットの中庭はすっかり夕闇に包まれました。四角い空を仰いでみると、そこには 小さな星々が切り抜かれたランプシェードに守られるようにして あたたかな灯りが点っていました。(その3 に つづく・・・)* リストランテ・ディ・カナレット の クリスマス “スペシャルパスタセット” *・タラのペーストとポレンタ ウニ添え、サーモンのマリネ・パッケリ、蟹と海老のトマトクリームソース リコッタとマスカルポーネのムースを添えて (ほかのパスタ料理に変えることができます)・パネットーネ、チーズホイップとライムジュレ添え ・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(3800)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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―― ディズニーシーに一年に一度しか行けないとしたら いつ行きたいですか?そんなふうに問われたら 私はきっと即答するでしょう。「クリスマス! 絶対クリスマス! クリスマスシーズンに行きたい!!」と。それほどに好きなクリスマスのディズニーシー パーク。ここ数年は特に目立った派手なエンターテイメントもなくデコレーションも以前に比べたら随分と控えめでひっそりとしていましたけれど、パークが一年で一番美しく輝くこの季節だけは何をさておいても足を運ばないわけにはいきません。なので今年も夫とふたり予定を合わせて出かけることにしました。とはいえ、パークにお出かけするのは約半年ぶり。準備するのにも「いつも何を持って行ってたんだっけ??」と記憶をたどりながらレジャーシートやらひざ掛けやらを家じゅうから集める始末で、朝早くに出発したつもりでしたが首都高の工事渋滞に巻き込まれるなど途中様々なトラブルにも遭い、舞浜に到着できたのは予定よりも一時間近く遅い7:40頃。開園時刻が迫るこの時間では既にリゾート内の道路も大混雑で、ようやくたどり着いたディズニーシーもパーク至近の立体駐車場は満車、R7(リゾートパーキング第7)への案内となっていました。そんなこんなで、巨大立体駐車場「R7」の3階に車をとめることができたのは8:10頃。この駐車場からスタートするのも随分久しぶりだねえ~ さすが混雑期、クリスマスらしいねえ~ ...などとふたりで言いながら ディズニーシーの敷地内まで続く連絡通路を富士山とプロメテウス火山の両方を眺めながら歩いて、パークエントランス・サウスいっぱいに広がっていた保安検査待ち列最後尾についたのは8:20頃のことでした。あまりに先頭から遠すぎて今日の実際の開園時刻が何時なのかもわからず(キャストさんのアナウンスも聞こえて来ず)そのままひたすら待っていると、8:40くらいになって少しずつ列は前方へと動き出し、9:00過ぎにようやく保安検査を通過して(検査用のゲートは新しいものに変わっていました)、その5分後くらいに私達はディズニーシーに入園することができました。おおー! ミラコスタ通りの入口上のガーランドもクリスマス仕様になっているー入ってすぐのディズニーシープラザもミラコスタ通り周辺もこの時間には既にゲストがあふれかえり、立ち止まってクリスマスツリーやデコレーションを撮影するのも難しそうだったので「撮影はまたのちほど」と思い切り、私達はミラコスタ通りのトンネルを抜けてピアッツアトポリーノへ出ることにしました。と、クリスマスシーズンだけにしか聴くことのできないパーク内音楽の流れる広場の街灯には 今年はちょっと落ち着いた色合いのクリスマスバナーが取り付けられていました。ゲストの皆さんがそれぞれ最初の目的地に向かって急いで行かれる中、人ごみから離れハーバーの水際に近寄って火山とクリスマスデコレーションを背景に少し記念撮影をし、その後は私達も「入園後の最初の目的地」であるアメリカンウォーターフロント方面を目指しました。今回のディズニーシーでは、私達の一番の目的は「今年のクリスマスデコレーションはどんな感じなのか」をこの目で確かめることです。(視察?)魅力的なアトラクションやエンターテイメントに向かうよりも、この時期にしか見ることのできないクリスマスの景色をまず見に行きたかったのです。特にアメリカンウォーターフロントは(皆さんご存じでしょうけれど)昼間の風景も夜景もこの時期はとても美しいですからね~この数年はそのアメリカンウォーターフロントですらデコレーションが控えめで あの大きなクリスマスツリーも無かったけれど、今年のクリスマスの風景はどんなになっているのでしょうか。