また、いつか

また、いつか

2008.08.05
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昨日、職場にて
状況
日曜日に会社で食事会が開かれていた。
先週、帰り際に再入社の社員の不満を聞いた。
そのせいか、土日出勤が無くなっていた。

いつも通りに出社した。
入り口に水の後がない!
清掃パートのおばさんが出社してないことになる。
中に入って、靴箱におばさんの靴がない。やはり出社してない。
同じ、アルバイトのおじさんの声の変わりに女の声がした。タイムカードを押し、
ロッカーに向かうために階段を登る途中、仕事場を見ると本社の女の子が工場長と話していた。おじさんもいないようだ。
支度を終え、階段下の作業場で女の子と挨拶を交わす。「あっ、昨日の食事会の話を・・・」と思ったが、動けないでいると、入り口の閉まる音が・・・。しょんぼり
仕方なく、作業実績をパソコンに入力を始める。

入力を始めると階段を上がる音。すぐ、降りてくる足音。振り向くと再入社の男が黄色い服に太い黒縁眼鏡をしていた。 「―」
作業服は水色のティシャツなのだが・・・。
作業帽も被らなければいけないのだが・・・。

パソコン入力を続けていると他の社員も階段を上がっては降りていった。眼鏡をかけてない社員は背中が汗でびっしょり。
入力が終わる頃、工場長がいつもどおり、「来てたのか。判らなかった。」と言った。
ここまで、 誰とも口利いてないし、目も合ってない。
工場長がとんでもない事を言い出した。
「まだ、仕事が出来てないんだ。今、原料をどれにするか決まった所だから、これから仕事始めるので、どうしよう。」
「?」社員が階段上がっていたのはいつもなら俺が箱詰めする品物が出来上がったのでそれをエレベーターで上に上げて降ろすために階段を使っているのだが・・・。休憩室が上にあるから、仕事がないので、休憩していたのか。
「じゃあ、これをやってくれ。」と別の仕事を見つけてきた。
パソコンの入力と別の仕事も終わり、 誰にも言わず、黙って
箱詰めする品物が出来上がっていた。
箱詰めの仕度が出来、これから始めようとしている時に黄色い服で、太い黒縁眼鏡の再入社の男が自分の担当の品物の確認をして降りて行った。 「―」
まだ、作業帽を被っていなかった。
箱詰めをしていると、他の社員も担当の品物が出来上がったので上に上がって来て、ちょっと話して作業を続けた。
箱詰めも終わりかけた頃、社員が帰るので、挨拶した。眼鏡をかけていない社員はいつもなら黙って帰るのに・・・。

少し話をして、「再入社の社員に 今日、夏休みを取らせた。 」と言った。
「再入社の社員の不満をしゃべられちゃ困るのだろう。」と思った。「?」「!」「・・・」
「えっ、 今日居ないの 」
「だから、夏休み取らせたって。」
「・・・」
「じゃあ、黄色い服の男は誰?」
「何言ってんの、今日は二人しかいないよ。」
トンチ問答の末、工場長は降りていった。
雨はパソコン入力が終わる頃に降り始め、箱詰めを始めた頃には雷が鳴り始めた。こんな時にはお化けとか出ないと思うが・・・。
そうそう、 彼岸の日曜日にはいつも仕事だが、必ず工場長の携帯電話に女の人から電話が掛かって来る。
「助けて。」と。
この会社に入って三年間、彼岸の日曜日には電話が掛かっていた。 単なる間違い電話だと思っていた。
さすがに 四年目は 昔の仕事仲間も入れて食事した。
何故か、食後に掛かってくる。この時は、 仕事を始めようとした時に。
五年目と今年は日曜日に仕事はしなかった。
だから、再入社の社員の不満をしゃべられちゃ困るから日曜の仕事をしなかったのではなく、彼岸の日曜日だから仕事しなかった。

会社の帰り、黄色い服の男が現れた時、何も思わなかったなと思った。が突然。 「まあ、そんなもんか」 との思いが湧き上がった。今頃思いが出てきた。
やはり、そういうのが見えた時何も考えられないのは押え付けられているからか。





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Last updated  2008.08.05 15:53:15
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