そんなことをつらつら思いながら緩やかな坂を上りきると、ニューヨークの港へと続くウォーターストリートの入口には2つのクリスマスツリーに「Dazzling Christmas in New York」という今年のキャッチコピー(?)が添えられたフォトロケーションが設置されていました。通りを下っていくと頭上には雪の結晶をあしらったガーランド、高架の柱にはお馴染みポスター風の看板が取り付けられていました。そしてウォーターストリートを下りきると、正面に見えてきたのは大きなツリー。実に4年ぶりのお目見えとなった ホレイショスクウェアに立つクリスマスツリーです。2020年 2021年 2022年 と、この場所にツリーが無いクリスマスを3回過ごしましたけれど、今思えばなんと寂しかったことか…やっと戻ってきてくれて本当に嬉しいです。同じような思いを抱いて朝一番にまずこの場所に駆けつけた方は多かったようで、まだ9:15だというのにクリスマスツリーの周りはたいへんな人だかりで驚いちゃいましたよ。このツリー、今年は夜になると灯りが消えたり点いたり輝いたり…と照明の演出もあるようですので、暗くなってからも楽しみですね。ひとしきりツリーを眺めた後は 混雑するホレイショスクウェアを離れてウォーターフロントパークへ。こちらの公園内の街灯にも濃いブルー基調のバナーが取り付けられていました。その後はブロードウェイへ出て。マクダックスプラザのクリスマスツリーも忘れずに撮影してからメディテレーニアンハーバーへ。水際をピアッツアトポリーノからホテルミラコスタに沿って歩き、朝食兼昼食をとるためにザンビーニブラザーズ・リストランテを目指しました。きょうは9:00からオープンしているというザンビーニ…にたどり着いたのは9:40頃でしたが、注文のためのレジカウンターにはこの時間どこも5~6組ほどが並んでいる状態で、注文から受け取りまでには10分近くを要しました。私達はスペシャルセット(ランチケース付き)やミネストローネスープなどを購入し、今日は暖かかったので二階奥のソアリン側の屋外テラスに行って食事することにしました。(ランチケース購入は本日の二番目の目的だったので、達成できてホッとしましたよ。)ソアリンの建物を眺めることのできるテーブルで食事をしながら 公式のアプリを開いてグッズのお買い物もオンラインで済ませることができました。また、「40周年プライオリティパス」というもの(以前のファストパスとほぼ同じもの)の取得にもチャレンジしてみました。(「タートルトーク」、10時頃で既に18:00台まで時間が進んでいました。)周囲のテーブルにいらした方々も皆同じように スマートフォンを手にしてこのパスを取得したり有料の「DPA」の購入を試みたりしていらしたようでしたが、「…○○のDPAはもう売り切れなのー??」「○○のプライオリティパスは発行終了したみたい!」という驚きの声があちこちから漏れ聞こえてきたりして、私は 今日のディズニーシーはまた随分と混雑しているんだなあ… と地味に実感してしまいましたよ~食事を終えてザンビーニ…を出た後は、午前中に行われるグリーティングの鑑賞場所を探してピアッツアトポリーノ方面に向かいました。本日のハーバー水域では、このあと10:45から40周年のグリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」、続けて11:45から「ディズニー・クリスマス・グリーティング」が行われます。この時すでに時刻は10:30近くなっていたので、ハーバーを正面に見る条件の良い場所は殆ど残っていませんでしたけれど、最前列からは少し下がった石垣沿いの場所を確保することができたので、私達はとりあえず10:45の40周年グリーティングをその場所から眺めました。10分ほどでハーバーグリーティングが終了すると水際最前列の手すり沿いの場所が何ヶ所か空いたので、そこに移動して私達は11:45のクリスマスグリーティングを待つことにしました。(こんな場所です。)「ディズニー・クリスマス・グリーティング」は今年のディズニーシークリスマスで行われる唯一のエンターテイメントプログラムです。内容的には昨年一昨年に行われていたものとさほど変わらないだろうと容易に想像できましたけれど、やはり一度くらいはしっかり観ておきたいものですよね。そして 11:45になって始まったグリーティングは予想通りのシンプルな内容で、クリスマスの定番曲に合わせてキャラクター達を乗せた船がハーバーを隅々まで回る という、のんびり穏やかな そして誰もが安心して楽しむことができるものでした。船に乗っていたのは ミッキー&ミニーとドナルド&デイジー、ダッフィー&シェリーメイのお馴染みのキャラクター達と プレゼントをいっぱい抱えてディズニーシーにやってきたサンタクロース。グリーティングの最後には船の上で7人(?)がぎゅーっと集まって、なんとまあ可愛らしいこと。まるでサンタクロースが私達に「微笑ましさと可愛らしさの詰め合わせ」をプレゼントとして用意してくれたかのようです。見ているだけでなんか幸せな気持ちになりましたよ。メディテレーニアンハーバーでふたつのグリーティングを鑑賞し終わって、時刻はちょうど12:00。それからは あらためてクリスマスのディズニーシーの様子を隈なく眺めて回ることにしました。――パーク一周を始めるにはまず入り口まで戻らないとね!ということでミラコスタ通りに向かうと、この時間通りの入り口側(ディズニーシープラザ側)ではディズニーシー・マリタイムバンドが演奏中だったので、私達は立ち止まってその演奏を楽しむことにしました。(マリタイムバンドの皆さんの帽子にはクリスマスらしく「ひいらぎ」の飾りがついていました。)やっぱり生演奏のパフォーマンスはいいですよね!こういったエンターテイメントが以前のようにパーク内のいたるところで楽しめるようになればいいのに… と マリタイムバンドの奏でるクリスマスメロディーを聴きながら私は切実に思いました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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幸運にもオチェーアノのディナーコースの席を確保できたので、ふたりで午後から舞浜に出かけてきました。記念日でもなんでもないですが、クリスマスシーズンのメニューをオチェーアノのコースルームでいただけるなんて ただそれだけでこの上なく幸せなことです。交通手段に車を選択したので渋滞を警戒し 時間にかなり余裕を持って家を出て、舞浜に到着したのはまだ明るい15:00過ぎ。イクスピアリの駐車場に車をとめ、お約束の時間まではリゾートラインに乗ったり アンバサダーホテルやボンヴォヤージュなどでクリスマスの風景を眺めたりして過ごしました。考えてみたら今日は11月の11日。数字の「1」が並ぶ縁起のよさそうな日にちとあって婚礼が数多く行われていたからなのか、はたまたクリスマスシーズン初の土曜日であるせいなのか、舞浜駅周辺やアンバサダーホテル内の混雑ぶりは凄まじいものがあり ちょっと驚いてしまいましたよ。その後 17:00になる少し前にホテルミラコスタ駐車場に車を移動(なんと建物一階部分に空きがありました)、バンケットエリアのエントランス経由でロビー方向へと向かいました。(こんな時間にミラコスタの玄関あたりを訪れることはあまりないので、その美しさに思わず立ち止まってしまいました。)長い廊下を抜けてロビーに足を踏み入れると、パークへと下りる階段の両脇には今年も足の長い背の高いクリスマスツリーがお目見えしていて、大きな「M」マークの上には楽器を携えた天使たちも無事に降臨していたので、私はとても安心しました。それからはミッキランジェロギフトを覗いたりロビーの片隅でクリスマスのスーベニアメダルを作ったりし、17:00を過ぎた頃オチェーアノの店頭へ行って名前を告げました。お時間まで中でしばらくお待ちください と案内されたウエイティングエリアには、皆さんお馴染み このお店らしい海にまつわるオーナメント満載のクリスマスツリー。シルクロードガーデンの方をちらっと見遣ると、こちらのお店の入口にも例年通り中国風のツリーが飾られていました。長年見慣れているミラコスタのレストランエリアのクリスマス風景を今年も見られて ほんとうに嬉しく思いましたよ。10分ほど待った後、お約束の時間がやって来たのでキャストさんのご案内で私達は奥のコースルーム(ケルプ)へ。オチェーアノのクリスマスディナーコースは現在は二種類が提供されていますが、私達は今夜は仔羊目当てにやってきたといっても過言ではないので 注文はふたりともメインに仔羊のある「シルバーノエル」の方にしました。そして忘れずに、私はグラスワインのセット「ミラコスタカルテット」もお願いしました。(夫は今日も炭酸水です。)以下、簡単にお料理の内容を記録しておきます。(美味しすぎて終始かなり浮かれ気味だったので きょうの記録は本当に簡単です。)一番最初はアミューズブーシュ。小さな可愛いひと口おつまみです。左のはチーズ入りシュー生地に白レバームースとイチジクを詰めたもの。右はぼたん海老と上にはラディッシュと魚卵など。そして冷たい前菜。海の世界を表現したような大変きれいなお皿でした。(わたしの写真だとお皿の色のブルーのグラデーションがうまく伝わらないのがとても残念です。)左のオレンジ色に見えるのが「鰆のレアグリル」。皮は炙って 身の方は45度で低温調理して、上に人参のピュレと毛ガニや根菜やハーブを載せたとのこと。右側はリエットのようにした毛ガニの上にキャヴィア、下に敷かれた春菊のソースは「春菊そのもの!」でした。見た目がほんのりクリスマスカラーですね。次に温かい前菜。帆立貝柱のグリルにクリーミーなリンゴのソース。盛り付けはクリスマスツリーをイメージしているとのことで、上にはオーナメントにたとえたカリフラワーや小さな花形や星形にも見えるお野菜、揚げたタピオカなどが盛られていました。それぞれの食感もとても面白かったです。ほんのり甘いリンゴのソース(ヴルーテ)も帆立貝柱やカリフラワーにとてもよく合いました。お魚は金目鯛のウロコ焼き。下には魚介のスープ。金目鯛は、皮目がパリッパリ 中はふっくら の素晴らしい焼き上がり。魚介のスープは金目鯛やオマール海老のエキスたっぷり、付け合わせはインカのめざめやエシャロット。右手に添えられた黄色いソースはルイユ(にんにく唐辛子野菜ピュレみたいなソース)で、魚介のスープに加えながら最後まで大変美味しくいただくことができました。選べるメインはもちろん仔羊の方に。「プラリネを纏った仔羊肉のローストとカイエット マルベックの香るジュ」。結構がっつり、しっかりした羊肉が登場してきました。仔羊ローストの上にのっている丸いのがカイエットという仔羊肉とハーブで作った腸詰です。ソースは仔羊の出汁と黒葡萄酒にパセリ。「プラリネをまとった」というのは仔羊肉をローストする際にプラリネを塗った ということなのでしょうかね~ 香ばしくて、黒葡萄の野性味とエスニックなスパイスも感じる いかにも「仔羊肉食べてるぞー」といった感じのお料理で、ふたりとも黙ーってしまい ただただ一心に食べてしまいました。あー 美味しかったー ここでちょっと本日のミラコスタカルテットの内容をメモ。 シャンパーニュ:二コラフィアット レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット 白:ジーニ ソアヴェ・クラシコ 白:チャラ シャルドネ・テッラ・ドートランド 赤:オー メドック・ド・ジスクールデザートはフォレノワール、 と ピスタチオアイスにフルーツ。「フォレノワール」はチョコビスケットとホイップクリームとチェリーで作るフランスの定番クリスマス菓子… だそうですが、そんなことよりも私はお皿に描かれたクリスマス風景の方に気をとられて困ってしまいましたよー!これは… 四年ぶりに復活したというディズニーシーのアメリカンウォーターフロント、SSコロンビア号前のホレイショスクウェアのクリスマスツリー ですよね?(まだ実際には見ていないけど。)そして、もうひとつ、最後のお茶菓子プティフールをのせたお皿もテーブルにやってきました。左はチョコレートをのせたクッキー。真ん中のスプーンにはリンゴに見立てたかのようなカシスムースと ゼリーのようなグミのようなお菓子。右は塩味のチーズのシュー。デザートが揃いコーヒーが出て少し経ったところで、本日19:15から行われる「ビリーヴ!」のためにテラスへの扉を開けるというお知らせがあったので、私達は一時席を離れて外へ出ました。夜のディズニーシー パーク。この景色をこの場所から眺めるのはいったい何年ぶりだろうか。私は四か月ほど前の七夕のころの昼間に 実に三年数か月ぶりにこちら側のテラスからディズニーシーを眺めることができて少し感傷的な気分になりましたけれど、ほぼ四年ぶりにこの場所に立つチャンスを得た夫は一体何を思うのでしょうか。聞くこともできないうちに時刻は19:15になり、ショーの始まりの時を迎えました。「ビリーヴ!」は写真を撮影するよりも自分の目でしっかり見るに限りますね~目の前にガラス窓もなく音も良く聞こえる状況で、比較的水辺に近い場所でこのショーを眺めたのは私は今回が初めてになるんじゃないか と思います。ハーバーから少し距離のあるミラコスタの客室からガラス一枚隔てて観ていた時とは違って、今日は大きな機材や装置よりも出演しているキャラクター達やダンサーの皆さんの表情やパフォーマンスの方により目が行き、「生物(なまもの)をみているんだ」という思いを強くしました。また今夜は「ディズニーシーで『ビリーヴ!』がスタートしてからちょうど一周年」という節目の公演だったそうで、ショー開始前にはゲスト同士が灯りを振りあってコミュニケーションをとるような場面もあったようでした。ハーバー水域を囲むゲストの皆さんにとってもキャストの皆さんにとってもきっと特別な夜になったことでしょうね。そして、そんなところに偶然居合わせることができた今夜の私もまた「幸運」としか言いようがなく。いろいろな巡り合わせに感謝しながら日々過ごしていかなければ と素直に思ってしまいましたよ。ありがとうございました。ショー終了後は室内に戻ってデザートの続きをいただき ゆっくりコーヒーをいただいて、私達はテーブルを離れ キャストさん達にお別れの挨拶をしました。私達にとっては特別な場所であるオチェーアノのコースルーム。最近はコース料理の提供が夜のみになったせいもあって年に数回しか訪れることができなくなってしまいましたし、サービスにあたってくださるキャストさん達の顔ぶれもどんどん変わっていきますけれど、どんなに様変わりしても やはり私はいつまでたってもここが好きなのです。ブッフェルームを抜ける時にはカウンター上のデコレーションもカメラに収めることができました。この時間のブッフェルームは不思議なほどに空いていて、土曜の夜とは思えないような落ち着きぶりだったので、可愛いデコレーションをゆっくり見ることも心置きなくできて嬉しかったです。会計を終えてお店を出てからは、ロビーのクリスマスツリーを こっちから あっちから と もう一度よーく眺めたのち、私達は駐車場へと戻りました。車に乗り込み帰りに向かう支度を整えて そろそろ発進しようか と夫がハンドルに手をかけた頃、ドーン… ドーン… という大きな音がどこからか響いてくるのに私達は気づきました。時刻をチェックすると 20:30。…あー 花火だ。私達は慌てて車から降り、駐車場の屋根が切れ空を望める場所まで出て 車が通っても危険な目に遭わないよう車路の端っこに身を寄せて天を仰ぎました。ホテルミラコスタの立体駐車場の上にひろがる 大きな大きな光の花。私の今年のクリスマスシーズン初の花火鑑賞は、こんな場所からとなったのでした。それから数分後 私達の車は首都高速道路に入り、帰路につきました。今年の舞浜のクリスマスシーズンはまだ始まったばかり。楽しい計画はいろいろとありますが、年齢相応の様々な事情も都合もあり、その全てがつつがなく遂行されるかどうかは私自身にも見当もつきません。それでも、一年中で一番好きな季節なのですからね。この時期の空気と同じくらい澄んだ気持ちのまま 過ごしたいものだと今は思っています。おまけ:今日見た舞浜のクリスマスツリーアンバサダーホテル「フェスティバルディズニー」アンバサダーホテル「エンパイアグリル」イクスピアリ セレブレーションプラザ* オチェーアノ の “ディズニー・クリスマス”スペシャルディナー シルバーノエル *・ボタン海老とラディッシュ・鰆のレアグリルと毛蟹 春菊のクーリ キャヴィア添え・帆立貝 カリフラワーとリンゴのヴルーテ・クリスピーに焼き上げた金目鯛 魚介のエッセンスとインカのめざめのコンフィ・プラリネを纏った仔羊肉のローストとカイエット マルベックの香るジュ または 和牛サーロインのグリル 野菜のグランメール風 シェリーヴィネガーソース・フォレ・ノワールとグリオットチェリーのソース ピスタチオアイス・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2023年11月1日~12月14日(16500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 11, 2023
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お休みの午後、ひとりで電車に乗って昼食のためにホテルミラコスタまで出かけてきました。舞浜駅に降り立ったのは13:00前くらいだったでしょうか。JRの改札を出てリゾートゲートウェイステーションへ向かい ホームで待っていると、滑り込んできたのは40周年仕様のリゾートライナーでした。乗り込んでみるとこの時間の車両内はとーっても空いていて、特に私のいた最後部車両は他には誰もゲストがいないような状況でした。あら~ 平日とはいえどうしてこんなにゲストが少ないのかしら??パークのパレードやグリーティングに時間が重なっているタイミングなのかな??(最近のパークのエンターテイメントスケジュールには非常に疎い私です。)この車両に乗るのもずいぶん久しぶり、前に乗ったのいつだっただろうか……と、しばらくボーっとしていましたが、 あ!これは写真を撮るチャンスなんじゃないのー?? と急に何かの「魂」が呼び覚まされたので、私は慌ててカメラを取り出してシャッターを切りました。突然の感染症の登場で、世の中が急変化の時を迎えてからまもなく四年。2020年の初め頃までは こうして平日にひとりでリゾートラインに乗ってディズニーシーのパークやホテルミラコスタでのんびり過ごすことは 私にとっては決して特別ではない「よくあること」で、ごく普通の日常の一部だったのよねえ――見慣れた車窓の風景にカメラを向けたり眺めたりしているうちにふとそんなふうに思い、過ぎてしまった月日の重さに気付いて一瞬身震いしそうにもなりましたが、四年前と同じようにまたこうして好きな場所へひとりで赴ける日々が戻りつつあるんだな と考えると、じんわりと嬉しさが湧いてくるような気がしました。ディズニーシーステーションで降りてからは、いつものようにまずホームのデッキへ出て パーク内を見下ろしました。時を経ても変わらず美しいディズニーシープラザ、そしてホテルミラコスタの建物。目を凝らせば、ミラコスタ通りの入口にはささやかなハロウィーンデコレーション。この先もしばらくパークに入園する予定がないので、私の今年のハロウィーンは予想通り遠くから眺めるだけで終わりそうです。さて。本日のお昼はベッラヴィスタ・ラウンジでいただきます。先月ハロウィーンのメニューをいただくため夫と二人で後方のソファー席を利用しましたが、その後運よく窓に近いテーブルの予約枠に空きを見つけたので これはぜひ伺わなければ! と 今日はひとりでやってきた次第です。(夫は残念ながらお仕事です。)注文したのは、今日は「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」(と、シャンパン「二コラフィアット」のグラス)。お料理は先月来た時に夫が注文したのとほぼ同じなので、記録は簡単にしたいと思います。前菜は「鶏むね肉とカリフラワーのインサラータ パルミジャーノソース」とのご案内。鶏むね肉とカリフラワーやみょうがやグリーンの野菜、きのこなどをハーブオイルと白バルサミコ酢などで和えたサラダにパルミジャーノをたっぷり。手前のはポークリエットと ちょっとオレンジ風味っぽいかぼちゃのピュレ かな??(確認しなかったので違っていたらごめんなさい。)パスタはタコとトマトのラグーソース。具はタコとトマトの他 ズッキーニやナスなど。パスタの種類は日替わりだそうで本日はショートパスタでした。コンキリエッテか?と思いましたが、端が尖ってないし厚みがあってモチモチしていたのでごく小さなニョッキなのでしょうかね。(先月夫がいただいた時はロングパスタでした。)メインはお魚にしました。ハロウィーンのコースのお魚と同じお料理だそうで、本日のお魚は鯛。セモリナ粉をまぶして焼いた鯛と帆立貝柱のグリルにマントヴァ風ソース(ケッパーやハーブを使った酸味のあるオイルソース)。付け合わせのお野菜はブロッコリー二と京赤水菜とのこと。デザートはこのコースとしては定番のティラミスとジェラートの盛り合わせ。今期のジェラートは葡萄、葉っぱのように見えるのは抹茶風味のチュイールだそうです。途中14:50過ぎくらいでしょうか、食事をしながら目の前に広がる火山とハーバーの景色を眺めていたら、視界の右端にあるオチェーアノのテラスにゲストがぱらぱらと出てくるのに気づきました。15:00からメディテレーニアンハーバー水域で行われるグリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」のためにテラスが解放されたタイミングだったようでした。私のいたテーブルからも、なんとなく様子を見ることができましたよ。(遠いけど。)食事を終え、お店を出たのは15:30少し前ごろだったと思います。帰宅ラッシュの混雑が始まる前に東京駅を通過してしまいたかったので(電車の混雑も戻ってきましたからね)、私はそのままホテルを出てリゾートラインに乗りJRに飛び乗り、まっすぐ家に帰りました。たったひとりで約二時間、大好きなプロメテウス火山とメディテレーニアンハーバーを眺めながら過ごすことができた 素敵な午後でした。** ベッラヴィスタ・ラウンジ の 「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」 **・鶏むね肉とカリフラワーのインサラータ パルミジャーノソース・タコとトマトのラグーパスタ・本日の魚のセモリナ焼きと帆立貝 マントヴァ風 または ポークタリアータ 栗 里芋 コラトゥーラとエシャロットのソース・ティラミス 巨峰ジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2023年9月1日~10月31日(5200)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 17, 2023
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